「無双原理」

2年前のきょう(2005年8月4日)、恩師大森英櫻先生は亡くなられました。
大森英櫻先生に捧ぐ)(ハンドルネームの決定)(大森英櫻先生)(偉大なる魂が星になった夜に・・・。
大森英櫻先生が生前、桜沢如一先生のお話としてよく口にされていた言葉。
「陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生よ」

 

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大森先生は、サインを求められると、好んで「無双原理」と書かれていました。
それほど、無双原理は奥深いということですね。
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今マクロビオティックを始めたばかりの人に、「無双原理」という言葉を使うと、退かれてしまうでしょうか?
でも、これがマクロビオティックの一番の醍醐味ですから、いつの日か「無双原理」に恋する時が来ると楽しいですね。
だって、「無双原理」で政治も性も解き明かせるんですよ!
だから、
難しくても、「無双原理・易」(黄色い表紙のもの)を読んでみませんか?
もし、挫折したら、しばらく経ってからまた手にしてみましょう。
それでも挫折したら、とにかく最後まで「目をとおして」みましょう。
一生かかって「無双原理」とおデートしませんか?
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「みっつめの目」 「宇宙のきまり きみ、知ってる?」


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「絆」

私は、ブログを始めてから、実に多くの方々と心を通わせることが出来ました。
涙も笑いも、たくさんの方々と共有しました。
人生を何倍楽しませてもらったことでしょう。
そして、今回は、新しい経験をさせていただきました。
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ブログを拝見していると、「ああ、この考え方好きだなぁ」とか、「あ、この感覚いいな」とか思うものです。
そして、「この人ってどんな人なんだろう?」なんて、想像もします。
普通はそこまでなのですが、私の場合は違いました。
「マクロビ井戸端会議」を通じて、実に多くのマクロビブロガーさんとお会いするチャンスに恵まれました。
そんな中に、北海道出身の人がいて、歳の差を忘れて仲良くなりました。
お話をしてみると、お若いのにしっかりとしていて、頼りがいを感じました。(以下Aさん)
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山村慎一郎先生の講演会を開きたいと思った時、真っ先にAさんに連絡をとらせていただきました。
「喜んで協力させていただきます」とのお返事と同時に、早速準備に取り組んでくださいました。
Aさんの友人(勿論マクロビブロガー)(以下Bさん)、また友人(こちらもマクロビブロガー)(以下Cさん)も応援してくださることになりました。
しかし、私は相変わらず北へ南への忙しい毎日です。
それなのに、Aさんは、一手に連絡を引き受けてくださって、私とB・Cさんをバックアップしてくださいました。
Bさんは、受付を担当してくださり、事務手続きをドンドン進めてくださいました。
Cさんは、素敵なアイディアと美的センスで、演出を手がけてくださいました。
こまごまとした買い物や、下見、写真撮影のための遠征もこなしてくださいました。
それぞれがお仕事もあり、お子さんのいる人もいたので、全員が揃って打ち合わせをすることはなかったのですが、実に見事にまとめてくださいました。
それだけでなく、楽しい企画やサプライズまで用意してくださって、本当に感動しました。
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「どんな講演会にしましょうか?」
最初の打ち合わせで、Aさんに聞かれたので、「真心のこもった講演会にしたい」「終わった後、あったかい感じがする講演会にしたい」とだけ伝えました。
その私の想いを十分に理解して、素敵な演出までしてくださって、本当にスタッフの皆さんには感謝しています。
それから、とっても嬉しいことがありました。
開催日1週間前になってから、協力を申し出てくださった方がいたのです。(以下Dさん)
Dさんは、私とたった1回、それもあるセミナーで数分間立ち話をしただけなのです。
「事前の資料準備や、当日の会場準備、受付、お弁当配布・食べた後の片付け作業など、人手が足りない時は遠慮なくお声をかけてください。」
このメッセージがmixiに届いた時には、嬉しくて、ありがたくて、涙がこぼれました。
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開催日前日。
日本CI協会で山村慎一郎先生の講義があり、それに出席した後、Aさんと最終打ち合わせをしました。
二人とも同じようなことを考えていて、シンクロぶりに驚きながらの打ち合わせでした。
最終的に必要だと思う品物を買い、遅い夕食をとり、帰宅すると午後11時近くでした。
それから、最後に必要な書類の作成にとりかかり、諸々の準備をしていたら、ついに徹夜になってしまいました。
コピーが間に合わないので、午前4時半には夫にコピーを頼んでしまいました。(夫よありがとう)
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こんな状態で迎えた開催日。
お子さんのいらっしゃるスタッフが一番早く到着したのですが、なんと、4時に起きて千葉県までお子さんを預けてから来たというではありませんか!
もう、ビックリするやら、申し訳ないやら、ひたすら感謝するのみでした。
こんなに大変な状況でも責任をまっとうしてくださったスタッフに、感謝を通り越した人間のつながりを感じました。
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講演会の翌日、贈られたアルバムを開くと、ピンクのカードには参加者のメッセージがいっぱい並んでいるではありませんか!
1枚1枚、メッセージを拝見していると、涙が流れてきました。
書いてくださった皆さんへの想いと、私へのアルバムまで用意してくださったスタッフの皆さんへの想いが交錯して。。。


