第235次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

今回は久しぶりに複数名のパスポート発表になりました。
昔はしょっちゅうこういう形でのパスポート発表をしていましたので、とても懐かしいです。
愛クラスの時、今回の方々は皆さんが落ち着いていて、しっかり玄米ご飯と向き合っておられるなぁと感じておりましたので、こうして短期間で全員がパスポートにこぎつけて、素晴らしいと思いました。
では、パスポートを発表させていただきます。

<第235次 むそう塾 パスポート取得者>
(塾生番号順)

Ni(98−2)さん

<寸評>

◆中川善博より
一回目の投稿時からダントツの炊飯センスの良さを見せてくださいましたが、いかんせん投稿回数が少なかったので「大丈夫かな? 美味しく炊けているかな?」と気になっていました。
そこに今日の堂々たる投稿ですから、パスを止める理由は何も見つかりません。
胸をはってパスポートを受け取ってください。
これからも美味しい玄米ご飯を食べ続けてくださいね。
そして陰陽の勉強も一緒にしていきましょう。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
あ〜、良かったε-(´∀`*)ホッ
奥様とダブルでパスポート取得者になりましたね。
愛クラスの時の玄米ご飯が53点レベルだったので、きっと素晴らしい玄米ご飯を炊く人になられるだろうと思っておりました。
奥様と交互に玄米ご飯を炊かれて、充実した1週間でしたね。
会社にご自分で炊かれた玄米ご飯を持参されて、缶コーヒーから糠漬けへ体の欲求が移ったそうですから、これからその結果が出てくるようになります。
踏ん張りのきく体になりますよ。
おめでとうございます。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯1

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯 98−2さん)

*   *   *

Ok(98−3)さん

<寸評>

◆中川善博より
心地よいペースで投稿を重ねてくださいました。
修行という行為に近い雰囲気が出ていましたね。とっても嬉しかったです。
これからも私と一緒に「美味しい健康」を勉強して行きましょう。
まずはパスポートを差し上げます。この高レベルなご飯を食べ続けてください。
そして漬物や味噌汁も食べて、グラマラスになってください。待っています。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
他で習った玄米ご飯の炊き方や食べ方に限界を感じて愛クラスを受講されましたが、あなたのその勘はピッタリ当たりました。
あなたやあなたのご家族様には、もっとピッタリの食べ方や楽しみ方があります。
3人のお嬢さんたちの青春時代を、偏った考え方で押し付けなくて良かったというのが率直な気持ちです。
もう一度陰陽を勉強し直して、お子さんたちと一緒に「美味しい食卓」を実現してください。
むそう塾のお料理はご家族様の絆を深める陰陽料理ですから。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯2

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯 98−3さん)

*   *   *

Mu(98−4)さん

<寸評>

◆中川善博より
あなたを見ていると放って置けないうっかりさんなところがあって実にそれが可愛いのです。
えーー!!っていうことを真面目に続けておられたり、これからもいろんな驚きが飛び出してきそうで楽しみです。
でもまずは主食を高レベルで安定させて腸美人になりましょう。まずはそこからです。
その入口へのパスポートを差し上げます。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
明るく素敵な模様のブラウスで愛クラスにお越しくださいましたね。
いいですね、そんな雰囲気が。
あなたはご自身のご病気のことや息子さんのことを気にされていましたが、終始笑顔が絶えず明るい方でした。
これからは正しくご自分の体調を判断して、息子さんにも自由な食生活を楽しませてあげましょう。
もう二度と病気にならないために、体と食の関係を正しく知りましょう。
パスポートおめでとうございます。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾3

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯 98−4さん)

 
 

※ これから各人宛に「パスポート取得のお知らせ」メールをお送りさせていただきます。

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【これから開催予定の講座一覧 最新版】

 
 

カテゴリー: むそう塾 パスポート発表 | 4件のコメント

夫婦で炊き合う玄米ご飯

先日パスポートを取得されたNiさんから、素敵なメールがありました。
私だけが読んでいるのはもったいない内容なので、皆さんと共有したいと思い記事にさせていただきます。

