マクロビオティックの基本を知る

マクロビオティック料理らしきものを作っていても、無双原理という言葉を知らないまま作っている人が結構います。
なぜなら原典の文章が難解なため、それを易しい文章に置き換えて伝わったりしているためです。
でも、何事も基本が大事です。
迷ったら基本に返るつもりで、「無双原理の十二定理」を読んでみましょう。
解っても解らなくてもいいから、こんな12の視点があるんだなぁと思って読んでみて下さるだけでも結構です。
解釈はそれからです。
「無双原理の十二定理」


 1.宇宙は陰陽の秩序をもって展開す。
 2.陰陽秩序は無限に、
   不断にいたるところに生起し、相関交渉盛衰す。
 3.求心、圧縮、下降の性を有するものを陽といい、
   遠心、拡散、上昇の性を有するものを陰という。
   (故に、活動や熱は陽から、
    静かさや冷たさは陰から生まれる)
 4.陽は陰を、陰は陽を相牽引す。
 5.森羅万象は、あらゆる比例において
   陰陽両性を荷帯せる宇宙の本体の電子的微分子の
   複雑なる高次元の集合なり。
 6.森羅万象は、単に種々なる程度の動的均衡を示す
   陰陽の集合なり。
 7.絶対純粋なる陰または陽なる事物は存在せず、
   総じて相対性なり。
 8.一物といえども中性なるものなし。必ず陰陽多寡あり。
 9.森羅万象の相互の引力は、
   その対者間の陰陽差に比例す。
10.同名の性は相排斥す。
   同名の性の排斥力はその差に逆比例す。
11.陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず。
12.万物その内奥に陽を付帯し、外側に陰を付帯す。
   (桜沢如一著『宇宙の秩序』日本CI協会刊より)


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アトピーの排毒について

アトピーをマクロビオティックで改善しようと思うと、結構大変なときがあります。
それは排毒の時期です。
お仕事をもっていると、なかなかこの時期がうまく通過できず、ここでお薬を使ってしまう人が多いのです。


でも、頑張って排毒時期の峠を越えた感じになった塾生さんがいます。
まだ排毒は続いていますが、ピークは過ぎたかも知れません。
彼女の書いた記事が参考になりますので、ご覧ください。
「リニューアル中?」


「リニューアル、ここまでのご褒美」


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幸せコース受講生の方々へー持ち物のご連絡ー

今月の幸せコースのメニューは酢の物・和え物です。
甘酢やぬたのお持ち帰りがありますので、100cc・200cc・300ccくらいの保存容器を3個ほどご持参ください。
その他にも酢の物の材料をお持ち帰りしたい場合は、小さな容器があると便利です。


