震災時に暗闇でも玄米ご飯を炊いたむそう塾生

熊本地震の発生を知った時、真っ先に思い浮かぶのはむそう塾生のことです。
九州にはむそう塾生が何人もいるので、まずは安否確認です。
全員無事でしたが、熊本のむそう塾生Sさんのお宅は家が傾き、室内はグチャグチャになったそうです。
もう一人熊本にお住まいだったむそう塾生は、この4月から京都に引っ越されて来て、被害に遭わずにすみました。
しかし、ご家族が熊本にお住まいなので、複雑なお気持ちでしょう。

災害情報が入ってくるにつれ、私は2011年3月の東日本大震災のことを思い出します。
あの時にはむそう塾生が何人もあちらの方面にお住まいだったし、津波もあったので、危機意識とともに連絡を取り合いました。
その後全員と連絡が取れてホッとしたのですが、お米やお味噌やカセットボンベなどを送って、せめてご飯が炊けるようにと動いたのでした。
それからお一人、またお一人といただいたメールの内容がとても嬉しくて、その度に記事にしていたのでした。

山形のIさんからのメール(必読!)2011.3.13
今こそマクロビオティックを! 2011.3.18
暗がりの中で玄米ご飯を・・・ 2011.3.19

そこに書かれていたのは、むそう塾で習った玄米ご飯の炊き方に助けられたというものでした。
むそう塾の愛クラスではカセットコンロを使って玄米ご飯を炊く方法を教えています。
それは熱源の種類と火力調節のためなのですが、水とカセットボンベさえあれば、停電中でもガスが止まっていても、むそう塾生は美味しい玄米ご飯を炊けるのです。
東日本大震災の時、暗くて寒い室内にあっても、白米や玄米ご飯と温かいお味噌汁を口にすることが出来たむそう塾生は、どれほど心強かったことでしょうか。

いただいたメールを読んで、「ああ、むそう塾をしていて良かった。電気に頼らない方法を教えておいて良かった。」と何度思ったことでしょうか。
サバイバルの時でも生き残れるための知恵と暮らし方を日頃から実践しておくことは、こんな不透明な時代だからこそ必要です。
いざというときにすぐ実行出来ることは、日常的に慣れていることです。
電気炊飯器に頼らないでご飯を炊く方法、とくに玄米を炊く方法を知っていると、災害時の栄養面も精神面も不安にならずにすみます。
さらに、マクロビオティックの考え方を知っておくと、こんな時に不安度がまったく違って来ます。

あなたも普段から玄米ご飯を召し上がるようにしておきましょう。
玄米のミネラルや排出力があなたを助けてくれます。
4月24日()には「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しますので、よろしければいらしてください。

 
 

玄米炊飯向き圧力鍋 マクロビオティック料理教室

 
 

(玄米炊飯のための圧力鍋 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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