先日、朝日新聞にこういう記事が載っていました。
・不登校の自分、陽キャな娘 金原ひとみさんが考える生きやすさの糸口 2025.8.25
金原ひとみさんは「蛇にピアス」で衝撃的なデビューをされましたが、もう42歳になっておられたんですね。
その金原さんが5年ほど前に、次のような質問をお父様にされたそうです。
父に「子どもの頃が一番つらかった。なぜだろう」と話したら、「子どもが苦手な子どもっているんだよ」と言われました。その時の年齢とメンタリティーがそぐわず、年をとって一致する人もいるんだろうなと納得し、少しすっきりしました。
金原さんのお父様は児童文学者ですから、金原ひとみさんはお父様によって才能を開花させてもらったのだと勝手に思っていた私ですが、こういう見方をされていたのですね。
「子どもが苦手な子どもっているんだよ」。
もしかしたら、子どもが苦手な子どもって、案外多いのかもしれないと思うようになりました。
そして、その時の年齢とメンタリティーがそぐわず、年をとって一致する人もいるというところに、うなずける自分がいました。
ちょっとその傾向のある人を知っていたからです。
昔は全員が同じように教育されていたけれど、今はもうそれができない時代なのかもしれない。
よく、日本の学校教育は軍隊式だと言われるけれど、それが限界になっているのだなと思わされた記事でした。
8月はキッズクラスを開催して子どもたちに接したので、子どもへの関心が深まったこともあって、この記事が印象に残りました。

(貴船神社にて 2025.8.24)






















