桂剥きの奥義が伝わった?

ハイレベルな桂剥きを三徳包丁でこなしたKaさんは、フルタイムでお仕事をしています。
結婚されたばかりで何かと多忙です。
それでも毎日頑張りました。
最後の投稿はこちらの写真にあるのですが、中川さんとKaさんの言葉のやり取りに、伝える者の真剣さと受け取る側の真剣さが感じられて、ウルッとしてしまいます。
特にKaさんの「右手と左手と包丁と大根が調和したときの、大根の細胞の間を、包丁が通り抜けていくときの、あの感覚」という表現は中川さんの伝えたかったことを指しています。
細胞と細胞の間を庖丁が通る感覚を意識できる桂剥き。
これがむそう塾レベルの桂剥きです。
「桂剥きの奥義」の記事とともに読んでいただけたら嬉しいです。

<中川善博より>
動画も拝見しました。
大根2の剥きの動画が、見てみたら刻みの動画だったというトラップがしかけてありました(笑)
ほんとにもー。
あなたの桂剥きは、ハイレベルです。
のぞみが700系かN700系かくらいの違いで、鉄ちゃん以外の人にはわかりません。
ですから良い悪いはあなたが判断するか、上に載る「お刺身」が判断してくれるでしょう。
なんだかんだ言うておりますが、私はあなたに感謝しております。
私が誰かに伝えておきたかったことの一部を受け取ってもらえたからかもしれません。
ありがとうございました。 
<Kaさんのコメントより>
中川さん
トラップにかけてしまってすいません。
あぁ、、相変わらず。。。
身に余るお言葉を頂いてしまって恐縮です。
底しれぬ中川さんの、何か、
わたしは片鱗でも受け取ることができたのでしょうか。
自分では、中川さんにおんぶにだっこで
ここまで連れてきていただいた感じがしています。
目を見張るようなタイミングでめくるめくご指導を頂いて
たくさん頼らせていただいちゃって、
本当にありがとうございました。
たくさんのことを学ばせて頂きました。
中でも、ものに接する、という感覚がすこし変わったこと、
スピードの世界に触れたことは、わたしの中で大きな革命でした。
右手と左手と包丁と大根が調和したときの、
大根の細胞の間を、包丁が通り抜けていくときの、
あの感覚は、わたしにとって希望の光です。
これからの一生、
さびないように、大切に、続けます。
 


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桂剥きの奥義

むそう塾の第一関門は玄米炊飯です。
「愛クラス」の玄米炊飯でパスポートを取得出来た人だけが進める「幸せコース」では、桂剥き投稿の洗礼が待っています。
1ヵ月間の桂剥き投稿を通じて、料理技術はもちろん、自身の内面と向き合う精神修養的要素もあります。
実はこの桂剥き投稿を楽しみにして、幸せコースに申し込まれている方が毎年おられます。
その桂剥きを指導している中川善博さんは、一般的な三徳包丁でプロのレベルである桂剥きを教えるという無謀とも思えることをするのです。
私は何度も言いました。
薄刃(片刃)包丁で剥いたら楽なんだから、わざわざ難しいことをさせなくてもいいのにと。
でも中川さんは譲りません。
道具がなくても腕で剥く術を教えたかったのでしょう。
むそう塾ではこの三徳包丁でお魚もおろしてしまいます。
逆に言うと三徳包丁1本でこんなに色々なことが出来るんだと感心してしまいます。
中川さんがTwitterで次のようなことを呟いておられました。
—–「見ないで見る」と「押すのだけれど引く」この2つは桂剥きの奥義です。 
板前でも解ってる奴は少ないと思います。
それを理解しているむそう塾生って凄いとおもいます。 
凄いぞ!—–
あなたはこの言葉の言っていることが解りますか?
2つとも高度な内容ですが、やはりこのような表現しかないのだなぁと感じます。
動きを言葉で伝えるのは難しいですね。
ここを感じられるようになって桂剥き投稿を終了できる塾生さんは、本当に良く頑張ったと思います。
これはもう精神力の賜物ですね。
そして時間や体力との闘いだったことでしょう。
何かを達成しようと思ったら、精神力と体力が問われます。
最後は集中力が鍵を握るでしょうか。
そんな人のところに桂剥きの奥義は伝わったようです。
これに満足せず、さらなる進化を期待します!
桂剥きの奥義が伝わった?>(Kaさんの例)


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むそう塾生の皆さんへ

<愛クラスを受講されてからお引っ越しをされた方へ>
愛クラスを受講されてからお住まいが変わった方は、マクロ美風までご連絡下さい。
特にeコントロールを買われてからご住所が変わった人は、必ずご連絡下さい。
(すでにご連絡をいただいた方は除きます。)
連絡先:マクロ美風のパソコンメールアドレスまで。

