マクロビオティックの若い指導者たち

2月5日(日)に西川勝也先生(大阪)、2月7日(火)に奥津典子先生(東京)のセミナーに参加してきました。
両先生ともお若くて、それでいてしっかりした指導者になれるほどの知識・体験を、すでにお持ちなのですから、誠に将来が楽しみというものです。
私は、マクロビオティックの理論を、桜沢如一先生の直弟子であられた先生方、および、大森英櫻先生に教わりました。
いずれの先生も高齢であったために、今回の西川勝也先生と、奥津典子先生は、とても新鮮で明るい感じが印象的でした。
特に西川先生は、「これから『先生』と呼ばないで、『あんちゃん』と呼んで」もらうことを提案されたり、メールをフル活用されたり、現代的な指導の仕方を感じました。
先生と呼ばないで」という訳は、「私達が『先生』と言う時は、そこに期待が含まれるから」、というものです。
無意識にでも、「何を教えてくれるの?」って。
西川先生は、「教えてもらうのではなく、自分で考えることの大切さ」を教えたいのだと思います。
また、西川先生は、講義開始よりもかなり早い時刻に姿を見せられ、先生の方から「こんにちは、きょうはよろしくお願いします」と、ひとりひとりにご挨拶をされるのです。
そして、その場で数々の質問にも答えて、積極的にコミュニケーションをとられる姿勢に、先生の文章によく登場する、「愛」「感謝」を改めて感じました。
            *    *    *    *
一方、奥津先生は、昨年の11月に出産されたばかりだと言うのに、精力的に活動していらっしゃいます。
当日も、約120名の受講者でびっしりでした。
お料理教室・セミナーともに、いつも抽選で大人気です。
圧倒的に若い女性が多くて、男性はチラホラ。
私は、もしかすると最高齢だったのでは?
誰に聞いても「奥津先生の本は解りやすい」と答えるだけあって、その「解りやすさ」が若い人に支持される理由の一つかも知れませんね。
何しろ、桜沢如一先生の「無双原理・易」が難しくて、マクロビオティックを挫折する人はいっぱいいるのですから。
それから、若い女性たちは、奥津先生のライフスタイルに、自分たちの姿を重ね合わせているのかも知れません。
いわゆるカリスマにありがちな敷居の高さがなく、自然体で、「すぐ隣にいる仲間」のような親しみを感じるのでは?
しかし、しかし、講義を始めると、あの難しい「陰陽五行説」をサラリと説明されるのですから、凄いですね?。
私の後ろにいた人は、「録音したかったね」と言っておりました。
 (でも、きっと録音不可なのでは?)
ところで、セミナー終了後、奥津先生のご主人が、11月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて、後ろの方に立っていらしゃったので、赤ちゃんを見せていただきました。
ホントに可愛かったです。


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マクロビオティックを始めて変わったこと

先日、コトコトさんの赤ちゃんを抱かせてもらった。
8ヵ月とのこと。
柔らかくてあったかい。
無性に可愛い。
よく笑う。
コトコトさんと別れてから、ふと思った。
「どうして、あんなに愛しいのだろう?」
医学的にいえば、血のつながりはない。
それでも、実の孫(?)のような感じがした。
まだ、孫どころか、17歳の息子を育てている私が、こんなことを言うのもおかしいけれど。
本当に、「血のつながり」があるように思えたのだ。
          *     *     *     *
昨日(2月5日)、セミナーがあって、大阪に行って来た。
往復の新幹線の車内で、ふと、あることに気がついた。
ちょっとうるさい子供に出会っても、以前ほど不快感を覚えないのだ。
私が自分の子供を育てている時は、よその子供のうるささに辟易とすることが多々あった。
自分の子供だって、他人からみれば「よその子供」だから、同じ理屈なのだが、身勝手にも我が子はもう少しマシだと信じていた。
息子も成長して、家庭の中に幼児がいなくなると、たまに接する子供たちは疲れの元になるはずなのに、マクロビオティックを始めてから、子供たちを見る目が変わったのだ。
「あ?、ご苦労さま」「子育て、お疲れさま」と感じる。
「よその子供」ではなく、「仲間の子供」だと感じる。

           *     *     *     *
コトコトさんが、赤ちゃんにお乳を含ませる姿は、美しかった。
癒される。
最も本能的で、最も自然な姿だから、癒されるのだろうか?
母子の幸せな、ゆったりとした時間が流れていて、私も落ち着いた。
「母乳を与える時の母親の表情は、観音様だなぁ」とつくづく思った。
神々しい姿だ。
その姿に私は思った。
「新しい命を育ててくれて、ありがとう」と。
マクロビオティックを始めて変わったことが、また一つ増えた。

           *     *     *     *
昔、伊丹十三の「タンポポ」という映画のラストシーンで、無心にお乳を飲む赤ちゃんと、それを見つめる穏やかな表情の母親を、ふくよかな胸をアップに写して、長い間放映されていたのを想い出した。
当時は、マリアだと感じたけれど。
        


