食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

銀座アスターの「炙りチャーシューと蒸し鶏のサラダ」が美味しかった

夫の入院関連の記事ばかり続いて、介護ブログのようになってしまうので、ちょっと食べ物のことを。

昨日、やっと夫の転院が済んで、4時頃この日初めてのお食事をすることになりました。
買い物もあったので、地元のデパートに入っている「銀座アスター」へ。
ここのスープが、一番我が家の希望する味に近いので、何かとお世話になっています。

今回はラーメンにしないで、しっかりと食べようということになり、新しいメニューを注文しました。
これがとても美味しかったのです。
炙りチャーシューが美味しいのは勿論ですが、鶏肉もふっくらして優しい柔らかさでした。

そして、何と言っても一番美味しいのは「塩ダレ」かもしれません。
食べるときに好みの量をかけ回すのですが、このタレが絶妙なお味でした。

 
 

【炙りチャーシューと蒸し鶏のサラダ】
サラダというだけあって、野菜が多いのでバランスがよかったです。

 
 

塩ダレをかけたところです。

 
 

この蒸し鶏がさっぱりして、落ち着く美味しさでした。

 
 

塩ダレが美味しいので、お店の人にお聞きしたところ、黒にんにく入りのドレッシングにしてあるそうでした。
白ごまも入っています。

炙りチャーシューが美味しかった旨をお伝えすると、「手間をかけて炙ってよかったです」と笑顔でした。
もしかしたら、「銀座アスター」の他の店舗でもメニューにあるかもしれませんので、あったらオススメです(^o^)

 
 

あ、他にライスセットと青椒肉絲も注文しました。
この緑のザーサイが美味しんですよね(๑´ڡ`๑)

 
 

おしまい!

 
 
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「茄子の油焚き」と生姜にマクロビオティックの陰陽を思う

私はマクロビオティックを知ってから3年間、徹底的に陽性に絞り込みました。
ストイックだったため、4年目の夏には玄米ご飯が重くて、ハトムギを混ぜたり麦を混ぜたりして凌いだものです。

主食に少し陰性を混ぜても、おかずが陽性なので体調は陽性そのものです。
マクロビオティックを知る前は大好きだった胡瓜も、茄子も、トマトも、陰性ということで摂らずにいました。
今となっては笑えますが、当時はそんな状態でした。

先程「茄子の油焚き」を作って、幸せな気持ちでいただきました。
今の私にとっての「茄子の油焚き」は、母仕様ではなくマクロ美風仕様です。
母はいりこだしを使っていましたが、私は1.5番だしを使っています。

最初は茄子のアクを意識して、しっかり焦げ目がつくまで焼くのですが、そのときにいつも陰陽のことを意識します。
陰陽を知っているのと、知らないのとでは、このお料理の美味しさも変わって来るからです。
アクがきちんと処理できていないと、色が悪くなるだけでなく、食後感も変わってきます。

器に盛って天に載せる生姜おろしですが、ここでまた一つ陰陽の解釈が面白いのです。
生姜の陰陽は、マクロビオティックと東洋医学では微妙に異なるところがあります。
7月21日に開催予定の「腸内細菌とお手当を話しながら学ぶ会」では、そのへんの違いにも触れておきたいと思っています。

 
 

あ、そうそう。
中川さんが作ってくれる茄子の油焚きは、しっかりと陰陽調和が取れていて、さすが「陰陽京料理人」だなあと思わせてくれるお味です。
陰性な食材だからこそ、中庸に仕上げて健康を司るのが真の料理だと思わせてくれる仕上がりです。

茄子の油焚き 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室むそう塾)

生姜のおろし方も綺麗だし、素朴なお料理でも丁寧に作られていることに、背筋が伸びる思いです。

 
 
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カニを食べていないのに蟹アレルギー?

