マクロビ・パパさんが、素晴らしい記事を書いていらっしゃいます。
記事の内容といい、挿入している絵といい、パパさんの能力の集大成という感じです。
きっと、マクロビオティックに関する名記事として、後々まで語り継がれることになるでしょう。
コツコツと調べて、練りに練って記事にする手法は、理系らしく努力家です。
感覚で生きている私とは大違いのタイプで、「男の記事だなぁ」と惚れ惚れします。
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私は、昨年、玄米の食べ比べをしておりました。
玄米の種類は勿論ですが、栽培方法を一番重視して、全国からご縁のあった玄米を取り寄せてみました。
目的は、単純に美味しいかどうかではなく、その玄米をいただいた結果、「自分の身体はどのように反応するか」を知るためです。
私の身体は、色々なことにかなり過敏に反応するので、ある意味で、判り易い身体なのです。
食べ比べた結果で、最も顕著だったのは、「排出力の強さ」でした。
一番排出力が強かったのは、「古代米」です。
皆さんもご存知だと思いますが、古代米は、最も自然に即した農法が可能なお米です。
次に、自然農法の古代米に近い形で作られ、品種改良がされていないお米ほど、排出力が強かったですね。
これは、理屈では当然解ることなのですが、私は、自分の身体で確認したかったのです。
違いは歴然としていましたねー。
お茶碗に1杯のご飯でも、食後1時間で違いが判りました。
ずっといただくと、排毒があまりにもつらいので、時々他のお米に変えたほどです。
私が初めて玄米をいただいた時は、排毒に2年半ほど苦しみましたが、その後は苦しむことはありませんでした。
しかし、古代米、あるいは古代米に近い品種の玄米をいただくと、また、排毒が始まるのです。
これには参りました。
でも、考えようによっては、それだけ強力な力のある玄米をいただいていれば、相当からだの中の毒素が排出できるので、限りなく健康に近づくのでしょう。
これと同じことは、お野菜についても言えます。
毎日いただくお野菜が、古代米と同じようなパワーを持っていると、病気はきっと逃げ出すのではないでしょうか?
だから、栽培方法が大事なのです。
品種改良の問題が重要視されるのです。
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ところで、玄米にはフィチン酸の問題があります。
フィチン酸は、毒にも薬にもなるものですが、人間の身体はじつに巧妙にできていて、「唾液」はこのフィチン酸によるマイナス面を、最小限のところでくい止めてくれます。
ですから、安心して玄米を美味しくいただきましょう。
詳しくは、マクロビ・パパさんの記事の続きがありますので、この辺でやめておきますね(笑)
<排毒についての補足> 4/9追記
お茶碗1杯でも排毒が始まった古代米や、古代米に近く、品種改良のあまりされていないお米でも、分づき米にすると、身体に変化はありませんでした。
分づきの割合も、3・5・7と変えてみましたが、同じでした。
ということは、やはり、糠の部分にフィチン酸が多く含まれているわけですね。
私は、マクロビ・パパさんの記事を、身体で納得しているところです。
<栽培方法についての補足> 4/9追記
そもそも、「栽培」という言葉には、「育てる」意味がありますね。
でも、「勝手に育つ」方が強いと、誰しも思うでしょう。
栽培された「野菜」より、勝手に育っている「野草」の方が、ずっとエネルギーがあるのも、同じ理屈です。
野菜より野草に近い米、それが「不耕起米」です。
私の過去の記事でも、不耕起米を取り扱っていますので、ぜひ、ご覧ください。
「不耕起米について」













