「家事アドバイス」 部屋さがしコツのコツ

一生のうちに1回くらいは部屋探しをすることがあるかと思います。
私のように40回近くも引っ越しをするのは「趣味」ですが……
どうやら私はお部屋を探すのがとても好きなようです(笑)
ですから、お部屋探しをしているときはワクワクして、テンションが上ります。
徹夜で検索するのも楽しいのです。

ということで、16歳の春から培ってきたノウハウは、結構今も役立っていて面白いなぁと思っています。
ノウハウはいっぱいあるのですが、今の時代だからこそのコツを2つ書いてみましょう。

 
 

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【ネットで完結させない】

今はお部屋を探すときに、まずネット検索から入りますね。
これは昔に比べたらとんでもなく効率的で、多くの物件が登場してくるのですが、それがすべてを網羅しているわけではありません。
実は、あえてネットに載せない物件もあるのです。

これは、良い方向で載せない場合と、悪い方向で載せない場合があります。
一方、その中間として、ネットの更新が間に合っていない場合も結構あります。
この更新が間に合っていないケースは、意図的な場合と、本当に人手不足でただただ現実を反映できていない場合があります。

それらを見極めるには、実際に足を運んでお部屋を内見するのが一番です。
これですべて解決します。
ネットでズルズル時間を消費するなら、思い切って現地に飛ぶのが一番効率的です。

そうすると、ネットには載っていなかった情報を発見したり、状況によっては奥からソロリととっておきの情報を出して来たりします。
それから、私たちがネットで調べるのとは別のルートで、業者だからこそ入れるツールから得る情報や、お付き合い情報があるわけです。
そういう情報が得られるので、現地に行くのはとてもプラスになります。

今回も、業者だからこそのルートで駐車場の確保が可能になりました。
ただし、物件の契約を済ませていないと駐車場の契約はできませんが。

 
 

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【内見で必ず写真を撮る】

ネットには間取り図だけでなく、写真や動画が載っていますが、それがすべて正しいとは限りません。
新築物件では少ないのですが、築年数がある程度経過していて、リフォームされたような物件ですと要注意です。
室内の状況とネットに載っている情報が食い違うことが結構あります。

ドアの位置が変わっていたり、2つの部屋が1つの部屋としてつながっていたりします。
キッチンが壁に向いている図面なのに、実際に行ったら対面式になっていたなんてこともあります。
最近はガスコンロからIHに変更されている物件も多くあります。

ということで、それらの確認のために必ず写真を撮っておきましょう。
勘違いや見落としを防ぐために、要所要所でパパッと撮影するのは必須ですね。
特に汚れやすいキッチンは、リフォームしている場合が多いので、しっかり撮影しておきましょう。

昨日の物件もキッチンが大幅にリフォームされていました。
壁向きから対面式に変わっていたのです(((╹д╹;)))

 
 

 
 

 
 

でも、シンクの上に吊戸棚があってよかったです。
これで使い勝手がかなり変わりますのでね。
面白いのは、換気扇下の壁にフックがついていることです。
これはフライパン掛けのためなのでしょう。
なかなか良いと思います。

まだ手入れの工事中だったので、黄色いテープは業者間の指示なのでしょう。
汚れを落とすか張り替えの指示でしょうか?
でも、それも気にならないほど綺麗な物件でした。

こうして室内の写真をしっかり撮っておくと、後々役立つことが多いので、ネットに載っていても絶対撮影しましょう。
大事なことは自分の目で確かめる。
写真記録を残す。
これに尽きます。

 
 

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歳を重ねると誰かに必要とされることがとても嬉しい

今日は大阪の西の方にお部屋探しに行って来ました。
良い物件だったため、スッとなくなってしまうことが予想されたので、急いで押さえようと思ったわけです。

というのも、30日の夜には3件あった空室が、31日の午前10:30には1件しか残っていなかったのです。
朝のうちに第一希望の物件が押さえられてしまいました。
家賃もそちらの方が1万円安かったのですが、ご縁がなかったようです。(とても残念)

というわけで、今日は朝から始動しました。
一生懸命頑張って働いている塾生さんに、少しでも良い物件を見つけてあげたい。
そんな思いで動きました。
塾生さんはお仕事だったので、昼間のうちに私が下見をして、夜にもう一度塾生さんと見に行きました。

グレードの高い物件だったので、お部屋を見るまでは「分不相応かな」なんて話していた塾生さんですが、実際に内見してみると、すっかり気に入ってくれて、男前に決断してくれました。
あとは審査が通るのを待つのみです。

 
 

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21:40頃帰宅して、とても清々しい気持ちです。
私ぐらいの年齢になると、誰かに必要とされることがとても嬉しいのです。
歳を重ねても誰かのお役に立てることは、この上ない喜びでもあります。
ですから、私が動くことによって、塾生さんが助かるのならこんなに嬉しいことはありません。

話は変わって、中川さんも授業の他にあれこれ塾生さんのために時間を割いています。
「お宝さんDIRECT」がその筆頭ですが、「みんなに求められていると言うのは嬉しいものなので頑張る!」と話しています。
これが歳を重ねるということなのだと思います。
周りの人に還元したい気持ちになってくるんですよね。

ですから、今日も塾生さんが「美風さんの貴重な一日をいただくことになってしまい、すみませんでした」と仰るのですが、私はむしろ嬉しい時間だったのです。
だからこそ、帰宅したら清々しい気持ちで心地よいわけです。

むしろ、「こんな経験をさせてくれてありがとう」という気持ちです。

 
 

(京都に帰ってきたら京都タワーが迎えてくれた)

 
 

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「家事アドバイス」 本はどうするの?

