ちょっと留守にします

本日(18日)と明日(19日)、セミナーのため、こだま荘に行ってきます。
コメントのお返事が遅くなってしまいますが、お許しくださいね。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 20件のコメント

人は何のために食べるのか(1)

最近、マクロビのブログを拝見していて、思うことがあります。
それは、マクロビに対して、ストイックになっているような記事が、見受けられることです。
文章を拝見すると、真面目そうなお人柄が伝わって来る人ほど、その傾向が強いように思います。
一人暮らしであっても、要注意なのですが、それが、家族を巻き込んでとなっては、事は深刻です。
何故そうなるのか、考えてみたのですが、どうも、情報だけがひとり歩きしているせいではないかと思うのです。
書店で、マクロビオティックの本が平積みされるようになったのは、とても嬉しいことなのですが、それらの内容を、どの程度正しく認識して実践しているか、はなはだ疑問です。
なぜなら、レシピ集の形で構成されている本は、当然のことながらお料理がメインで、理論の解説はほんのちょっとです。
ですから、「身土不二」・「一物全体」・「陰陽」・「動物性食品と乳製品を摂らない」(あるいは控える)・「玄米を主食にする」・「伝統的製法の調味料を使う」・「ダイエットに効果的」などのキーワードが踊っており、ひどいものは、「マクロビオティックとは、肉・魚・乳製品・卵・白砂糖なしの料理」とだけ書いてあるものもありました。
一方、久司道夫先生の本のように、宇宙から平和までを文章のみで解説したものもありますが、仮に平易な文章で書かれてあったとしても、その内容は、実に奥の深い、壮大なテーマなのです。
行間が大事といえるほどの内容なのですが、読みやすい装丁にしてあるので、気楽な本だと思われるかも知れません。
昨年あたりから、テレビでもマクロビオティックが取り上げられるようになりましたが、なかなか満足のいく内容ではありません。
何しろ、テレビは色々な制約の中で放送されるので、断片的になってしまうのが問題です。
そのようにして発信された情報をキャッチした人たちが、今、このブログを読んでくれているかも知れませんね。
そのような方に申し上げます。
あなたは、何のために食べるのですか?
        ・
        ・
私はこう思います。
人は癒されるために食べる」と。
仮に空腹を満たすためであっても、満腹になったら幸せではありませんか?
幸せと言うことは、癒されているのです。
疲れた時、甘いものを食べるとホッとするのも、癒されているから。
あったかくて白いご飯に、昔から好きだったおかずで食べた時も癒されているはず。
思わずお箸が進むおかずで食べた時は、とっても幸せなはず。
あなたも、あなたの家族も、癒されるお食事をしていますか?
もしかして、自分の考えを家族に押し付けていませんか?
陰だ、陽だ、と思い込んでいませんか?
「・・・を摂ってはいけない」と盲目的に信じていませんか?

もう一度言います。
人は癒されるために食べるのです
             *    *    *    *
私は、マクロビを実践するに当たって、不安や悩みのある方と、実際にお会いしてお話をさせてもらっています。
お話をしてみると、皆さんが「笑顔」になり、ホッとして下さいます。
ひとりぽっちで料理本片手に、悪戦苦闘していらっしゃる方、ぜひ、マクロビ仲間と会話することをおすすめします。
ひとり歩きの情報に、振り回されないでください。
マクロビは楽しいものです。
楽しくなかったり、癒されない食事は、必ず間違っています。
でも、その間違いはほんの些細なことなのです。
話してみると、「な?んだ、それでもいいの?」と言うことがほとんどです。
ですから、お話しましょ。
もし、そばにマクロビ仲間がいなかったら、私に声をかけてみてください。
すっ飛んで行きますから。
そうですねぇ、分かりやすく言えば、「出張マクロビ井戸端会議」というところでしょうか。
マクロビ井戸端会議が、全国で展開され、各地でマクロビ仲間が集えるマクロビ情報発信基地が出来るといいですねぇ。
できれば、子連れOKで食事も出来る雰囲気が理想です。
夜はお酒も飲めて、「平和論」などを話せる場所だったら、なおいいな。
マクロビ・パパさ?ん、そんなお店を作ってくださ?い。


