玄米の毒素排出力とフィチン酸

マクロビ・パパさんが、素晴らしい記事を書いていらっしゃいます。
記事の内容といい、挿入している絵といい、パパさんの能力の集大成という感じです。
きっと、マクロビオティックに関する名記事として、後々まで語り継がれることになるでしょう。
コツコツと調べて、練りに練って記事にする手法は、理系らしく努力家です。
感覚で生きている私とは大違いのタイプで、「男の記事だなぁ」と惚れ惚れします。

*    *    *    *

私は、昨年、玄米の食べ比べをしておりました。
玄米の種類は勿論ですが、栽培方法を一番重視して、全国からご縁のあった玄米を取り寄せてみました。
目的は、単純に美味しいかどうかではなく、その玄米をいただいた結果、「自分の身体はどのように反応するか」を知るためです。
私の身体は、色々なことにかなり過敏に反応するので、ある意味で、判り易い身体なのです。

食べ比べた結果で、最も顕著だったのは、「排出力の強さ」でした。
一番排出力が強かったのは、「古代米」です。
皆さんもご存知だと思いますが、古代米は、最も自然に即した農法が可能なお米です。
次に、自然農法の古代米に近い形で作られ、品種改良がされていないお米ほど、排出力が強かったですね。
これは、理屈では当然解ることなのですが、私は、自分の身体で確認したかったのです。

違いは歴然としていましたねー。
お茶碗に1杯のご飯でも、食後1時間で違いが判りました。
ずっといただくと、排毒があまりにもつらいので、時々他のお米に変えたほどです。
私が初めて玄米をいただいた時は、排毒に2年半ほど苦しみましたが、その後は苦しむことはありませんでした。
しかし、古代米、あるいは古代米に近い品種の玄米をいただくと、また、排毒が始まるのです。
これには参りました。

でも、考えようによっては、それだけ強力な力のある玄米をいただいていれば、相当からだの中の毒素が排出できるので、限りなく健康に近づくのでしょう。
これと同じことは、お野菜についても言えます。
毎日いただくお野菜が、古代米と同じようなパワーを持っていると、病気はきっと逃げ出すのではないでしょうか?
だから、栽培方法が大事なのです。
品種改良の問題が重要視されるのです。

*    *    *    *

ところで、玄米にはフィチン酸の問題があります。
フィチン酸は、毒にも薬にもなるものですが、人間の身体はじつに巧妙にできていて、「唾液」はこのフィチン酸によるマイナス面を、最小限のところでくい止めてくれます。
ですから、安心して玄米を美味しくいただきましょう。
詳しくは、マクロビ・パパさんの記事の続きがありますので、この辺でやめておきますね(笑)

<排毒についての補足> 4/9追記
お茶碗1杯でも排毒が始まった古代米や、古代米に近く、品種改良のあまりされていないお米でも、分づき米にすると、身体に変化はありませんでした。
分づきの割合も、3・5・7と変えてみましたが、同じでした。
ということは、やはり、糠の部分にフィチン酸が多く含まれているわけですね。
私は、マクロビ・パパさんの記事を、身体で納得しているところです。

<栽培方法についての補足> 4/9追記
そもそも、「栽培」という言葉には、「育てる」意味がありますね。
でも、「勝手に育つ」方が強いと、誰しも思うでしょう。
栽培された「野菜」より、勝手に育っている「野草」の方が、ずっとエネルギーがあるのも、同じ理屈です。
野菜より野草に近い米、それが「不耕起米」です。
私の過去の記事でも、不耕起米を取り扱っていますので、ぜひ、ご覧ください。
「不耕起米について」


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「我やマクロビ井戸端会議」の追加連絡

なかなかさんのブログで、「我やマクロビ井戸端会議」についての補足告知がありますので、全文掲載いたします。
それにしても、50人の定員をオーバーしてしまった勢いに、皆さんのマクロビオティックに対する、熱き想いをビンビンと感じます。
「マクロビ井戸端会議」の目的である「共有」が、とてもいい形で実現できそうで、つい、微笑んでしまいます。
 (共有:kodamacro netさんの文なかなかさんの文
あと、10日足らずで皆さんにお目にかかれるんですね。
ワクワク度が、日に日に熱くなってきます。
ヤケド(?)しないように、皆さんにお会いできる日を、指折り数えてお待ちしていますね。
では、皆さん、「我や」でお会いしましょう♪
            *    *    *    *  
               















