写真を大きな画面で見るようにした京子さんの場合

むそう塾生の京子さんは、幸せコースに通うママさんで、1歳8か月のお子さんを育てています。
お料理のことはまったく分からないまま結婚して、お子さんが産まれ、マンションで子どもさんと向き合う典型的な核家族生活です。
ご主人様にはお弁当を作っているので、昨年の途中からお弁当投稿も始めました。

誰でもそうですが、自分の作ったお弁当写真をさらすのは勇気がいるものです。
でも、むそう塾の先輩たちはこのお弁当投稿で鍛えられて上達しているので、勇気を出して参加したのでした。
京子さんはとにかく習ったお料理をお弁当に詰めることをしていたのですが、一つが上手くいくと一つが疎かになってしまう癖があって、一進一退の状態でした。

そこで、京子さんが先日授業に来られた時に、私から「とにかく写真をズームにして、大きな画面で何度も見るように」と言いました。
それもお料理を作る前に何度もしっかり見て、脳裏に焼き付けるように、さらにはそれをデスクトップに常駐させるように、とも言いました。

彼女はそれまで、せっかく大きなMacを購入したのに、iPhoneから写真を見ていたのでした_| ̄|○
お子さんがいたずらをしてはいけないとMacを開かない癖がついていたのでしょうか。
あるいは片手間にiPhoneから写真を眺めていたのかもしれません。
その方が手軽だから。

それで、iPhoneから見ることを禁止して、ちゃんと大きくズームして見てもらいました。
するとどうでしょう!
こんなに素晴らしいお弁当が出来上がりました!

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 京子さんのお弁当)

お写真の美しさといい、敷物の色といい、お料理の仕上がり具合といい、申し分のない出来上がりになりました。
文句なしの100点です。
彼女はもちろん嬉しかったことでしょうが、私も本当に嬉しかったです。

私がなにより嬉しかったのは、彼女が私の言葉どおりに実行に移してくれたことです。
彼女の素直さがそれをしてくれたのです。
お料理の前に写真を何度も大きな画面で確認したことで、彼女は得られたものがあったようです。

*   *   *

そうなんです。
大きな画面で見る写真は凄い情報量を持っているのです。
ですから、むそう塾では愛クラスの時から、玄米投稿をする前に自分の写真をパソコンの大きな画面で確認してくださいと言い続けているのです。
しかし人それぞれですね。
それを怠った人は細かな指導が理解できません。
当然のことですがパスポートが遠のきます。

こちらの「<保存版> お料理上達の秘訣10か条」は、10年に亘ってむそう塾生を見続けて、その指導結果から導き出されたものです。
先輩たちの汗と涙の結晶がここにあります。
実行するかしないかはあなた次第です。
実行できた人は時間を有効に使えますね。

さあ、あなたはいかがでしょうか?

 
 

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<保存版> お料理上達の秘訣10か条 

お料理を習いにどこかに通っている人は相当多いと思うのですが、お料理には習い上手というのがあります。
逆に言うと、習い下手な人が圧倒的多数かと思います。
そこで、お料理の上手な習い方と上達方法を書いてみます。

【1】まず習い事は完全模倣から入ること。

【2】次は習ったとおりの食材と分量と作り方で完全コピーをすること。

【3】作りたいお料理の写真を何度も何度も確認すること。目を閉じても画像が浮かぶくらい見ておく。

【4】お手本の写真は15インチ以上のパソコン画面で大きくして見るか、ズーム機能を使って限りなく拡大して見る。髪の毛が落ちていてもそれも確認できるくらいまで拡大すること。

【5】お料理の分量や工程は習ったとおりに再現するのは絶対条件。

【6】お料理ができ上がったらすぐ盛り付けをして、直ちに写真を撮る。

【7】自分の写真もお手本の写真と同じ大きさまでズームして確認する。

【8】上の3〜7を繰り返して、お手本と同じ写真になるまで練習する。

【9】写真の確認を携帯電話の画面からしないこと。絶対禁止

【10】お料理の前にいかにお手本画像を脳裏に焼き付けられたか。これが上達の大きな鍵になる。

*   *   *

今の時代は写真が手軽に撮れるので、この写真を使わない手はありません。
動画を利用するのも大変効果的です。
つまり動画で「我を知る」のです。
必ず人には癖がありますから、その癖が上達の妨げになっていることが多々あります。
限りなくその癖をなくすことがお手本に近づく一番の近道です。
むそう塾でも、動画を上手に利用している人の方が上達がとても早いです。

この記事はむそう塾生を10年間そばで見てきたからこそ書けた内容です。
騙されたと思って実行してみてください。
必ず上達します。

 
 

(菜の花の辛子浸け 料理;京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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京都の節分と四方参り 立春発売の玄米蓬餅

