中川式鉄火味噌が出来上がりました

そろそろ蓮根が美味しい季節になりました。
ということは、呼吸器系にトラブルを抱える人が増える季節でもあります。
陰陽五行をちょっと勉強した人なら、すぐ分かりますね。

マクロビオティックを知っている人なら誰でもご存知の鉄火味噌ですが、これを作るのはとても大変です。
包丁が良く切れること。
細かく正確に刻む技術があること。
材料を酸化させないうちに仕上げるスピードがあること。
何時間もの工程を作り続ける気力があること。
そしてさらに、その鉄火味噌に氣を込められる作り方であること。

むそう塾では鉄火味噌の作り方を単発講座でお教えしていますので、ご自分で作れる人が何人もいますが、鉄火味噌を作れない人のために特別にお分けすることが出来るようにしています。
それが子象さん作の鉄火味噌です。
ご希望の方はマクロ美風までメールをください。
なお、子象さんのご都合で12月頃までは数多く作れないそうなので、しばらくはお一人様1個とさせていただきます。
全部で5個あります。
お分けできる人は、むそう塾のパスポート取得者のみです。

 
 

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(中川式鉄火味噌 マクロビオティック京料理教室 むそう塾謹製)

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むそう塾推薦の新米が穫れました

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(マクロビオティック京料理教室 むそう塾推薦のY米 2016年度産)

むそう塾ではいつもYさんという農家さんから玄米を購入しています。
多くの塾生さんもここから購入している人が多いのですが、このYさんは良質のお米を生産される条件を備えているので、安心して購入できます。
お人柄や考え方まで含めて支持しています。

今年も新米が今朝届きました。
とても良い出来で、Yさんも納得のY米だそうです。
そういえば東北大震災の年には、遠く離れた京都でもお米の状態に変化がありました。
あちこちにいらっしゃる塾生さんからも同様のご報告がありました。
お米って凄いものです。
自然に身を守る力があるんですね。

ところで、玄米に含まれるアポトーシスが、癌細胞の死滅にどうやら力を発揮してくれそうなのですが、そのために紹介されている玄米の炊き方が今一つしっくり来ません。
炊き方一つでいかようにも変化するのが玄米なので、まずはふっくら美味しい玄米を食べ続けましょう。
そこから何が変化するかを確かめてみるのがよろしいかと思います。

玄米の炊き方は、むそう塾の愛クラスでマンツーマン指導をしています。
これからお申込みいただける講座は、10月23日(日)の第101回愛クラスからになります。
玄米とは思えない炊き上がりの、心から美味しいと思える中川式玄米ご飯を炊けるようになって、心身の健康を目指しましょう。

 
 

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小林麻央さんの病院食に驚きました

Facebookのタイムラインで小林麻央さんの病院食が流れてきました。
この食事。

<いただきます>

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(小林麻央さんの病院食 2016.9.19朝)

う〜ん・・・。
マクロビオティックを知る者として、これで抗がん剤に対抗するのは厳しいなあと思います。
もっと陽性なものを召し上がってほしいです。
命がかかっているのですから。

麻央さんは深く帽子をかぶっておられるので、脱毛の副作用が出ているのだと思います。
だからなおのこと、極陽性で対抗してほしい。

病院食の改善を!

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<喜び>

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(小林麻央さんの病院食 2016.9.22朝)

タイトルを見ると心が痛みます。
マクロビオティックの理論を振りかざして、「甘いものはいけません!」っていうのは酷なような気がして・・・。
食事療法をしていた時期もあるようですね。

>心に喜びがあることが
>私にとっては、大切なことです。

こうなるともう外部からは何も言えなくなってしまいますね。
あくまでもその立場にならないと分からないことがあるのでしょう。
でも、しかし・・・。

 
 

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#健康格差 いつの間にか健康をめざす!東京都足立区

今は「#健康格差」という言葉があるようですね。
健康を損なう要因は色々ありますが、食生活の乱れは大いに健康に関係があります。
マクロビオティックはその食生活を陰陽で考えながら、うまくバランスを取るようにするのですが、これがとても健康に貢献してくれる食べ方です。
しかし、その陰陽がわかりにくいと敬遠される方もおられるのですが、ただ単に義務教育で教えられないから馴染みがないだけです。

お野菜を中心とした食べ方で健康が保たれることは事実なのですが、どうしても欧米化された食生活のままでは、健康から遠ざかってしまう人たちが多くなります。
そんな時代には思い切って食べ方を変えてみましょう。
必ずやあなたの体に変化が起きますよ。
食べ方をどうやって変えたら良いのか分からないという人は、次の表のようなバランスにしてみましょう。

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(現代版マクロビオティック食事法 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

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ところで、マクロビオティックのように玄米菜食を前面に出さなくても、野菜の摂取量を増やしてもらう作戦を実行した東京都足立区の取り組みがあります。
この取り組みの凄いところは、次の文章に表れています。

「健康になろう!」と呼びかけても、対応できるのは、もとから健康への意識が高い人ばかり。生活に余裕がなかったり、健康を害しやすい人たちにはメッセージが届きにくい現実が…。
こうした中、誰もが健康になれるよう発想を転換した・・・。

この発想の転換がいいですね。
関係者の方々に拍手!
下記の記事の「いつの間にか健康をめざす!東京都足立区」をご覧ください。

「動画で見る健康格差」

 
 

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「盛付秘伝」(辻嘉一著)には盛付けの奥義がいっぱい!

