中川式筑前煮など

1年ぶりにいただいた中川式筑前煮

ハァ?、やっぱり美味しいですヾ(@⌒¬⌒@)ノ
あまりの美味しさに思わず筑前煮ばかりにお箸が行ってしまいました。
ホッとする美味しさ。
中川さんの煮物にはこんな優しさがあります。
煮物は三種類作るのですが、最後に里芋の煮汁を味見した時のこと、同じ材料と同じ分量で作っているのに、中川さんの煮汁にはまろやかさがあるのです。
他の人のように塩味の角がありません。
う?ん。
その理由を中川さんから教えてもらいました。
なるほど?。
日々精進あるのみですね。
それでも中川さんに教えてもらった煮物はどれも美味しいです!
これからはこんな穏やかな陽の入った煮物で、寒さを乗り切りましょう。
お弁当のおかず作りが楽しみになりましたね。
おせち料理も作ってみたくなったでしょ?
すでに中川さんは朝一番からお出しをとってくれています。
土曜Aクラスの方もお楽しみにね?♪

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 8件のコメント

体調に合わないマクロビオティック

むそう塾には実に様々な方が来られます。
ある程度パターン化できるのですが、一番やっかいなのは健康法を渡り歩く人です。
ま、健康オタクですね。
お金ばっかり使って体調が悪いのです。
こんなことは早く卒業しなければなりません。

どんなことでも自分がしっかりすることが大事です。
理由は何であっても、体調の悪い人がマクロビオティックに出会うと一時期グンと良くなることがあります。
それはそれである意味その人にとって「体に合ったマクロビオティック」を実践出来たことになるのですが、しばらくすると今度は以前とは違った形で体調が悪くなって来る人がいます。
その期間はまことに個人差があって、2.3ヵ月の人もいれば数年の人もいます。

また、本人は具合が悪いことに気づいていないことが多いのですが、私の目からみると充分にバランスを崩している状態の人が多いです。
私にもそんな時があって、当時はそのことに気づいていない一人だったのです。
しかし、幸いにもマクロビオティックの指導者に日常的に接する環境だったので、その先生のひと言で自分の体調の行き過ぎを悟りました。
落とし穴でした。

マクロビオティックにはこのような落とし穴があります。
いつもいつも自分の体調を観察して、その体調にピッタリの食事を摂らないと、陰陽のバランスが崩れて来ます。
小さなバランスの崩れはそれほどビクビクすることはないのですが、大きなバランスの崩れは病気に繋がりますので要注意です。

しかし、その体調に合わせる方法が分からないという人が実に多いです。
大雑把には体質別の食事法が本でも書かれていますが、微調整となるとやはりご本人を前にしてお食事内容を把握するのが一番間違いがありません。
ですから直接指導が一番なのです。

マクロビオティックのお食事はある意味で薬のようなものです。
診察をしないでお薬を処方するお医者さんがいないのと同じように、その人を診ないで食べ物の指示をするマクロビオティックの指導は怖いです。
そのくらい食べ物の継続的摂取は体に及ぼす影響が大だからです。

そのことを知らずにファッションのようにマクロビオティックをすると、体調不良の人が出て来るのです。
でも、怖がる必要はありません。
体調が良くなるには、原理原則ともいえるセオリーがあります。
そのセオリーを実行できれば元気になれます。

セオリー自体は簡単だし、このブログの過去記事でも何回も登場しているのですが、習慣を変えることが難しいのですね〜。
あるいは余計な知識が邪魔をするのです。
特に私(むそう塾)が提示しているセオリーはとても簡単です。

簡単すぎるのですが、複雑な方法に興味をもつ人間心理があるのでしょう。
余計なことをしたがるんですね。
でもね、簡単な方が続くんですよ、実際は。
あとは覚悟の問題です。
腹をくくれない人が余りにも多いです。

ということで、自分に甘い人はダラダラと体調不良をひきずりますが、真剣にそのセオリーと向き合った人は確実に体調が良くなって来ます。
2週間でも激変して、病院でもらった病名に1ヵ月でサヨナラした人もいます。
素晴らしいですね〜。

このときはいつも「食べ物が血となって、血が細胞をつくり、その細胞が体を変える」ことを実感します。
肉体的にも精神的にも食べた物に支配されることを教えてくれた考え方。
それがマクロビオティックです。

 
 