嬉しかったです。
感激しました。
今想い出しても涙が溢れてきます。
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今回の経験で感じたこと。
それは、単に「マクロビ仲間」ではなく、それらを超越した次元で、スタッフの皆さんとの調和が図れたように思うのです。
「押し付けではなく、自発的に。」
「それぞれの想いを何となくシンクロして共有している。」

これは、マクロビオティックの感覚そのものではないでしょうか?
ひとり一人が自立していて、なおかつ全体として調和がとれている。

この感覚を、山村慎一郎先生の講演会を通じて得られたのは、私にとって最高のプレゼントでした。
ありきたりな表現ですが、皆さんと「絆」で結ばれた感じがします。
この「絆」を、大切に育てて、これからも素敵な「マクロビオティックの輪」を広めて行きたいと思っています。
Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、本当にお世話になりました。
どんな言葉を並べても足りないほど、感謝しています。
ありがとうございました。
◆関連記事 
mkさんのブログに、スタッフが心を込めて作った作品が載っていました。
ご紹介させてくださいね。



 


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山村慎一郎先生の「美人のレシピ」出版記念講演会を終えて

山村慎一郎先生から「今度ボクの本が出るんだよ」とお聞きしたのが昨年。
それから、元々多忙な山村先生のスケジュールが、超多忙に。。。
私達が「いつか、いつか」と出版を待ち、首が伸びきろうかという頃、やっと「美人のレシピ」が産声をあげました。
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私は山村慎一郎先生を拝見していると、「人生の縮図」を感じます。
「何のためにマクロビオティックをやるのか?」という原点をブレずに維持しつづけるそのお姿に、私はいつも感銘を受けています。
また、内側にとてつもない苦しみを抱えながらも、笑顔を保ち、お金よりご自身の信念を大切にする生き方に、私は人生の見本を示されたように思っています。
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そんな山村慎一郎先生が、やっとメジャーな存在になって行くことを、ファンの一人として心から祝福したいと思って、「出版記念講演会」を開催させていただきました。
「美人のレシピ」の誕生と山村慎一郎先生のこれからを、ブログをご覧になられている皆さんと共に祝福させて頂きたいと思います。
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さて、「出版記念講演会」ですが、ご縁をいただいた皆様に最大限お応えしたいとの思いから、少し駆け足の内容になってしまいましたことをお許しくださいませ。
本来なら、もう少しゆっくり望診を出来る時間がほしかったのですが、そうしますと限りなく参加費が高くなってしまい、参加者のご負担になってしまいます。
私としては、ギリギリの苦しい選択でありましたことをご理解いただけましたら大変ありがたいです。
今回の講演会をきっかけに、マクロビオティックへの認識を深めたり、新たな発見があって、マクロビオティックに取り組む視点が定まったとしたら、主催者としてとても嬉しいです。
改めて、ご参加いただいた皆様へ、心からお礼を申し上げます。
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「何のためにマクロビオティックをやるのか?」
このことをいつも自問しながら、マクロビオティックで、人生を楽しくダイナミックに生きましょう!


