京都やマクロビオティックのことなど」カテゴリーアーカイブ

「食道具 竹上」さんを訪問していただいた最上の氣

【食道具 竹上】
昨日は、京都市内にある「食道具 竹上(たけがみ)」さんに、中川さんとお伺いしました。
営業時間中であるにもかかわらず、2時間半近くお時間を頂戴してしまいました。

代表の廣瀬康二さんは、「庖丁コーディネーター」として、日本料理や日本文化をこよなく愛する方で、それを次世代に伝えるべく頑張っておられました。

中川さんと同じ京都のお生まれで、お爺ちゃんやお婆ちゃんが日頃何気なく使っていた言葉や当時の暮らしぶりが、まるで映画でも観ているように目の前で展開されて、それはそれは濃い時間でした。

中川さんがむそう塾で包丁仕事を大切に伝えていて、包丁砥ぎまで教えていることに感動された廣瀬さんからお声をかけていただいたのですが、そのことがとても嬉しかったです。
中川さんは、「良い氣」をもらったととても喜んでいました。

廣瀬さんは見るからに陽性そのものという人で、やはり何かを追究して行く人は陽性の力が強いなあと思いました。
そして、中川さんとお互いに共通するのは、「絶対後世に伝えたい技術」だと感じました。

広瀬さんは16年間お勤めだった京都の有名包丁店で、京都のお料理屋さんに出入りしていたわけですから、京料理界の実情もよくご存知です。
そして、そこから上がってくる包丁に対する声に、なんとかお応えしようと懸命に頑張っておられます。

むそう塾も包丁に対する要望は多いので、希望どおりの包丁を手にできたらいいなあと思った次第です。

 
 

【道具を見ればその人がわかる】
ところで、北大路魯山人は、自分の作ったお料理を盛り付けるために器を作るようになったわけですが、中川さんは自分の料理技術を完成するために、自分の包丁を作る人になりたいなあと話していました。
そのくらい道具に対する繊細さを感じているんですね。

道具に対する思い入れが、二人の陽性男子をさらに陽性にさせたようです。
あ、そうそう。「道具を見ればその人がわかる その人の仕事もわかる」と廣瀬さんも中川さんも話していました。
そうなんです。そのくらい道具の扱いは雄弁なのです。

久しぶりに男同士のピリピリする世界の話しができて、中川さんはとてもスッキリした表情をしていました。
このご縁をつないでくださったT氏にも感謝あるのみです。

 
 

【木へのこだわりが「氣」を発する空間】
「竹上」さんは、入り口から内装まで、すべてが素晴らしい木に囲まれていました。
特に表の右側の壁には、目が釘付けになりました。
四角形に切り出された木をタイルに見立てて作られた壁なのです。
もう、頭がクラクラするほど緻密な仕事です。
扉も撫でたいくらい素敵です。

やはり道具にこだわる人は、内装にもこだわるよねぇと、広瀬さんの本当の姿を見た思いがしました。
おかげさまで、最高の「氣」をいただけて、改めて氣の大切さを感じた時間となりました。

 
 

(食道具 竹上さんの前にて 真ん中が竹上さん 2020.10.12)

 
 

むそう塾のサイトに中川さんの道具に対する想いを書いた記事があります。
こちらも併せてお読みいただけると、道具を大切にする気持ちになって、あなたの氣もアップしますよ。

道具に接する心とは  ビジョンとパッキンに思う事 2015.1.26
道具に接する心とは その2 OYAJIWORKS™ 発動! 2015.2.23

 
 
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京都 瓢亭本館の新型コロナ対策

きょうは「秘伝コース」の課外授業の日でした。
恒例になった瓢亭さんでのお食事です。
(お料理の内容はこちらの記事から。)

瓢亭さんに到着してお部屋に足を踏み入れると、いつもと違った光景にビックリ!