 

 


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不妊と食事内容

不妊についてのご相談がありました。
多くの人に共通する問題なので、記事にして一緒に考えたいと思います。 
<Nさんのメールより>
2006年に結婚して、2008年?2010年まで不妊治療をして2010年7月に流産手術をしました。
その後、治療は止めて漢方を飲んだりしてました。
玄米食にしてから1年半、徹底してやり始めたのが昨年10月くらいからです。
もともと生理不順で排卵をしずらく、高温期が続かないので不妊治療をしてましたが、11月から生理が止まり、1月に1度来て、また止まり、先週やっと2度目の生理が着ましたが、おりものに少し血が混じったような状態の超少量な出血が9日間続きました。
体重も激減して、現在47kgです。
(身長165cm)3食きちんと食べ、おやつに玄米おにぎりまで食べているのに、人生で一番軽く、友人や家族に心配されます。。
食べ物に関しては、1つの好きなものを大量に食べてしまう食べ癖があり、粉物が止められず、パンを沢山食べてしまいます。
卵巣が冷えてると言われたり、子宮に脂が溜まってると言われたので、現在はヒバ湯や黒豆茶、椎茸切干汁を飲んだりしてます。
あと夫に合わせて塩分過多だったかなと思い、最近は味噌汁も自分のは薄めて飲んだりしてます。
子供が欲しいのにちゃんとした生理が無いのが本当に悲しくてストレスです。
何か食事が偏ってるのでしょうか。
教えて頂けると嬉しいです。
<マクロ美風より>
あらかじめお断りしておきますが、これだけの内容では体に関する重要な判断はいたしかねます。
実際にお目にかからないとね。
詳しくはメールでお返事をさせていただきますが、マクロビオティックからの全体的な考え方として、Nさんの問題点をみてみましょう。
3食をきちんと食べて、おやつにおにぎりを食べ、さらにパンを沢山食べてしまうそうですが、これじゃ食べ過ぎではありませんか?
しかも炭水化物ばかりですね。
マクロビオティックを徹底して始めたのが昨年の10月と書いておられますので、おそらく甘い物を避けていらっしゃるのでしょう。
そうすると甘い物を我慢するストレスがパンを食べることに走っていると考えられます。
パンと甘い物の間には相関関係があるのです。
甘い物は主食とおかずの食べ方の反動であり、精神的なストレスの反動でもあります。
卵巣や子宮の状態を指摘されて、それに対処したお手当てをされているようですが、私から見て何だか多くのことをし過ぎているように思います。
人間の体はもっとシンプルなことで元気になるのですがね?。
一番肝心な食事のことが気になります。
玄米ご飯はどのように炊かれているのでしょうか?
その玄米ご飯はちゃんと吸収されているのでしょうか?
お通じの状態はいかがでしょうか?
お小水の回数はどうでしょうか?
睡眠時間はどのくらいでしょうか?
一日に水分はどのくらい取られるのでしょうか?
お食事の前後でお茶やお水は飲まれるのでしょうか?
そもそも、今のお食事は美味しく召し上がっておられるのでしょうか?
お味噌汁を薄めて飲まれているようですが、それで美味しいですか?
お出汁は何を使われていますか?
お味噌はどんな種類ですか?
おかずはどのような物を召し上がっておられますか?
などなど、これらの内容をきちんとNさんの体調に合わせたものに変えていくことが大事です。
その中でも一番大事なのは、やはり玄米ご飯の炊き上がりです。
主食というぐらいですから、体の中心になるものをしっかり体調に合わせなければ効果がなかなか出ません。
もう一度お食事の内容を見直してみましょう。
 


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靴磨き

先日京都から帰宅したら、息子が靴磨きをしていた。
玄関を入ると夫の靴が何足も出ていて、まったくも?と思ったけれど、息子は自分の靴は自分で綺麗に整える性格だ。
高校生の時には私が磨いてあげたけど、今は自分で磨くようになった。
たったこれだけのことでも母親は嬉しい。
きっと父親はもっと大きなところで喜びを見つけたいのだろうけど、私はこんな小さな進歩でも嬉しい。
父親にはない母親の優しさ。
それはきめ細かな視点のように思う。
きのう出来なかったことがきょうは出来る。
その積み重ねが育児だから、息子は今も育ちつつあることになる。
そしてそれは、一生続くのである。
出来ることの中身が変わるだけである。
きのう出来ないことが明日は出来るかもしれない。
きょうはそのためにある。
きょうをどんな一日にするか。
それはとても貴重な時間だ。
その積み重ねが人生だから、「今」を大事にしたい。


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