先日、塾生さんからご質問がありました。
お片付けをするとき、本は捨ててもいいの? 取っておくべきなの?と。

よく溜まってしまうものの代表格が、衣類と本でしょうかね。
衣類の整理の仕方については過去に何度も記事に書きましたが、冠婚葬祭を除いて1年間着なかったら不要だと判断してもOKです。
私のクローゼットには10年選手のコートがありますが、毎年着ているので処分しません。
もし着なくなっても、スカートとベストに仕立て直しをしようかなと思っているところです。

さて、本ですが、最近はKindle版を利用して、紙の本は増えないお宅もあるかもしれません。
でも、私はやはり増えてしまいます。
では、本を陰陽で考えてみましょう。

 
 

本は紙がびっしり綴じられて、密度の高いものですから陽性です。
そしてまた、精神的にはそこから色々な刺激をもらって、心が揺り動かされたり、勇気をもらったりするので陽性です。

ということは、家の中に存在していても悪い影響を与えるものではありません。
むしろ、時々手にして感動を新たにすることもできます。
ですから、本は積極的に捨てなくてもよいのです。
ただし、価値観が変わるような出来事があると、処分してもいいですね。

かくいう私は、転居のたびに本の処分をしていました。
理由は簡単。狭いマンションには収まりきらないからです。

いずれ捨てるときが来ます。
それは、私がこの世から去ってしまう頃。
それに近い心境になったら、処分する決心がつくかもしれません。

 
 

(G.Oレター 桜沢如一の本)

 
 

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「2024年度 第5期 自由人コース1」課外授業のご連絡

「第5期 自由人コース1」の、課外授業の日が近づいて来ました。
集合時間がいつもより早いので、遅刻しないでお集まりください。
当日はぜひ晴れてくれますように!

 
 

【日時】
2024年8月3日(

【集合時刻と場所】
・教室に集合 10時迄
・タクシーで移動 10:15出発
・貴船神社で下車

【貴船神社でお参り】
登り坂の道を10分ほど歩く

【お店到着】
「京都貴船 料理旅館 ひろ文」さん

【お食事開始】
12:00

 
 

2023年度の様子
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 第4期 自由人コース 8月課外授業   2023.8.5

 
 

(貴船 ひろ文さん)

 
 

(京都 貴船川)

 
 

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毒消しのススメ いつも体内クリーニングを意識しよう

毒消し。この耳慣れない言葉を知ったのは、私がマクロビオティックを知ってからです。
一般的に言い換えると、薬味にスポットを当てた感じですかね。
お刺身のツマ(関西ではケン)、わさび、生姜、大葉などなど。
焼き魚に大根おろし。
揚げ物にレモン。
昔から自然に組み合わせてきた食材が、実は「毒消し」という役目を果たしていたということです。

「毒消し」という言い方はきついので、「中和」という言い方をする人もいますが、私は体への効果を考えると、やはり「毒消し」でよいと思います。
言葉の問題は別として、ほとんどの人が毒消しを十分にできていないと思った方がいいです。
年齢を重ねれば重ねるほど、体内には負担になるものが溜まっていますから、定期的にクリーニングするつもりで、意識的に食べ方を調整するのが良い方法です。

つまり、毒消しの材料となる食材を積極的に多く摂る食べ方です。
もしくは、「食べない」こともクリーニングになります。
多くの場合、体に負担になるのは、動物性の食材、油、甘いもの、酸化したものなどです。
ネギ類、キノコ類、柑橘類は代表的な毒消し食材です。

内臓の強さにはとても個人差があるので、一律に決められませんが、「なんか調子が悪いな」とか、皮膚に痒みとか湿疹が出た場合は、すぐ対処しましょう。
皮膚からはいっぱい排毒してくるので、「体の中で不都合が起きていますよ〜」というお知らせなのです。
このお知らせにはすぐ耳を傾けてあげましょう。

 
 

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常日頃から大根・生姜・わさび・にんにく・唐辛子・レモン・梅干しなどを摂っていますか?
お魚やお肉だけ食べて、添え物は残していませんか?
こういう人は間違いなく毒消しができていませんので、よほど内臓が強くない限り、そのうちに病気が見つかってしまうでしょう。

理想的な食べ方は、限りなく毒消し食材を多めにすることです。
毎回そんな食べ方はできないという人もおられるでしょう。
そういう人は夜だけでも、休日だけでもいいので、お野菜のみ食べてみましょう。
主食を抜いてお野菜だけ食べるのです。
私は1週間に1回はこういうことをしています。

中でも食養的に著しい力を発揮するのが大根です。
大根は生でも加熱しても美味しく食べられますが、生で食べると酵素の力が働くので理想的です。
特に大根おろしは効果的で、毎日大量の大根おろしとお味噌で、30年来のアトピーが2週間で治った報告もあるほどです。

余談ですが、歌手の小林旭さん(現在85歳)が古希を過ぎた頃、毎晩350グラムくらいのお肉、中型ボウル一杯の野菜、中丼一杯のご飯を食べていたそうです。
お酒は飲まなくなっていたそうですが。
81歳からYouTubeも始めたそうで、そういう精神面のあり方も毒消し効果につながるんですよね。
確かにあの眉毛を見ると、老いはそんなに感じません。よほど腎臓がお強いのでしょう。

 
 

(教室の掛け花 ゴボウズオトギリ マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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