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陽性のパン・陽性のトマト

jazzさんが、「魂のパン」のタイトルで紹介された、青山のアコルトさん。
私も、昨日行ってみました。
なにしろ、「大森英櫻先生」「ジャズ」などの文字が踊るブログを拝見してしまうと、じっとしてはいられません(笑)
友人は、すでにアコルトさんでは何度も買い求めているとのことで、すんなり、案内してくれました。


まず、トングでパンをはさむと、「ウッ、重い」というのが、実感です。
まるで、持ち重りのする器のように。
それだけ、良質の小麦粉がつまっているということ。
同じ種類のパンで、大小あったのですが、帰りのことを考えると、「重さの少ない」小にしました。
パン屋さんで、重さを気にして、小さい方を選んだのは初めてのことです。
リマ・クッキングスクールの師範科の授業で、某有名パン屋さんのオーナーが、天然酵母の作り方からパンを焼き上げるところまで、教えてくださったことがあります。
その時のパンも、固くて重くて、ビックリでした。
このパンで思い出したことがあります。
それは、「沈まないトマト」というものです。
栽培方法の違いで、同じ大きさのトマトでも、水に浮くトマトと、沈むトマトがあるのです。
もちろん、化学肥料をやり、農薬たっぷりのトマトが、「水に浮く」のですが、スーパーに出回っているトマトの大半はこれですね。
ところが、それらと反対の栽培方法で育てたトマトは、ミネラルがたっぷりで、「水に沈む」というものです。
同じように見えるトマトでも、浮くトマトは陰性沈むトマトは陽性ですから、この点から考えても、どちらを選ぶか、もう答えは出ましたね。
ただし、いくら沈んでも、今の時期のトマトは買いませんが。
アコルトさんのパンは、間違いなく陽性です。
食べ終わると、顎が疲れました。
天然酵母パンを食べていて、差し歯がとれてしまった人もいるので、ご用心、ご用心。


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「ゆるやかな毎日を」のエンリケさん

昨日(2/3)、エンリケさんから初めてコメントをいただきました。

お返事を書く前に、エンリケさんのブログ「ゆるやかな毎日をを拝見してビックリ!

素晴らしい感性なのです。
今、子育て真っ最中の方、これから子育て予定の方、ぜひ、エンリケさんとご一緒にマクロビの世界を共有しませんか?
素晴らしい出会いがあるはずです。
「ゆるやかな毎日を」は、1月31日に誕生したばっかりのホヤホヤです。
       ひとりごと







           

もう地球は長くないのかもしれない。
私たちは愛されていることにあぐらをかいて、
母なる地球を痛めつけてきた。
苦しいときの神頼みもそろそろ通用しない。
地球が一番ダメージを受けるのは
温暖化でも核爆弾でも戦争でもなく
「怒り」
というエネルギー。
私は育児中「怒り」の感情を持つことが多くなった。
子供を叱っているつもりだけど
本当は間違った食生活の精神の乱れを
子供にぶつけていたのだ。
マクロビオティックを取り入れてみて
やっと気がついた。
まだ間に合う。
子供よりなにより
母親が精神的に自立するのが一番大事。
これからも、正しい食生活で
正しい精神を保とう。
今からまた
生まれ変わった気持ちで頑張ろう。


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マクロビ生活・嬉しいこと

昨日(31日)、ナルコさんと、コトコトさんと、三人でお食事をしました。
場所は、もちろん、マクロビ・パパさんのいらっしゃるお店です。
パパさんは、お忙しいにもかかわらず、テーブルまで、ご挨拶に来てくださいました。
ありがとうございます。
パパさんの笑顔を拝見して、「ホッ」としたのは、言うまでもありません。
ナルコさんも、コトコトさんも、「エッ?、パパさん?、若いのねぇ!」と感激しておりました。
パパさんの、相変わらずの礼儀正しさには、いつお会いしても、感心してしまいます。
私も見習わなくっちゃ。
ナルコさん・コトコトさんとの出会いは、ブログ上なのですが、「たまたま」「偶然」という形のコメントが重なり、一気に、「じゃぁ、会いませんか?」という私の呼びかけに、「サッ」と反応してくださったのです。
三人とも、一生懸命マクロビ生活をしているせいでしょうか?
とにかく反応が早かったですよ?。
ナルコさんは、病気から脱出するため、重い体を引きずって。
コトコトさんは、8ヵ月の赤ちゃんを抱いて。
みんな、マクロビ生活を続けたい一心で、集まりました。
お互いが抱えている疑問点が、話し合うことによって、スッと解決することは、よくあります。
特にマクロビオティックは、その要素が強いように思います。
「陰陽」の話ができるだけでも、励みになるものです。
それにしても、「会いたい」と思うと、「会えます」ねぇ、ホントに。
ナルコさん、コトコトさん、お疲れ様でした。
そして、パパさん、ありがとうございました。


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