「甘いものと人生、どちらが大事?」の記事にいただいたコメントに、お返事を書いておりましたが、長くなってしまいました。
読んでみると、他のかたにも共通する内容なので、記事にさせていただきます。
ジュンコさん、悪しからず。
* * * *
ジュンコさん、こんばんは。
コメントをいただきまして、ありがとうございました。
さて、ジュンコさんが考える「甘いものからの解放」って、どんな状態のことをいうのでしょう?
もしかして、一切のお菓子を食べないことでしょうか?
それが理想でしょうか?
よく、甘いものを完全に断とうと頑張る人がいます。
でも、それは長続きしません。
病気を治すための一時期なら可能ですが、病気が良くなるとまた食べ始める人がとても多いのです。
それは、目標が小さいからです。
病気を治すだけなんて、小さな目標です。
こんなふうに書くと、病気と闘っている方から怒られそうですが、「病気を克服した後、どんな人生を送りたいか」ということの方が重要だと思うのです。
また、マクロビオティックを始めるようになって、「頭」で甘いものをやめようとすると、一個でもお菓子を食べると罪悪感を伴います。
そんな馬鹿馬鹿しい考えは、もう捨てましょう。
人間が生きていくためには、甘いものは必要なのです。
必要だからこそ、お野菜でも果物でも穀物でも、ある種の木でも甘い成分が含まれているんですね?。
ですから、それらを上手に使って甘いものを体に取り込めば、それでいいんです。
たったそれだけのこと。
それなのに、どうしてお菓子などの甘いものに手が伸びるのでしょう?
理由は主に5つあります。
1つは、習慣です。
2つは、主食の摂り方です。
3つは、塩分(古塩をふくめて)の摂り方です。
4つは、体がホッとしたい(陰性を求める)時です。
5つは、エネルギーの不足です。
この5つをきちんと見直したら、必ずお菓子などの摂取は著しく減ります。
しかし、まったくお菓子をいただかない生活って、味気ないと思いませんか?
何事にも陰陽があります。
お菓子を食べないで体調を整える時、お菓子をいただいてリラックスする時、そんな変化があった方が楽しいのではないでしょうか?
主人公は自分です。
甘いものは演出です。
あくまで、自分が主体である生活を送りましょう。
漫然と日々の生活を送っていたら、何も変わりません。
いつまでも甘いものを摂り続けるでしょう。
「自分がどんな人生を送りたいのか」を、よ?く考えてみてください。
ダラダラとした一生でもいいのでしょうか?
それとも、目標をもって、少しでも実現できて、楽しく生きがいを感じる人生を送りたいでしょうか?
だから私は、「甘いものと人生、どちらが大事?」という問いかけをしたのです。
甘いものに対する姿勢は、大袈裟にいえば人生に対する姿勢でもあります。
だからといって、甘いものをやめる必要はありません。
上手につきあって、甘いものの奴隷にならないでください。
甘いものについては、いっぱいいっぱい書きたいことがあります。
でも、長くなりすぎますので、この辺でやめます。
きつい言葉が並んでしまいましたが、お許しくださいね。
また、お越しくださいませ。
◆参考記事
マクロビオティックに想う(2)「塩分のとらえ方」
マクロビオティックに想う(3)塩分と甘いものの関係
甘いものがやめられないワケ
もうこれは私に対するお言葉です。
美風ゼミ@秋田でも,甘い物についてお伺いしたとき
「やめる必要はないのよ~上手に付き合えばそのほうが人生楽しいでしょ」
そうおっしゃっていただきました。
私,ものすごくうれしかった。
あの頃,甘いのもを断てない自分を,実はとてもとても責めていたのです。
いまここで,あの時おっしゃっていただいたことを文章として目にすることができ
とてもとてもうれしいです。
「上手に付き合って甘い物の奴隷にならない」私の大きな課題です。
文章にしていただいてありがとうございます。
美風さんの記事だけでなく、みなさんのコメントの記事からも、いつも、たくさん学ばせていただいています。
甘みも陰陽五行でいえば、脾の薬なので、適度には、必要です。
大切なのはバランスと、どういった形で甘味をとるかという事だと思います。
僕も以前はかなり甘い物が好きでした。(特にあんこ)
ムスビの会の岡部先生にも鍼灸の先生にも、「腎が弱っているから、小豆を毎日取ってくださいね」と言われるので、小豆を欲しているのも体の正直な声だなと思いました。