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ブログ・マクロビ仲間との交流

記事を書くのは、久しぶりです。
書きたいことは、次々浮かんでくるのですが、パソコンに向かう時間がとれませんでした。
「書きたくても書けない」と言う意味で、マクロビ・パパさんが、「冬眠を余儀なくされた時」は、こんな感じだったのかな?って、ふっと、思っちゃいました。
でも、パパさんの場合は、私と違って、書けない状況が、格段につらい理由だったけれど・・・。
          *    *    *    *
まず、先週は、1週間に2回も大阪へ行ってきました。
そのうちの1回(10日)は、hinaさんと念願の「対面」を果たしたのです!!
ずっと、ずっと、お会いしたい方だったので、初めてお顔を拝見した時は、感激・感激でした!
モッチロン、美味しいマクロビ料理もいただきましたよ!!
お店は、ずっと行きたかった、ウェスティンホテル大阪AMADEUS(アマデウス)です。
ここのお料理は、何年も前に、リマ・クッキングスクールで、田中愛子先生に教えていただいて、「いつか!」と思っていました。
やっと、念願がかなって辿りつきました。
お料理の詳しい内容は、hinaさんが記事にしてくださったので(感謝)、そちらに譲りますね。
ホントに、本当に美味しかったです。
新幹線代をかけても、また味わいたいお料理でした。
この、お味のことについては、また、別の記事にしますので、お待ちくださいね。
          *    *    *    * 
翌11日(土)は、花香さん、reiさん、さゆりさん達に会うため、リマ・クッキングスクールへ行きました。
残念ながら、reiさんとは、一足違いでお会いできませんでしたが、代わりに、まさみさんとおっしゃる、猫好きのマクロビアンと、あかぴーさん(超ステキな男性)を紹介されました。
そのあかぴーさんとお話をしていたら、なんと、早苗さんとバッタリ会ったのです!
あっ、そうだ!早苗さんもこの講座を受講していたんだったよね!
(ゴメン、ゴメン、早苗さん)
          *    *    *    *
週が変わって13日(月)、とことこさんとお食事しました。
とことこさんは、ブログを作っていらっしゃらないのですが、最近ハンドルネームを決めて、書き込みを始めた方です。
この日のお店は、モッチロン、マクロビ・パパさんのいらっしゃる所です。
とことこさんのことも、後日記事にしたいと思っているので、お待ちくださ?い。
          *    *    *    *
ざっと、こんな感じで、マクロビのブログ仲間と現実の交流が続きました。
ここで、思うことがいっぱ?い、あるのですが、きょうは、時間がないので、とりあえず、中間報告だけで、ごめんなさいね。
後日、内容のある文章にしたいと思いますので。
 ※ さゆりさん、まさみさん、あかぴーさん、早苗さん、とことこさん達は、
    ブログを作ってはいませんが、皆さん、マクロビオティックの実践者です。


