人は自分に都合のよいように無意識に変更してしまう癖がある

人は誰しも 無意識に
自分に都合のよいように変更する癖がある
物でも 暮らし方でも 考え方でも

それはある意味
自分を守る本能でもある

しかし
技術を身につけるときには
その癖が邪魔をする

徹底的に癖を排除していくと
完成度が高くなる

□を□と認識して□に近づける この繰り返しだ
「ま いいか」というのはない
窮屈なようだけど これが一番近道だ

 
 

むそう塾ではこのことを「完全コピー」と呼んでいる
最初はここで苦労した人たちが
今では素晴らしいお料理を作れるようになっている

彼女たちは言う
「教えられたとおりにお料理したら美味しくできあがりました」と
きちんとした土台を築き上げた彼女たちは
難しいお料理も驚くように上手に作る

己を知って
己の癖を鎮められたら
あなたには楽しい未来が待っている

 
 

 
 

スイカが恋しくなる季節
塩とセットで熱中症予防

 
 

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終わり方の大切さ フィニッシュをイメージしてみる

始めのあるものは必ず終わりがある

何かを始めたら
どんな形で終えたいかをイメージするとよい

目標というほど具体的でなくてもいいから
せめて 後悔しない終わり方でありたい

カッコよく終えたい気持ちは誰にもあるだろう
しかし 現実はそんなに甘くない
弱い自分との闘いだ

 
 

何かの終わりというのは
次に控える何かの始まりにつながる(陰陽)
だから 終わり方が大事なのだ

「終わりよければ全てよし」という諺がある
プロセスはもちろん大事だけど
万が一 途中で思わぬ結果だったとしても
それを小さくできる終わり方ができればよい

よくスポーツ選手のフィニッシュに感動する場面がある
力の限りを出し尽くす
後悔しない終わり方
そこには清々しさがある

 
 

ところで 終わり方というのは
自分だけのことを考えればいいのではない
相手がいれば相手のことも考える
その中でバランスの取れた着地点をイメージする

それが決まったら
あとは全力を出し切るだけ

 
 

実は これは人生にもいえることなんだよね
人生のフィニッシュで後悔しないように
私もイメージしている

 
 

 
 

きょうは雲ひとつない快晴だ
清々しい!

 
 

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女性の生き方 男性の生き方 男女の話し方と陰陽

今はジェンダーフリーとか、ジェンダーレスとか言われる時代になった。
男女が自由になるのは私も賛成だが、みんながみんな無理してまで背伸びしなくてもよいと思っている。
なぜなら、男女はほとんどの場合、肉体的にも精神的にも差があって当然だから。

女性でも男性的に生きたい人はそうすればよいし、男性でも女性的に生きたい人はそれを実現すればいいと思っている。
それぞれの才能を伸ばしたらよいし、夢があるなら追い求めたらよいと思う。
性差による妨げはどんどんなくせばよい。

しかし、肉体的あるいは精神的にそれが負担になるような人は、無理しない方がよいと思う。
「今はそういう流れだから」なんていうことで、自分の生き方を複雑にする必要はない。
あくまでも自分が心地よい生き方を選べばよい。

 
 

***

私は常々自分のことを「陰性だなあ」と思うことがある。
それは、周りに陽性の人がいるからだ(笑)
話し方といい、考え方といい、やはり陰陽差を日々実感する。

男性は往々にして考えに強さがつきまとう。(陽性)
女性はその反対で弱さがつきまとう。(陰性)
だが例外ももちろんある。
男性以上に強い女性も結構いる。(陽性)

その特徴がピッタリの場面では、それが心地よいし活きる。
しかし、受け手が女性か男性かで差が出る。
だから話し方は大事だ。

注意すべきは陽性の人の場合だ。
声が大きくて話し方が早いと、どうしても強さが出るから、きつい物言いに聞こえてしまうことがある。

だから、案外陰性の人の話し方が、やさしくて安心できたりするのだ。
人はゆっくり話してくれた方が、受け入れやすい面があるからだね。
胸襟を開いてくれるのはこちらの話し方だ。
さらに、ゆっくりした話し方は、癒やしにもつながるので、陰性さんはプラス面も多い。

 
 

男女が人生を充実して生きるために、陰陽視点も意識できたら素敵だなと思う。

 
 

(雷干しのための胡瓜 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

人生はこんなふうにスパイラルなんだよね。

 
 

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感謝に置き換えることは逃げ? 