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「山村慎一郎先生の『美人のレシピ』出版記念講演会」の申込終了

かねてから募集しておりました、「山村慎一郎・中島デコ共著『マクロビオティック望診法 美人のレシピ』出版記念講演会」ですが、7月26日(木)をもちまして申し込み受付を終了させていただきました。
お申し込みいただきました皆様、ありがとうございました。
お陰様で、遠くは九州・北海道・名古屋・新潟からも駆け付けてくださいます。
山村先生の人気の高さが分かりますね?。
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さて、29日の記念講演会は、何といっても「合同ミニ望診会」がポイントです。
山村先生は、ニコニコと優しい笑顔で、とっても重要なことをさりげなく仰いますので、その笑顔に目が行っていると、うっかり聞き漏らしてしまったり、重要性に気づかなかったりします。
ぜひぜひ、「美人のレシピ」を片手に、ご自分の体を総点検してみてください。
そして、該当部分をしっかりお読みになって、言葉なども頭に入れておいてくださると、「合同ミニ望診会」が非常に充実した勉強の場になります。
この「合同ミニ望診会」の目的は、「今のあなたの体質や体調の判断の仕方を、山村先生と一緒に勉強する」ことです。
ですから、そのコツをしっかり学んで、今後のマクロビオティック生活における体調の維持にお役立てくださることを希望します。
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それでは、スタッフ一同、皆様にお会い出来ますことを、心待ちにしております。


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想い出のボタン

長期間自宅を空けて、久しぶりに我が家へ帰り着くと、いっぱい私の仕事が待っている。
待っているというより、山になって崩れかかっているのが現実。。。
洗濯物の山、書類の山、郵便物の山、メールの山、お金の山(?)、へへ、これはないか(^^;)

その中の一つに、アイロンかけもあった。
でも、あまりにも外出が多くて対応できなくなったので、夫のワイシャツはクリーニングに出していた。
すると、ワイシャツのボタンが欠けやすいのだ。
私が手でアイロンをかけている時には、絶対といっていいくらい欠けなかったのに、クリーニングに出すとヒビが入ったり、割れたりする。
高いボタンほど被害に遭う。
そんなワケで、帰宅するとワイシャツのボタン付けが待っている。

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今日もボタン付けをした。
ついでに、息子のパジャマのボタンも、糸が緩んでいたから付け替えた。
ふっと気が向いて、「ボタン箱」のフタをとってみた。
「ボタン箱」といっても、和菓子の小さな箱だ。
ここには、色とりどりのボタンがいっぱい入っている。
何故か、私が高校生の時に作ったスーツのボタンも入っている。
そうだった?。
私は高校生の頃から単の着物やスーツを縫っていたんだっけ。
コートも縫ったよね〜。
針刺しなんて、たぶん私が小学3年生の頃に作ったものだ。
母の銘仙の着物柄が懐かしい。
縫い代の始末はちょっと下手だけれど、でもちゃんとフリルもつけてある。
9歳くらいの子供にしては上出来じゃないか(なんて褒めてみる^^)。
不思議なことに、どのボタンを手にしても、付いていた洋服を瞬時に想い出すことが出来る。
「ああ、これはあのスカート・・、あ、これはあのコート・・、そうだ、このボタンは買うのに苦労したんだよね〜・・、次々と何十年もタイムスリップする。

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息子が小学生の時、「図工で何か材料を持って行かなくちゃいけない!」と朝になって慌てていたことがある。
もう時間がないので、とっさに私は「ボタン箱」を持たせた。
息子が幼い頃、針仕事をする私のそばで、ボタン箱の中を物珍しそうに眺めていた光景を覚えていたから。
後日、息子の授業参観に行ったら、教室の後ろの黒板に、小物を画用紙に貼り付けた思い思いの作品が展示してあった。
親バカで息子の作品を探したら、「う〜、楽しそう!!!」。
題は「恐竜とサッカー」になっていた。
ボタンの大小や形、色などを彼なりに考えて、まるで天の川のように散りばめてあった。
そして、恐竜を相手に息子がサッカーボールをシュートした瞬間を描いていた。
「う?ん、なかなか発想がいいなぁ〜」と感心した。

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暮れも押し迫ったその年の12月。
担任の先生から連絡をいただいた。
「○○小学校に息子さんの作品を展示してありますから、ご覧になってください」とのこと。
「?」と思って夫と子供と一緒に、その○○小学校に行ってみた。
各小学校から集められた作品が展示してあって、その中に息子の作品もあった。
力作の多い中で、息子の作品は丁寧さに欠けるなぁと感じた。
でも、楽しそうだった。
だって、恐竜が笑っているんだよ♪
大人には出来ない発想だよね〜。

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さ〜て、これでボタンも付いたし、ハンカチのアイロンもかけた!
ちょっと、ブログの記事にでもしてみようかな(^^)


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