最近は、甘味も単糖類の甘味よりも、米飴や玄米水あめ、玄米甘酒などの多糖類の甘味のほうがおいしく感じられるようになって、量もだいぶ減りました。
>「上手に付き合って甘い物の奴隷にならない」
甘い物に限らず、食べ物全てに言える事だと思います。
美風さんご無沙汰しています。
実は我が家ではタイトルのような事態になり、現在はひとまず落ち着きを見せ、快方に向かっているのですが、現実はまだまだ時間がかかるといった状態です。
詳しいことは試行錯誤でとりあえず載せてみたブログを見ていただければわかりますが、甘い物とは適度に付き合ったほうがよいというのが私の経験上の意見で、その辺の付き合い方を間違ったから、こういう怖い事態に発展したと言えなくもない現実があります。
あまりしっかりと記事を見た上での書き込みではないので申し訳ありませんが、
「無理に甘いものを絶とうとしたら、その後に大きな反動が返ってくることがある」
言葉足らずかもしれませんが、これだけはこの場にて言わせていただきます。
白くてふわふわしててキングオブ陰性な食べ物だなぁ(祭りの雰囲気で買っちまうんだなこれが)
パンとコーヒー牛乳とヨーグルトの昼食をおにぎりと煮物系とお茶(あれば果物)にしたら一年で体重10キロ減
砂糖…恐ろしい子
美風さん、おはようございます。
私も、甘いものそしてマクロビオティックの奴隷に
なっていました。「頭」でばかり食べていたんですね。
甘いものへの罪悪感を抱きつつ、でも食べてしまい
自己嫌悪の悪循環・・・
けど、今は罪悪感は持たなくなりました。
今でも甘いものは頂きます。(昔よりは減りましたが)
自分がホッと緩みたい時や、自分や大切な人のお祝い等
で頂く時など。
そんな時は、自分を緩ませてくれる甘い物への感謝
お祝い事の場(空間)に居られる事への感謝
そんな「気」と一緒に、頂いています。
それに、美味しそうに甘いものを食べる女性の
笑顔ってとても可愛らしいと思うんです。
だから、女性らしさの部分でも甘い物と仲良く
付き合っていけたらいいな~と思っています♪
ではでは、仙台での美風ゼミでも「甘い物」の
お話がきっと出ると思いますが、今からとても
楽しみにしております。宜しくお願い致します。
以前札幌で美風さんに主食をお腹いっぱい食べるといいよと教えてもらってからあまりあまいものを欲しなくなりました。
あまいものを控えてからは手あれがなくなり
いつもの冬よりも快適にすごしています。
ありがとうございます!!
とっても 貴重なお話ありがとうございます。
きっと 私はホッとしたいんだと思います。
今は作るのも好きですので 作っては食べています。
朝 家事が終わってホッとするとき 子供たちと一緒におやつにしているとき 自分もついつい食べています。
それと 習慣もあります。 今までずっと食べ続けてきましたから。
低血糖症の症状もありますし 葛や甘いスープもチャレンジしましたが 満足できないんです。
イライラしてきて 子供たちに当たるんです。
空腹にも耐えられない。
がまんして夕方までできても どうにもこうにもイライラし始めて 怒鳴るくらいなら 食べてやさしくなった方がいいのかな・・・とか考えたり
玄米を食べてお腹を満たしてみても 甘味が欲しくなります。
自分の意思の弱さに落ち込む日もありますが マシを重ねつつしていきたいと思っています。
まくろび庵のわこうさんにも 1年やそこらで変われないから 長い目でがんばってと以前励ましていただきました。
まだまだ食事は普通の食事です。 本当に徐々に積み重ねていけたらそう思います。
お忙しい中 記事を書いていただきありがとうございます。
砂糖漬けの40数年間の「付け」が今の自分の状態だと思っていますが、「甘いもの」との付き合い方はまだまだ試行錯誤の最中です。
なければ結構平気で買ってまでは食べなくなりましたが、外食や頂物で目の前にあるとなかなか避けて通れません。時には「捨てる勇気」も必要かな。
一番の問題は「ちょっと」では済まないことですね。
一瞬の快楽に走るか、楽しい♪人生にするか、自分の人生どう生きたいか考えれば自ずと結論は見えてますが。
私は残りの人生、楽しく♪生きたいです。
「上手につきあって、甘いものの奴隷にならない」
すっごく分かり易かったです。
あくまで自分が主役で、食べ物は自分の人生を華やかにしてくれる脇役ですもんね!
