今は低体温の若者がとても多いですね。
むそう塾にも35度台の人がよく来られます。
逆に、外見からどうも活力を感じられないので、体温をお聞きすると35度台、それも34度に近い35度台なんてこともあってビックリしてしまいます。
そのような人でも食べ物を改めていただくと、とても表情が変わったり、朝の寝起きが楽になって来たとご報告を受けます。
Facebookで内海聡医師が体温について書かれた記事がありましたが、常日頃食べ物と健康の関係をお伝えしているむそう塾としても、食べ物だけでなく常在菌のお話も納得出来るところです。
藤田紘一郎氏にも20年ほど前にお目にかかったことがありますが、私はずっと常在菌を意識して子育てしてきたので、藤田氏のお話がとても納得できて、意を強くした思い出があります。
私は子育て中の服装も、「大人より1枚薄めに」を心がけていましたので、内海医師の「暖衣飽食病の元」という言葉も納得です。
そういえば、マクロビオティックの創始者である桜沢如一先生は、寒い季節も裸足で過ごして、内側から発熱して健康になろうとした文章が残っています。
寒さひもじさをバネに人生を強く生きようとした桜沢先生らしいなと思います。
では、下記に内海医師の記事を掲載させていただきます。
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<内海聡医師の記事より> 抜粋
【体温をあげ病気を改善させる方法】
地震の記事ばかりでもよくないので普通の医学的話も書きます。このウォールを見ている人なら低体温が病気のリスクであり、癌その他の入り口になることは知っていることでしょう。しかし実際に体温をあげる方法となると悩んでしまうものです。実は簡単なことですが一般人は気付いていないようなので、その方法や食べ物を考察してみましょう。
1.砂糖や精製穀類などの精製物をやめる
これらはやってみるとすぐにわかりますが、砂糖は麻薬の言葉通り一番難しかったりします。また砂糖は止めれたけど精製穀類は止めれないという人がたくさんいますが、GI値も高く砂糖に近い組成なので要注意です。
2.筋肉量を増やす
これはイメージはわきやすいでしょう。スポーツ選手やむきむきキン肉マンで低体温の人はまずいません。筋肉は発熱機関であり第二の心臓でもあります。内側の筋肉を鍛えなさいなんてよく言いますね。
3.添加物や農薬や経皮毒類など化学物質を遠ざける
これも分かりやすいでしょう。これらは抗生物質やクスリに近い作用があり、ホルモンを乱し体温を下げる傾向があります。コンビニやジャンクばかり食べていれば病気になりやすいのは当たり前。
4.動物性食品を食べる
動物性食品は悪いという人がいますけど、人類の歴史は動物性食品摂取の歴史であり、質を選べば悪いということはありません。多種な栄養素とタンパク質を含み体を作るのに役立ちます。肉にこだわらず魚貝や卵も重要です。
5.野菜は要注意
野菜=ヘルシーと思っている人がいますけどこれも要注意です。野菜には特に旬がありますので体を冷やすモノがあると東洋医学では教えます。にんじん、ごぼう、大根などの冬野菜や根菜は体を温めるといい、ナス、ピーマン、トマト、ゴウヤなどは体を冷やすと教えます。ただ、だからといって夏野菜が悪いわけではありません。
6.温めなさいでよいのかどうか
よく温泉に入りなさい、半身浴しなさい、服を何枚も着なさいというのがありますけど良いとばかりいえません。これらは外的に温めている部分が強く、体がそれに適応してしまう可能性があります。野生や生物の原則から考えれば着すぎは問題です。暖衣飽食病の元という言葉もありますから要注意。ちょっと寒いと思えるくらい一枚減らすことを私は勧めています。
7.冷暖房を使い過ぎない
これも同様の考え方で要注意です。ヒートアイランドの都会では必要かもしれませんが、昔は冷房がなくても脱水になどなりませんでした。季節を感じられないほどの空調は体を壊しますので要注意です。
8.常在菌を多く保つ
これは腸内細菌を多くするという意味と、皮膚や口の中の菌を殺菌しないという二つの意味が含まれます。アレルギーは清潔病であるという藤田紘一郎氏の有名な言葉もありますね。
(画像はこちらからお借りしました)