桜沢如一先生は、生涯に300冊以上の本を書かれたといわれております。
「無双原理・易」のように難しい本ばかりではなく、物語のように書かれた面白い本も沢山あります。
たとえば、葉書をふた周りくらい大きくしたサイズ(B6)で60ページ、暑さ4ミリなんて本もあります。
そんなに小さな本でも、その中には1行1行奥深い文章が並んでいて、一文字の重みを感じます。
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たとえば、「ウナギの無双原理」はしがきより引用
「つまらない事も無双原理のメガネで見るととてもおもしろいものである、と云ふこと、つまらないことの中に大宇宙の神秘を見る眼を養成することは人生を幸せにもするし、我を捨てるむづかしい修行を楽にもさせると云ふことを示すのを目的とする。」
(引用終わり)
このように、日常の中から無双原理を論じている本が、私はとても好きです。
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さて、前置きが長くなりました。
「無双原理・易」は、確かに難しい本なのですが、理系の人や男性は比較的抵抗がないようです。
なぜなら、物理や化学の知識が深かったり、理論的な思考が出来るからだと思います。
反対に、文系の人や女性は、難しさが倍増する傾向にあります。
私もこのタイプですから、お恥ずかしいかぎりです。
そんな人には、「みっつめの目」がお薦めです。
「兎龍 都(うだつ みやこ)」著
これは、著者が40代にして出会った「魔法のメガネ」を元に、「人間としていかに自由に楽しく生きて行くか?」という桜沢如一の世界を平易に解説したものです。
それでも難しい人には、最後の切り札「宇宙のきまり きみ知ってる?」をお薦めします。
「兎龍 都(うだつ みやこ)」著
桜沢如一先生の「魔法のメガネ」を元に、子供が読んでも理解できるように書いたものです。
当用漢字以外はフリガナをふり、大きな文字、絵本のような装丁で、小学生が手にとってくれるように出来ています。
今なら、夏休みの読書感想文に間に合いますね。
ぜひ、この本をお子様とご一緒になって読んでみてはいかがでしょうか?
ここにご紹介した本は、すべて日本CI協会のホームページから購入出来ます。
こちらからどうぞ。
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