京都の東山近くはやはり空気も気温も違う

京都で私が住んでいるマンションは東山の近くにあります。
下見に行った時に空気が綺麗で静かで、環境に一目惚れして決めた場所です。
で、今朝の7時の気温は15度。

京都市左京区 東山

 
 

一方、むそう塾のある場所は18度。

京都市左京区 東山

 
 

同じ左京区なのですが、山が近いとこんなにも気温が変わるんですね。
昨日は4度も違いました。
左京区って広くて、比叡山のてっぺんまで左京区なんだそうです。
つまり左京区って滋賀県と隣合わせってことですね。
そういえば、冬になると京都の中心部は雪が降っていなくても、比叡山は真っ白になっていることがよくあったなあ。
夏は喜んでいたけれど、これからは寒くなるんだね。
ま、それもよし。

 
 

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牡蠣の時雨煮が旨すぎる! むそう塾のお弁当講座より 

むそう塾ではいよいよ秋冬バージョンのお弁当講座が始まりました。
このお弁当講座は、もう名物講座になりましたね。

今日の講座で、中川さんがお料理をしている途中から声が上がり、出来上がった時には何やら感動の熱気に包まれていたのがこの「牡蠣の時雨煮」です。
こんなにぷっくりと大きく膨らんだ牡蠣のまま仕上がるところが中川さんの腕なんですよね。
美味しくて、美味しくて。
ご飯もお酒もほしい一品でした。
もちろん、ご飯を召し上がっていましたよ(^^)

ミネラルもたっぷりあるので、貧血気味の方にはぜひ召し上がってほしいです。
また、肝臓にも効果があるので、目がお疲れの時にもおすすめします。
これは陰陽五行を知っている人なら、すぐピンと来ますね。
体のことはよく分からないという人は、とにかく肝臓と腎臓を大事にしましょう。
この時雨煮をおつまみにしながらお酒を呑むと、肝臓への負担を大いに減らしてくれることになります。
左党には嬉しいお料理ですね。

 
 

牡蠣の時雨煮 マクロビオティック料理教室 むそう塾

(牡蠣の時雨煮 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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糠床に茄子を入れる意味

さあ、今日から連日のお弁当講座が始まります。
最後は27日の愛クラスです。

玄米ご飯と美味しい糠漬け。
それに季節を反映したお味噌汁と少しのおかずがあれば、これで満点ですね。

写真は今の中川式糠漬けの茄子の状態です。
しっかりと瑠璃茄子状態をキープしています。
茄子はマクロビオティックの考え方では陰性だからと手を出さない人もいますが、糠床の状態を把握するために茄子は必ず入れておきましょう。
酸味を確認するためのリトマス試験紙のような役目を果たします。

 
 

中川式糠漬け 瑠璃茄子

 
 

(中川式糠漬け 茄子)

 
 

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京都 瓢亭本店にはマクロビオティックがそのまま当てはまる

京都 瓢亭本店 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(京都 瓢亭本店の入り口)

私は瓢亭さんの何が好きかというと、表は何気ない茶屋の雰囲気なのに、石畳を進むに従って庭の美しさに見惚れ、琵琶湖疏水から引かれた水の氣の良さに惹かれ、そこを泳ぐ鯉の動きに目を細め、室内に入ると明かりが控え目で、そこから自分の日常を見直すことができるからです。

それはまさに心に響くことばかりで、日本人が大事にしてきた暮らしの約束事が丁寧に守られています。
マクロビオティックでは季節に合わせた暮らし方をすすめていますが、食べ物では旬が薄れ、室礼もその背景の陰陽や旧暦が忘れ去られつつある今、瓢亭さんのお部屋に入ると氣が調って行くのが実感できるのです。

単に美味しいお料理を求めるのではなく、人生において私たちが忘れそうになってしまう大事なことを、今一度思い起こさせてくれる空間が瓢亭さんなのです。
不便を愉しむとでもいいましょうか。
ともすると便利な方に流されがちな私たちですが、瓢亭さんはそこにたくさんの気づきを与えてくれます。

見かけは普段着で気軽だけれど、話してみると物凄く味のある魅力的な人と同じように、中身にどこまでも魅力を感じる人を連想させてくれて、お部屋を後にするころには襟を正して人生に向かいたくなります。
目に見える派手や華美に走るのではなく、精神性の大切さを貫いたところが素晴らしいお店です。
四季折々、瓢亭さんで生き方の原点を確認するのも良いでしょう。

別館で気軽に松花堂や朝粥をいただくのも良いのですが、本館でもっと心の奥深くに入り込んで来る日本人の原点を知るのも、お金の生きた使い方になると思います。

 
 

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授業としての「京都 瓢亭」さんと「鶴屋吉信」さん 

今日は秘伝コース(土曜クラス)の皆さんと「京都 瓢亭」さんでお食事をしてきました。
中川さんから器やお料理の解説もあって、有意義な一日となりました。
秘伝コースの皆さんには、瓢亭さんのお料理は身近で「出来そう!」と思えるお料理だったと思います。
そのくらいむそう塾で教わったお料理は、「一流料亭を超えるお味」だったと確信していただけたと思います。

瓢亭さんのお料理で盛付のお話をあれこれ出来る時間って、とっても学びが大きいですよね。
お刺身の切り方も深いところでむそう塾のレベルの高さを感じました。
いつもむそう塾で厳しく指導されている塾生さんにとっては、瓢亭さんのお料理は兄弟みたいなもので、親しみを感じたと思います。
お味噌汁のことも授業で中川さんから習っていたので、そのお味を確認した形となりましたね。

私が一番感じたのは、やはり糠漬けでした。
皆さんも同じお気持ちだったことでしょう。
それにしても、むそう塾の皆さんは、凄い財産を手にされていますね。
中川さんから伝えてもらった糠漬けの技術を、大事に確実にご自分のものになさってくださいね。
心からお願いします。

お食事の後は、ちょっとお楽しみということで、「鶴屋吉信」さんでお菓子とお茶をいただきました。
その後は、(なんと!)教室に戻っていつものようにお話をして、楽しい一日を過ごしました。
私と中川さんはまた明日、同じコースを日曜クラスの人たちと楽しみます。

*   *   *

鶴屋吉信さんのお店の正面にはこんな綺麗なディスプレイが!

京都 鶴屋吉信2

 
 

イキイキとしたコスモスが飾ってあるのかな?と思っていると、

京都 鶴屋吉信3

 
 

ちょっと違うようです。

京都 鶴屋吉信1

 
 

「工芸菓子」とのこと。
な〜るほど!

京都 鶴屋吉信4

 
 

2階は喫茶店になっていて、中庭もあります。

吉信

 
 

(京都 鶴屋吉信にて)

このお店の繊細さがいいですねぇ。

 
 

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