病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ

「病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ」という記事がありました。
納得のできることが多いのでリンクします。

「病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ」

この中で印象的だったのは、『救急車が呼ばれなくなった。どういうことか。さっきのお婆ちゃん、救急車呼ばないんです。なぜか。だって、もう、命の終わりを受け入れてるんですね。救急車っていうのは、この命を助けてくれ、っていう叫びのもとに呼ばれるものです。あのお婆ちゃんは、助けてくれって思ってないんです。最後まで自分の家で生活したいって思ってるんです。
だから呼ぶのは訪問看護師、在宅医。もちろん、発熱とか一時的なことで、これは良くなるよってことであれば家で点滴したりして治療します。でもそうでない時は、残念ながらお看取りすると。そういう世界です。』というくだりです。

これが自然なんだと思います。
95歳で亡くなった私の両親もそうしていました。
二人とも癌でしたが、癌と一緒に暮らしていたんですね。
まるで病気は顔のシワの一つであるかのように受け入れていました。
『なぁに、歳とったら思うように動かないところが一つや二つ誰でもあるもんさ』と笑顔で言いながら。

だからなるべくそうなれるように、若いうちに不都合なところを作らないような生活を心がけたいですね。
そのためには毎日のお食事や暮らし方、交友関係を納得のいくものにする必要があると思います。
権威ある人が言った情報だからと鵜呑みにするのではなく、自分の心で判断して「何となく落ち着かないものは排除する」選択が必要だと思います。

人間の勘って案外正しいことが多いので、ネットの情報や本の情報に躍らされるのではなく、自分の目で確かめるために足を運ぶのも大切なことです。
私は今までそうしながら「体験したこと」を判断の拠り所にして来ました。
その結果が「むそう塾」であり、人間丸ごとの世界です。
それは夕張の例とも重なります。
医療に助けられることも勿論ありますが、医療に頼りきらない生き方が必要です。

そのためには、救急の状態なのか、慢性の状態なのかの区別ぐらいはつけましょう。
そして「人間はいつも完全なものではなく、どこかが壊れながらどこかが再生されている」という認識も持ちましょう。
それってまさに陰陽なんです。
マクロビオティックを良く言わない人もいますが、私はゴチャゴチャになった考え方を整理して解りやすくするために陰陽の考え方は良いと思っています。
二つの視点から物事を考え直してみると、論点がはっきりして来ることが多々あります。

右手に集注をもち、左手に崩壊を持ち、それを胸の前で落ち着かせる。
そんな印象でしょうか。

 
 

病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ

 
 

(病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ より)

 
 

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京料理人 中川善博の動画から「へぎ切り」を学ぼう

へぎ切り 中川善博

 
 

むそう塾の幸せコースではへぎ切りも登場します。
習っても出来ないからと一般的な押し切りで薄く切る方に逃げているといつまで経っても出来るようになりません。
へぎ切りが出来るようになると、美味しいお料理への階段を一歩昇れます。
まずは軟らかい材料から始めて、徐々に硬い材料に進むのがコツです。
中川さんのお手本動画をまとめておきますので、ぜひ練習なさってください。
すべてスローモーション付きです。
なお、連日のお弁当講座でもこのへぎ切りが何度も登場します。
目をしっかり見開いてデモをじっくりご覧くださいね。

①「へぎ切り動画 キュウリで練習しよう」
[youtube width=”550″ height=”344″]

②「へぎ切り動画 スローモーション付き」
[youtube width=”550″ height=”344″]

③「へぎ切り 見たかった別角度から!」
[youtube width=”550″ height=”344″]


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「夏から秋の極上お弁当講座」についてのお知らせ

お弁当講座 むそう塾 マクロビオティック

 
 

夏から秋の極上お弁当講座メニュー一部の盛り込み例 料理&盛り込み:中川善博)

「夏から秋の極上お弁当講座」を2回開催しましたが、中川さんがつい11品も考えてしまいましたので、デモにも時間がかかります。
その結果、当初はお弁当を教室でお召し上がりいただく予定だったのですが、その時間が取れない状態ですので、お持ち帰りしていただいております。
お帰りの新幹線内で味わってくださいませ。
なお、個々人のお弁当箱に詰めなかったメニューは、それぞれお持ち帰り頂ける数をご用意していますので、小さな密閉容器を持参されると便利です。

また、この講座に福ZENはついておりませんので、予め昼食を済ませてからいらしてください。

さて、写真の盛り込み例を見てOBENTERSの皆さんはどんな感想をお持ちですか?
「あれ?  ◯◯被りだ!」なんて思われているかも知れませんね。
そうなんです。被るんです。
それはお教えしたお料理から盛り込んだためであって、一つのお弁当を完成させるためのメニューではないからです。
ですから、ご自宅で復習される場合は、今回習ったものを一気に盛り込むのではなく、陰陽バランスを考えて今までのお料理と組み合わせながら、一つひとつお楽しみください。

今夜の京都は五山送り火があるのですが、何だか雨のような感じですね。
雨でも決行するようですよ。

 
 

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ずいきの桂剥き

中川さんは何でもすぐ桂剥きにする癖があります。
硬いもの軟らかいもの、手当たり次第剥くのですが、昨日はずいきを剥いていました。
ご存知のようにずいきは中がスポンジのように軟らかいので、面圧を消さなければ剥けないそうです。
脱力の練習になるそうですよ。

ずいきの桂剥き1 中川善博

 
 

印鑑の太さどころか、もっと細くまで剥いてしまいます。
いきの桂剥き2 中川善博

 
 

ほーら!
うわっ(゚д゚)!
こんなに薄く、こんなに細く剥けるんだあ!
いきの桂剥き3 中川善博

 
 

(ずいきの桂剥き 中川善博)


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「夏から秋の極上お弁当講座」2〜6回目がスタート!

巷はお盆休みですが、むそう塾はこれから5日間連続講座です。
お弁当講座への熱い期待がさらに教室の室温を上げるかも知れませんね。(ひゃ~!)
お弁当は健康の父だと私は思っています。
健康の母は家庭で食べる日常のお料理ですね。
両方が揃うと鬼に金棒な感じがします。
心を込めて丁寧に作られたお弁当は、日本の文化であり愛の形でもあります。
そこには芸術に通じる美学も存在します。
そんな素敵なお弁当を中川さんから習えるって幸せですね。
(私ももっと昔に習っておきたかった・・・。)

ところで、台風の影響でお野菜が物凄く値上がりしているようですね。
胡瓜もお茄子も2〜3倍くらいのお値段なんだとか。
きょう使う食材もビックリするお値段でした。
でも、いつもどおり値段で右往左往せず、気持よく菜花さんから購入しています。
ちゃんと安心出来る食材を用意して皆さんをお待ちしていますよ♪

 
 

むそう塾 お弁当講座

 
 

(夏から秋の極上お弁当講座のひと品 小茄子の田楽 料理:中川善博)

 
 

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