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マクロビオティックの若い指導者たち

2月5日(日)に西川勝也先生(大阪)、2月7日(火)に奥津典子先生(東京)のセミナーに参加してきました。
両先生ともお若くて、それでいてしっかりした指導者になれるほどの知識・体験を、すでにお持ちなのですから、誠に将来が楽しみというものです。
私は、マクロビオティックの理論を、桜沢如一先生の直弟子であられた先生方、および、大森英櫻先生に教わりました。
いずれの先生も高齢であったために、今回の西川勝也先生と、奥津典子先生は、とても新鮮で明るい感じが印象的でした。
特に西川先生は、「これから『先生』と呼ばないで、『あんちゃん』と呼んで」もらうことを提案されたり、メールをフル活用されたり、現代的な指導の仕方を感じました。
先生と呼ばないで」という訳は、「私達が『先生』と言う時は、そこに期待が含まれるから」、というものです。
無意識にでも、「何を教えてくれるの?」って。
西川先生は、「教えてもらうのではなく、自分で考えることの大切さ」を教えたいのだと思います。
また、西川先生は、講義開始よりもかなり早い時刻に姿を見せられ、先生の方から「こんにちは、きょうはよろしくお願いします」と、ひとりひとりにご挨拶をされるのです。
そして、その場で数々の質問にも答えて、積極的にコミュニケーションをとられる姿勢に、先生の文章によく登場する、「愛」「感謝」を改めて感じました。
            *    *    *    *
一方、奥津先生は、昨年の11月に出産されたばかりだと言うのに、精力的に活動していらっしゃいます。
当日も、約120名の受講者でびっしりでした。
お料理教室・セミナーともに、いつも抽選で大人気です。
圧倒的に若い女性が多くて、男性はチラホラ。
私は、もしかすると最高齢だったのでは?
誰に聞いても「奥津先生の本は解りやすい」と答えるだけあって、その「解りやすさ」が若い人に支持される理由の一つかも知れませんね。
何しろ、桜沢如一先生の「無双原理・易」が難しくて、マクロビオティックを挫折する人はいっぱいいるのですから。
それから、若い女性たちは、奥津先生のライフスタイルに、自分たちの姿を重ね合わせているのかも知れません。
いわゆるカリスマにありがちな敷居の高さがなく、自然体で、「すぐ隣にいる仲間」のような親しみを感じるのでは?
しかし、しかし、講義を始めると、あの難しい「陰陽五行説」をサラリと説明されるのですから、凄いですね?。
私の後ろにいた人は、「録音したかったね」と言っておりました。
 (でも、きっと録音不可なのでは?)
ところで、セミナー終了後、奥津先生のご主人が、11月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて、後ろの方に立っていらしゃったので、赤ちゃんを見せていただきました。
ホントに可愛かったです。


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マクロビオティックを始めて変わったこと

先日、コトコトさんの赤ちゃんを抱かせてもらった。
8ヵ月とのこと。
柔らかくてあったかい。
無性に可愛い。
よく笑う。
コトコトさんと別れてから、ふと思った。
「どうして、あんなに愛しいのだろう?」
医学的にいえば、血のつながりはない。
それでも、実の孫(?)のような感じがした。
まだ、孫どころか、17歳の息子を育てている私が、こんなことを言うのもおかしいけれど。
本当に、「血のつながり」があるように思えたのだ。
          *     *     *     *
昨日(2月5日)、セミナーがあって、大阪に行って来た。
往復の新幹線の車内で、ふと、あることに気がついた。
ちょっとうるさい子供に出会っても、以前ほど不快感を覚えないのだ。
私が自分の子供を育てている時は、よその子供のうるささに辟易とすることが多々あった。
自分の子供だって、他人からみれば「よその子供」だから、同じ理屈なのだが、身勝手にも我が子はもう少しマシだと信じていた。
息子も成長して、家庭の中に幼児がいなくなると、たまに接する子供たちは疲れの元になるはずなのに、マクロビオティックを始めてから、子供たちを見る目が変わったのだ。
「あ?、ご苦労さま」「子育て、お疲れさま」と感じる。
「よその子供」ではなく、「仲間の子供」だと感じる。

           *     *     *     *
コトコトさんが、赤ちゃんにお乳を含ませる姿は、美しかった。
癒される。
最も本能的で、最も自然な姿だから、癒されるのだろうか?
母子の幸せな、ゆったりとした時間が流れていて、私も落ち着いた。
「母乳を与える時の母親の表情は、観音様だなぁ」とつくづく思った。
神々しい姿だ。
その姿に私は思った。
「新しい命を育ててくれて、ありがとう」と。
マクロビオティックを始めて変わったことが、また一つ増えた。

           *     *     *     *
昔、伊丹十三の「タンポポ」という映画のラストシーンで、無心にお乳を飲む赤ちゃんと、それを見つめる穏やかな表情の母親を、ふくよかな胸をアップに写して、長い間放映されていたのを想い出した。
当時は、マリアだと感じたけれど。
        


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