Twitterのタイムラインに「冷凍作りおき」なんて文字が流れてきて、「あ〜、それって陰性すぎるでしょ」と思ってしまいました。
今の時代は冷凍庫と電子レンジを活用したお料理本、それにレトルトパックなど、とにかくお料理時間短縮一辺倒のような気がします。
多くの人が忙しく暮らしているので、それはそれで上手に活用するのは良いのですが、あまりにもそれらに頼りすぎてしまうと、「食べたもののようになってしまう」ので不安が残ります。
つまり、食材を冷凍しておいて、それをお料理してすぐいただくのとは違って、お料理したものを冷凍して、なおかついただくまで時間が経過するものは、マイナス20度近い寒さの環境に置かれているので陰性さが増します。
その陰性さが増したお料理を、それからどのようにいただくかで、また陰陽が変わって来ます。
電子レンジで温めた場合は?
オーブントースターで加熱した場合は?
では、お弁当に冷凍おかずをそのまま入れた場合はどうか?
時間とともに自然解凍されて常温に戻りますが、そのおかずを作りたてでいただく場合より陰性になります。
一時期マイナスの温度環境にいたからですね。
こうして、食べ物がお口に入るまでのプロセスを陰陽で考えると、それを食べ続けたら将来どういう体と精神状態になるかが予想されます。
これがマクロビオティックの陰陽の素晴らしいところですね。
(ですから、生活習慣病なんていうのは食べ方の影響がとても大きいのです。)
でも、マクロビオティックを知らない人は、陰陽で考えることをしませんから、そんなことには注意を払いません。
そして、具合が悪くなっても、それが食べ物から来ていることに気づくこともありません。
しかし、具合が悪い時には、食べ物を変えたり、1食抜いたり、料理方法を変えたりするだけで調子が良くなることがとても多いのです。
なぜなら、「人間はたべたもののようになる」からです。
そんなことをみんなでワイワイと話し合う一日を設けようかと急に思い立ちました。
マクロビオティックのことを何も知らない方、マクロビオティックを知っているけど陰陽に自信がない方、たまたまご都合の良い方(笑)、みんなで食べ物のことを話し合ってみませんか?
あ、そうそう。昼食に福ZENはありません。
皆さんが食べたいものを持参してください。
おにぎりでもパンでも駅弁でも自作お弁当でもなんでもいいから、そのとき自分が食べたいものを持参してください。
そして、それを題材にしてあれこれ陰陽のお話を展開して行きます。
これぞ生きたマクロビオティックとして、陰陽の視点から食べ物を考え、体調についての解決点も見いだせるかもしれませんね。
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【講座名】
「マクロビオティックの陰陽視点で話し合う講座」
【開催日】
2017年9月18日(日)
【会場】
講座:「なかがわ」京都市左京区孫橋町18
懇親会:京都ホテルオークラ カフェ レックコート
【内容】
ただただ話し倒すだけ(笑)
これが実に楽しく、陰陽の実力がつくんですよ〜。
自分の解らないところが鮮明になるからですね。
珈琲とおやつのサービスはあります(๑´ڡ`๑)
【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~15:00 話し合い&昼食
15:00 写真撮影&解散
15:30〜17:00 懇親会(希望者のみ)
【定員】
10名
【受講資格】
むそう塾のパスポート取得者
【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません
【受講費】
5,000円(消費税を含む)
【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内
【申し込み方法】
こちらの予約システムから 7/31(木) 21:00受付開始
【締切】
定員になり次第
【キャンセル料】
なし
(鱧寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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【ご案内】
・これから開催予定の講座案内 最新版
・中川式糠床受付方法のご連絡(2017年度の場合)
・中川式糠漬け(じゃい安)のご注文案内
・中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
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