 
 


(京都 瓢亭本館)

 
 

な、なんと、一人おきに席が設けられて、二間続きになっているのです。
これでは3人ずつが向かい合って、隣のお部屋の席と背中合わせになってしまうので、いつもの配置に戻していただきました。

瓢亭さんではコロナ対策としての配置だったようですが、全員が顔を見ながらお食事することがきょうの目的なので、この景色はコロナ記念として写真を撮っておきました。

ちなみに、外からお部屋に入る時には、入り口で手のひらに消毒液をシュッとされてしまいましたよ。
仲居さんはもちろん、女将さんもマスク姿です。

 
 

 
 

 
 

早く新型コロナが終息して、みんながノビノビとした生活ができますように。

 
 
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98歳でMacBookを使って調べ物 現役の石窯じーじ竹下晃朗さん

「98歳、石窯じーじのいのちのパン」竹下晃朗さんの本が目に止まった。

 
 

 
 

早速中川さんに教えてあげたところ、すぐ購入して読み終わったそうな。
竹下さんはエンジニアさんだから、きっと中川さんに合う本だと思ったのです。

「流行に反旗ひるがえす」98歳・石窯パン研究家のレシピが評判 こだわりのパン作り本で出版も 2020.2.3
石窯パン研究家・竹下晃朗 2020.7.020.7.12放送

 
 

私がここで感じたのは、中川さんのパンを試食していて、全粒粉パンの美味しさを感じていたので、きっと竹下さんの全粒粉パンは美味しいだろうと直感で思ったのです。

それから、竹下さんがお元気なのは、精製したパン粉ではなく全粒粉であること、それから、フランスパンのように硬いパンを噛んでおられること。
他にも頭や手、そして体も動かしておられること。
さらには、MacBookを使って調べ物をしたり、Skypeをしたり、頭も使っておられることなど、本当に学びだらけです。

他にも動画やInstagramもあって、やりたいことがある人はやはり素敵だなあと思いました。
(Instagramはお孫さんが投稿されているそうです。)
動画の中からこのシーンがいいなと思いました。

 
 

 
 

人生に素敵な先輩がいらっしゃると、後から続く者は「頑張ろう!」って思えます。

 
 
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2020年8月30日 癒やされた時間 粟田山荘

2020年8月30日

お庭を眺めたくて京都東山へ

目にしっかり焼き付けて

この1枚だけを私の想い出に

 
 


京都ホテルオークラ別邸 京料理 粟田山荘

 
 

お料理の世界は暦どおりに秋へ

 
 
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京都 「梅園 三条寺町店」のかき氷

今日はむそう塾生の舞ちゃんと、放課後にかき氷を食べに行きました。
舞ちゃんのお子さんがかき氷が大好きなんだとか。
ママがお料理を習っている間、教室近くの託児施設で待っていてくれたので、お子さんへのご褒美です。

京都にお住まいの塾生さんが、他の甘味処を教えてくださったのですが、時間が間に合わなかったので、中川さんが教えてくれたお店に行ってみました。
そのお店は、「梅園 三条寺町店」です。

 
 

かに道楽の隣にあります。

 
 

入り口には「かき氷 テイクアウト」なんて文字がありました。

 
 

ママのかき氷が来ました!
黒糖味だそうです。

 
 

ようちゃんのかき氷も来ました!
目つきが変わりました(笑)

 
 

私のかき氷も来ました!
抹茶ミルク味。
白玉はオプションです。

 
 

入り口でみたらし団子を焼いていたので、注文してみました。
形が俵のようで面白いです。
小さいところが京都らしいなあと思いました。
一口で2個くらいいけちゃいます。
あんまり甘くなくていい感じでした。

 
 

すごくいい場所にあるので、次々とお客さんが入ってきて、どんどん入れ替わって行きます。
繁盛しているなあという感じです。
入り口の引き戸が常に開けてあるので、外からの空気が入って冷房が強すぎることなく心地よかったです。

お客さんの流れが自然でとても気持ちいいなあと思っていたら、なんと!、このお店には消毒用スプレーが置いていませんでした。
それから検温もしていませんでした。
だから清々しい氣が流れていたんですね。

ちょっとレトロ感覚の窓ガラスが、ちょうどいい目隠しになって、落ち着いた雰囲気がとても気に入りました。
お一人なら2階のお席がよいかもしれません。

綺麗なお写真のInstagramもありました。
通販サイトもありました。
「みたらしバターサンド」なんて食べてみたいな。

 
 

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