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マクロビオティックで入浴を考えてみよう

マクロビオティックでは色々なことを陰陽で考えます。
食材を陰陽で見るだけではなく、生活の仕方から考え方、恋愛や人間関係、はたまた経済や生き方までもが陰陽で答えを出せます。
たとえば入浴。
今は毎日暑いですから、一日に何回もシャワーのお世話になる人もいるでしょう。
シャワーもお風呂も汗を流す目的の他に、精神的にスッキリして気持ちのいいものです。
ところが、これが間違った方法で利用すると、自分のもっている体力や体調を変化させる危険性があることを知らない人が多いです。
マクロビオティックでは体質や体調を判断するときに、いくつものチェックポイントがあるのですが、そのうちの一つが入浴です。
入浴というからには湯船につかることを前提にしているのですが、最近ではシャワーのみという方も増えてきました。
日本人の体質も陽性になって来た人が増えた証拠ですね。
・入浴時間が長い
・お湯の温度が熱め
・首までつかる
などを好む人は陰性とされます。
陽性はこの反対ですね。
私はマクロビオティックをする前は、まさにこの入り方でしたが、マクロビオティックの実践期間が長くなるにしたがって、シャワーが多くなって来ました。
と同時に、陽性に傾いている自分を自覚していました。
動物性食品の摂取が多い外国人にシャワーが多いのは納得できます。
このような人がぬるい温度の湯船に長くつかると、動物性の塩気が抜けやすくなって、陽性度が変わってきます。
しかし、陰性度の強い人がこの方法で入浴すると体調が悪くなります。
多くの人は自覚されていないでしょうが、よけいに陰性さが増します。
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湯治という治療方法があります。
温泉の多い日本で昔から利用されてきた健康法であり、治療法でもあります。
アトピーが治らないとき、最後の手段としてこの湯治で治癒される人は実に多いですね。
ちなみに、私も息子もこの湯治でアトピーが治った体験をもっています。
これは温泉に一日に何回も何十分(何時間)もつかって、病気を治していくものですが、これは泉質が勝負です。
普通の家庭風呂で、ただやみくもに入浴を繰り返しても、体がだるくなるだけです。
では、湯治との違いは?
これはお湯の違いです。
泉質によって効果は違いますが、温泉のお湯には平均的にミネラル分が豊富です。
そのミネラル分が皮膚を通して体内に入ってくるんですね。
ですから、自宅の湯船もミネラルたっぷりの状態にすれば、入浴効果は変わってきます。
それからもう一つ。
家庭のお風呂には塩素の影響がでます。
最近では塩素を抜くグッズも出回っていますが、塩素を抜いたお水(湯)は腐りやすいことをお忘れなく。
その点温泉では塩素の心配もなく、環境が功を奏して体調が良くなるのでしょう。
アトピーの人のためにもう一つ。
アトピーに塩水はいいです。
だから海で泳ぐのはいいけれど、プールはダメですね。
こんなことを踏まえて、シャワーや入浴を見直してみると、より体調が良くなりますよ。


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かかとは綺麗ですか?

夏になると素足でサンダル姿の人が多くなります。
見た目は涼しそうで良いのですが、後ろ姿のかかとをみるとガッカリする人が多いです。
爪はマニュキアを綺麗にしても、かかとの汚い女性が結構多いのです。
かかとは陽性が溜まる場所です。
過去に動物性を大量に摂った人は、かなり長い期間がかからないと綺麗になりません。

私は大量にではなく、少なめの動物性でしたが、それでも冬にはかかとがカサカサして困ったものです。
それがマクロビオティックを始めて最初の冬、なんと!かかとはカサカサにならなかったのです!
半年間でこんな効果が出ました。
もちろん乳液もクリームもなしです。
お風呂から出てもそのままでOKです。
その上かかとはスベスベしています。

米糠部分に含まれる油分がいいのだと分かりましたが、玄米を食べてもかかとがカサカサの人がいますね。
このような人は過去に摂取した動物性がまだ体の中に残っているのです。
つまり、動物性を摂った血液で作られた細胞が、まだかかとの部分にあるということなんですね。
新陳代謝が遅いのです。
動物性の排毒は時間がかかるからですね。

最近はかかとを綺麗にする工夫をした靴下や、塗り物やグッズが出回っていますが、そんなことより原因を知ることの方がいいと思います。
食生活の動物性とかかとの関係を知って、バランスの取れた食事が出来るようにすることが大切です。
動物の皮膚は人間より厚いです。
食べたもののようになるのですから、さもありなんですね。

何年も前に、山村慎一郎先生と一緒に若い女性の足を片っ端から拝見したことがありました。
お顔はとっても美人なのに、足の汚い人が多かったです。
後で山村先生と、「今の若い人は足が汚いね〜」と話し合ったものです。
そんなこともあって、私はどんな美人でも足を見ます。
ふくらはぎや足首はもちろんのこと、虫刺されの場所も重要な情報源です。
女性は顔や胸で選ぶのではないことを、世の男性に知ってもらいたいなぁ。
(それでも胸に関心が行くのだろうけれど・・・・フ・ク・ザ・ツ)

 


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