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睡眠時無呼吸症候群の改善 舌根を上げる CPAPをやめた人 

今朝、塾生さんがご主人のイビキがうるさくて起きてしまったポスト(ツイート)をしていました。
寝不足でつらいだろうなぁと思ったのですが、その後、何人もが「うちも」「うちも」と続きます。
こんなにご主人のイビキでお悩みのご家庭が多かったことに、正直ビックリしました。

かくいう私も、結婚して初めて夫のイビキにビックリした過去があります。
友人に電話で、「この結婚失敗かもしれない。イビキがうるさくて寝れないの。」とこぼしたのでした。
それから6年ほどは同じ部屋で一家3人が寝ていましたが、一戸建てからマンションに引っ越したのを機会に、夫婦別室にしました。
すると、本当にぐっすり眠れて、それまでの眠りが浅かったのだと体で分かりました。

夫はリビングの隣の部屋で眠っているのですが、私が遅くまでリビングでパソコンをしていると、夫のイビキが時々止まるのを確認でき、もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かもしれないと、漠然と思っていました。
そんなある日、夫はゴルフの帰りに交通事故を起こしました。
事故の原因は、睡眠時無呼吸症候群でした。

夫の居眠り運転事故と感謝の想い 2019.4.10
夫の交通事故は睡眠時無呼吸症候群と関係していたことが判明 2019.10.4

 
 

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【CPAP】
睡眠時無呼吸症候群の人の対処療法に、「CPAP」(シーパップ)というのがあります。
夫も2019年の夏過ぎから装着しています。
真面目な人ですから、泊りがけのゴルフに行くときもCPAPをちゃんと持って行きます。
でも、4年を過ぎた頃から効果が薄くなってきたようです。

先日、私が知り合いのお医者さんにそのことを話したら、そのお医者さんもCPAPを使っていたようですが、効果がなくなってきたので止めたとのこと。
それで、鼻うがいとあいうべ体操などで治したと話されていました。
夫にもそのことを教えて、目下鼻うがいなどを続行中です。

私がお世話になっている歯科医師も、舌の位置をうるさく指導してくれます。
ベロがいつもどこにあるか?
これによって鼻呼吸ができるかどうか大事なことなので、いつも気をつけるように言われます。

次の動画にあるように、舌位を上げることができれば睡眠時無呼吸症候群は改善に向かうわけですから、こういう体操も試してみる価値はあると思います。
また、無呼吸のときには血圧が上がって、呼吸再開と同時に下がるということを繰り返しますので、血圧も乱高下します。(夜間高血圧)
色々と厄介なことが増えますね。
なお、下の動画は歯科医師の佐藤青児先生がお話されています。

 
 

 
 
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夫婦の住まいも離れ離れ、血圧も離れ離れ(笑)

11日に埼玉に帰宅して、あれこれ忙しい。
きょうは息子のベッドが到着する予定。
いつもは朝までトイレにも行かない私なのだが、きょうは3時にパチッと目が覚めたので、そのまま起きることにした。

きのうの朝のこと。
ふと見ると夫が血圧を計っていた。
血圧が高いので、毎日計測しているらしい。
ふと、私も計ってみたくなり、腕に巻いてもらった。

夫に話しかけようとすると、「話しちゃダメ、影響するから」と言われた。
キュウ〜ッと締まる感触が懐かしい。
ちょっと間があって、シュポッと緩んだ。

「どれどれ?」と夫が覗き込む。
「えー? なんでそんなに低いの? いいなあ 不思議だなあ」と夫。
体をねじりながら不思議がる(笑)

2回ずつ計測するらしくて、もう一度。
同じように低い私。

iPhoneにデータが残るので、その画面をもらった。
上から2つが私の血圧。
3つ目から下が夫の血圧。
180、190、170台と続く。

 
 

 
 

でも、「薬は飲まないでね」と夫に言ってあるので、夫ものどかなものだ。
この記事のことも教えて、ホントに血圧っていい加減だよね〜と話し合う。
しかし、体は正直なので、気にはしておいた方がいい。

こちらの記事もご参考に。
「高血圧」が気になる高齢者に教えたい意外な真実  若者も高齢者も「140㎜/Hg以上」基準の疑問 2024.3.7

 
 
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「高血圧」の判定基準が2024年4月改訂へ! 「収縮期160/拡張期100」

血圧の判定基準が2024年4月から変わるそうですよ。
私からすると良い方向への変化です。

 
 

「高血圧」の判定基準が2024年4月改訂へ! 「副作用もある降圧剤を飲むべきか否か」問題に迫る【大櫛陽一】 2024.3.11

「収縮期140/拡張期90」から「収縮期160/拡張期100」へ。

となると、今まで飲んでいた薬がいらなくなる人も出てくることでしょう。
もちろん、本当はいらなかったのです(笑)
日本はアホな指導をしていただけです。
やっとこれで、むそう塾が塾生さんのご家族に話していたことも信じてもらえるかなぁ。

 
 

長生きしたければ高血圧のウソに気づきなさい 増補新版 血圧の常識がくつがえる68のQ&A

 
 
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医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40回?

