「尾形妃樺怜先生と土鍋を囲む会」を終えて

2月23(金)・24日(土)、「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」を開催しました。
23日はあいにくの雨。
でも、尾形先生のお話をお聞きしたい一心で、9名が集まりました。
男性の参加者が2名。
そのうちの一人は、なんと群馬県から、誰も知らない集まりに勇気を出して参加してくれました。
「マクロビオティックを勉強したいけれど、学ぶところがなくて」とおっしゃって。
嬉しかったです!
こんな方が参加してくださって、本当に「準備して良かった?」と思いました。
実は、当初、この会は24日(土)・25(日)で開催するつもりでした。
でも、会場である「産直の家」の予約がとれず、1日繰り上げての開催になりました。
平日開催だったため、お仕事がある人のご希望に添えなかったことを、とても申し訳なく思います。
泣く泣く断念された方も多くて、心が痛みました。
ごめんなさい。
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さてさて、「土鍋の会」ですが、結論から言って、「良かった?!!」です。
やっぱり、尾形先生のお話は凄い!
奥が深い!
解りやすい!

リマ・クッキングスクールでの尾形先生は、当然ですが「先生の顔」。
でも、「土鍋の会」での尾形先生は、「かわいい純粋なマクロビアン」という感じ。
リマでの尾形先生を、「厳しい先生」と思っていらっしゃる方には、と?っても意外なはず。
とにかく柔らかくて、穏やかで、それでいてポイントはしっかり押える。
そんな、とても頼もしい(失礼)先生です。
あ、前置きが長くなりました。
まず、会場の「産直の家」ですが、これは、古民家を移築した建物で、「ちばコープ」が所有しているものです。
「古民家」ということで、もう想像できるでしょうが、とにかく広い、ゆったり、のんびり。
立地場所も、畑と田んぼの真ん中。
日常の喧騒から開放されること間違いなしです。
そんなところで、囲炉裏を囲みながら、炭の赤い炎をみつめ、おでんとマクロビオティック料理に舌鼓を打ち、ご好意で持ち寄ってくださったお酒で、しっぽりと語る極上のひととき。

マクロビオティックの理論や、実践上の悩み、問題点などを次々語り合いました。
特に、桜沢如一先生の教えや、大森英櫻先生・大森一慧先生の穀菜食、さらに、久司道夫先生のマクロビオティックについてのお話は、とっても現実的で、腑に落ちることばかりでした。
お料理以外のマクロビオティック。
それが、今回の大きなテーマだったように思います。
夜中の2時ごろまで語り続け、炭がなくなってしまったので寝ることに・・・。
(炭があったら、何時まで話していたのだろう?)
*    *    *    *
翌日は快晴!
朝からお風呂に入る人や、掃除をする人や、全員が清々しい顔。
中でも感心したのは、群馬から参加してくださった好青年さんが、前夜、尾形先生が教えてくださった雑巾がけの姿勢を実行していることでした。

 

いやはや、それは、きつ?い姿勢なのですが、それを頑張って実行している姿を見て、彼の本気度を再確認しました。
彼の将来が楽しみです。
さて、朝食も、尾形先生に教えていただきながら、全員で用意して、囲炉裏を囲んで「美味しい!」を連発しながらいただきました。
お食事をしながら、「朝食の意味合い」など、またまた尾形先生の奥深いお話があって、ず?っと時間を忘れて話しておりました。
最後に、みんなでお掃除をして、雨戸を閉めて、Iさんの車を待ちます。
Iさんは、八日市場(今は匝瑳市)で、マクロビオティックのレストランを営む方で、今回はご夫婦で参加してくれました。
営業の都合上、夜中にご自宅に帰り、早朝から仕込みをして、私達と一緒にお昼を食べるために、車を出してくださいました。
「産直の家」を出てから、まず、を見に行きました。
風が強くて、波が荒かったのですが、海なし県に住む私は、最高に満足でした!
Iさんは、八日市場の生まれ育ちなので、海岸線がこんなに変化しているんだと、昔と比較して具体的に説明してくれました。
ここでも、確実に地球は壊れつつあることを実感します。
それから、お目当てのお蕎麦屋さんへ。
前夜は、吾妻庵本店で昼食をと思っていたのですが、Iさんが「他にも美味しいお蕎麦屋さんがあるよ」というので、みんな一斉に「そっちに行こう!」となったのです。
そのお蕎麦屋さんは、「そば工房 篠」。
ホームページがなくて、とっても残念です。
でも、考えようによっては、「知る人ぞ知る」でもいいのかなとも思いますが。
お蕎麦屋さんのことは、長くなってしまうので、続編でどうぞ。
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◆まとめ
この「土鍋の会」は、尾形先生とマスタークックの会社の方と、3人でお茶を飲んでいて、ひょんなことから「やろう!」ということなりました。
3人とも大忙しの毎日でしたが、同じ想いを胸にして開催に漕ぎ着けました。
参加していただいた皆さんが、「とっても良かった!」とおっしゃって、その日のうちに「次はいつにする?」という言葉が。
それで、まず、尾形先生のご予定をお伺いしたのですが、もう4月いっぱいまで、土日はビッシリです。
(ああ、土日開催は無理かなぁ?)
それで、会場探しをして、また、案を練ろうと思っています。
産直の家も最高なのですが、ちょっと遠いので、もう少しみんなが集まりやすい所がいいかなぁ?と思っているのですが、どうなりますことやら・・・。
もしかすると、5月の連休明けになってしまうかも知れませんね。
ま、無理のない、自然体の集まりですから、心地よい風が吹いた時に「それっ!」と開催することになるのでしょう。
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今回は、Iさんご夫妻のお蔭で、美味しいお蕎麦屋さんにも行けました。
とっても感謝しています。
Iさん、ありがとうございました。
Iさんのお店は、ホームページがないので、後日、ブログの記事としてご紹介させて頂きたいと思います。
また、遠い場所にも拘らず、参加してくださった皆さん、お疲れさまでした。
マスタークックの会社のNさん、土鍋の荷造りをありがとうございました。
最後に、尾形妃樺怜先生。
お忙しい毎日なのに、快くこのお話をお引き受けくださり、その上、会場の手配までしていただきまして、本当にありがとうございました。
心より感謝しております。
尾形先生のお蔭で、益々マクロビオティックが面白くなりました。
ありがたいことです。
では、また、皆さんと再会できますことを、心待ちにしております。