きのう「感謝の力は限りなく大きい マクロ美風の日々より」という記事を書いた

以前 夫と話したとき 「感謝は ある意味逃げでもある」というような話が出た

そうかもしれない
懸念の問題があるときには
問題を根本的に解決しないで 逃げているのかもしれない

 
 

では すべての問題を根本的に解決すればいいのだろうか?
解決したとみえる状態は 誰にも満足のいくものなのだろうか?

誰かはスッキリしても 誰かが不満なら それは解決とはいえない

 
 

今ある状態が少々不満であっても
感謝の気持ちを増やしていったら
不満が不満でなくなっていく

誰かを傷つけるより
凪の自分でいたい
そんなふうに思う人はいるだろう

 
 

世の中には本当に困難な問題がある
誰かが亡くなるまで待たなければ 解決しない問題もある

そんなつらいときは 
少しでも楽になるために
感謝の視点もいいと思うのだ

 
 

 
 

きょうも青い空を眺められた
感謝

 
 

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熱中症とマスク 鼻は脳の冷却装置 熱中症予防のための食事

熱中症になる人がグングン増えています。
これは気温のせいではありますが、マスクの影響もありますね。
去年も熱中症が多かったのですが、今年はそれ以上の勢いです。
長引くマスク生活で、だんだん体力が落ちている人が増えているのかもしれません。

人間が脳に酸素を送り込むために吸う空気は、冷たい方がよいのですが、マスクをしているといつも暖かい空気を吸うことになってしまいます。
これがいけません。
脳をあたためてはいけないからです。

「鼻は脳の冷却装置」といわれるほど、大事な役割を担っています。
脳と鼻の奥は数ミリの近さなので、脳への影響が大きいのです。
冬の寒い朝など、冷たい空気を吸い込むと気持ちよく感じるのは、脳にとっても良いことだったわけです。
体が心地よく感じることは、ちゃんと意味があるということですね。

 
 

***

体に関することですから、当然食べ物の影響もあります。
汗をかくと水分が奪われますから、血液がドロドロ状態になって、血栓が起きやすくなります。
さらに塩分も奪われるので、血液の循環が悪くなって頭痛がしたり、筋肉のけいれんが起きたり、意識を失ってしまうこともあります。

ですから、常日頃塩分を控えたお食事ではなく、きちんと必要な塩分は摂っておくべきです。
今は減塩を意識されている人が案外多いのですが、そういう人や甘いものが大好きな人は、熱中症になりやすいかもしれませんので注意しましょう。
(甘いものが大好きだと、ミネラル消費が激しいからです)

水分と塩分摂取に一番良いのはお味噌汁です。
毎日のお味噌汁は健康の要であるだけでなく、場合によっては命をも救ってくれます。
お味噌汁を冷蔵庫に冷やしておいて、帰宅したら飲んでみるのもいいですね。
疲れた体がスーッと楽になるのを実感できることでしょう。
部活帰りのお子さんには特に効果がありますよ〜。

さらに、夏野菜は水分をたっぷり含むだけでなく、ビタミンやカリウムも多いので、体内の塩分を上手にコントロールしてくれます。
ナトリウムとカリウムは、まさに陰陽の関係なので、このバランスをベストにしておくことが熱中症対策としても大事です。

 
 

熱中症はマクロビオティックの陰陽で考えると、とても分かりやすい症状なんですよ。
でも、マクロビオティックを盲信していると、この夏に体調を悪化させてしまう場合があります。
要注意ですね。

 
 

(京都の上賀茂から届いた朝採りトマト マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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