私はこうしてブログでマクロビオティックの情報を発信していますが、一部の方とはむそう塾でお会いするチャンスがあります。
むそう塾には実に様々な経緯で、日本全国や海外からも集まって下さいます。
皆さんがマクロビオティックを知ってからむそう塾にいらっしゃるまでには、それぞれの事情がおありですが、一番可哀想なのがマクロビオティックを知ってから体調不良になった人達です。
良かれと思って始めたマクロビオティックで、反対にマクロビオティックを始める前よりも体調や人間関係が悪くなってしまった人が沢山います。
私がブログを始めた頃もそのような人がいてビックリしたのですが、最近はどんどんその数が増えています。
このような事態は数年前から予想していたことですからビックリはしませんが、それらの人達に対する正確な情報の提供や指導がなかなか責任ある形でなされていないことに、私は憤りにも似た気持ちでいます。
このままではマクロビオティックによって、健康からどんどん遠い所に行ってしまうマクロビオティック難民が増えるばかりです。
桜沢如一先生が説いたマクロビオティックも、久司道夫先生が説いたマクロビオティックも、どちらも素晴らしいものですが、それは個人の体質や体調に合ってこそのものです。
一方通行の情報だけでマクロビオティックを実践すると、桜沢如一先生や久司道夫先生の願った世界とは程遠い現実になってしまいます。
マクロビオティックを伝えることをしている人達は、今一度伝え方を見直して一人ひとりのフォローが出来るようにしていただきたいと切に願っています。
若輩者の私がこのようなことを声を大にして訴えなければならないほど、マクロビオティックはひとり歩きをしています。
むそう塾では私と中川さんが日夜を問わず、塾生さんは勿論のこと、一般の方からのお問い合わせにも誠心誠意お答えしております。
色々なご事情で京都まで来られない方のために、これからどのようなことが出来るのか真剣に検討しているところですが、何しろ二人の時間には限りがあります。
今出来ることとして、ブログでの発信をさせていただきますので、何かピンと来られる方はどうぞコメントをお寄せ下さい。
一緒に考えてみましょう。