「マクロビ井戸端会議」に込められた想い

Natural Magic SchoolAnubis22さんが、今回の「我やマクロビ井戸端会議」によせて、とても奥深く、格調高い記事を書いてくださいました。
Anubis22さんは、kodamacro netさんとして、マクロビ井戸端会議を誕生させてくださった方です。
それだけに、マクロビ井戸端会議にかける想いは、ず?っと先を見据えて、また、ず?っと深く考え抜かれた、ハイレベルなものなのです。
ぜひ、皆さんにも、マクロビ井戸端会議の誕生に際する、kodamacro netさんのお考えを知っていただきたいので、全文を掲載させて頂きます。

 

kodamacro netさん(=Anubis22さん)の想いをみんなで共有して運営し、さらに、これからの井戸端会議が、より良く、より平和に拡がって行くことを、心から願っております。
そして、それが、マクロビオティック界の今後における新しい風になってくれることを、祈っております。
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2006年04月19日

 

井戸という皆元(みなもと)は一つ

『anubisマクロビ日記』
先日、青山の我やというお店で行われた「マクロビ井戸端会議」
というイベントに参加してきました。
私は伊豆長岡温泉のこだま荘での、第1回、第2回の
マクロビ井戸端会議の企画者の一人でしたが、今回はなかなか氏
マクロ美風さんのお二人が中心になって開催して頂いたので
私は、一参加者としてとても気楽に楽しませていただきました。
そもそも井戸端会議は主催者と参加者の区別を曖昧にするのが
目的でもあったので、あまり主催者という感覚はないないかも
しれませんが、そこはやはり50人もの参加者を迎えるのですから、
お二人のお気遣いは大変なものだったでしょう。
井戸には、泉や源水という根源的なイメージがあります。
地中からコンコンと湧き出でる水は、シンボル的には
女性性を現します。
井戸端会議という名は、、無限に湧き上るインスピレーションの中で、
女性達が尽きない話し合いをしているイメージでつけてみました。
つまり、生命の根源につながりながら、平和的に語り合い続ける…。
そう、別に結論が出なくてもいいのです。
結論を出したがるのは、男性原理なんですね。
結論は出た瞬間に反論が起こります。
つまり、結論を出すから、喧嘩になるんですね。
結論を出さずに永遠に話し合い続ける…。
これが来るべき女性的な世界観だと思います。
泉である温泉で始まったマクロビ井戸端会議が、沸き出でるか
のように各地に広がって「細く、長く、遍く(あまねく)」続い
ていくことを願っています。

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我やマクロビ井戸端会議の開催について

4月16日に、「我やマクロビ井戸端会議」が開催され、皆さんから沢山のコメントをいただいております。
ありがとうございます。
すでに、なかなかさんから、当日の参加者宛てに、メール(4月17日 23:49発信)が届いていることと思いますが、井戸端会議のご感想を送っていただけると、ありがたいです。
お料理だけでなく、井戸端会議全体に関するご意見や、ご要望もお寄せください。
東京での開催は1回目でもあり、さまざまな制約の中で、出来る限りのことをしたつもりですが、私達の見落としていた点が数々あると思っています。
皆様から寄せられたご意見をもとに、どんどん改善をして、井戸端会議がマクロビオティックを実践する人達の、最良の場になってくれることを願っています。

 

そして、一人でも多くの方々が、安心して、楽しくマクロビオティックを実践できるようになるのが、私達の願いでもあります。

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井戸端会議の方針ですが、たまたま、なかなかさんが連絡係をしただけであって、「主催」ではありません。
これは、皆様に、ぜひご理解いただきたいのですが、 「井戸端会議は共催」です。
参加者お一人お一人が主人公なのです。

ですから、回を重ねて理想的な姿になれば、誰が連絡係になっても良く、さらに極端な話、連絡係も不要になると考えています。
例えば、「毎月、第3日曜日の12時に、我やさんに行けば、マクロビ仲間に会えて、マクロビオティックの話が出来る」と言うふうに、定着させたいのです。
(そもそも、我やさんには、社長さんをはじめとして、スタッフの皆さんの多くがマクロビアンなので、我やさんに足を運ぶだけで、すでにマクロビ仲間に会えることになります)
定着するまでは、試行錯誤の段階ですが、その試行錯誤を皆さんと一緒に手探りしたいのです。
一人の能力には限界がありますが、その力が結集すると、大きなうねりを起こすことが出来ます。
そのうねりは、確実に何かを動かすことが出来るでしょう。
すでに井戸端会議に参加された皆さんは勿論のこと、これから参加したい方も、遠慮なくどんどんご意見をお寄せください。
そうすることによって、我やさんは、皆さんが望んでいるお料理を知ることが出来ますし、皆さんは、自分達の希望したメニューを、プロの手によって創作してもらい、お味見の気持ちでいただくことが出来るのですから、素晴らしいことだと思いませんか?
「我やマクロビ井戸端会議」が発信基地になって、新しいマクロビオティックの世界を、ご一緒に創り出しませんか?
マスコミや雑誌に踊らされることなく、人から人へ、正しく確実にマクロビオティックを伝えるための井戸端会議を、ぜひ「共催」しましょう!

なお、次回は、5月21日(日)を予定しておりますが、詳しくは、なかなかさんから告知されますので、スケジュールの調整をお願いいたしますね。
私へのメールは、下記までお願いいたします。
macro21@mail.goo.ne.jp


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ごめんなさい

4月10日から、コメントのお返事が滞ってしまいました。
1週間あまりもお返事が出来ないなんて、ブログを開設してから、初めてのことです。
コメントをくださった皆さん、本当にごめんなさいね。
遅れてしまった理由は、ただただ忙しかっただけです。
睡眠時間を1?2時間でやりくりしていたのですが、追いつきませんでした。
先週は、徹夜も入ってしまいました。
しかし、これが、いつもの徹夜とは違って、“すっご?く楽しい徹夜”だったのです。
余りに楽しすぎて、新宿から朝帰りをしてしまいました(汗)
始発で帰宅したら、着替える暇なく、すぐお弁当つくり。
その後、某大学の教授に面会するため、大急ぎでシャワーを浴びて、いざ出発!
なんてことを繰り返しておりました。
鍼美人さんには、いつも寝不足の害を指摘されるのですが、もう少しお許しを。
5月から心と細胞を入れ替えます(笑)
マクロビオティックを始めると、楽しくて、楽しくて、寝ているのがイヤになるのです。
やりたいことが一杯あって、どんどん挑戦しちゃうんですね?。
桜沢先生は、22時?2時が睡眠時間で、お弟子さんがこれから眠る時、「おはよう」と言って起き、お弟子さんは「おやすみなさい」と言ったそうだから、私も壊れないうちに睡眠時間を調節しなくちゃ。
要は、睡眠「時間」ではなく、睡眠の「質」と「深さ」の問題なので、鍼美人ネェさんに怒られないように(^^)、注意します。
では、これから、お返事にしゅっぱ?つ!!!



<追記> 17:55
では、これから、お返事にしゅっぱ?つ!!!
と上で書いたのに、急用があってバタバタしていました。
これから、急遽、東京へ出かけます。
帰宅は何時になるか分かりません。
何しろ、“風”なモンですから(笑)
と言うわけで、またまたお返事が遅くなってしまいますが、心優しき、マクロビアンの皆様、もうちょっとお待ちくださいね。
ごめんなさい。
どんなに忙しくても、皆さんのコメントは嬉しいです。
ドンドンお寄せくださいね。
必ず、お返事させて頂きますから。
では、行ってきまぁ?す♪


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「我やマクロビ井戸端会議」を終えて

2006年4月16日(日)、12:00?15:00まで、「我やマクロビ井戸端会議」が開催されました。
参加人数は55名。
男性のみ、女性のみ、独身者・ご夫婦・お子様づれ・一家全員でのご参加と、まさに、そこには“”がありました。


今、その時の光景を思い浮かべますと、昨年、マドンナのプライベートシェフで有名になった、西邨まゆみさんのトークショーで放映された、「アラスカのコミュニティー」の映像とオーバーラップしてきます。
その「アラスカのコミュニティー」とは、マクロビオティックの理念に基づいて共同生活をする人達の集団を指します。
まぁ、今風にいえば、「マクロビアンの共同体」というところでしょうか。

実に、爽やかで、のびのびとしていて、自然な生き方に憧れたのを覚えています。
同席していたなかなかさんと、思わず「何だかアラスカに引越したくなっちゃったね」と顔を見合わせたものです。
食べ物・住まい・教育・環境などを、宇宙と自然の法則に従ったものにするためのコミュニティーですが、マクロビオティック実践者にとっては、まさに、「理想郷」です。
井戸端会議の雰囲気が、その理想郷に似ていたのです。