 4月16日(日)我やさんでの井戸端会議にご参加の皆さんへ補足説明をいたします。
■参加費
3,000円(おまかせ料理と三年番茶飲み放題)
それ以外の飲み物は、キャッシュオンデリバリーで都度精算。
※我やさんの発案により、皆さんの負担が少しでも軽くなるようにドリンクが自由に選べて3,500円だったのを、お茶のみにして安くしていただきました。
■開場
開場は11:45です。
入り口付近のレジで参加費をお支払いの上、すぐにおしゃべりを開始してください。
■名札
当日は皆さん各自でハンドルネームの書いた名札をご用意、ご着用ください。おおきな字でよく見えるものなら、どんな形のものでも結構です。また、手書きでも結構ですから名刺があった方が便利です。
■二次会
マクロ美風さんのご努力により、近くの「
漢方茶室麗心(れいしん)」の一部屋を確保していただきました。通常の喫茶料金のみで大丈夫です。全員は入れませんが、話足りない方は引き続きご参加ください。
以上、簡単ですが、とりいそぎご連絡まで。
関連記事:「4月にマクロビ井戸端会議」
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【 マクロ美風より補足します 】 4/7追記
「麗心」は、貸切のお部屋に隣接して、何十人も座れる喫茶席がありますので、仮に、全員が二次会に参加しても、大丈夫です。

貸切のお部屋と喫茶室は、ドア1枚で出入りできますので、お子さま連れの方には、かえって便利かも知れません。

皆さん、どうぞ、ご遠慮なくご参加くださいませ。


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 おかげさまで、4月16日の「我や」さんでのマクロビ井戸端会議が定員に達しました。皆さんお申込ありがとうございます。ここで一旦締め切らせていただきますが、「キャンセル待ちでもいいよ」とおっしゃる方がおられましたら、その旨 ido0604@manabian.com までメールくださいませ。
とりいそぎお礼とお知らせまで。
関連記事:「マクロビ井戸端会議について補足」<rdf:RDF xmlns:rdf=”http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#”
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マクロビオティックと水分の摂り方

ユウさんの記事で、むくみについての体験談が書かれています。
ユウさんは、今年の1月、むくみに悩んでいて、私のブログにSOSを発して来られました。
焦っていて、うろたえている様子が文面から伝わって来ました。
必死になっていましたが、何しろユウさんは長崎にお住まいです。
望診もせず、文面だけの判断でアドバイスするのは、とても危険なのですが、可能な限りのアドバイスをしました。
その後、ユウさんは、マクロビオティックのお料理教室に通ったり、桜沢先生の本を読んだり、一生懸命勉強されました。
3月には、羽田まで日帰りで来て、羽田空港内で私と会うことも決めました。
しかし、年度末でもあり、職場の都合でお休みがとれません。
泣く泣く、メールでのアドバイスになりましたが、幸いお料理教室でお友達もできて、マクロビオティックが楽しくなったようです。
あれから3ヵ月足らずですが、ユウさんはずいぶん成長されました。
そして、むくみも解消して、きょうの記事には落ち着きが感じられます。
良かったなぁ。
ユウさん、頑張りましたね。
むくみで悩んでいらっしゃる方は、ユウさんの記事をご覧ください。
          *    *    *    *
なお、水分の摂り方についてのアドバイスです。
マクロビオティックでは、水分の摂取を控えます。
しかし、それは、水分の摂取を我慢することではありません。

あくまでも、個人の体調や尿・大きなお便りの状態を観察しながら、体の求めに応じて調節するだけです。
喉が渇けば飲んでもいいのですが、グビグビと流し込むような飲み方はお勧めできません。
そのような飲み方をしても、その水分は胃を通過して、尿として排泄されるだけで、体の細胞一つ一つに吸収されにくいのです。
かえって、水分の処理をするために、腎臓に負担をかけるだけですね。
ですから、お水を飲むときは、噛むように舐めるように、ゆっくり飲みましょう。
玄米ごはんを良く噛んで食べるのと同じことですね。
また、水分の量ですが、完全にマクロビオティックを実践している人は、少なくても平気ですが、動物性のものが入っている人は、少し多めにします。

動物性が入っているのに、水分だけ控えると、かえって血が粘ってしまいます。
くれぐれも、この点は誤解なさらないようにしてくださいね。
どうしてもお水をグーっと飲んでしまう人は、冷蔵庫からを2個ほど取り出して、舌の上で溶けてしまうまで、コロコロと転がしてから、飲み込んでみてください。
驚くほど少ない量で満足しますよ。
これから水分が欲しくなる季節ですが、ちょっと考えながら摂取すると、今まで不快だった症状が消えて、ビックリする人も結構いますよ。
ぜひ、水分の摂り方を見直してみてくださいね。