<Niさんからのメール>

中川善博様 マクロ美風様

ご連絡ありがとうございます。

教えて頂いた通りにしただけで、こんなに美味しい玄米ご飯が炊ける様になりました。中川さんが玄米の炊き方を研究し、誰でも教えてもらった通りにすれば美味しく炊ける様に素晴らしい鍋とコンロとふうわりさんを探しだして下さったおかげです。そしてそれを惜しみなくお伝えして下さった事に感謝でいっぱいです。

夫婦で参加して本当によかったです。玄米ご飯の事など色々と話し合うことができて楽しいです。ひとりで頑張るよりもとても楽しいです。これが美風さんが言われる夫婦円満の秘訣かもなぁと思います。主人は自分で炊いたご飯って美味しいと言っていて、こどもが自分でとった野菜を喜んで食べるのと一緒だな(笑)と微笑ましいです。

これからも精進して家族が幸せになる美味しい玄米を炊き続けていきます。
そしてぜひ来年は幸せコースに行きたいです。
これからもよろしくお願いします。

Ni

*   *   *

<マクロ美風より>

Niさんはご夫婦で愛クラスを受講してくださいました。
むそう塾ではご夫婦でパスポートを取得されている方が何組かいらっしゃいますが、皆さんがとても良いご家庭を築いていらっしゃいます。
何よりも大事な食べ物のことで、ご夫婦が共通の話題をもてるというのが円満の秘訣です。

ご主人様が玄米炊飯を楽しいと感じてくださって、ご自分で炊き上げたご飯を職場に持参してくださるようになったことが画期的で安心しました。
主食を社食から置き換えるだけでも、体調面で感じることがこれから増えてくるはずです。
ぜひその変化を教えてくださいね。

>主人は自分で炊いたご飯って美味しいと言っていて、こどもが自分でとった野菜を喜んで食べるのと一緒だな(笑)と微笑ましいです。

そうそう。ホントに似ていますよね(^^)
でも、ご主人様は教室で炊かれた時にすでにパスポートレベルでしたから、本当に美味しいのだと思います。
これで主食は押さえました。
あとは三種の神器をクリアして、幸せコースでおかずを習うようになると、もっともっと幸せが増えますね。
包丁砥ぎに関心を示しておられたあなたなので、きっと幸せコースのカリキュラムが楽しいことでしょう。
お待ちしています!

 
 

赤ちゃん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

この笑顔が最高のプレゼントでした。
上手に育てていて感心しました。
お見事です!

 
 

カテゴリー: 玄米の炊き方講座, 塾生さんのメールから心に響いたこと, むそう塾スタイル | コメントする

第234次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第234次 むそう塾 パスポート取得者>

Ni(98−1)さん

<寸評>

◆中川善博より
ご主人様に「健康オタク」とニックネームされるあなたでしたが、あまりに四方八方手を出しすぎて自分の身体にフィットするものがどれなのか見失っておられる状態でむそう塾に来られました。
陰陽料理の基本概念をお教えして、実際のデモをお見せして、そのとおりに炊いてもらった時、あなたの頭の上によく漫画で出てくる「!」とか「電球」が飛び出てました。
ツボにはまるという言葉が正しいのかわかりませんが、ジグゾーのピースがピッタリハマったような感覚があったと思います。
見事な炊きあがりでした。
あとはずっと食べ続けられる米との出会いを見つけましょう。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
すでに他のマクロビオティック教室で何年も学ばれていて、その玄米ご飯が体質に合わなくなっての受講だったので、中川式の玄米ご飯はきっとピッタリの美味しさだったと思います。
今は授乳中なので、この美味しい玄米ご飯でできたおっぱいをお子さんに飲んでもらえることがなお嬉しいですね。
3回の投稿でのパスポート取得は快挙でした。
包丁砥ぎにも関心がおありのようでしたので、来年の今頃は幸せコースで美味しいものを作っておられることでしょう。
ご主人様との夫婦受講が微笑ましくて、幸せをわけていただきました。
ありがとうございます。そして、おめでとうございます。