埼玉から京都に毎週通うようになって丸10年。
京都に住むようになって3年目。
そんな私では京都のことはちっともわからないけれど、京都の行事はつくづく御所を中心に行われるものが多いんだなぁと思うこの頃です。

今日は節分で、京都のあちこちの神社仏閣では節分会が行われましたが、「四方参り(よもまいり)」というのがあって、そのお参りにも順序があるそうです。
私が昨日行った吉田神社は、その四方参りのスタートになるそうで、その後「八坂神社」→「壬生寺」→「北野天満宮」へと進むのだそう。
これは、御所から見ての方位が表鬼門の所からスタートするということですね。
詳しくはこちらのサイトから。

【北東表鬼門】吉田神社
   ↓
【南東】八坂神社(または伏見稲荷大社)
   ↓
【南西の裏鬼門】壬生寺
   ↓
【北西】北野天満宮

 
 

(画像はこちらのサイトからお借りしました。)

*   *   *

美しいですねぇ。
京都の節分会には、こういう美しさが加わるのがいいですねぇ。

 
 

(写真はこちらのサイトからお借りしました。)

*   *   *

節分は文字どおり季節を分けるわけですが、明日の立春からはお料理の世界でも、お献立や使ってよい食材などが変わって来ます。
私が毎年この立春に楽しみにしているお菓子があって、それが「本蓬餅」です。
摘みたての蓬の香りが最高に幸せなお菓子です。
しかも、これが100%玄米なのですから、マクロビオティックを知っている人はその美味しさに驚かれることでしょう。

 
 

(本蓬餅 京まくろび製 立春から発売)

 
 

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京都 吉田神社の節分会と山蔭神社

今日から吉田神社の節分祭が始まりましたので、中川さんとスタッフの麗可さんと一緒にお詣りしてきました。
この節分祭は2月4日まで続きます。
詳しくはこちらのサイトから。
なお、中川さんは節分会(せつぶんえ)と書き、賑やかなお祭りの文字は使いません。
祇園祭も同じく祇園会(ぎおんえ)と書きます。

【吉田神社内にある山蔭神社】

なぜこの吉田神社に詣でるかというと、ここには「料理飲食の神様」がいらっしゃるからです。
こちらに写真がはっきりしたサイトがありましたので、ご紹介します。
なお、吉田神社には「お菓子の神様」もいらっしゃいます。
「菓祖神社」といいます。
こちらのサイトをご紹介しておきましょう。
菓祖神社の境内では、お菓子とお茶が振る舞われていました。
前とはサービス方法が変わっていましたけど。

*   *   *

次は、山蔭神社の場所から見えた今日の京都です。(西山方面)

ピンクの矢印は、むそう塾生にはお馴染みの「ホテルオークラ」です。

赤い矢印は「京都大学」で、その辺り一帯も京大の建物です。

教室の壁に新しい稲穂を飾りました。
ちゃんと戌の絵馬になっているでしょ?

(初稲穂 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

全体はこんな感じです。
日本人にとっては大事な主食の稲穂です。
マクロビオティックをしている人なら、この殻の中にあの玄米が入っていることを、特別大切に思うことでしょう。

皆さんのお料理技術が上達しますように。

 
 

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おしゃべり陰陽カフェ Vol.3」に参加して

昨夜はおしゃべり陰陽カフェ Vol.3」「が開催されました。
今回のテーマは「冷え」と「恋愛」。
Vol.1は「根菜」と「戦争」、Vol.2は「米」と「風邪」というふうに毎回テーマを決めて話し合っています。
恋愛についてはマクロビオティックで考えると実に面白いので、皆さんがイキイキと話されていました。
むそう塾の授業でも、この話になると盛り上がります(^^)

今回はマクロビオティックの大先輩もご出席くださって、実に10年ぶりの再会となりました。
いや〜、本当に嬉しかったです。
83歳になられるその大先輩は、お顔色もよろしくツヤツヤとされていて、絶対その年齢には見えないお若さでした。
今も桜沢先生の一生のことを本にするため、原稿を執筆中なのだそうです。
こうしてマクロビオティックの大先輩がお元気でご活躍されているのを間近で拝見すると、私も頑張ろう!って思えます。

毎月こうして「無双原理の12の定理」を確認することは、私にとっては原点にかえる良い機会でもあります。
私が初めてマクロビオティックを知って感動した気持ち、そこから色々な先生に教えていただいて私の中で熟成してきたマクロビオティック。
それらのことが想い出され、私は今、どんどんマクロビオティックが好きになっています。
熟成しながら旨味が出てきたかもしれません(笑)

 
 

(マクロビオティックの説明をしている高桑智雄さん)

 
 

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