医者も驚く93歳、血管年齢は20歳 若さの秘密は夫の転勤40回? (医療サイト 朝日新聞アピタル 有料記事 2024.1.28)

先日この記事を読んで、ビックリしました。
どうみてもお写真からは93歳に見えなかったからです。
(お写真を無断で使用できないのが残念)

岩手県陸前高田市にお住まいの女性(Sさん 93歳)が、健康診断を受けたら、血管年齢は20歳、基礎代謝などで判断する体内年齢は36歳という結果が出たそうです。

 
 

少しだけ抜粋させていただきます。
これといって体力作りはしていないという。食事は和食中心で、変わった食材を食べるわけでもないし、サプリメントも飲まない。なのに、肌つやは70歳以下に見えた。
頭脳も93歳だと感じさせない。話の受け答えが速く、記憶も確かだ。

こんな記述もあります。
夫が金融関係に勤めていたから、3人の子どもを育てながら東北各地を約40回転勤したという。そのたびに「1週間で荷物を整理して段ボールに詰め、必ずきれいに掃除をした」。それによって判断力や記憶力などを鍛え続けたのかもしれないと思った。
転勤先の環境に順応する力もついた。「率先して家の前のどぶさらいをした」「笑顔であいさつをした」。だから、夫を亡くし、震災で家を失い、避難所や仮設住宅から災害公営住宅へと状況が変化しても「何も苦労はなかった」。

また、88歳で洋裁に興味を持ってミシンを購入し、お洋服をリメイクして、気に入った人にプレゼントをしているそうです。
国内外の90歳前後の高齢者600人以上にヒアリングをしている古川柳蔵・東京都市大教授(環境学)は、「元気な方々に共通するのはポジティブさと感謝の気持ち。そして、見返りを求めない行動。それによってストレスをためないことが、若さを保っている理由ではないか」と話されているそうです。

 
 

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Sさんのご主人さまは金融関係にお勤めだったとのことなので、銀行員だったのでしょうかね。
今93歳なら、ご主人さまは昔の銀行のハードな時代に働かれていたでしょうから、Sさんはそれこそワンオペで子育てをされていたことでしょう。
なにしろ、昔の銀行はサービス残業が当たり前の時代でしたから。

昔ある会社で経理をしていた私は、12月31日の夜に通用門からお金を預けに行ったことがありました。
その時多くの行員が働いていてビックリしたものです。
(除夜の鐘前には帰宅できないのが常識でした)

私が結婚した夫は元銀行員でしたので、やはりそういう経験をしていたそうです。
そして、「銀行員も大変だけど、奥さんも大変なんだ」と話していて、やはり帰宅時間の遅さや転勤の多さもあげていました。

余談ですが、夫はそんな現実を知っていたので、知人の銀行員が栄転されたときには、奥さま宛にお花を届けていました。

 
 

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私は、転勤の多さがSさんの若さの秘訣というより、やはり古川教授のことばに納得します。
ポジティブさ
感謝の気持ち
見返りを求めない行動
ストレスをためない

言葉で理解するだけでなく、これを実行することが大事なので、これからもずっと意識して過ごそうと改めて思ったことでした。

 
 

(京都の空 2024.1.30)

 
 
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「便秘の8割はおしりで事件が起きている!」 佐々木みのり著

尾籠な話で恐縮ですが、スーッと一気にお通じがあると、気持ちがいいですよねぇ。
しかもある程度の量があると、なおさら快感が増します。
そうなんです。理想的な排便には一種の快感が伴います。

そんなお通じを得られない人は、まず便意に素直に応じていない事が考えられます。
わかりやすく言えば、ウンチを我慢することがあるということですね。
我慢なんて誰だってしていると言われそうですが、我慢が日常的になると問題です。

だいぶ前に塾生さんから、お子さんの便秘のことでご相談を受けました。
ウンチが出なくて痛がって泣いているのです。
原因となりそうなことをお尋ねすると、お母さんがお子さんの現実をよく把握されていませんでした。
そこで、応急の対応と、日々気をつけてほしいことをお伝えして、無事に問題は解決しました。

しかし、これからも日々気をつけておかないと、また再発する可能性があります。
便秘問題に一番大事なことは、ウンチは我慢しないことなのですが、外ではすぐトイレに行けないことが多いでしょう。
特に学生の場合は深刻です。
ですから、朝のうちに排便を済ませてから外出できると安心ですね。

こんな記事があります。
便秘疑われる小学生は4人に1人 NPO調査「大人が気付いて」 2023.12.28

 
 

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大腸は1.5〜2mほどありますが、便から水分が奪われるのは直腸が近くなってからです。
それでもすぐ排便できればカチカチ便ではないのですが、そこに留まっているうちに水分が吸い取られてコロコロ便になってしまいます。
理屈では、こうならないうちに排便してしまえばよいのです。

肛門科医の佐々木みのり先生の本に、こういうページがあります。
あなたのお子さんはいかがですか?

 
 

 
 

子育て中の人には、ぜひお子さんの排便をチェックしてほしいです。
本当の健康体に育てあげるためには、食べ物だけに気をつけるのではなく、「出す」方向にも気を配ってほしいのです。

以前ご相談を受けたお母さんは、子どもが一人でトイレに行けるようになってからは、子どもの排便なんて気にしていなかったと言うことでした。
いえいえ、親御さんも勉強しましょう。
きっと親御さんも排便では問題が大アリだと思いますので。

 
 

便秘の8割はおしりで事件が起きている! 佐々木みのり著

 
 
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