この時期の風邪


スギ花粉のピークも過ぎてやれやれと思ったのに、あれ?

何だかおかしいぞ?
まわりに風邪ひきさんはいませんか?
そんな人を軟弱な?なんて馬鹿にしないでくださいね。
春は肝臓が活発に働く季節です。
冬の間に溜め込んだあれこれ(いっぱい溜め込んだ人もいるでしょう 笑) を身体の外に出す時期です。
ちょうど草木の芽吹きと同じように、身体の中から外へ外へと出てきます。
お肌が荒れたり、精神的に不安定になったり、風邪の症状が出たり、眠気が増したり、みんな身体がゆるんで来ます。
それは、暑くなる季節に合わせて身体を切り替えようとしているからなんですね。
つまり身体の中を大掃除して、整理整頓し直している感じです。
ですから、春と秋のような季節の変わり目には風邪をひいても心配はいりません。
そもそも風邪は身体のバランスを取るための調整役ですから、ありがたいものなんです。
この時期には肝臓が丈夫な人なら自力で大掃除をしますが、ちょっと肝臓がお疲れの人は、自力で出しきれなかった残りを助けを借りながら大掃除をします。
それがこの時期の風邪であったりします。
こんなお味噌汁を飲んでお手伝いをするのもよし、写真のようなほろ苦いお料理を食べるのもよし、はたまた酸っぱいお林檎や柑橘系を食べるのもよしですね。
ただし大事なことは食べ物で摂ることです。
飲み物で摂ると効果が微妙に変わって来ますのでご注意を。
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

湯気の向こうに滋養が


純粋にベジ仕様のお味噌汁ばかり飲んでいた人には、このお味噌汁は染み渡る美味しさを感じることでしょう。
マクロビオティックだから動物性を避けるというのではなく、体調によってはこのていどのお味噌汁を飲んで欲しい人がいます。
春霞のようにかすむ向こう側には、滋養豊かな世界があります。
あなたはどうしますか?


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 1件のコメント

2年間お疲れさまでした


上級幸せコースの最後の授業のうちAクラスが終了しました。
狭いところで不自由な思いをさせてごめんなさい。
並んで皆さんがお鍋をのぞく後ろ姿に、最初の幸せコースの頃を思い出しました。
まだ海のものとも山のものとも判らないむそう塾に飛び込んできて下さってありがとうございました。 
今はただ感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん、お幸せに!
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

ネット上の発信あれこれ

面白いなぁと思います。
こうしてブログの記事を更新しても、Twitterに感想が寄せられるんですよね(笑)
アクセス数は落ちていない(むしろ増えている)のに、コメントは残らないのです。
ま、記事の内容がお粗末なら当然ですが。
一方TwitterやFacebookのいいねボタンは気軽にクリックできるので、簡単な方へ簡単な方へ人間は流れるような気がします。 
これは陰性な方向ですね。
ブログの形式にもよりますが、ブログにコメントを残すにはTwitterで呟くより面倒くさいです。
私だってブログのコメントの形式は古くなったなと思います。
その点Facebook の方が楽なので、ブログからFacebookに移行した知人がいます。
発信のメインをTwitterからFacebookに移行した知人もいます。 
私はFacebookの良さを知らないからこんな呑気なことを言ってるのかしら?
でも、何となくですが、ネット上にあんなに個人情報をさらけ出すことが 、どうしても不自然に思えてしまうのです。
そもそもFacebookが始まった経緯と、今の使われ方がずれているのが気になるところです。
でも何でもそんな面はあるのだから、ブツブツ言わずにもっと積極的に利用すれば良いだけなのでしょうが。
面白いのはネット上では多くの人が気が短くなることです。つまり、待てないんですね。
今では光回線になって画像も凄いスピードで送れるようになって、ページがサラサラ開けるのが当たり前になりましたけど、それでも長い文章は嫌われます。
その中でも内容のある文章は読まれます。読者は正直です。
結局情報を求めたり人とつながるときには陰性な方法が好まれるけれど、その人の心に響くものは陽性な内容が残るということですね。
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

想いは沖縄へ

けさ夫と話をしていて、沖縄のマクロビオティックの話題になった。
「マクロビ井戸端会議@沖縄」を開催したのは2007年。
そのときの参加者である女性から自宅にお電話があったのが昨年。
ちょうど私は京都に行って不在だったので、夫が電話を受けた。
私が帰宅後お電話をすると、少し体調が思わしくないとのこと。
症状を話し始めるそばから陽性の弊害だなぁとすぐ判った。
沖縄は日本で一番早く欧米化の食事が進んだため、健康にも黄色信号がついている。
そんな中で陽性傾向の強いマクロビオティックをしてしまうと、かなりつらい症状を抱えることになる。
沖縄には沖縄の「身土不二のマクロビオティック」をしないと、本物の健康から遠ざかってしまう。
マクロビオティックは画一的ではいけないし、全国共通でもいけない。
たとえば北海道のマクロビオティックと沖縄のマクロビオティックは違っていい。
さらに、アメリカのマクロビオティックと日本のマクロビオティックが違うのも当然だ。
もっというなら、男のマクロビオティックと女のマクロビオティックは違って当たり前だ。
大人と子供でも違う。
病人と健常者でも違う。
それらに共通していることはあっても、それらは同じではないから、マクロビオティックもまた調節が必要だ。
そこをはっきりと理解出来ていなければ、マクロビオティックは間違った方向に進んでしまう。 すでにそんな人がとても多くなっている。
沖縄からむそう塾まで通ってくれたMさんはお元気にしているだろうか?
難病を克服して元気になって幸せコースを修了された。
最後に美味しい青パパイヤの糠漬けをご馳走してくださった。
実に美味しかった!
嬉しかった。
冒頭のお電話の女性もお元気だろうか?
今は85歳くらいにおなりだと思うけれど、勢いのある話し方だった。
きょうは何故か心が沖縄に向く。

 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする