でも、こんな日もあって良いですね。
中川さんのアドバイスをきちんとご自分なりに消化して下さったうえでの炊き上がりが嬉しいから。
むそう塾はきついことも言います。
優しいだけでは伸びない時には、あえて心を鬼にして苦言を呈します。
でも、それをご自分の胸に落とし込んで這い上がって下さった人は本物です。
今夜もそんな嬉しいお仲間が誕生しました。
Ooさん(47−3)
それにはこのパス品質の玄米ご飯がお供します。
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「ほんまもんのマクロビオティック」がむそう塾にあります。
Ooさん(47−3)
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3月22日に息子は大学を卒業予定だ。
就活なんてどこ吹く風とばかりに車を乗り回し、趣味に生きた4年間だった。
ひょんなことから始めたアルバイトで、3日目に将来の仕事に対する思いが変わったそうな。
それは親が口を酸っぱくして伝えたかった内容だった。
でも、親から言われても息子は納得しなかった。
それなのに体験すると1日でも見方が変わってくる。
これほど親からの言葉は伝わりにくいということなんだね。
よく「他人の飯を喰う」というけれど、他人に育ててもらう部分の何と多いことか。
親はつい子供を護ろうとするからいけない。
どんなに意識しても、内面から溢れる情があって、どうしても理想的に振る舞えない。
もっと心を鬼にしなければと思っても、やはり情に流されてしまう。
つくづく、人間って他人に育ててもらうものなんだなぁと思う。
親が子供にしてあげられることは、人生にとって本当に必要なことの何百分の一にも満たない。
それどころか、人間関係の骨格部分は他人から学ぶものだと思う。
稀に親から多くのものを吸収して、立派な大人になっている人もいるけれど、大多数は親以外の他人に育てられているのだと思う。
じゃあ、親の役目って何だろう?
それはきっと、子供が外で他人から学ぶための下地づくりをしてやることなんだと思う。
大きく学べるための下地。
私は息子にどれだけの下地を作ってやれただろう?
これからご縁のある職場で、先輩方に可愛がってもらえる人間であってほしい。
母は精一杯下地づくりをしたつもりだ。
みんなに育ててもらうんだよ、息子よ。
Tsさん(47−4)
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昨日は幸せコースの日でした。
今月の実習はお魚の扱い方です。
えー? マクロビオティックなのにお魚?
と思われるかも知れませんが、マクロビオティックだからこそお魚をお伝えしておきたいと思っています。
なぜなら、海に囲まれたこの島国は、お魚抜きの生活は考えにくいからです。
マクロビオティック以外のお食事をされている方とのおつき合いもあるでしょう。
そんな時、どんな対応をすれば良いのかをきちんとお伝えするべきですし、ご自身が著しく陽不足の時には少々のお魚も必要な場合があります。
いたずらに魚・肉を避けるのではなく、動物性を摂ったらどのようになるのかという体の変化をよく知って、臨機応変につきあってほしいと思います。
男性と女性の食事(陰陽)の違いも考慮してほしいです。
健康とは頭で決めるものではなく、体の状態で判断することを忘れないでください。
そしてくどいようですが、マクロビオティックという狭い世界に陥ることなく、ぜひ広い目でもってマクロビオティックの良さを知ってほしいです。
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幸せコースのスタートは5月です。
9ヵ月前はこんな感じの金曜Aクラスでした。
途中1名が切迫流産の危険性があるため入院となってしまい、7名になりました。
食生活をないがしろにして来たことを反省されて、幸せコースに申し込んでくださったのですが間に合いませんでした。
無事に出産されることをお祈りしております。
さて、幸せコースは糠漬け講座から始まりますが、実質的なスタートは6月の桂剥き講座からです。
昨年は見ものの「桂剥き投稿」がありました。
何だか遠い昔のような気がします。
あの時に冷汗や大汗をかいていた皆さんの姿が思い出されます。
中川さんの不眠不休のご指導には本当に頭が下がりました。
「男 中川善博」の真価を感じた場面でした。
そして昨日。
こんな表情で桂剥きに向かう皆さんの姿を目の前にして、私は蔭でそっと空を見上げました。
目に溢れるものがありました。
1年前にこんな記事に登場したKuさんはHaさんになり、堂々と胸を張ってスルスルと桂剥きをされていました。
まだまだプロのレベルではないにしろ、あのパラパラとした大根の破片(笑)から薄く繋がった大根になっただけでも上出来です!
そのうえ細く切れるようにもなったのですから。
初めて教わってから9ヵ月の月日を経て、突然桂剥きを要求されてもこのくらいには剥ける事実。
これが体で覚えてくれた証拠ですね。
きのうの皆さんの姿を拝見しても、写真を眺めても、その氣の違いを感じます。
氣の違いには多少の個人差はありますが、それは色々な背景があることを物語っていますね。
氣を高めようと思ったら色々な方法があります。
今話題になっている家事もその一つです。
これからも引き続き氣を意識した生活をしてほしいと思った一日でした。
今日は幸せコースの日だったのですが、到着された皆さんが誰からともなく片付けのことを話されます。
その中で贈答品の処分についてお話をされていました。
案外知らない方が多いようなので、ここでも書いておきます。
お中元お歳暮に限らず、物でいただいた時にとても困るのが趣味の合わない物。
あるいは食べ物でも避けている物。
マクロビオティックをしていると、お中元お歳暮の時には我が家も大変困りました。
でもね、こんな裏技があるのです。
届いた荷物をそろ?っと開いて、不要な物だったら送り先のお店に持参します。
もしデパートから送られたタオルケットだったら、そのデパートの寝具売り場に行って、「申し訳ありませんが我が家では不要なので」と言えば、すぐに引き取ってくれます。
たいていはそのデパートで使用出来る「お取替券」を発行してくれます。
そのお取替券は商品券と同じく、どの売り場でも使えます。
注意点は、送り状はきちんとわかるようにして、破ったりしないことです。
我が家では結構この方法で助かっています。
なぜなら夫はお酒が飲めないのにお中元お歳暮でお酒の届くことが多かったからです。
送ってくださった相手には、お気持ちを頂戴してそのお気持ちを違った形で活かすことにしています。
今の時代はこだわりのある人も多いので、他人に物を贈るのは難しいですね。
ちなみに、貰って一番嬉しいのは商品券だとか。
しかし、贈る側は余りにも金額がはっきりするのはどうも・・・と思って物にしてしまうんですよね。
我が家では割り切って、理解していただけそうな相手には商品券にしています。
お互いに無言でも通じる感覚がちょっと楽しい感じさえします。
すでにご存知の方も多いでしょうが、ご参考までに記事にしてみました。