食事の量・質・氣

お食事の量って案外気持ち任せになっているものです。
本来それで良いのですが、体調や気分がイマイチの時には、お食事の量を減らすか回数を減らすかして、一日に食べる量を減らすのがお勧めです。
精神的にイマイチだと、食べることでそれを帳消しにしたい気持ちが働いたり、食べながら癒される人が多いのです。
特に甘いものは癒しの効果があるのですが、それは一時的なものでほどなく反動が出てきます。 
調子が悪かったら食べない。
これが大原則です。

朝から食欲モリモリの人には胃腸の丈夫な人が多いですね。
でも、どんな人でもお食事はお腹がすいてからが鉄則です。
お腹がすかないのに食べ物を体に送り込むのは、体に負担を強いることになります。
パワーのある人はお食事の時間も量も空腹云々も関係なしに乗り越えられますが、そのような人でも油断は禁物です。
そんなに食べなくても人間は生きていけるし、食べる量が少ないと精神的な冴えが増してきます。 
よく修行僧が断食をするのは、そんな精神的な面に重きを置くからなんですね。
ところで、アトピーの人には胃腸の弱い人が多いので、お食事の量や回数を減らすとグッとアトピーが良くなることがあります。
免疫力が高まってくるからなんですね。
ただし、お食事の回数や量を減らすときにはお食事の「質」に注意しなければなりません。
「よい質」を「少なく」。
氣の通った良い質のものを感謝しながらいただくことによって、おのずと量が減ってきます。
沢山食べなければ満たされないのは、そのお料理に氣がないからです。
どうですか?
氣のないもので食卓が埋められていませんか?
それを変えるだけでも体調は変化してきますよ。
「氣」って大切です。
健康の源ですね。
マクロビオティック料理はそんなところを解き明かして健康に導き、判断力を高めようとするものです。
ですから、マクロビオティックでは少食をすすめ、質や氣を大切にするのです。
良い氣が満ちてくると、心地良くて安心感が漂い、幸せを感じるようになります。
満たされた想いは人を柔和にさせ、穏やかな表情に変わります。
そのようなところには氣の良い人や物が集まります。
こうしてさらにその人は幸せになって行きます。
あなたの召し上がるお食事の量が、こんなふうに巡り巡って行くのかと思うと、ちょっと嬉しくなりませんか?
私は体験者としてこの喜びを感じつつ毎日を楽しく元気に生きています。
マクロビオティックに感謝です。

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コメント

  1. こまき より:

    美風さん、こんばんは。
    確かに食事の量は気持ち任せですね。今までは体調がすぐれない時ほど、しっかり食べなくてはと思ってました。エネルギーをつけなきゃもありますが、周りを心配させたくないという気持ちがありました。まさにパワーで乗り切ってました(笑)

    食事は栄養だけではありませんね。氣も質も量も全てが関わってくる。気づけたことに感謝し、どんどん体験していきたいです。体が喜びを感じると楽しくなりますね。マクロビオティックを感じながら、料理を学べるって本当に素晴らしいですね。ありがとうございます。これからも宜しくお願いいたします。

  2. マクロ美風 より:

    こまきさん、おはようございます。

    体調が悪い時、多くの人は食べることによって元気にならなくてはと思うのですが、そんな時の体はむしろ休みたいのですよね。
    休むというのは実は内蔵を休ませることでもあるのです。
    ですから、ご飯が美味しく食べられる時は、健康な証拠でもあるわけです。
    食べ物に異常に神経質になることはありませんが、ポイントは押さえておいた方が良いと思います。

    栄養だけではない観点でのお料理、そして健康や幸せ。
    そんなことを全部ひっくるめて新しい視点で人生を構築し直してみましょう。
    楽しいですよ~♪

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