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子供の入園・入学と親の態度

桜が満開になると、ウズウズしてきます。
これはもう、日本人のDNAのせいですね。
ところが、この季節になると、心の晴れない人が出てくるのも事実です。
それは、幼稚園・保育園・小学校・中学校など、入園・入学シーズンで、環境が変わるために起きる心の変化で、体に不調を感じる人が出てくるからです。
社会人になっても、多かれ少なかれその傾向はありますが、そこは大人なので、何とか乗り越えていくものです。
(時には、乗り越えられない大人も多くなってきていますが・・・。)
問題なのは、子供たちです。
ブログにも、そんな悩みの記事が多くなってきました。
そこで、私と息子の体験をふまえて、オバさんの考えを書いてみますね。
*    *    *    *
我が家の息子はとても神経質で、食も細く、アトピーもあって、それはそれは育てにくい子でした。
ですから、保育園に入園した時も、小学校に入学した時も、中学校に入学した時も、高校に入学した時も、いつも大きな体の変化がありました。
この調子だと、大学生・社会人と進む時にまた何かあるかも知れませんが、そういうことは考えないようにしています。
「想い」は重要なので。
入園・入学後の息子の変化を具体的に書くと、
保育園:オムツが不要だったのに、まったくトイレで出来なくなってしまった。
小学校:チックが出現して、治ったのは2学期の半ば。
中学校:きれいに治っていたアトピーが一気に再発。
朝は綺麗な顔だったのに、入学式を終えて帰宅したら、別人のように顔がブクブクになって、目もまとも
に開けられないくらい。
刻々と悪化して、全身に拡がってしまった。
高 校:病名は「円形脱毛症・全頭型」だが、全身の毛が抜けた。
(頭・眉・まつ毛・ひげ・わき毛・陰毛・すね毛すべて)
悲惨だった。
今でも涙がにじむ。
(詳しくは、「体中の毛が抜ける!!」、「アトピーが原因?」へ)
ここには、体の変化の大きなものだけ書きましたが、問題は、「心の変化」です。
体の変化として、外に出てくる前に、子供は心でいっぱい反応しているのだと思います。
しかし、親がなかなか子供の心の変化に気づかないでいると、SOSとして、子供の体が反応してくるのではないでしょうか?
私も、その都度、精一杯考えて、真剣勝負で対応してきました。
悩み、苦しみ、他との比較、夢、希望、見栄などが交錯しました。
その結果、結論は、「人それぞれ違う」ということでした。

当たり前といえば当たり前なのですが、この「当たり前」にたどり着くまでに、本当に身も細る思いや、眠れぬ夜や、枕を涙でぬらしたことが何度もありました。
今も、困ったことはありますが、マクロビオティックの考え方を駆使すると、不思議なくらい自然な対応ができて、子供を無駄に苦しめることがないように思います。

*    *    *    *
入園・入学前後のお子さんを育てていらっしゃる方、本当にご苦労様、そして、お疲れ様です。
親も疲れていますが、お子さんはもっともっと、体中で頑張ってヘトヘトだと思います。
ですから、この時期は、過保護かと思えるぐらい抱きしめて、お子さんの主張を聞いてあげましょう。
子供なりに、外では頑張ってくるので、家ではゆっくり、のんびりさせてあげましょう。
今まで出来たことが出来なくなっても、黙っていましょう。
外であったことを、根掘り葉掘り問い詰めないようにしましょう。
お子さんに聞くのは、たった一言、「楽しかった??」で十分。
ただし、その時の反応は、よ?く観察します。
どんな反応があっても、親の感情は表に出さない努力も必要です。
子供に、ダイレクトに影響しますから。
なお、逞しくて、元気いっぱいで、何の心配もないようなお子さんでも、小さなストレスは受けるものです。
気を抜かずに、いつもより注意して観察しておきましょう。
ただし、観察していることも、悟られないようにしてくださいね。
最後に、とっても大切なことを一つ。
お子さんの状態について、夫婦や家族が、お子さんのいるところで話をしないでください。
子供は、遊びに夢中になっているようでも、しっかり聞いているものです。
お子さんの耳の鋭さに、地獄耳かと思われた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
子供は、大人より言葉での表現は未熟ですが、その分、雰囲気を察知したり、親の表情は良く見ていて、大人もビックリしますよね。
きっと、自分の身を守るために必要なんでしょう。
こんなことを頭の片隅において、お子さんと向き合ってくだされば、見えないものも見えてくる時があるかも知れません。
どうぞ、肩の力を抜いて、楽しい子育てをなさってくださいね。
幸多きスタートでありますように。