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では、井戸端会議の方ですが、一家で美味しそうに、我やさんのお料理をいただくある男性は、奥様の作るマクロビオティック料理を、そんなに美味しいとは思っていなかったそうですが、「今日のは美味しい!」とおっしゃって、お代わりをされていました。
美味しさの分かれ目は、「味の濃さ」にあったようですね。
男性の方が陽性さを要求される社会生活では、奥様より「濃い味」に美味しさを感じるのが普通です。
それなのに、奥様が美味しいと感じる味でお料理を作ってしまうと、ご主人には物足りない=美味しくないとなるのでしょう。
ここがマクロビオティック料理の大切なところですね。
ちなみに、子供は、奥様(=お母さん)より、少し薄味(陰性)にすると、順調に成長しますよ。
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15:30?17:30、「麗心」で二次会。
ここでは、なおみさん・鍼美人さん・いさおさん・ももさんが加わってくださいました。
アルコールも登場して、ご機嫌。
いさおさんが「姓名判断」をしてくれて、花香さんやminminさんは大喜び。
いさおさんの時間の関係で、全員はできなかったのですが、次回は、ぜひ多くの方が姓名判断をしていただけるといいですね。
この姓名判断は、故大森英櫻先生から伝授された方法ですが、巷の姓名判断とは違って、「無双原理」で洗い直したものです。
「無双原理」といえば、マクロビアンにとっては、非常に興味ある世界ですよね?。
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17:45?22:45、我やさんに舞い戻って三次会。
この時点でもまだ、10名以上が元気に談笑。
お昼とは違ったメニューとアルコールで、舌鼓を打ちました。
遠方のかたから、一人、また一人とお帰りになるたびに、再会を誓ったのは言うまでもありません。
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我やさんの皆さんは、本来なら、土・日曜日はランチがないので、出勤がお昼過ぎでよいのだそうです。
逆にいうと、この曜日は我やさんの方々にとって、休養日だったのです。
しかし、昨日は、井戸端会議のために、朝8時ごろから準備をしてくださったとのこと。
本当に、申し訳ないと同時に、心から感謝いたします。
スタッフの方々も、マクロビオティックのスクールに通って勉強中であったり、我やさんの社長さんご自身が、マクロビオティクで病気を克服されたり、とにかく、マクロビオティックに対しての理解が、これ以上得られるお店は他にありません。
さらに、とても嬉しかったことは、マクロビ・パパさんが勤務中であるにも拘らず、私服に着替えて、みんなと一緒に談笑に参加できたことです。
この、粋な計らいに、我やさんの懐の深さと、人間味溢れる対応に、改めて心を打たれました。
今も、そのことを思うと、じーんとして目頭が熱くなってきます。
以前から思っていたことなのですが、我やさんの店内には、「温かい心」を感じます。
スタッフの皆さんや、そこに通うお客さんによって熟成された、「波動」が漂っているのでしょう。
マクロビ井戸端会議の目的からいっても、会場選びは難航します。
当然、「気」の存在も考慮します。
しかし、我やさんには、「良い波動」というおまけまでついて、これ以上の会場は考えられません。
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我やさんの全面的なご協力によって、マクロビ井戸端会議が無事終了しましたことに、心から感謝いたしますと共に、雨の中をご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
これから、この会を大事に育て、各地に井戸端会議が発足して、それらが、全部つながることを構想しております。
どうぞ、皆さん、二人いればお話が出来るのですから、各地で井戸端会議をスタートさせてください。
そして、全国規模でつながりましょう。
すでに、仙台では、花香さんが第一号を立ち上げでくれています。
相互間のコミュニケーションのためにも、まだブログをもっていない方は、ぜひ、ブログを立ち上げてください。
自分が何かを望むなら、待っているだけでは駄目です。
まず、自分が動きましょう。
動けば、必ず風が起きます。
どんな風にするかは、あなた次第です。
もし、よろしければ、私と一緒に「美しい風」を起こしてみませんか?
全国にマクロビオティックの美しい風を起こして、外食する時も、喫茶店に入る時も、日々のマクロビ食材を購入する時も、「ふつう」に行動できる社会にしませんか?
そのためにも、私達の井戸端会議は、将来、大きな核(コア)になってくれると思います。
皆さん、夢を持ちましょう!
そして、実現しましょう!


