「中川式」について

むそう塾で「中川式玄米ご飯」の炊き方をお伝えし始めてから、多くの方がパスポートを取られました。
反対になかなかパスポートに辿り着けない人もいます。
また、「中川式糠漬け」の漬け方も昨年からお伝えしていますが、パスポートを取るまでに難航した人は、やはり糠漬けでも苦戦しています。
「中川式玄米ご飯」も「中川式糠漬け」も、ある意味高度な作業を要求しています。
高度と言うのは一般的な意味でいう難しさではなく、緻密さにつながる細心の注意が払えるかどうかということです。

 

中川式玄米ご飯の炊き方は、研究に研究を重ねてギリギリの微調整から生み出された方法です。
ですから中川式をマスターしようと思ったら、教わったとおりに忠実に再現することが必要です。
一番大事なところでは、10秒狂えば結果が違います。
そのくらいの限界線を含んだ方法をお伝えしているので、アバウトな炊き方をされているといつまで経っても上達しません。
マスターするまではキッチリと計測して、最大細心の注意を払って玄米に向き合ってください。
一方糠漬けの方は、玄米ご飯と違って時間単位ではなく、長期間に亘って糠床を管理する粘り強さが必要です。
実際には美味しく漬かる糠漬けを食べて嬉しくなるので、楽しさ半分面白さ半分でつき合ってしまいますけどね。
しかし糠漬けは、生き物を相手にしている認識がないと失敗します。
生き物である糠床は、手入れのちょっとした間違いを見事に反映してNGを突きつけてきます。
そこを充分知りぬいたうえで、それを逆手に利用した漬け方が中川式です。
こちらも教わったとおりに実行していただかないと、場合によっては腐らせてしまいます。
このように中川式は、極限まで可能性を追求した結果編み出された方法なので、正しく模倣するところから始めてください。
最初から自己流にアレンジしないでください。
ここが中川式をマスターできるかどうかの分かれ道です。
これは決して中川さんの言うことを聞けと言う意味ではなく、中川さんやむそう塾の先輩が経験した結果、事実として残ったからこのようにお伝えしているのです。
*    *    *    *
ところで、玄米ご飯にも糠漬けにも共通のものがあることにお気づきですか?
別記事のコメントにも書きましたが、大切なことなのでもう一度ここで書きます。
「米糠の保存はお米の保存にもつながり、お米の保存は稲の生育にもつながり、稲の生育は宇宙の秩序そのものです。」
このことをご理解いただけますか?
よく米糠の保存方法やお米の保存方法を質問されます。
この時には具体的な方法をお伝えすることも可能なのですが、むそう塾生ならぜひご自分で答えを出して欲しいですね。
ヒントは上の「 」書きの中にあります。
雲を掴むようでピンと来ませんか?
正解ばかりを性急に求めないで、ご自分の頭で考えましょう。
そうすると、なぜ中川式がこのような方法になったのか、謎が解けます。
中川式はある意味単純です。
それは宇宙の秩序に素直に従った方法だからです。


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嬉しかったこと

京都に出かける前に、急ぎのメールにお返事をしている私。
朝食のすんだ食器やお鍋を気にしつつ。
おや?
夫がお皿を洗ってくれた。


忙しい私を見るに見かねたのだろう。
黙ってひと言も言わず。
ありがとう。
その気持ちが嬉しいです。
ツイッターの方が良いかと思ったけれど、夫の気持ちが嬉しかったので記事にしました。


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「フランスからあなたへ」

「むそう塾 第1期 幸せコース」日曜Aクラスの T さんが、フランスからメールをくれました。
彼はついにフランスに行きました。
交流会で彼とお話しした人も多いと思いますので、記事でご紹介します。
彼の新しいブログです。
「フランスからあなたへ」

彼がこれからどんな経験をして成長して行くのか、息子のようにとても楽しみにしています。
T さん、期待してますよ?♪
<追伸>
フランスでもかつらむきしてね?^^
モテること間違いなし!


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「第36回 むそう塾 愛クラス」に1名のキャンセルが出ました

満席になりました。
ありがとうございました。
(5/12 22:15追記)
5月23日()開催予定の「愛クラス」にキャンセルが出ました。
下記の要領で1名のお申し込みを受け付けます。
むそう塾の入門クラスである「愛クラス」は、飛び切り腕のいいプロの料理人が、抜群に美味しい玄米ご飯の炊き方を伝授します。
この機会にオーダーメイドの玄米ご飯をあなたのものにして、本当の健康を手に入れてください。
なお、お鍋はシコマチック T プラスの2.5Lおよび4.5Lでのデモとなります。
マンツーマンで徹底したフォローをし、人間性も含めて向上出来る教室、それが「むそう塾 愛クラス」です。
シコマチック T プラスの購入をご希望の方は、下記記事よりお申し込みいただけます。
「シラルガン シコマチック T プラス」の販売について

注意事項
この「愛クラス」は、個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的に開催されるものです。
商業目的・お料理教室関係者のご参加はご遠慮をお願いいたします。
営業等で玄米炊飯指導をご希望の方は、別途「業態支援プロデュース」をご用意しておりますので、そちらをご利用くださいませ。
*    *    *    *
講座名
 「第36回 むそう塾 愛クラス」
◆開催日  
2010年5月23日(

◆会場  
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18 地図はこちら
◆内容
 ・「新中川式玄米ご飯の炊き方」実演(担当:中川善博)
シコマチック T プラス(ニューシラルガン)の圧力鍋を使用>
T プラスの2.5L&4.5Lでのデモとなります。
 ・玄米ご飯の写真の撮り方指導(担当:中川善博)
・マクロ美風の話&なんでも相談
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物・三年番茶)
◆特典
・ブログによる「玄米投稿」の写真指導付(担当:中川善博)
・「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
懇親会
希望者のみ
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ カフェレックコート

プログラム
・11:30?12:30 お食事&撮影指導
・12:30?15:00 自己紹介&マクロ美風の話&なんでも相談
・15:00?17:00 玄米ご飯の炊き方指導&試食
・17:00?17:30 参加者の感想を中川善博へ
・17:30                 解散
・18:00?20:00 マクロ美風との懇親会
◆定員
10名(今回の募集は1名のみ
お子様
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません。
                     
受講費
25,000円
受講費の支払期限
 自動返信メールが届いてから7日以内               
◆お申込方法
こちらのお申し込みフォームから
席(満席になりましたのでリンクをはずしました 5/12 22:15追記)にな
りましたのした 1/28 5:32追記)11 19:31追記
◆締切
 定員になり次第

キャンセル料
・入金前 : 0%
・開催日の10日前?7日前 : 受講費の50%
・開催日の6日前?当日 : 受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料は頂きません)
◆お問合わせ
 こちらのお問い合わせフォームから
◆企画・責任
中川善博およびマクロ美風
<受付までの流れ>
 (1)
申込みフォームから申し込む。
(携帯電話からでも申し込めます)
 (2)申込フォームから送信して頂くと、直ちに自動返信メールが届きます。
(自動返信メールが届いて初めて仮受付になります)
 (3)参加費を振り込む。(7日以内)
(自動返信メールに振込先が記載されています)
 (4)ご入金を確認してマクロ美風からメールをお送りします。
(受付完了)
もし、上記 (2)の自動返信メールが届かない場合は、下記の点が考えられます。 
 
メールアドレスの入力間違い。
 携帯電話からのお申込みで、受信拒否設定をしている。
→この場合は、拒否設定を解除してください。
 セキュリティソフトの関係で、迷惑メール扱いになってしまうことがあります。
→「削除済みアイテム」のご確認をお願いいたします。

上記A・Bの場合は、再度、申込みフォームから申込みし直してください。
  以上


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むそう塾の講座の受け方(長文です)

むそう塾では「愛クラス」も「幸せコース」も口伝(くでん)の方法を取っています。
DVDもカメラもある時代になぜ口伝なのか?
答えは簡単。
お料理はそれらに収めきれないほど微妙なものだからです。
ましてやむそう塾のお料理は、玄米ご飯も含めて、すべてオーダーメイドの対応をしていますから、アバウトな方法では伝えきれないのです。
そのくらい「究める」味を大切にしています。
さて、これから口伝におつき合いいただくことになる皆様に、口伝の受け方なるものをアドバイスいたします。
まず、中川さんの口から出て来る言葉を、すべてメモにしようと思わないこと。
書いて伝わることなら、すでにレジュメにして文章でお渡しするはずです。
しかし文章だけでは伝わらないものがあるために、口伝の方法なのです。
このことをよ?くご理解ください。
お料理には一瞬の動作、音、匂いなどがあります。
それらは目や鼻や耳や舌を総動員してこそ伝わるものです。
ですから、体中の神経をそこに集中して欲しいのです。
集中しても解らないことがあったら、すぐ質問してください。
その場で疑問は解決しましょう。
その繰り返しで、すべてを腑に落とし込んで帰りましょう。
そうすれば覚えているはずなのです。
しばらくの間は。
ここからが問題です。
クラスメイトのみんなとお喋りしたり、泊まって次の日に京都観光をしてのんびり帰宅すると、その間にどんどん口伝の記憶は忘れ去ります。
後の出来事で上書きされるからです。
3日もすればほとんどあやふやな情報になってしまうでしょう。
愛クラスに参加される方には、このことがあるから、早くご飯を炊いて下さいねと申し上げているのです。
もし京都観光をするなら、前の日にしましょう。
幸せコースでは、毎回ではありませんがお持ち帰りのお料理もありますので、なおのこと当日の帰宅をお勧めします。
                 *    *    *    *
帰宅したらすぐ再現してください。
愛クラスではその日のうちに玄米ご飯を炊いて投稿してくださる人がいます。
それでいいのです。
むそう塾で体験した中川さんの手元や火加減や味を覚えているうちに、体に覚え込ませるのです。
ノートに覚えさせるのではありません。
ましてやパソコンに覚えさせるものでもありません。
昔「実験3回ノート要らず」という言葉がありました。
3回だけお料理してマスター出来るものではありませんが、おおよその流れは掴めるはずです。
その上に細かな加減が待っているのです。
よくお料理教室で沢山メモを取って、写真やビデオも撮って、パソコンに編集している人がいます。
しかし、その作業をすることによって、そのお料理が「出来る」と勘違いをしている人がいます。
中川さんがいつも口にされます。
「知っているのと出来るのとは違う」と。
ノートを作ったり、パソコンに編集したりする時間があったら、少しでもお料理を作った方が間違いなく上達します。
困ったことに、そのメモは不完全な場合が多いですから、肝心なことが抜け落ちていたりします。
でも、そのメモに頼って何とかしようとするから、グチャグチャになって解らなくなってしまうのです。
頼るのは自分の記憶です。
その記憶が曖昧になったら、中川さんにメールをして確認してください。
ここで大事なこと。
決してクラスメイトや先輩に聞かないでください。
中川さんが口伝したのですから、中川さんに確認してください。
よくお勉強会と称して、むそう塾生同士で持ち寄り会をする人がいます。
しかし、その結果誤った情報を共有して、自分の確かな情報に不安を持ってしまうこともあります。
確実に自分のものになるまでは、このような集まりで撹乱しないことが大切です。
中川さんに質問するのが怖いとか、忙しい時に迷惑だろうとか思わないでください。
中川さんの教えたことがきちんと伝わらないことの方が、中川さんは悲しいのですから、勇気を出して質問してください。
マクロビオティック料理は、体に合ってこそ力を発揮する料理です。
体に合わない料理は、かえって体調を悪くしてしまうことを肝に銘じましょう。
私も中川さんも、皆さんの健康と幸せを願ってむそう塾を始めました。
ですから、ぜひ正しく中川さんや私の伝えたいことをキャッチしてください。
                *    *    *    *
最後にブログについて。
むそう塾生さんはブログをしている人が多いので、むそう塾で受けた講義内容をつい書きたくなってしまうのだと思います。
しかしよ?く考えてください。
中川さんの口伝を文章ではまかない切れないのだと先に書きました。
となると、いくら多くの文字数を費やしたところで、口伝の内容を記事にすることは無理だと思いませんか?
ましてやそこには音や匂いや、スピードや微妙な火加減や、鍋の大きさや鍋の材質の違いも書かれていないのです。
それで中川式の料理が伝えられるはずもなく、むしろ弊害の方が多いでしょう。
先に確実に自分のものに出来るまでは、集まることも控えよと書きました。
それと同じことがブログ上で起こる可能性があるのです。
記事を書く時間があったら、1回でも多くお料理を作りましょう。
ブログに記事を書くということは、その記事から誤解が生じないように書く必要があると思います。
そのような事情から、むそう塾で教わった内容を記事にするのは、極力避けてほしいのです。
これは出し惜しみではなく、ただ一点、間違いなくお伝えしたいからです。
このことをどうかご理解いただいて、むそう塾とあなたのマンツーマンで伝授する「ほんまもん」を生涯の宝に出来るようにしてください。
授業料を安くするのもあなた、高くするのもあなた次第です。
さあ、一緒に「遊べる人生」の土台を作りましょう♪


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