地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は

すでにTwitterでご紹介したのですが、多くの人にご紹介したい記事があります。

「地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は」

この記事を読んで真っ先に思ったことは、仕事柄、食べることの重要性です。
誰しも非常事態のときには不安になりますが、その時に食べるものがその不安を和らげてくれるのか、より一層不安にさせるのか、食べ物の影響が如実に表れます。
食べ物の温度だけでも不安を和らげることができます。
大きな不安の中で食べ物の力は小さいと思われるでしょうが、一時でも良いのでホッとできる瞬間が必要なのです。

先の記事でご紹介したむそう塾生も、東日本大震災の時には温かい玄米ご飯とお味噌汁にどれほど救われたかしれません。
暗闇であっても、温かい食べ物を口に出来たことで、人は一瞬であっても精神的に平常を取り戻せるのです。
たとえ1杯の温かい飲み物でも。

ここに登場する木下さんは、避難所で感じた「小学校の床って硬いでしょ。毛布だけじゃ硬いまま。あれは年寄りにはきついって」と言っておられますが、それは本当にそのとおりだと思います。
痩せていて弾力のない体には硬い床はとても堪えます。
でも、多くの人がそれを余儀なくされているのですから、一日も早い地震の収束を願ってやみません。

 
 

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(熊本市に住む74歳の木下真由美さん)

 
 

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体温をあげ病気を改善させる方法(内海聡医師の記事より)

今は低体温の若者がとても多いですね。
むそう塾にも35度台の人がよく来られます。
逆に、外見からどうも活力を感じられないので、体温をお聞きすると35度台、それも34度に近い35度台なんてこともあってビックリしてしまいます。
そのような人でも食べ物を改めていただくと、とても表情が変わったり、朝の寝起きが楽になって来たとご報告を受けます。

Facebookで内海聡医師が体温について書かれた記事がありましたが、常日頃食べ物と健康の関係をお伝えしているむそう塾としても、食べ物だけでなく常在菌のお話も納得出来るところです。
藤田紘一郎氏にも20年ほど前にお目にかかったことがありますが、私はずっと常在菌を意識して子育てしてきたので、藤田氏のお話がとても納得できて、意を強くした思い出があります。

私は子育て中の服装も、「大人より1枚薄めに」を心がけていましたので、内海医師の「暖衣飽食病の元」という言葉も納得です。
そういえば、マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、寒い季節も裸足で過ごして、内側から発熱して健康になろうとした文章が残っています。
寒さひもじさをバネに人生を強く生きようとした桜沢先生らしいなと思います。
では、下記に内海医師の記事を掲載させていただきます。

*   *   *

<内海聡医師の記事より> 抜粋

【体温をあげ病気を改善させる方法】

地震の記事ばかりでもよくないので普通の医学的話も書きます。このウォールを見ている人なら低体温が病気のリスクであり、癌その他の入り口になることは知っていることでしょう。しかし実際に体温をあげる方法となると悩んでしまうものです。実は簡単なことですが一般人は気付いていないようなので、その方法や食べ物を考察してみましょう。

1.砂糖や精製穀類などの精製物をやめる
これらはやってみるとすぐにわかりますが、砂糖は麻薬の言葉通り一番難しかったりします。また砂糖は止めれたけど精製穀類は止めれないという人がたくさんいますが、GI値も高く砂糖に近い組成なので要注意です。

2.筋肉量を増やす
これはイメージはわきやすいでしょう。スポーツ選手やむきむきキン肉マンで低体温の人はまずいません。筋肉は発熱機関であり第二の心臓でもあります。内側の筋肉を鍛えなさいなんてよく言いますね。

3.添加物や農薬や経皮毒類など化学物質を遠ざける
これも分かりやすいでしょう。これらは抗生物質やクスリに近い作用があり、ホルモンを乱し体温を下げる傾向があります。コンビニやジャンクばかり食べていれば病気になりやすいのは当たり前。

4.動物性食品を食べる
動物性食品は悪いという人がいますけど、人類の歴史は動物性食品摂取の歴史であり、質を選べば悪いということはありません。多種な栄養素とタンパク質を含み体を作るのに役立ちます。肉にこだわらず魚貝や卵も重要です。

5.野菜は要注意
野菜=ヘルシーと思っている人がいますけどこれも要注意です。野菜には特に旬がありますので体を冷やすモノがあると東洋医学では教えます。にんじん、ごぼう、大根などの冬野菜や根菜は体を温めるといい、ナス、ピーマン、トマト、ゴウヤなどは体を冷やすと教えます。ただ、だからといって夏野菜が悪いわけではありません。

6.温めなさいでよいのかどうか
よく温泉に入りなさい、半身浴しなさい、服を何枚も着なさいというのがありますけど良いとばかりいえません。これらは外的に温めている部分が強く、体がそれに適応してしまう可能性があります。野生や生物の原則から考えれば着すぎは問題です。暖衣飽食病の元という言葉もありますから要注意。ちょっと寒いと思えるくらい一枚減らすことを私は勧めています。

7.冷暖房を使い過ぎない
これも同様の考え方で要注意です。ヒートアイランドの都会では必要かもしれませんが、昔は冷房がなくても脱水になどなりませんでした。季節を感じられないほどの空調は体を壊しますので要注意です。

8.常在菌を多く保つ
これは腸内細菌を多くするという意味と、皮膚や口の中の菌を殺菌しないという二つの意味が含まれます。アレルギーは清潔病であるという藤田紘一郎氏の有名な言葉もありますね。

 
 

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(画像はこちらからお借りしました)

 
 

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花びら百合根の品を左右する切り方

昨日の夜、とあるお店で出てきた花びら百合根が目にとまりました。
むそう塾秘伝コース修了者、あるいは上級幸せコース修了者ならピンと来ることでしょう。

花びら百合根 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(とあるお店の花びら百合根)

むそう塾でお教えした花びら百合根はこの形でした。
(まだ切ったばかりですが)

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(花びら百合根 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生の作品)

 
 

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京料理人 中川善博が魅せる粽(ちまき)寿司のキレ

京料理人 中川善博が、マクロビオティック京料理教室 むそう塾の授業で教えた「粽(ちまき)寿司」は、とても難易度の高いものでした。
しかし、むそう塾生は、そんな難易度の高いものでも喜んで挑戦する人がいるところが凄いです。
そんな頑張り屋さんの復習のために、ポイントとなる写真をいくつか載せておきます。
この写真が復習の参考になって、近いうちに粽寿司投稿があることを期待しています。

 
 

粽寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾2

 
 

粽寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾1

 
 

粽寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 4

 
 

粽寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾5

 
 

粽寿司 マクロビオティック京料理教室 むそう塾6

 
 

第1期秘伝コース土曜クラス最後の授業風景
第1期秘伝コース日曜クラス最後の授業風景

 
 

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第1期秘伝コース最後の授業より 尼子の串打ち(動画付き)

むそう塾ではお魚を焼くときには串打ちをするように指導しています。
切り身であっても、一匹のままであっても、串打ちが出来るとお料理の格がグンと上がるから不思議です。
最初は串打ちが難しくて、正しく打てない人が多いのですが、何度も練習しているうちに必ず出来るようになります。
秘伝コースの最後の授業では、生きている尼子に串を打つ場面がありました。
復習のために中川さんの動画を載せておきます。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 尼子の串の打ち方

 
 

(尼子の串打ち 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(第1期秘伝コース4月17日の授業より)
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