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「マクロビ井戸端会議」の前に

なかなかさんのブログで、マクロビ井戸端会議」についての説明文が掲載されましたので、全文掲載いたします。
ぜひ、じっくりお読みになって、「なぜ、今、マクロビ井戸端会議なのか?」を、よ?くご理解いただけたら、嬉しいです。
「マクロビ井戸端会議」の目的と意義、性質、方針、参加者の心構え、将来像などを、書いておられます。
なかなかさんらしく、サラッと書いていらっしゃいますが、ここに至るまでには、kodamacroさん(別サイトでAnubis 22さん)の、マクロビオティック界における貴重な経験と、なかなかさんも加わった、マクロビオティック界の現状分析と将来像がベースにあります。
さらに、なかなかさんの卓越したプロデュース力がモノを言って、だんだん構想がまとまったのです。
特筆すべきは、「遍く」に登場する「勝手井戸端会議」の構想です。
お読みになって、「ふ?ん」と思われるだけかも知れません。
しかし、「これこそが、21世紀のマクロビオティックの伝道スタイル」との想いなのです。
あくまでも、「自然発生的」がポイントです。
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マクロビオティック界は、今、急速に変化しつつあります。
情報が氾濫して、真偽を見極めにくくなって来たのも事実です。
そこで、「マクロビオティックを愛し、大切に思い、正しい姿で子孫に伝えたい」と思う私達が話し合った結果が、「マクロビ井戸端会議」なのです。


井戸端会議に参加してくださる皆さんに、この想いを共有していただけたら、幸せです。
では、皆さん、16日にお目にかかれるのを楽しみにしております。


          *    *    *    *














 運営方針というのも大げさですが、マクロビ井戸端会議は「細く、長く、遍く(あまねく)」で行きたいと考えています。全国至るところで毎日のように開催され、それが未来永劫続くように。
◇細く
 井戸端会議は「イベントではなく日常」です。ですから有名な講師を呼んだり、セミナーもしません。そればかりか式次第も司会進行もありません。他から見ればなんとしまりのない会かと思われるかもしれませんが、ただ集まっておしゃべりするだけです。
 同じ場に集まるということは、ネット上でのつながりに比べると極めて陽性、すなわち求心力が発生します。ですから中心(リーダー)を決めて参加者がそこに向かって意識を集中すれば、さらに求心性を増し、ものすごいことが達成できるかもしれません。しかし行き過ぎた陽性は破壊、あるいは暴走を招きます。また中心が複数になってしまうと陽と陽が反発し、あっという間に分裂してしまいます。
 ですから運営を敢えて陰性に、すなわち統制もサプライズもない日常的な感じにすることでバランスを取り、中庸に持っていきたいと考えています。
◇長く
 井戸端会議を長く続けるために、「三者の負担を最小限に」するよう心がけます。参加者の経済的負担を軽くするのがその一例ですが、安すぎると今度はお店に負担をかけてしまうのでここも適当なバランスが必要です。
 
 それと大事なのは幹事の負担を限りなく軽くすること、誰が幹事になっても同じように開催できること、さらには幹事がいなくても運営できるようにしたいと考えています。ある日お店にきたら、「たまたま全員マクロビ関係者だった」というのが理想的な姿だと思います。
 そのために参加者の皆さんも「お客さま意識」をお持ちにならないように、参加者全員でこの場を創っていくんだ、という意識を持っていただけると非常に嬉しいです。
◇遍く(あまねく)
 井戸端会議は伊豆や東京だけではなく、「全国至るところで毎日のように」開催されるようになってこそ、
全国の悩めるマクロビアンの期待に応えられます。ですからどんどん「子供を産んで」ほしいと思います。
 仙台版や名古屋版や大阪版など、二人いれば会は始められるのですから。特に誰の許可がいるわけではありませんので「勝手井戸端会議」をどんどん開催していただければ本望です。もちろん井戸端会議に限らず、勉強会に発展させたり、料理教室をやってもかまいません。その際、ご一報をいただければブログ上で告知などさせていただき、お役に立てればと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
関連記事:「4月にマクロビ井戸端会議」
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