むそう塾は単なるマクロビオティック料理教室ではなく、伝統ある京料理の世界をマクロビオティックの陰陽でもう一度洗い直して、より健康的に、より美味しく完成させたお料理をお伝えしています。
ですから、正統派の京料理の良いところと、マクロビオティックの良いところの両方を学べるお得な教室です。

中でもむそう塾らしさが最も感じられるのは、格調高い盛付けにあるでしょうか。
盛付けのイロハは、幸せコースの最初の授業でお教えしますが、実際に色々なお料理を作りながら数をこなして身につけて行く必要があるため、なかなか上達しないのが現実です。

そんな現実の中で、少しでも盛付けが上手になりたいという熱心な塾生さんの声に応えたのが、毎朝のTwitterによるお弁当投稿(OBENTERS™)です。 #musobento
さらに、各コースの復習投稿では、中川善博のブログに復習写真を載せて、盛付けもチェックしています。
こういう地道な努力が徐々に盛付けの力を上げて行くのですが、何といってもお料理を作る人自身が基本の勉強をしなければ駄目です。

先日も満足コースの授業で、中川さんからの説明の意味が分からない人がいました。
それは盛付けの授業の内容が頭から抜けてしまっているだけでなく、自分のところでしっかりと落とし込んでいないことによるものでした。
日々のお料理で盛付けを意識していないと、せっかく習った内容もきれいに忘れ去ります。

10月には東京と京都で「中川善博の盛付秘伝&料理写真の撮り方講座」を開催しますが、その前に次の本を購入されて読んでおかれると、授業の内容が解りやすくなります。
そして、むそう塾の授業はこの本に書いてある内容が基本になっていますので、解らないことがあったらこの本に立ち返るようにすると理解が確実になります。

「盛付秘伝」(辻嘉一著)は2010年に、柴田書店の創業60周年記念として限定復刻された貴重品で、今では購入出来ないかもしれませんが、中古品であっても見かけたら購入しておかれると財産になりますよ。
辻嘉一さんが自ら書かれたイラスト付きの解説部分はとても奥深く、今となってはそのレベルの料理人さんが少なくなってしまったでしょうから、こういう本はなかなか出版されないことでしょう。

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【盛付秘伝】辻嘉一著 柴田書店 1982.11.15初版 1996.4.30第10版
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【盛付秘伝 復刻版】辻嘉一著 柴田書店 2010.11.1
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上 「盛付秘伝」(古い方)(ハードカバー)
下 「盛付秘伝」(復刻版)(ソフトカバー)
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以下、参考までに。
洗練によって、省略によって生まれる何気ない美しさ、つまり「ざんぐり」の美は、盛りつけの奥義であるといい切れるのであります。
というところがいいですね。
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杉盛りは、日常的によく使う盛り方なのですが、その名前を知らない人が多いです。
この機会に正しく知っておきましょう。
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次は、むそう塾の授業でも毎回のように登場する基本中の基本、二種盛りの位置についての図です。
今はカナ混じりの文が苦手な人も多いので、右の文章を訳しておきましょう。
「配置をまちがえると、箸は手前の一品を越えなければならない」(悪い)となります。
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次は、二種それぞれの盛り方についての説明です。
この辺から盛付けの美しさを意識できたらいいですね。
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次は三種の盛り方ですが、こういう感覚はそのままお弁当に当てはまりますね。
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この「真、行、草」の視点は、書道にも華道にも通じるものがありますね。
あるいは、ファッションにおける組み合わせにも通じます。
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こんなふうに随所に登場する図がとても勉強になります。
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私は「盛付秘伝」を2冊持っているのですが、復刻本の方がお写真の鮮明さが微妙に落ちます。
内容は同じなのですが・・・、これは致し方ないことなのかもしれません。

序にかえての「ざんぐり」といい、次の言葉といい、背筋がピンと伸びるような気持ちにさせられます。
これと同じことをむそう塾でもお伝えしたいと思っているのです。

人に人格のある如く
器にも品格があり
格調がある
その品格を知り
盛付の構成を考えるのが
最も大きな秘伝であり
秘伝の基本である

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