不妊相談のその後

先日「不妊と食事内容」という記事を書きました。
その後相談者のNさんからメールがあり、まわりにも同様の悩みを抱えている人がいるので参考にしてほしいと、経緯を詳しく書いてくださいました。
まずお母さんのお腹の中にいる時から、お母さんのお食事がひどすぎます。
まだNさんにはお目にかかっておりませんが、これだけでも恐らくNさんは陽性体質を基本に持ちながらも、強烈な陰性食品でグチャグチャになっていると思われます。
マクロビオティックの有名な先生3名からごアドバイスを受ける機会があったため、それらを実践されたのですが、面白いことに陰陽反対のアドバイスも出ております。
その中で一番当たっているのが、最後のI先生の判断です。
引用してみましょう。
>お腹が空くということは陽性になっている証拠。
>塩分を控えるように。
>玄米も控えた方がいいかも?

>ホルモンバランスを整えるのは性交渉が一番と言われる。
素晴らしいお見立てですね。
さすがI先生だと思います。
おそらく立ち話程度のアドバイスだと思いますが、これが最も核心をついております。
I先生はNさんを陽性寄りと判断されたのでしょう。
その上で玄米ご飯も控えた方が良いと判断されたのでしょうが、私は玄米ご飯の炊き方をI先生の考える炊き方より陰性寄りに炊きあげれば問題ないと思います。
そしてI先生らしいなぁと思うのが、最後に性交渉の効果を説かれているところです。
マクロビオティックの指導では、とかく食べ物ばかりで解決しようとする先生もおられますが、それはある意味で小手先のこと。
人間が体調不良になるのは食べ物だけが原因ではなく、もっと多くの問題が山積みになっています。
その原因を陰陽で考えて調節していくのがマクロビオティックであり、そのスタートが食事内容の見直しです。
子宮や卵巣という次世代を作る場所の不都合は、男女間の不都合でもあるのです。
さらに言えば親子間の不都合も含まれます。
それからホットヨガをずっと続けておられるそうですが、ヨガは合う人と合わない人がいます。
今は流行のようにヨガをされている人が多くなっていますが、合わなかった場合の不都合も多く耳にしています。
現に私の友人もたった1回のヨガ体験で体調が狂い、長い間体調不良で苦しみました。
今はすっかり元気ですが。
どのようなことでも個人差があって、合う合わないがあることと併せて知ってほしいのが、「最初は合っても後で合わなくなる」ことがあるということです。
お食事についてもこれは最も重要な点です。
最初は良いことでも長く続けるうちに悪い方に作用してしまうものがあるのです。
ここがマクロビオティックの一番大事なところですから、間違わないようにしてくださいね。
合わなくなったらそれをサッと止める。
この見極めが大切です。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

ご冥福をお祈り致します

寺田本家さんの寺田啓佐氏が亡くなられた。
マクロビオティックをされている人にはお馴染みの「五人娘」の寺田本家さんである。
私が「五人娘」を知ったのはリマ・クッキングスクールの先生が教えてくれたから。
「香取」も美味しいお酒だ。

その後編集者の吉度日央里さんが、寺田さんとの出会いに感動されて本を作ってくれた。
「発酵道」
映画「降りてゆく生き方」 のモデルになった人でもある。
寺田さんのインタビュー記事が、生き方としても参考になる。
記事はこちらから。
 
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする

桂剥きの奥義が伝わった?

ハイレベルな桂剥きを三徳包丁でこなしたKaさんは、フルタイムでお仕事をしています。
結婚されたばかりで何かと多忙です。
それでも毎日頑張りました。
最後の投稿はこちらの写真にあるのですが、中川さんとKaさんの言葉のやり取りに、伝える者の真剣さと受け取る側の真剣さが感じられて、ウルッとしてしまいます。
特にKaさんの「右手と左手と包丁と大根が調和したときの、大根の細胞の間を、包丁が通り抜けていくときの、あの感覚」という表現は中川さんの伝えたかったことを指しています。
細胞と細胞の間を庖丁が通る感覚を意識できる桂剥き。
これがむそう塾レベルの桂剥きです。
「桂剥きの奥義」の記事とともに読んでいただけたら嬉しいです。