 
 

塾生作品の玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

 
 

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「とにかくやってみなさい」 笹本恒子さんの言葉より

笹本恒子さんのことが過去記事にありますが、たまたま今回も笹本恒子さんの記事に出会いましたので、ちょっと書いてみたいと思います。
生き方として教えられることは多々ありますが、やはり私が一番気になるのはお食事のことです。
その部分をご紹介しますね。

ー引用はじめー
元気の秘訣を尋ねられた笹本さんの答えは「3食しっかりいただくこと」「昔のお医者さまは歳をとったら菜っ葉と豆腐を食べなさいと言ってましたが、私はそれに反して、若い頃から肉食です。そして主食はいただかないで、赤ワインをいただきます」

子供の頃から両親に言われてきたのが「食べるものが貧弱だと品性が悪くなる」「おいしいものをちょうどいい量食べなさい」という言葉。
『おしゃれな人は、食べ物にかける分を節約して高いものを着ようとする人が多いけれど、それは一番”精神が下品”な事よ』という笹本さんは、どんなに貧乏しても、自分の体をつくってくれる食事には一番贅沢をしなくてはダメだという考えなのだそうです。

旬のみずみずしい材料を手にして、その味や美しさを生かすように調理し、自然物の命をありがたくいただく――。食事は「生きよう」とする大切な時間。決しておろそかにはしたくないのです。
ー引用終わりー

*   *   *

笹本さんのようにお元気でご活躍されている人を知ると、多くの人はその健康法を知りたがります。
私もその一人ですが、いつも帰るところは同じです。
それは、「一人ひとりの顔がみんな違うように、その人の体内もみんな違うから、絶対これがいいという健康法はないのよね。」というものです。
Aさんに良い健康法がBさんにも良いとは限りません。

健康雑誌では次々と色々なことを取り上げていますが、「そういう人もいる」という程度ですね。
むそう塾でつぶさに塾生さんを観察していても同じような傾向を確認できます。
マクロビオティックの考え方に凝り固まって精神面まで不健康になっている人、マクロビオティックの考え方を取り入れて精神に自由さを伴った健康を手にしている人など、色々な塾生さんがいます。
笹本さんと同じ食事だけを真似すれば元気でいられるという単純なものではありません。

私が笹本さんの記事から感じることは、「お食事は精神を作ってくれるもの」として大切に向き合っておられるその姿勢です。
ご両親から言われていた言葉はそのままマクロビオティックの考え方に通じます。

*   *   *

私の過去記事にある笹本さんの言葉で、
「とにかくやってみなさい」
「すぐ自信がないと言うけれど、やってみないと分からないでしょ?」
という姿勢は、誰にも当てはまります。
むそう塾では「自信がない」という塾生さんの言葉を日々聞いていますが、だからこそ「やってみる」必要があると思います。

今年も鱧の骨切りに挑戦している塾生さんが何名かおられます。
去年までは中川さんの中でも「鱧の骨切りは素人には無理」だと思っていたのですが、向こう見ず(笑)な塾生さんのおかげで、その思い込みを軽く覆してくれました。
ということは、むそう塾生はいつしかもう素人の域を出ていることになります。
幸せコースの時からコツコツと積み重ねてきた技術が、プロでも難しいとされる骨切りに挑戦できるようになっていたわけですからね。
これも「やってみないと分からない」ことでした。

それから、愛クラスの時にはヒョロヒョロして消え入りそうなほど陰性だった塾生さんが、幸せコース・上級幸せコース・満足コース・秘伝コースと進むにつれて体力がついて病気も克服して、元気に骨切りをされている姿を目にすると、彼女の「諦めない」精神力に教えられるものがありました。
最初から「あなたには無理」ではなくて、自由に挑戦させてあげて良かったと心から思います。
彼女がここまで出来るようになることは、まさに「やってみないと分からない」ことだったのです。

