充実した夏でした

きょうも暑かったですね?。
でも、明日からは涼しくなる予報なので、一安心。
ところで、今年の夏は結構忙しかったけれど、夏バテもせず次々こなして、
充実した日々でした。
バテなかった理由の第一は、やはり、朝食の調節にあったと思います。
朝食たべる派?たべない派?にも書いたように、40日間の実験を
とおして、「空腹の心地よさ」を家族全員が味わって、胃腸に負担を
かけなかったのが良かったのだと思います。
ちなみに、大森英櫻先生は「朝食は一日のエネルギー源だから、玄米
ごはんを食べるけれど、3食とも玄米ごはんは重い」と仰っていました。
細川順讃先生は朝食を少量または抜き、石原結實先生は朝食抜きを
推奨されているので、参考にしてみました。
理由の第2は、夏でも陰性のものを多めに摂らなかったことだと思います。
きゅうり、トマト、なす、スイカに始まってビールに至るまで、注意して実行
しました。
お中元に頂いたビールも、おすそ分けしたり、「ゴメンナサイ」と言って、
流しに飲んで?もらいました。
お陰さまで、快調に季節の変わり目を迎えられそうです。


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ヘンプ(麻)のお話

今日、「リマ・東北沢店」に行ってきました。
マクロビの食材は、いつもこのお店で買います。
ちょうど、「ヘンプ(麻)フェア」を開催していて、顔なじみのお兄さんとヘンプの
話で時間を忘れました。
概略は、下記のとおり。
 ・ヘンプは、戦前の日本ではどこにでもあって、日本人をうるおしていたが、
  敗戦とともに、大麻が取り締まられた。
 ・それは、アメリカ政府の意志によるものだが、日本の大麻草には、マリファナ
    の成分は含まれていなかった。
 ・日本を工業社会につれて行くのに、自給自足生活から引き離し、石油/科学
   産業への布石だった。
特に、最後のテーマは盛り上がりました。
本来の日本食といい、郵政民営化といい、あまりにも日本はアメリカの植民地
になってしまった。
せめて、食事だけは見直して、世界に誇れる伝統食を守り抜きたいものだ。


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マクロビにおける陰陽の思想

最近の本屋さんには、マクロビオティックの本が平積みで置かれ、
私がマクロビを始めた時とは、様変わりしました。
薄いものから分厚いものまで、たくさん並んでいるので、初めての人は
迷ってしまうでしょうね。
でも私は、本にも「相性」というものがあるし、どの本に手が伸びるかも、
後日のマクロビ生活に意味のあることなので、「紹介」は最低限に
したいと思っています。
            ◇     ◇     ◇
久司道夫先生の「マクロビオティックが幸福をつくる」は、はじめて陰陽の
勉強
をしたい人にいいかも知れません。
マクロビを始めると、多くの人が陥りやすいストイックな考え方に、ハッと
させる記述がありましたので、引用させていただきました。
            ◇     ◇     ◇
<マクロビオティックの根本にある「陰陽の思想」>
 マクロビオティックは、けっして単なる健康食ではありません。
 また、菜食主義を掲げているわけでも、禁欲的な食生活を勧めているわけでもあり
ません。
 というのも、マクロビオティックは、何ものにもとらわれ縛られないが、それでいてそ
れ自体が原理であるという「陰陽の思想」にこそ基づいているからです。
 私たちを支配し、私たちを律し、私たちを照らしだす「宇宙の秩序」は、陰陽の思想
を通じてのみ私たちの前に姿をあらわします。
 いや、宇宙の秩序とは陰陽そのものであるといえるでしょう。
                   *
 陰陽の思想は人間の欲望を肯定します。
 ただ、際限のない欲望を戒めるだけです。
 陰陽の思想は伸びやかな自由を尊びます。
 鋳型にはめた自由の観念や因習にまみれた自由の観念を正しくします。
 陰陽の思想は人間を幸福に導きます。
 幸福を他のすべての人々と共有しようとしない人間には同情するだけです。
 陰と陽は対立し、また相補います。
 小は小なるがゆえに大となり、大は大なるがゆえに小となります。
 弱は弱なるがゆえに強となり、強は強なるがゆえに弱となります。
 つねに変化してやまないこの世界の、こうしたダイナミックなありさまを明らかにする
のが陰陽の思想なら、その変転を正しく説明できるのも、また陰陽の思想なのです。
                    *
 陰陽の思想を「食」の世界に適用すれば、「正しい食」(正食)が見えてきます。
「正食」とは、私たちの生きる環境に対して陰と陽のどちらかが過剰にもならず不足もせず、この二つをみごとにバランスさせ融合させる「食」のことです。
 マクロビオティックは、この「正食」を通じて宇宙の秩序に調和するための実践であり、運動であり、思想の体系なのです。
 ですから、マクロビオティックによって心身の健康と幸福をつくるためには、私たちはいったん、陰陽の思想に降り立たなければなりません。
 そして、その深い部分を見つめると、私たちは次のことが理解できるでしょう。
                                ↓
                     「正食」が肉体と精神の調和を形づくる


     


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アトピーと食事の関係を教えてあげたいけれど

今日、デパートの食料品売り場のレジに並んでいると、一見して
アトピーの肌とわかる人が、前に並んでいました。
カゴの中には、コーラ・ポテトチップス・焼肉のお肉・牛乳・アイス
クリームなど、マクロビではギョッとするものばかり入っていました。
いつもは他の人のカゴの中なんて、目が行かないのですが、アトピー
の肌を目にしたとたん、ついカゴの中味が気になってしまいました。
案の定、これでは良くなるわけないよなぁ、と思うと同時に、マクロ
ビオティックを教えてあげたい衝動にかられました。
でも、余計なおせっかいは禁物。
でもでも、あれじゃ夜も眠れないだろうに・・・。
あの人は、いつかマクロビを知ってくれるのだろうか?
それとも、一生知ることなくつらい日々を送るのだろうか?
こんな時、私の気持ちは複雑です。
まるで、不作為犯の犯人になったような・・・。


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大森英櫻先生と素麺

先日、あまり暑かったので、夕食は素麺にしました。
マクロビを知る前の素麺のつゆは、「昆布と鰹節」で、しっかり「追い鰹」も
していました。
ところが、マクロビでは鰹節を使わないので、習い始めの頃「昆布と椎茸」
で麺つゆを作ったことがあります。
すると、家族から「香りがど?も・幸せ感がない・ちょっと寂しい」などと、
評判が良くありませんでした。
私は、「昔母がつくってくれた味だなぁ」と思ったのですが・・・。
その後、いろいろな味に挑戦しましたが、結局、「昆布と鰹節」に落ち着き
ました。
リマ・クッキングスクールで、先生に個人的に教えていただいた作り方も
あったのですが、それも不評だったので、家族の希望を優先したわけです。
そんな背景があるので、素麺を一口食べたとたん、息子は、
「あ?、オイシイ!。やっぱり素麺は鰹節だよね!」
と喜んで食べていました。
          ◇     ◇     ◇
大森先生は、骨折される日の朝、素麺をお腹いっぱい召し上がったそう
ですが、先生はどんな味がお好きだったのかしら?
よく、お蕎麦のたれについては、
「柿の甘みでもイヤだから、そんな時はお醤油で食べちゃうんだ。」
と仰っていました。
これからは、「素麺」を食べるたびに大森先生のことを思い出すでしょう。



 


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