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善右衛門さんの本豆餅(お大福)

待ちに待った、善右衛門さんの「本豆餅」が、きょう届きました。
室温で解凍すること4時間。
まだ冷たい感じがしたので、もう少し待ってからいただくことにしました。
すると、お茶の時間ではなくて、夕食が近くなってしまいました。
息子(17歳)が夕食前(17:55)に、「お腹がすいたぁ」と言うので、ちょっとためらいましたが、「本豆餅」を食べさせてあげることにしました。
普段は、食事前にこんなことは絶対しないのですが、食事前の方が味がよく分かるので、あえて、食事前を選んだのです。
私と一緒に「本豆餅」を食べた直後(18:10)に夫が帰宅したので、事情を説明して先に「本豆餅」を食べてもらいました。
そんなわけで、今晩の夕食は、いつもより大幅に遅らせて、20:00からにしたのです(ゴメンね家族)。
* * * 「本豆餅」の感想 * * *
   息子 :「うまい!、これどこの?」
        「今度から、これいっぱい買っといて」
             「ん?いつものより皮が元気だね」
        「なんか大きいなぁ」
       「アンコがくどくないね、さっぱりしてるね」
   夫 : 「皮がうまいね」
      「塩が強いかな」
      「う?ん、やっぱり皮に味があるなぁ」
      「竹の皮が善右衛門さんらしいね」
    私 :「皮にコクがあるわ」
      「もう少し皮がほしいなぁ」(皮が美味しいので)
      「もうちょっと、甘みが少なくてもいいね」
      「もう一回り小さくてもいいねぇ」
          *    *    *    *
☆ 善右衛門さんへ ☆
家族が口にした言葉を、遠慮なく、そのまま書いてみました。
共通だったのは、やはり、皮の美味しさでしたねぇ。
色・弾力・コクなどは、一般の豆餅に絶対ないものだと思います。
特に、「豆餅の皮にコクを感じた」のは、初めての経験です。
白米のご飯を食べていて、玄米ご飯を食べると、真っ先に感じるのが、このコクだど思っています。
玄米ご飯に感じるあの深みのある味が、そのまま豆餅の皮に存在していて、感動しました。

この皮が、「本豆餅」の命かも知れませんね。
それから、これは全く私個人の好みなのですが、もう少し甘さが控えめでもいいかなぁと思いました。
それは、マクロビオティック的にという意味ではなく、とても皮に存在感があったので、むしろ、アンコは引き立て役に徹した方が、釣り合いがとれると感じたからです。
もし、あの甘さのままだったら、気持ちていどアンコの量を少なくした方が、全体のバランスがとれるような感じがします。
生意気なことを書いて、ごめんなさいね。
でも、試行錯誤の末に出来上がったお菓子に、こうして気軽に自分の感想をお伝えできるご縁を、とてもありがたく思います。
          *    *    *    *
関東では、「お大福」として売られていている「豆餅」ですが、この呼び名は地方によって、どのように違うのか興味のあるところです。
また、大きさもどのように違うのでしょうね。
関東では、善右衛門さんの「本豆餅」の大きさは、一番大きいと思います。
それより小さい大きさが、2段階ほどあります。
京都では、どうなんでしょうね。
お米以外は、私の故郷の材料でつくられている、この「本豆餅」。
手にとって眺め、口にして味わい、心ゆくまで故郷を味わいました。
マクロビオティックへのこだわりを貫いた、美味しく、大満足の「本豆餅」。
私と家族の、生涯の必需品です。
善右衛門さん、素晴らしいお菓子を、本当にありがとうございました。
<追記>
残りの本豆餅が気になって、気になって、もう一個食べてしまいました。
すると、食前に食べたものより、皮が厚めでした(??)
ということで、こちらは、皮とアンコのバランスがちょうど良かったので、上の記事に補足させていただきます。
 
<さらに追記> 4/3  
guguさんから、素晴らしいコメントが届きました。
「本豆餅の甘さ」に寄せる、善右衛門さんの奥深さが伝わる、感激の内容です。
善右衛門さんの、マクロビオティックに対する熱き思いを共有しましょう。
ぜひ、お読みくださいね。 
<さらにさらに追記>4/3
またまたguguさんから、大事なコメントが寄せられました。
次のような内容です。
善右衛門さんは、「ほんとにたま?にいただくお菓子ですからね」と何度も念を押されていました。

肝に銘じましょう。


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