第65次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します!

空がきれいになって来るとともに寒さも増して来ました。
でも、この朝晩の寒さが紅葉には必要なんですよね。
季節の変化とともに、玄米ご飯を炊く時には毎日水温や室温を敏感に感じながら炊かなければなりません。
漫然と同じことを繰り返していたのでは、中川式玄米ご飯は炊けません。
台風が接近していたとき、気圧を見ながら炊くという人もいました。
皆さんがご自分で工夫されながら、中川式で美味しい玄米ご飯を炊き上げようとされていて、微笑ましく思ったものです。
今回はお一人ですが、色々工夫をされてパスポートレベルに達した人がいます。
頑張りましたね。
このレベルのご飯を沢山召し上がって、体調不良を克服してください。
ぜひ再会して、懇親会で話せなかったことを話したいと思います。
待ってますよ?♪
では、パスポート取得者を発表させていただきます。
<むそう塾 パスポート取得者>(受講者番号順)
   Inさん(42−8)

<寸評> 中川善博より
 In(42−8)さん

たくさん炊飯練習をして、善き先輩にも恵まれ、やっと上手い飯を炊けるように

なりました。

同じ米、同じ鍋、同じ自分でも炊きあがりにこれだけ差が出るのだという事実。
それに気付き、美味しく炊く工夫をたくさんされました。
最後に浸水時間の重要さを理解され身につけられたのでパスを差し上げます。
おめでとうございます。


*   *   *

(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)?(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。
これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。
パスポートは出発点であり、到達点ではありません。
従ってこれは、第三者に教える力を認めたものではありません。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、中川善博本人のみが口伝の形でお伝えしております。
なぜなら、「中川式玄米ご飯の炊き方」はオーダーメイドの炊き方だからです。
パスポートを取得されましたInさんは、これで玄米投稿の目的は達成されましたので、お写真を中川さんに送らなくても結構です。
パスポートの発行は、この記事をもって公表するとともに、個人宛へのメールでお知らせいたします。
このメールにはパスポートナンバーが記載されていますので、もし、届かなかった場合はご連絡ください。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 2件のコメント

体験

私が教わった大森英櫻先生は、とにかく体験重視の人でした。

桜沢如一先生の書かれた本の検証に一生を捧げた面があったほど。
その大森先生がいつも口を酸っぱくして教えてくれたこと。
それは体質の分類の難しさでした。
多くの症例を抱えていてもなお、人間は微妙に違うことをいつも口にされていました。
あれだけ多くの体験をされながらも、病気治しの本を書かなかったのは、桜沢如一先生を一部分において反面教師とされたからかも知れません。
「本というものは体験をうんとして、それに無双原理という陰陽の哲学を加味して書くべきだ」が持論でした。
「大森君、あとを頼む」といってMI塾を任せて海外に行ってしまった桜沢先生の後始末が、本当に大変だったようです。
講義のタイトルとは無縁のエピソードが、今となっては懐かしくもあり、マクロビオティックの落とし穴でもあり、勉強の宝庫でした。
偉大な師から受けた教えは、今も私の中で脈々と息づいています。
「体験をうんとして」
むそう塾の原点でもあります。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 2件のコメント

マクロビオティックの混乱

マクロビオティックは今、間違いなく曲がり角に来ています。

情報網が多い分何が正しいのかも判らず、著しい偏食を続ける人が多いのです。
その結果体調が悪くなっても原因が判らず、出口の見えない日々を送っているのです。
このような人をどれだけ多く見て来たことでしょう。
昨年は「陰陽ひとり立ち講座」で、今年は幸せコースの中で食事日記を指導しました。
その結果きちんと取り組んでくれた人は、ちゃんと成果が出ています。
体は正直なのです。
食べた物がストレートに反映するのです。
昔マクロビオティックの哲学に燃えて、理想を掲げて無双原理を説いた諸先輩はどのような人生を送ったのか?
マクロビオティックは本当に正しいのか?
60年前の食べ方を今の時代に適用して大丈夫なのか?
何よりも今、自分は楽しいのか?
イキイキとしているのか?
やりたいことがあるのか?
こんなことを次から次と質問したくなります。
目の輝いていない人が多すぎるから。
マクロビオティックは万能ではないけれど、かなり私達を暗闇から救い出してくれます。
私も救い出された一人です。
妄信するのではなく、自分なりに判断して納得がいったのでマクロビオティックを続けています。
今のこの混乱したマクロビオティックが存在する時代に、交通整理をして標識をきちんと見えるように出来たらいいなと思っています。
具体的にどういうことをするかと言えば、ただ一つ。
体質の見極めと体調に合った食事の仕方です。
これこそがマクロビオティックの素晴らしいところであり、難しいところです。
画一的なマクロビオティックが横行して、中には目に余るものも登場しています。
これだけは理解してほしい。
マクロビオティックは個人の体調に合ってこそ効果を発揮するものだということを。
だから、体質と体調の判断を誤ることなく的確にしなければならないのです。
ここを理解しないでいると、いつまで経ってもマクロビオティックの恩恵に浴することはできません。
さあ、今からでも遅くはありません。
あなたの体質をしっかり理解しておきましょう。
漠然とマクロビオティックを続けるのは危険です。
陰陽をきちんと把握しておきましょう。
これに尽きます。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 10件のコメント

感動の玄米ご飯!

記事にするのが遅れてしまいましたけれど、感動したことなので書かせていただきます。

夏目さんが持参した玄米ご飯がとっても上手に炊けていたのです。
中川さんから文句なしの評価をいただいて、「さすが上級パスポート!」と感動しました。
彼女が初めて愛クラスにいらして玄米投稿を始めた頃は、前途多難を感じたものです(失礼)
しかし中川さんの根気のいい誘導と彼女の頑張りが実って、1年前とは別人のような玄米ご飯を持参してくれたのです。
彼女の良いところは、コレッと思ったことにはトコトン喰らいついて行く逞しさでしょうか。
犬コロのように相手の足許にまとわりつきます(笑)
はっきり言うとしつこいくらい(これまた失礼 笑)
でも、何故か憎めないのです。
彼女のサッパリした性格と純粋さが可愛く思えるからです。
そして何より最高なのが彼女の笑顔です。
どんなことを言っても彼女の笑顔を見たら許したくなります^^
そんなこんなで彼女は上級パスポートに恥じない玄米ご飯が炊ける人になりました。
これまでの努力は半端じゃありません。
でも、まだ次なる目標に向かって彼女は走り続けています。
それは「なりたい自分になる」ためです。
そのために彼女は、今出来ることを全部しました。
親をも説得して新しい自分へのスタートを切りました。
スタートは美味しい玄米ご飯を炊くためだったのですが、今彼女は確かに新しいステージに上がりました。
こんなふうに人生が変化して行くのって楽しいですよね。
人間って生きている限りいつまでも変化が可能なのです。
それが生きている証拠ですね。
今後の夏目さんに大いに期待しています♪

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 18件のコメント

いいごはんだね

さっこさんの記事にポロッと涙が出てしまいました。

彼女が初めてむそう塾に来てくれた日から今までの変化を思うと、何だか母親のような気持ちになって泣けます。
待望の赤ちゃんも授かりました。
ご主人の「いいごはんだね」という言葉が、私にとっても中川さんにとっても、最高のプレゼントになりました。
さっこさん、おめでとう!
毎日の頑張りに感謝します。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 7件のコメント