<中川善博より>
動画も拝見しました。
大根2の剥きの動画が、見てみたら刻みの動画だったというトラップがしかけてありました(笑)
ほんとにもー。
あなたの桂剥きは、ハイレベルです。
のぞみが700系かN700系かくらいの違いで、鉄ちゃん以外の人にはわかりません。
ですから良い悪いはあなたが判断するか、上に載る「お刺身」が判断してくれるでしょう。
なんだかんだ言うておりますが、私はあなたに感謝しております。
私が誰かに伝えておきたかったことの一部を受け取ってもらえたからかもしれません。
ありがとうございました。 
<Kaさんのコメントより>
中川さん
トラップにかけてしまってすいません。
あぁ、、相変わらず。。。
身に余るお言葉を頂いてしまって恐縮です。
底しれぬ中川さんの、何か、
わたしは片鱗でも受け取ることができたのでしょうか。
自分では、中川さんにおんぶにだっこで
ここまで連れてきていただいた感じがしています。
目を見張るようなタイミングでめくるめくご指導を頂いて
たくさん頼らせていただいちゃって、
本当にありがとうございました。
たくさんのことを学ばせて頂きました。
中でも、ものに接する、という感覚がすこし変わったこと、
スピードの世界に触れたことは、わたしの中で大きな革命でした。
右手と左手と包丁と大根が調和したときの、
大根の細胞の間を、包丁が通り抜けていくときの、
あの感覚は、わたしにとって希望の光です。
これからの一生、
さびないように、大切に、続けます。
 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 5件のコメント

桂剥きの奥義

むそう塾の第一関門は玄米炊飯です。
「愛クラス」の玄米炊飯でパスポートを取得出来た人だけが進める「幸せコース」では、桂剥き投稿の洗礼が待っています。
1ヵ月間の桂剥き投稿を通じて、料理技術はもちろん、自身の内面と向き合う精神修養的要素もあります。
実はこの桂剥き投稿を楽しみにして、幸せコースに申し込まれている方が毎年おられます。
その桂剥きを指導している中川善博さんは、一般的な三徳包丁でプロのレベルである桂剥きを教えるという無謀とも思えることをするのです。
私は何度も言いました。
薄刃(片刃)包丁で剥いたら楽なんだから、わざわざ難しいことをさせなくてもいいのにと。
でも中川さんは譲りません。
道具がなくても腕で剥く術を教えたかったのでしょう。
むそう塾ではこの三徳包丁でお魚もおろしてしまいます。
逆に言うと三徳包丁1本でこんなに色々なことが出来るんだと感心してしまいます。
中川さんがTwitterで次のようなことを呟いておられました。
—–「見ないで見る」と「押すのだけれど引く」この2つは桂剥きの奥義です。 
板前でも解ってる奴は少ないと思います。
それを理解しているむそう塾生って凄いとおもいます。 
凄いぞ!—–
あなたはこの言葉の言っていることが解りますか?
2つとも高度な内容ですが、やはりこのような表現しかないのだなぁと感じます。
動きを言葉で伝えるのは難しいですね。
ここを感じられるようになって桂剥き投稿を終了できる塾生さんは、本当に良く頑張ったと思います。
これはもう精神力の賜物ですね。
そして時間や体力との闘いだったことでしょう。
何かを達成しようと思ったら、精神力と体力が問われます。
最後は集中力が鍵を握るでしょうか。
そんな人のところに桂剥きの奥義は伝わったようです。
これに満足せず、さらなる進化を期待します!
桂剥きの奥義が伝わった?>(Kaさんの例)


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 1件のコメント

むそう塾生の皆さんへ

<愛クラスを受講されてからお引っ越しをされた方へ>
愛クラスを受講されてからお住まいが変わった方は、マクロ美風までご連絡下さい。
特にeコントロールを買われてからご住所が変わった人は、必ずご連絡下さい。
(すでにご連絡をいただいた方は除きます。)
連絡先:マクロ美風のパソコンメールアドレスまで。

 

 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 1件のコメント