パソコンやスマフォの前で躊躇しているあなた。
自信がないのなら、とにかく一歩前に踏み出しましょう。

 
 

鱧寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(鱧寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, こころ・想い | 4件のコメント

包丁砥ぎと桂剥き講座のこと

先日急遽募集しました「包丁を泥で砥ぐことと桂剥きの面圧を理解する特訓講座」は、2日間とも満席になっておりますが、裏でずいぶん多くのお問い合わせがありました。
それほどこの講座の重要性を認識してくださっている塾生さんが多いわけです。

今回包丁砥ぎと桂剥き講座の受講資格にあえて制限を設けましたのは、何年もこの問題を引きずっている人達に突破口を開いてあげたいと思ったからです。
さらに、幸せコース在籍者であっても、上のコースの人達と同じようなレベルの人もいますので、その方たちのやる気をさらに伸ばしてあげたいと思ったからです。

ある塾生さんが申し込みの際の備考欄に次のように書いてくださいました。
【講座の開催ありがとうございます。お盆明けで厳しいなと悩みましたが、満足さん、秘伝さんも参加したいと言うことは、お料理を習う程に必要性が増すんだと思い、申し込みさせて頂きます。『悩んだら困難な方を選ぶ』美風さんが書かれていた事に、少しでも挑んでみます。】

『悩んだら困難な方を選ぶ』。
憶えていてくださってありがとうございます。
玄米投稿の時に彼女の頑張り精神は認識していましたが、こうして見事に物事の核心を見抜いておられて素晴らしいと思いました。
そうなんです。
まさに上のコースに進むにしたがって、包丁砥ぎと桂剥きの必要性をひしひしと感じている先輩がゴロゴロいるのです。

実はこの私だって、こんなにも包丁砥ぎと桂剥きがお料理の仕上がりに影響することを知って、毎日身震いする思いです。
今朝もそのことを鱧の骨切りで学びました。
中川さんによると、鱧の骨切りも人参の引き切りも同じ理屈なのだそうです。
それほどに「砥ぐ・剥く・切る・刻む」の基本が後々まで影響するわけですが、「剥く・切る・刻む」は正しく砥げた包丁がなければ実現しません。
それで包丁砥ぎをしっかり出来るようになってもらいたいと思って講座を開くことにしたのです。

今、鱧の骨切りに挑んでおられる先輩たちは、包丁砥ぎがきちんと出来ないと骨切りも思ったとおりにいかないことを痛感しておられることでしょう。
ただし彼女たちのレベルは、出刃包丁や骨切り包丁なので、包丁の形が変わることによる砥ぎ方の違いをまだ会得していないだけです。
包丁の形は変わっても、砥ぎ方の基本は幸せコースで使用する三徳包丁にありますので、これが正しく砥げるようになれば良いのです。

何かを会得することに時間を使う生き方は、その後のあなたの人生に楽しみと可能性をもたらしてくれます。
食べることは一生ついてまわりますので、その内容や質を高めることはあなたの人生の質を高めることにつながります。

今回お申込み出来なかった皆様には、もう少し基本的なことにウエイトを置いた講座を開催したいと思っていますので、その講座までお待ちくださるようお願いいたします。

 
 

皮を剥いたトマト マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(皮を剥いた人 京料理人  中川善博)

こんな写真を載せると、マクロビオティックを盲信している人たちから怒られそうです。
あんな陰性なものを!
皮を剥くなんて!

 
 

冷やしトマトの炊いたん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(冷やしトマトの炊いたん 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

でも、こうして仕上がったお料理は、汗をかく季節のミネラルバランスを調整してくれます。
体というのは正直なもので、陽性な人は大喜びで召し上がっておられます。
実に判りやすいです(^^)

 
 

【これから開催予定の講座案内】

 
 

カテゴリー: 料理人 中川善博の陰陽料理 | 2件のコメント