先日、自宅でお料理中に右手人差し指を4センチほど火傷した塾生のHさん。
大慌てで授業中にiMessageをして来た。
冷やしてアロエを貼るように伝えたところ、お手当用のアロエがないとのこと。
(んも〜、何年も前からアロエはいつも育てておくように、多くの塾生さんに言ってたのに・・・。)
仕方がないから、とにかく冷やすようにと伝えた。
そして、断食がいいかと聞かれたので、いやいやこれから皮膚を再生する段階なのだから、元気の出るものを食べるようにと伝えた。
メニューを選ぶ力はあるはずだから。
その後1週間経ってから届いたメールに書いてあったこと。
やけどは大分良くなり、
昨日朝から水仕事もできるようになりました。
アドバイス頂いた、「元気の出るものを食べる」
効果が凄くて、
傷の回復のみならず、昼間の眠気皆無、
身体の軽さが全然違っていて驚きました。
この1週間、
参鶏湯、あさりとトマトのスープ、各種カレーなどなどでした。
* * *
彼女なりに選んだ「元気の出るもの」が面白い(^^)
お食事というのは常に摂るものでもなく、断食が万能でもなく、ケースバイケースである。
体力のある人は断食をしてもいいが、あまり余力のない人には断食をおすすめしない。
そんな時には「元気の出るもの」を摂る方が良い結果を引き出す。
むそう塾で教えた「中川式カレー」の数々は、陰陽バランスが絶妙なので、きちんと効果を出したのだと思う。
実は、カレーの中には薬効成分のあるものが入っているので。
しかし、陰性仕立てのカレーではこうはいかない。
陰陽を上手に使って、体調不良を自力で治せること。
塾生さんにはこういう力をつけてほしいと願っている。
(鱧寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
鱧はスタミナのつく食材。
暑い京都の夏を乗り切る力を備えていて、お料理方法がいくつもあって、それがとても楽しいお魚。
ただ、骨切りの技術が難しいだけ。
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