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コメントの投稿ができないかも知れません

いただいたコメントにお返事を書いて、「投稿」ボタンをクリックすると、「入力内容に不正なURLが含まれているため、コメントできません」と無情なメッセージが出ます。


2週間ほど前にも、「コメントをしようとしたけれど、出来ないよ?」と、mixiの方に問い合わせがありました。
この時も、「入力内容に不正なURLが含まれているため、コメントできません」とのメッセージが出ました。


つまり、私からも、コメントをくださる方からも、コメント欄に投稿が出来ないことがあるのです。


 ・時間が経ってからやり直す
 ・もう一つ同じ画面を開いて、そちらにコピペしてから「投稿」ボタンをクリックする


この方法で、今まで乗り切って来たのですが、きょうは、その方法もダメな時があります。


ちなみに、URL欄にURLを入力しないで「投稿」ボタンをクリックすると、OKでした(フーッ)
私のURLのどこが不正だっていうのよっ(怒怒怒)


でも、でも、どうしてなんでしょう?
どなたか、解決方法をご存知ですか?


gooブログをお使いの方、同じ現象はありますか?


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「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」の通知

きょうは、とても暖かくて、私が花の蕾なら、「ワ?イ、春だわぁ?♪ 開いちゃおっ」と、せっかちに咲き乱れてしまいそうな陽気でした。


さて、明後日(23日)は、待ちに待った「尾形妃樺怜先生とマクタークックの土鍋を囲む会」の開催日です。
昨夜24時に締め切りまして、本日のお昼過ぎに、参加希望者へ個別メールをお送りしました。


全員にお送りしたつもりですが、もし、「申し込んだのにメールが来ない」という方がおられましたら、お手数ですが、申し込み時のアドレスまでご一報をいただくか、この記事のコメントとしてお知らせを頂きたく思います。


当日は、良いお天気に恵まれて、参加される皆さんが「命や心の洗濯」が出来たらいいなぁと思っています。


それでは、23日午後1時過ぎ、匝瑳市「産直の家」でお会いしましょう♪


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マクロビオティックに想う(1)「マクロビオティックは一つ」