自分の人生をめいっぱい生きていたら、甘い物に主役を乗っ取られる事もないですね。
大切なことを再確認させていただきました。
ありがとうございました。
足跡から ご訪問感謝します
よろしく
そうですね~。
秋田でお会いした時、うなさんは悩んでおられましたね。
でも、大丈夫よ!
甘いものの摂取回数を減らして、主食をしっかり食べるようにしていると、いつの間にか欲求が変わって来ますよ。
世の中には、時間が解決してくれることが沢山あります。
甘いものの欲求もその一つです。
焦らないで、コツコツと意識してみましょう。
必ず変化して来ますから。
習慣を変えるのは、新たな習慣です。
一朝一夕では出来ませんが、必ず変えられます。
それを出来るか出来ないかは、うなさんの気持ちひとつです。
諦めないでね。
おっしゃるとおりですね。
甘いものは脾臓を助けてくれます。
でも、どんな甘さが脾臓を助けるかが問題です。
少なくてもお菓子でないことは確かです。
また、脾臓を助けるからといっても、摂りすぎいけませんね。
いつもいつも口にする言葉なのですが、「バランス」が大事ですね。
人生もバランス。
男女の関係もバランス。
ファッションもバランス。
仕事と休養もバランス。
主食と副食の割合もバランス。
あげればキリがありません。
そして、一番肝心なこと。
マクロビオティックとは、食べ物の奴隷になることではありませんね。
食べ物は人生の道具(手段)にすぎません。
その道具で、どんなものを完成させるか(どんな人生を送るか)なんですものね。
ここをしっかり意識して欲しいと、いつもいつも思っています。
あら、たけさんには当然ご理解済みのことを語ってしまいました。
つい、目の前にたけさんがいらしゃるような気持ちになって、熱い想いがほとばしってしまいました。
お許しを。
Gentarohさん、記事を拝見しました。
本当にビックリしました。
でも、しっかりお手当てを実践されて快方に向かわれているご様子に、ホッとしましたが、Gentarohさんは楽観視されていないようですね。
長い間の食生活は、実に見事に人間の体を拘束しますからね~。
大森先生もそうでしたよね。
伊藤先生が、よく口にされます。
「大森先生がせめてお豆腐でも召し上がってくれていたら・・・」と。
先人の教えを守ったり、反面教師としたり、お互いにマクロビオティックを深めて行きましょう。
おや、1年で10キロ減ですか?
そうなんですよね~。
主食を変えたらおかずが変わる。
これが一番大事なんですよね~。
その結果、体も変わるってことなんですね~。
それにしても、お祭りのワタアメ。
恐ろしい食べ物ですよね。
あれはやはりお祭りの時だけのものですが、ワタアメ器を自宅で持っている人がいました。
おお、怖っ!
>美味しそうに甘いものを食べる女性の
>笑顔ってとても可愛らしいと思うんです。
かおるさんらしい文章ですね~。
嬉しい時間、楽しい時間は、いい表情が出ますから、当然可愛く見えますよね。
かおるさんも苦しみながら、ここまで辿り着きましたね~。
もう一息です!
仙台での「美風ゼミ」ではお世話になりますが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
良かった!
ちょっとの時間しかとれませんでしたが、お話し出来て良かったです!
なおさんが実践した結果ですね!
マクロビオティックで一番大事なこと。
それは実践と体で感じることです。
それを体験できたなおさんは、これからもその感覚を活かして、体調管理を試みてくださいね~。
応援していますよ~。
お返事を書いておりましたら、またまた長くなってしまいました。
これも記事にさせていただきましたので、そちらをご覧くださいね。
http://blog.goo.ne.jp/macro21/e/5650226b64e3710e8141294ea226e403
甘い物が好きな者です。糖分を体に摂りすぎたらよくない事が分かっていますが、お菓子に手がいってしまいますので、キーワードでこちらのブログを読ませて頂き、勉強になりました。後は自制心ですね。頑張ります。
甘いものがほしくなるには理由があります。
その理由を解決してあげれば、不思議と甘いものとの関係が変わって来ます。
自制心だけでは根本的な解決はできません。
あるテクニックも必要です。
そんなこともご参考までに。