昨日、美容院に行ったら、着席するなり「あの〜」と質問されました。

美「普通のお料理がすっごく美味しくなることってあるんですか?」

ピンと来ました。
「添加物を使っていたらなりますよ」と答えました。

初めてのお店に、ご夫婦でランチを食べに行かれたそうなのですが、とっても美味しかったから今度は夜に行ってみようと話していたそうなのです。
しかし、1時間後、ご主人のお腹が痛くなってしまったとのこと。

私「なにか食べ物のアレルギーはありますか?」
美「蟹アレルギーなんです」
私「ああ、きっとそれですね。蟹をお料理したまな板や包丁を洗わないで使っていたとか」
美「いや、蟹を使ったようなメニューは他にもなかったんですよ」

私「じゃ、きっと注文したお料理の旨味を増すために、蟹エキスの液体かパウダーを使っていたんでしょうね」
美「だけど、食べたとき蟹の匂いは全然しなかったんですよ」
私「いや〜、まったく匂いを感じさせない程度に使っていたのでしょう。その程度でも美味しくすることはできますから」
美「そんなのがあるんですか?」
私「あるんですよ、業務用でもいっぱい出回っています」

ということで、どうやらとっても美味しく感じたのは蟹の隠し味だったようです。
ちなみに、奥様は何も異常なしなので、ディナーに行けないことを残念がっていたので、「蟹の成分を入れないで」ってお願いしてみたら?」と言って、その変化が楽しみですねということになりました。

知らないところで色々な添加物が使われている時代なので、食べ物に対するセンサーを敏感にしておきたいものだと思いました。
いや、もしかすると、鈍感な方が幸せな時代なのかもしれないと複雑な気持ちになったことでした。

 
 

 
 
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四毒抜きもマクロビオティックも極端はほどほどに

先日、「幸せコース」の座学で、この1年間を振り返って塾生さんからお話しを聞かせていただきました。
その中でいわゆる排除食のことが話題になりました。
今話題の「四毒抜き」食事法も除去食(排除食)の一つなので、マクロビオティックの視点からは思うことが多々あります。

こういう極端な食事法は、のめり込むと揺り戻しが来る人が多いです。
さらに、あまり長く続けると、体が拒否反応を示すようになって、実践前より厄介な体調になってしまうことがあるので、納得できたら徐々にゆるめる方が現実的です。
ゆるめてもマイナス面は避けるようになりますから、安心してください。

一番厄介なのは、人間関係に影を落とすことでしょうか。
これには上手な回避方法があるのですが、良かれと思って裏目に出てしまうケースがとても多いです。

ご自分の特徴をよく知って、心身ともにご機嫌でいられるお食事方法をむそう塾ではお伝えしていますので、安心してその方法を採用していただけたらと、心から思っています。

なお、1年間お休みして、2026年度の「上級幸せコース」から復帰されるそうなので、今から上級幸せコースでの再会を楽しみにしているところです。
Tさんは、「玄米稲荷寿司」を習うことを心待ちにされているそうです(^o^)

 
 

(玄米稲荷寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室むそう塾)

 
 
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人は慣れているものから大きく外れない選択をする 京都の例

あたり前のことですが、人の身体は本当に一人ひとり違うなぁと思います。
季節の変わり目になると、特にその違いを実感します。
その日のお天気状態、服装だけでなく、食べたいもの、飲みたいものでも、違いがいっぱいありすぎて、すべてが学びになります。

さらに、人種による違いも大きいです。
ですから、病気になる原因も、病気の治し方も、外国で有効とされることが日本でも合うとは限りません。
日本人は、やはり日本人の例から学ぶのが一番効果的だと、つくづく感じます。

くれぐれも巷の情報に右往左往しないようにしましょう。

 
 

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ところで、京都では外国人がとても多くて、日本にいながらにして異国人の体型観察ができます。
そうすると、やはり、この人たちと日本人の食事は異なって当然だし、一緒にすること自体が無謀というものだと思えてきます。

当然ながら、外国人にも色々なタイプの人がいますから、同じように考えるのは危険なのですが、人は慣れているものから大きく外れない選択をする傾向にあるようです。
こんなニュースがありました。

京都で”1泊2食付き”をやめる旅館が続出。「素泊まり」「飲食店の予約代行」にシフトの背景には外国人観光客の≪正直な本音≫があった 2025.4.20

外国人観光客の食事の好みは、京都の老舗旅館が提供するお料理とは合わないということで、お料理のキャンセルに困り、すき焼きやしゃぶしゃぶを提供したら大当たりだったとのこと。
これは実に現実的であり、仕方のないことかもしれません。
観光客のDNAがそうさせるのですから、迎える側は今後難しい問題ですね。

 
 

※関連記事
抹茶チョコレート理論と京都の老舗旅館のお料理問題 2025.4.22

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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