美味しい鉄火味噌が出来上がりました!

蓮根の美味しい季節になりました。
自然の力はありがたいもので、蓮根がおいしくなる頃には呼吸器系に異常を訴える人が多くなります。
マクロビオティックを知っている人ならそんな時、蓮根を使ったお料理をあれこれ召し上がるでしょう。

そもそも白露(今年は9月8日)の頃あたりから風邪をひいたり、くしゃみをしたり、鼻水が出たりするのは、夏にかいていた汗をかかなくなったことによる影響です。
体内にある水分の処理がうまく出来ていないから、鼻水などの症状で外に出そうとするんですね。
人間が自分の体を守ろうとする自然な症状なので、こんな時には呼吸器系の助けになる食材を取りましょうというのがマクロビオティックの考え方です。

そんな蓮根を使った極陽性なお料理が鉄火味噌です。
むそう塾ではかつて鉄火味噌講座を開催したこともありますが、中川式の鉄火味噌は難易度が高くて、それをクリアするには包丁砥ぎや刻みの腕を高めることから始まります。
塾生の子象さんが地道な努力をされて、中川さんからOKをもらえる品質の鉄火味噌を作れるようになっていますので、お手間代だけをいただいてお分けしています。
この鉄火味噌でどれだけ多くの人の健康が維持できたことか。

特に妊娠中は貧血になりやすいし、出産で血液も消費しますので、造血作用のある鉄火味噌で血液を元気にしておきましょう。
お母さんは二人分の血液を賄わなくちゃいけないので、鉄火味噌をふりかけのようにご飯にかけて食べておくと、知らず知らずのうちに体力がついて来ます。
寝起きの悪い人や、陰性だと思う人は、一時的に鉄火味噌の力を借りて陽性とはこういうものか!と体験するのも良いですね。

市販の鉄火味噌はとてもまずいのですが、中川式の鉄火味噌は実に美味しいんです。
それはその粒子の細やかさと、刻みから仕上がりまで休むことなく5時間を要する作業が出来る陽性さが入っているからだと思います。
こちらの記事に鉄火味噌を作る工程が載っていますが、気が遠くなる作業ですよ。
蓮根に学ぶマクロビオティックの陰陽
(蓮根料理の写真がたくさんあります)

なお、このブログには「中川式鉄火味噌の体験談」というカテゴリーもありますし、「鉄火味噌」でブログ内検索をしても記事がたくさん出てきます。
「緋乃」さんで検索しても鉄火味噌がいかに彼女を変えたかが分かります。
あの細かな粒子一粒一粒に子象さんの想いが込められています。
「元気になってほしい」。
ただそれだけの想いで無心に作業をしているのだと思います。

子象さんは毎週鉄火味噌を作る曜日を決めていて、コツコツと作り続けています。
その地道な姿勢には本当に頭が下がります。
あなたも子象さんから素敵な陽をいただいてください。
ご希望者は私にメールをください。
ご希望者の体調を踏まえたうえで、食べ方のアドバイスもさせていただきます。
(お申し込みは塾生さんに限ります。)

 
 

中川式鉄火味噌 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式鉄火味噌 料理:むそう塾生  子象さん トップの玄米は粒子の大きさを比較するためです。)

 
 

カテゴリー: 中川式鉄火味噌の体験談 | 2件のコメント

これから開催予定の講座案内

9月10月に開催予定の講座案内です。
11月以降の講座については来週ご案内します。

【9月】
21日(月)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
22日(火)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
23日(水)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
25日(金)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
26日(土)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
27日(日)「玄米の炊き方秘伝(第90回愛クラス)」 〆切

【10月】
2015/10/5〜2016/3/7(月) 「煮物コース 秋冬編 2015 残席1名
2015/10/9〜2016/3/11(金) 「煮物コース 秋冬編 2015 満席
12日(月)「2015年度  中川式糠漬け講座  秋編」 残席1名
24日(土)「秋から冬の極上お弁当講座」 満席
25日(日)「玄米の炊き方秘伝(第91回愛クラス)」 残席10名

 
 

しめじの伊風炒め マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(しめじの伊風炒め 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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「玄米の炊き方秘伝(第91回愛クラス)」のご案内

今の時代は健康に関する情報があまりにも氾濫していて、何を選択したら良いのか分からない人が圧倒的多数ではないでしょうか。
しかし、健康のためなら、わざわざ何かをする(加える)のではなく、何かをしない(引き算)発想をした方が正解に近づきます。

たとえばサプリメント。
わざわざお金をかけてサプリメントを摂らなくても、食生活をきちんと見直すことでまかなえます。
いい加減な食生活をしておきながら、手軽にサプリメントをポーンと口に入れるのは、本当に体のことを考えているとは思えません。

主食の種類を見直し、お味噌汁の出汁とお味噌を見直し、おかずは調味料を見直し、あらゆる食材の安全度を知って、食生活全般に関する見直しをするだけでも大いに健康に貢献できます。
その上で発酵食品とミネラルをしっかり意識した食生活を実践することによって、驚くほど体調が変化するはずです。

それらの考え方のベースはすでに東洋医学にも存在しますが、むそう塾では京料理人が徹底的にマクロビオティックの陰陽でお料理を洗い直して、驚くほどの美味しさにしてお伝えしています。
その入門編が玄米ご飯ですが、その類を見ない指導方法は、京料理人として長年弟子を育ててきた経験から編み出された徹底的な完全フォロー態勢です。

このむそう塾方式の指導方法で、完全に消化吸収できる玄米ご飯を炊き上げることが可能になり、その結果体調が著しく改善される人が後を断ちません。
玄米ご飯は白米とは違って、きちんと消化吸収できる状態に炊き上げなければ、期待される効果を出すことはおろか、むしろ玄米が原因で体調を悪化させてしまうことも多々あります。

