人は慣れているものから大きく外れない選択をする 京都の例

あたり前のことですが、人の身体は本当に一人ひとり違うなぁと思います。
季節の変わり目になると、特にその違いを実感します。
その日のお天気状態、服装だけでなく、食べたいもの、飲みたいものでも、違いがいっぱいありすぎて、すべてが学びになります。

さらに、人種による違いも大きいです。
ですから、病気になる原因も、病気の治し方も、外国で有効とされることが日本でも合うとは限りません。
日本人は、やはり日本人の例から学ぶのが一番効果的だと、つくづく感じます。

くれぐれも巷の情報に右往左往しないようにしましょう。

 
 

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ところで、京都では外国人がとても多くて、日本にいながらにして異国人の体型観察ができます。
そうすると、やはり、この人たちと日本人の食事は異なって当然だし、一緒にすること自体が無謀というものだと思えてきます。

当然ながら、外国人にも色々なタイプの人がいますから、同じように考えるのは危険なのですが、人は慣れているものから大きく外れない選択をする傾向にあるようです。
こんなニュースがありました。

京都で”1泊2食付き”をやめる旅館が続出。「素泊まり」「飲食店の予約代行」にシフトの背景には外国人観光客の≪正直な本音≫があった 2025.4.20

外国人観光客の食事の好みは、京都の老舗旅館が提供するお料理とは合わないということで、お料理のキャンセルに困り、すき焼きやしゃぶしゃぶを提供したら大当たりだったとのこと。
これは実に現実的であり、仕方のないことかもしれません。
観光客のDNAがそうさせるのですから、迎える側は今後難しい問題ですね。

 
 

※関連記事
抹茶チョコレート理論と京都の老舗旅館のお料理問題 2025.4.22

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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