マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ

嬉しかった「中川式カレー講座 第2弾」のご感想

5月25日は「中川式カレー講座 第2弾」を開催したのですが、そのご感想でとても嬉しいコメントがありました。

 
 

きりんさんのコメントより> 抜粋

中川さん 美風さん

カレー講座第2弾、ありがとうございました。
第1弾のカレーとはまた違うカレーの香りや味に唸りました。
お土産にいただいたカレーを食べた夫は、
「中川さんのカレー5種類をローテーションしてくれたら、365日カレーでもいいよ」
なんて言ってました。
母にももちろん好評でした。

大切に作りたいお料理がまた増え、それを美味しいねと言いながら、食べる時間が
あることが嬉しいなと思います。ありがとうございます。

*   *   *

嬉しいですねぇ。
ご主人様のご感想が素敵すぎます!
確かに5種類がそれぞれの持ち味で、中川さんの開発魂が大活躍した作り方だったのです。
試作会の時に作り方を見ていると、私は最終地点の味がまだわからないので、普通とは違うその料理方法がピンと来ないのですが、完成していざ試食してみると、その舌触りにビックリしたものでした。

最初に目指す味があって、そこに向かって料理方法を選んでいくやり方は、やはり素人では思いつかない方法だなあと思ったものでした。

「中川式カレー講座 第2弾」は、まだ2回開催予定がありますので、これから受講なさる方もどうぞお楽しみに♪

 
 

(シーフードカレー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 2件のコメント

胃の弱い私でも胃が痛くならない陰陽カレー

今日は「中川式カレー講座 第2弾」を開催しました。
第1弾がとても好評で、第2弾の要望が多かったため、開催に至ったものです。

私はカレーを食べると胃がクシューと痛くなるのですが、中川さんの作るカレーは第1弾の時から胃が痛くならなかったのです。
これがとても不思議だったのですが、今回は午前11時過ぎから午後5時近くまで3回もカレーを食べたのに、未だに平気です。

昨夜の夜8時頃に夕食を食べてから、ずーっと何も食べず、15時間ぶりに空っぽの胃袋にカレーが入ったというのに、いつもと同じく胃の存在を忘れるほど快調です。
これには驚きです。

中川さんの話によると、どうやらスパイスの使い方が体に優しいらしいのです。
一番大事な毒消しもされているため、か弱い私の胃袋でも平気なのでした。
こんなことを可能にするマクロビオティックの陰陽って、やっぱり凄いです。

ところで、三種類のカレーはそれぞれに陰陽度が違うのですが、写真のキーマカレーは軽い感じが好評でした。
では、なぜそう感じるのか?
そこを陰陽で話し合いながら、プチ座学にもなった一日でした。

 
 

(キーマカレー 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 料理人 中川善博の陰陽料理, からだ | コメントする

製造方法がよいことと美味しいことは違う現実 塩分に注意

ネットや本を参考に新しいお料理を作る人が多いと思いますが、そこに書かれている調味料と自宅で使う調味料がまったく同じでないと、参考にしたお料理と同じお料理はできません。
それほど調味料はお料理の味を左右します。

私はマクロビオティックを知る前に、かなりこだわって選んだ調味料を使っていたのですが、マクロビオティックの指導校に通うようになって、そこで使っている調味料に変えました。
何年もその調味料を使っていたのですが、だんだんその陽性さがつらくなって、むそう塾を始める時にほとんど変えました。

つまり、あまり陽性の強くないものにしたのです。
中にはマクロビオティックを知る前の調味料に戻ったものもあります。
陰陽的にも、製造方法的にも問題がなかったからです。

幸せコースの授業で、自宅で使われている調味料を味見したところ、塾生さんがまさに「食べたもののように」なっているので、こちらも学びになりました。
総じて塩分のきつい調味料をお選びでした。

中には手作り味噌を持参された人も何人かいましたが、合格したのはたった1名でした。
むそう塾が始まって11年の間に、合格したのはたった3名なので、手作り味噌のハードルの厳しさを感じます。
ポイントは発酵ですね。発酵が味を決めるのです。
餅は餅屋に、これがむそう塾の結論です。

*   *   *

なぜそんなに調味料を厳しく選ぶかと言うと、健康に対してはもちろんですが、お料理の仕上がりをまろやかにしたいからです。
まろやかに仕上がると体に負担をかけないので、結果として健康につながります。

お醤油やお味噌は当然のことながらお塩を使いますが、自然食品店で扱っている商品には塩辛いものが多くて、結果として塩分過多になってしまう場合があります。
自然食品店=美味しい=健康と言い切れない商品もあるのです。

塩分過多になると、お料理の美味しさが半減するだけでなく、どうしても甘いものがほしくなったり、水分がほしくなったりします。
それが体の反応なのです。

ですから、むそう塾ではお料理を美味しくする以上の塩分は摂りたくないのです。
胡麻塩もしかりです。

塩分の摂りすぎは様々な不調の原因になります。
つい食べすぎてしまう、生理が止まったまま、冷え性になった、便秘になったなども強すぎる塩分が影響している場合があります。

マクロビオティックの大先輩でも、塩分で失敗している人はたくさんおられます。
ですから、同じ過ちを犯さないためにも、正常な体の反応を大切にするべく、調味料の塩分濃度を細かくチェックしているのです。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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素人でも簡単に作れるようにしたオムライス講座

5月6日にオムライス講座を開催して、その美味しさに感動されていますが、まだ6月と7月に4回の開催を控えています。
なぜか人気のあるオムライスですが、一般的にその作り方は難しいのです。
プロがフライパンの柄をトントン叩く仕草を見かけた人も多いかと思います。

でも、むそう塾では、プロのような難しい技術を使わなくても美味しく作れるお料理を教えているので、オムライスの講座のために開発した技術を伝授しました。

最初は「え〜?」とか「お〜!」とか言っていた塾生さんが、最後にはお弁当箱にも入れられるようになって、その方法に唸ったものです。
今も、よく考えられているなあと感心します。

でも、よく考えると、それは陰陽で考えれば納得の行くことでした。
だから成功したのね!

こういうことが世の中にはたくさんあるのだと思います。
いつも研究心をもっていれば、それまでの技術を変えることも、新しいものを生み出すことも可能ですね。

不可能を可能にできる力。
それがマクロビオティックの陰陽を理解すると出てくると思っています。

むそう塾はがんじがらめの不自由なマクロビオティックではなく、将来に向かって希望の持てるマクロビオティックとして、陰陽をしっかり活かせる練習の場として使ってほしいなあ。
お料理はその陰陽を確認する作業の一つにほかならないのだから。

 
 

(中川式オムライス 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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一大事だからこそお料理を作る塾生さんたち

急に命にかかわるような事故や、肉親の急な死、あるいは親しい人の死など、人生を揺るがすような出来事があると、動揺してオロオロしてしまうでしょう。
最近、そのような体験をされた塾生さんたちからいただいたメールに心を打たれました。

【Aさん】
普通に日常生活を送ろう!と。
昨日はうどん出汁できつねうどんを、本日は玄米ご飯も美味しく炊けました。
お料理に助けられています。
むそう塾で教えて頂けたことに感謝。
長くかかりそうですが乗り切ります。

【Bさん】
母の訃報を聞いた直後も私は家を空けるため、家族に食事の用意をしていました。
そして、このGW中、いつにも増して、ずっと料理していました。
料理をすることで気が紛れました。
不謹慎かもしれませんが、私は自分が死ぬ直前まで料理をしていたいと思いました。
そう出来たのも、そう思えたのも、むそう塾のおかげです。
ありがとうございます。

【Cさん】
我ながら、頑張って動けたのは、玄米ご飯を食べていたからと実感しながら、今夜帰宅しました。
玄米ご飯食べたーいと、主人と話してました。
愛クラスを受講してから、玄米ご飯が我が家の食事の中心なのだと、実感。
連休はじめに参鶏湯風スープを作り置きしていて、よかったです。
玄米餅をいれて、美味しく飲み干しました。

*   *   *

精神的に極限状態に置かれると、そのときは食事が喉を通らないでしょうが、命がある限り、ずっとそのままでいられるわけではありませんね。
そんな場面を想いながら、中川さんがBさんに宛てたお返事は男らしい内容でした。

結婚式でも葬式でも誕生日でもすべて食事があるでしょう? 作り続けることは「生命」を確認する作業なのです。 ご苦労さま

急にお母様を亡くしたBさんは、お弁当投稿をしばらくお休みしますと、私にメールをくれました。
ショックも大きいだろうから、それもやむを得ないなと私は思いました。
でも、Bさんは翌朝には頑張ってお弁当投稿をされました。
その内容はこちらの記事から。

この記事のコメントでBさんは次のように書いておられます。
一晩寝て起きて台所に立ちながら、やっぱり今まで通りの日常を過ごしていこうと思いました。
お弁当を作って、中川さんにみて頂き、他の方の投稿に刺激を受ける日々。
それを積み重ねていこうと思いました。

この文章を読んで私は胸がいっぱいになりました。
皆さんがつらい気持ちを抱えながらも台所に立って、お料理を頑張っています。
そして気持ちをそれ以上落ち込ませることなく、日常に戻せるように頑張っておられます。

このような気持ちになれるのは、お料理を作る行為には癒やし効果があるからですね。
ドーンと落ち込んでしまうのではなく、お料理を作ることによってショックを最小限に出来ていることに感動します。

むそう塾でお伝えしているお料理が、このような場面でお役に立てていることに、私の方が感動をいただきました。
お料理を作ってくださっている多くの塾生さんには、こちらからありがとうという気持ちでいっぱいです。

なお、私の母は95歳で亡くなるまで、ずっとお料理を作り続けていました。
晩年は漬物の重石が持てないと言って、工夫をしながら漬物を漬けたり、保存食づくりも続けていました。
ボケることもなく。
そんな母のように私も生きたいと思うのでした。

 
 
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, こころ・想い | 2件のコメント