ですから、健康目的で玄米を食べようとする場合には、お通じの状態までチェックして、その人の胃腸で消化出来ているかどうかを確認しながら指導をする、むそう塾のマンツーマン方式が威力を発揮するのです。
体というのは個々人で異なりますので、一律な指導法では結果を出せませんから、むそう塾では責任のある個人指導で、あなたの健康のお手伝いをしています。
どうぞ安心して受講なさってください。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
「玄米の炊き方秘伝(第91回愛クラス)」

【開催日】
2015年10月25日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・プレーンな玄米炊飯デモ1回&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
 (ビジョン鍋がない場合は愛クラス開催前に購入のこと)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・高圧洗浄の方法(デモ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の内容】
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導  期間:1ヵ月間
・パスポート取得者の投稿期間と回数:受講後10日間のうち3回まで

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00       開場
11:30~12:15 お食事&玄米ご飯の撮影指導
12:15~14:15 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
14:30~17:00 玄米炊飯デモ&試食/米と塩の診断/圧力鍋蓋の診断
17:00       記念撮影・解散
17:30~19:30 マクロ美風との懇親会

【定員】
10名

【受講資格】
・一般の方(デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメまたは比較的新しい携帯電話
・玄米1カップと塩小さじ1杯(診断用)
・圧力鍋のフタ(新品の場合は不要)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
27,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

マクロビオティック料理教室 むそう塾 牡蠣の時雨煮丼

 
 

(牡蠣の時雨煮丼 料理:京料理人  中川善博)

牡蠣の下は美味しい美味しい玄米ご飯です。
ミネラルたっぷりの牡蠣と玄米ご飯は相性もよく、男性も女性も大いに摂ってほしい食材です。
貧血の人、精力のない人、味覚異常の人などに牡蠣はとても効果的なんですよ。
現代人の多くが抱える問題を改善するため、食べ物からアプローチしようとするのがマクロビオティックです。

 
 

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「秋から冬の極上お弁当講座」追加開催のご案内

「秋から冬の極上お弁当講座」として3回連続で講座を開催しました。
明日からまた残り2回の講座を開催しますが、すでに習った方々のご感想がやはり凄いです。
たとえば下の写真にある「地鶏肉団子甘酢餡」ですが、すでに作られた方々から「冷めても美味しい!」と興奮のメールが届いています。
それは時間が経ってから美味しくなるように味の仕掛けがしてあるからです。
そこがプロの編み出した方法なので、間違いなく美味しく出来上がってくれるのです。
餡かけは口当たりも良くなるうえ、艶も出るので、見た目にも舌にも美味しく感じるのでしょう。
中川さんから習う餡かけだけでも、一生の財産になること間違いなしです。

さらに、お弁当だけでなく、日頃のおかずとしてもビックリな組み合わせのお料理があって、それは「塩サバとじゃがいものかき揚げ」に代表されるのですが、それはもうすでに復習された塾生さんのご家族様から大絶賛をいただいています。
こんな素敵な内容のお弁当講座ですが、前回の募集で漏れた人がおりましたので、その方々の救済のために追加開催を実施します。
どうぞ今度こそご縁がありますように。

*   *   *

【講座名】
「秋から冬の極上お弁当講座」(第6回)

【開催日】
2015年10月24日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
◆<お弁当のおかず12品1人分の作り方をデモ>
・ほうれん草菊花浸し
・棒湯葉のたいたん
・牡蠣の時雨煮
・地鶏肉団子甘酢餡
・蓮根叩き海老挟み揚げ
・たたき牛蒡(2種)
・小蕪のグラッセ
・芽キャベツの胡麻辛子和え
・サバの黒酢餡
・塩サバとじゃがいものかき揚げ
・しめじの伊風炒め
◆<昼食>
なし

【タイムテーブル】
・11:00  開場
・11:30~17:00 デモ&試食
・17:00 記念撮影・解散

【定員】
10名

【受講資格】
幸せコース修了者および在籍者

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
54,000円(消費税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
HPの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

地鶏肉団子甘酢餡 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(地鶏肉団子甘酢餡 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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フランスでも鰹節 発酵食品の力が必要な時代ですね

私のブログで「味覚を正確に認識できない子供が30%超。このままでは日本の食文化は崩壊する」という記事があります。(2014年12月3日)
今朝、朝日新聞で「フランスでかつお節生産へ 枕崎の業者ら、来夏稼働目標」というのがありました。(2015年9月23日)

フランスで販売されているかつお節の味が日本のものとは違うそうなので、ぜひ本物のかつお節の味を知ってもらいたいとのことですが、日本独特の気候が生んだ発酵の技術が、フランスの気候でどのような仕上がりになるのか気になります。
特に本枯れ節は難易度が高いですよね。

それはそうと、こうして海外で日本食がブームになっているのに、日本人である私たちが本物の味を忘れたり知らなかったりでは勿体ないですね。
日本人が健康であるためにも、そして日本人としての精神を育めるためにも、もっともっと日本料理を大切にお伝えしたいと強く思いました。

ところで、マクロビオティック料理を知って、昆布と椎茸だけでお出汁を取っている人がおられるでしょうが、こうして外国でも注目される鰹節の素晴らしさから距離を置くのはあまり感心しません。
本枯れ節は立派な発酵食品であることを忘れないで、日常的に使うようにしましょう。
そして、お味の変化や効果を体全体で感じてみてください。
それを知ることこそ、生きたマクロビオティックの学び方です。

発酵の力を知らずしてマクロビオティックを語るなかれ。

京都 南禅寺 瓢亭本館 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(京都 南禅寺畔 瓢亭本館)

 
 

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