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

美味しさのレベル

中川さんがよく言われることですが、「口に美味しいと体に美味しいとは違う」ことについて少し書いてみます。

玄米投稿には投稿者が玄米ご飯を食べた感想を書いていただくのですが、単純に「美味しいです!」と書いてもパスポートレベルではありません。
それを召し上がった人のお通じに、つぶつぶがない状態が求められます。
とくに胃腸系の弱い人はこれが大きなウエイトを占めます。
何回も中川さんのアドバイスを受けながら、次第に体に美味しい玄米ご飯が炊き上がるようになります。
その玄米ご飯は、誤解を恐れずに言えば薬のような炊き上がりになっています。
ですから、それを召し上がった人の体調が好転して、色々と良い方向に進んでいくのは当然な気がします。
でも、薬という言葉を使うと薬事法違反になってしまうのですが、効果としてはそのような現象が起きています。
お医者さんは診察をして、その人の症状や体調に合わせたお薬を調剤しますよね。
中川式の玄米ご飯はそれと同じく、その人の体調や性格や諸々の環境を考えて炊き上がりまでを調整します。
ですからオーダーメイドなのです。
オーダーメイドだからこそ、画一的にレシピだけでお教え出来ないのです。
そこがとても残念なのですが、縁あって京都までお越しいただいた方々には、誠心誠意中川式に辿り着けるようアドバイスをさせていただいています。
お肉でもお魚でもお野菜でも「口に美味しい」お料理はたくさんあります。
それらがすべて「体にも美味しい」のであれば文句なしなのですが、なかなかそうは行きません。
残念ながら「口に美味しい」だけのレベルであるところがとても多いです。
マクロビオティックの陰陽を踏まえて、口に美味しいお料理を体に美味しいお料理に置き換えるところ。
それがむそう塾です。
明日から幸せコースでは煮物が始まります。
三種の煮物をとおして、おせち料理が作れる基本をお伝えします。
楽しみにしていてくださいね。
お持ち帰り用の密閉容器もお忘れなく。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする

妊娠・出産は血液づくり

今年のむそう塾は妊娠ラッシュです。

毎月のように、生理が来ました!妊娠しました!の報告があり、その度に実の孫か娘のように心から嬉しく思います。
昨年も幸せコースに通いながら出産した人がいました。
今年もその予定の人がいます。
順調に育っているようで、嬉しさと安堵の気持ちで毎日のつぶやき(Twitter)を楽しみにしています。
そんな中、残念ながら明日の幸せコースを欠席するという連絡をくれた妊婦さんがいます。
第1子を切迫流産から回避するため、入院しながら出産した経験をお持ちの方なので、今度こそは食事に気をつけて頑張ってほしかったのですが、玄米ご飯をきちんと召し上がっていないようです。
パスポート取得時の玄米ご飯が炊けていないのでしょう。
お食事も買った物で済ませているのかも知れません。
お料理が苦手とのことでしたから、なんとか幸せコースでお料理が得意になって欲しいと願っておりました。
しかしすでに足腰の冷えもあるようです。
妊娠中はお腹に陽を抱えるため、ふつうは暑く感じるものです。
赤ちゃんがお気に入りの室温(子宮内温度)にするためには、母親が冷えを感じるようではいけません。
努めて体が温かくなるようなものを摂りましょう。
そのためには食事の陰陽、食材の陰陽、料理の陰陽をすでにお伝えしてありますので、それらをしっかりと組み合わせて少し陽性になるようにしておいてください。
出産まで漕ぎ着け、新しい命を産み落とすには、陽性のエネルギーが必要です。
妊娠・出産は言い換えれば血液づくりでもあります。
お母さんの血液によって赤ちゃんは生き、産まれ落ちたら血液である母乳を飲み、母親は産後の修復にも血液を要するのです。
その自覚をもって妊娠時期を過ごしてほしいと、つくづく思ったことでした。
これから妊娠予定の方は、今のうちに血液を綺麗にしておきましょう。
子育ては妊娠前から始まっています。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 2件のコメント

必読!「むそう塾 幸せコース」受講者の皆さんへ

「むそう塾 幸せコース」の11月は、煮物を作ります。
3種類の煮物をお一人ずつ作っていただきます。
したがって、お持ち帰り用の密閉容器をご持参くださいませ。
お汁がこぼれないように、完全に密閉出来るものをお願いします。
容器の大きさは、次のとおりです。
・1000cc 1個
・ 500cc 1個
・ 300cc 1個
・ 200cc 1個
なお、その他の月でも残った物をお持ち帰りする場合がありますので、上記のような容器は常にご持参なさってください。
入れ子式にして持参されるとかさばりません。
昨年の記事でこんな嬉しいものがあります。
楽しい様子が思い出されます。
でも、お昼が遅くなりますので覚悟してね?。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする