マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座(48) Na(32-9)さん

<Na(32-9)さん>
今回は心のご相談でした。
いいんですよ、こういうご相談も家事アドバイスそのものなんですから。
家事アドバイスって片づけることだと思っている人がほとんどでしょうが、実は心のアドバイスなんですよね。
心が定まっていないから散らかってしまうし、刺激がないからマンネリとした暮らし方をしてしまうし、すべて心のありように起因します。
ご夫婦なら、夫婦間がうまくいっていない場合に家事が滞りがちになります。
でも、気持ち一つで夫婦間の問題も解消されるんですけどね。
あなたと同じ悩みを抱えている人は、全国にたくさんおられることでしょう。
メールの抜粋だけでは、読んでいる人が正確な判断ができないので、思い切って公開させていただきます。

*   *   *

美風さん

こんばんは。本日はお庭とは別のことでご相談させていただきたくメール致しました。

以前もお話させていただいたのですが、どうしてもお料理が好きになれず、キッチンに立つモチベーションが高まりにくいということが未だに悩みです。
上手ではないから、ということが大いにあることもわかっていますが…。
自分の、家族の身体を作ってくれる大切な食事ですので、作り始めるときは気持ち切り替えて取り組んでいるつもりなのですが、毎日切り替えなければならない、という姿勢も間違っていると思います。

まだ何をと呆れられることも承知での相談です。申し訳ありません。
来年度は満足コースです。このタイミングでキッチンに立つのが楽しみな気持ちを大きくしたいです。
やりにくさが問題なのかと今までキッチンの収納も色々変えてみて、より動きやすい形式を探して時々替えたりもしているのですが、そういうことよりも気持ちの問題が大きいのだとも思います。

お料理をするのが、キッチンに立つのが楽しみになるアドバイスなど….いただけませんでしょうか。
お忙しいなかこのようなご相談を大変申し訳ありません。そんなアドバイスあるわけないのかもしれませんが。。
この気持ちをどうしても変えたいと本当に思っています。
いつも沢山の美味しいお料理やすごい技術や方法を教えてくださっている中川さんにも本当に申し訳ないです。

*   *   *

まだお若いあなたが結婚されて、出産されて、ずっと子育てで家にいると、精神的につらくなることはよく理解できます。
ましてや食べ物の好き嫌いの多いご主人様だから、お料理を作るにしても、あれこれ悩んだり、嬉しい反応をもらえなかったりして、だんだんお料理に対する意欲も萎えることがあったでしょう。
そのこともよ〜〜く分かります。
(私の家族も好き嫌いが結構あるので。)

でもね、ここでちょっと考えてみましょう。
あなたは家事をどのように位置づけていますか?
お料理をどのように認識していますか?
私はね、家事って仕事そのものだと思うのです。
ご主人様は外で仕事をされて来ますが、あなたは家の中で仕事をしているわけです。
世の中には好きなことを仕事にしている人もいるでしょうが、多くの人が好きでなくても生活のために働いているわけです。

あなたの論法で考えると、お料理が好きでなければ主婦は向いていないように感じますね。
それなら、外に出て働きますか?
外に出て働いたとしても食べなければなりませんね。
それなら、家にはヘルパーさんを頼むか、デパ地下やスーパーでお惣菜を買ってきますか?

家事が仕事だと考えるなら、好きだの嫌いだのと言わずに、黙々とこなすべきだと私は思うのです。
そのうえでその仕事に愉しみを見つけられたら最高ですよね。
マクロビオティックの提唱者である桜沢如一先生は、「私たちはこの世に遊びに来ている」と考え、「遊ばざるもの食うべからず」とまで言い切っています。
これは仕事であっても遊びにしてしまうくらい愉しむ視点を持てということですね。

下に一枚のスクリーンショットをご紹介します。
見覚えがありませんか?
あなたがお弁当投稿のために写した写真たちです。
Google検索であなたのアカウントを入れて、画像検索するとこの画面が出てきます。
あなたが過去に作ったお弁当の一部です。
綺麗なお写真が撮れていますね。
こうしてちゃんとお仕事をされていたんですよ。

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生Nさんのお弁当)

単純にお仕事と割り切って、お料理に向き合ってみましょう。
モチベーションの問題ではなく。
それでもいいのです。
お料理が嫌いであってもいいけど、お仕事は嫌いにならないでほしいと思います。

あなたのお母さんやお婆ちゃんは、いつもいつもキッチンに立つのが愉しみだったわけではないでしょう。
それは子供を持った者の責任として、あるいは母親代わりになった者の務めとして、仕事のようにキッチンに立ち続けてくれたのだと想像します。
母親になるということはそういうことなのです。

 
 

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コメント

  1. にっち より:

    美風さん

    こんばんは。このような相談にものってくださってありがとうございます。

    自分の中でのお料理、家事の位置付けは仕事というよりも「義務」でした。
    捉え方として近いようで違ったのだと思いました。
    そして、むそう塾生の方々の多くがお料理を楽しんでされている方が多い中で、楽しんでいない自分の何かが間違っていてそう思えていないのかもしれないなど色々考えていました。
    そういうことではなかったのですね。

    親になったというのにこのようなことを言っている場合ではないのだと改めて大いに反省しました…。

    自分の任されている「仕事」としてこれから責任を持ってお料理をはじめ、家事に向き合います。
    真剣にお料理という仕事にも向き合い、愉しむ視点を少しづつ見つけて集めていきます。
    スキルアップもしていけるよう頑張りますので満足コースでもよろしくお願い致します。

    • マクロ美風 より:

      にっちちゃん、こんばんは。

      多くの人が家事を義務だと思っていることでしょうね。
      でも、その考え方だと家事が楽しくないと思いませんか?
      主婦という仕事、子育てという仕事、それを要領よくこなして自分の時間を作れたら、こんなにクリエイティブな仕事はないと思いませんか?
      そう、クリエイティブってあなたの好きな世界ですよね。
      ぜひ前向きに取り組んでみましょう。

      あ、お仕事ですから、有給休暇もボーナスも出しましょう。
      自分へのご褒美ですね。
      勤務評定もしましょう。
      私はずっとそうやって30年以上主婦をしています。
      そんな家事への取り組み方って愉しいですよ。

      5月からは満足コースです。
      技術の習得に半年間を費やしますが、そこでへこたれずに後半のお料理を楽しみに頑張ってください。

  2. にっち より:

    おはようございます。お返事をありがとうございます。

    クリエイティブな仕事、本当ですね。面白さをもっと見出していけるよう一生懸命取り組みます。

    勤務評定は考えもしなかったです…!作ってみます。

    • マクロ美風 より:

      何でも楽しんでしまうんですよ〜。つまらない時こそ楽しむ工夫を。

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