本当は昨年のうちに、2007年1月1日になったら書こうと思っていた記事がありました。
しかし、あまりにも忙しくて、お年賀状も書けない状態の中では、何だかそんな気持ちになれませんでした。
きょうは、2007年2月18日(日)、旧暦の元日です。
ちょうど区切りもいいので、その記事を書きたいな?って思いました。
             *    *    *    *
マクロビオティック」、この言葉をあなたはどんなキッカケで知ったでしょうか?
私は、現役医師の書いた1冊の本で知りました。
一気に読み終え、すぐに「日本CI協会」に電話をすると、「明日からお料理教室が始まります」とのこと。
すぐ申し込んで、翌日からリマ・クッキングスクールに通い始めました。
当時は、病気を治したくて通っている人が多かったのですが、私が師範科を修了する頃の初級クラスでは、ダイエットをしたい人が増えていました。
その頃からでしょうか、日本のマクロビオティックとは別に、いわゆる逆輸入のマクロビオティックが勢いを増し始めたのは。
今では、「ダイエットにマクロビオティックがいいらしい」という情報から入る人も多いようですね。
また、「マクロビオティックを経済的に確立させたい」という考えの人もいます。
さらには、「マクロビオティックで一儲け出来るかも?」という人まで出没しています。
             *    *    *    *
マクロビオティックと呼ばれるものを、大きく分けると、次の6通りになるでしょうか。
 ?桜沢如一先生のマクロビオティック
 ?桜沢如一先生のお弟子さんのマクロビオティック
 ?大森英櫻先生のマクロビオティック
 ?大森英櫻先生のお弟子さん(自称)のマクロビオティック
 ?久司道夫先生のマクロビオティック
 ?久司道夫先生のお弟子さんのマクロビオティック
(?について:厳密には、大森先生は桜沢先生の弟子ではありません)
(?について:大森先生は、「弟子をとらない」と宣言されていたのですが、教えを受けた人が沢山いるので加えました)
このうちのどの流れをくむマクロビオティックに出会ったかによって、その後の展開が変わってくるのも、残念ながら事実です。
私がここで、「残念ながら」と表現したのは、???のどれが正しくてどれが悪いということではなく、「混乱を招く」という意味において、残念だと思うのです。
なぜなら、???の間で、動物性摂取への見解、塩分・糖分への見解などに差があり、その違いが、マクロビオティックの初心者や独学者を悩ませるからです。
でも、これらの見解の相違には、必ず背景があるので、それを知れば調節できるようになるのですが、一部の指導者には、他の指導者を否定するような思いが見えたりします。
その度に、「悲しいな、マクロビオティックの原点を想い出したいね」と思います。
              *    *    *    *
さて、きょうの本題です。
上記のように、一口にマクロビオティックといっても、色々な流れの違いがあるので、それが元で、ああでもない、こうでもないと、不毛の議論がされることがしばしばあります。
でも、私はこう思います。
マクロビオティックの到達点は一つしかありません。
ただ、そこに至るルートが、少しずつ違うだけです。

例えば、富士山の頂上に到達するためには、色々なルートがあります。
登る人の体力や都合によって、それぞれの登山口からスタートするわけですが、マクロビオティックも同じこと。
自分の好きなルートから登ればいいと思うのです。
ただ、大事な点が二つあります。
一つ目は、時代と共に日本人の体も、外国人の体も、変わりつつあることです。
二つ目は、地球を取り巻く環境が、どんどん変化していることです。

この大きな変化をしつつある時代に、妄信的な態度でマクロビオティックを学ぶと、時として大きな間違いを起こさないとも限りません。
そうならないためにも、「自分の頭で考え、実践してみる」ことが、とりわけ重要ですし、それこそが、本当のマクロビオティックです。
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結論として。
誤解を恐れずにいえば、私は、○○派も△△派も◇◇派も□□派もあっていいと思います。
例えば、マクロビオティックの理論に詳しい○○派、華やかさが楽しい△△派、病気治しに実績のある◇◇派、経済感覚の強い□□派、どれもマクロビオティックです。
どれかに偏らず、それぞれの良いところを取り入れてもいいのではないでしょうか?
そして、自分に合ったマクロビオティック、自分が納得できるマクロビオティックを、あなたがつくり出すのです。

???のどれでもない、現代に合ったマクロビオティック
今は、そんなマクロビオティックが求められているように思います。
最後に、マクロビオティックの頂点はたった一つ。
平和です。


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マクロビオティックの陰陽~ある男性の場合~

お料理を作るのは、一般的に言って女性の場合が多いですね。
家庭なら妻の仕事になるでしょうか。
そうすると、どうしても「作る人」の体調にちょうど良いメニューになったり、味付になったりします。
でも、体調に合った食事を旨とするマクロビオティックでは、妻の作るお料理が他の家族に合わないことも多々あります。
「マクロビ井戸端会議」でも、このようにならないように、その場合の対処の仕方をお話ししているのですが、結構この問題を抱えている方は多いです。
特に子育て中だと、時間がないし疲れるし、みんな一緒に一つで、となりがちです。
でも、ちょっとしたことでそれは解決できます。
その解決方法は、追々、後で書くとして、きょうは、ある男性マクロビアンの体験談をご紹介させていただきますね。
男性の体のこと、好みのこと、女には解らない部分もいっぱいありますが、少なくても男性は、女性より陽性を求める人が多いことを再認識していただけたらいいなぁと思います。
私は、決して、陽性さをお肉やお魚で摂る事をオススメしているのではありません。
こんな食べ物を口にしたら、こんな変化があったよ?、という一体験のご紹介です。
マクロビオティック食を数ヵ月でも続けると、たった一回のお食事でも、こんな変化が起きる格好の事例なので、ご参考になさってくださいね。
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まくろび庵」の、わこうさんがその人です。
わこうさんは、とっても人間味のある、それはそれは優しい人です。
それに、何といっても信用出来ます。
わこうさんの最高の魅力は、「男っぽさ」です!
「男の見本」のような人です。
そのわこうさんが、こんな体験をしました。
自分に合った陰陽バランス


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