なぜ私は「性に関する」記事を書くのか?

最近、性に関する記事を続けて書きました。
これは、単なる思いつきではなく、ずっと前から必要性を感じでいたものです。
私はマクロビオティック実践者に数多く接する機会に恵まれますが、接すれば接するほど、「何かおかしい?」と思うことが多々ありました。
その一つが、この性に関することなのです。
「きちんとマクロビオティックをすると、セックスが弱くなる」と思い込んでいる人が実に多くいます。
特に男性陣に「その傾向が強いです。
女性では、「マクロを始めたらセックスに対する欲望がわかなくなった」と言う人も多いです。
しかし、そのどちらも間違いです。
私は「本当にきちんとマクロビオティックをしているのですか?」と問いたいです。
ほとんどの人が、「きちんとしているつもり」の段階であって、私から見ると大抵の人が「バランスの悪いマクロビオティック」を続けています。
いつもいつも口を酸っぱくして言い続けていますが、「マクロビオティックとはバランスをとること」です。
そのバランスが整っている限り、マクロビオティックをしていると、かえって素晴らしいセックスが出来、快感も持続力も確実に増します。
だって、当然だと思いませんか?
マクロビオティック料理はきれいな血を作るんですよ。
きれいな血液が海綿体に流れていって、勃起不能になるなんて考えられないでしょ?
セックスは、エネルギーの源です。
マクロビオティック料理でエネルギーが満ちていたら、当然生命力溢れる行為としてセックスを求め、快感を得られるのが自然だと思いませんか?
それなのに、精気のないマクロビアンが多すぎます。
*    *    *    *
マクロビオティックはお料理だけではありません。
人生も含めて、すべてをフォローできるのが本当のマクロビオティックです。
ですから、どんなに真面目にマクロビオティック料理を作っていても、いいセックスが出来なければ片手落ちです。
食を整え、生活を整え、考え方もスマートになって、より良いセックスが出来て精神的にも充足できる。
それで初めてマクロビオティックをしていることになるのです。
ですから、いいセックスが出来ないということは、まだあなたのマクロビオティックは未完成ということですね。
ぜひ、認識を新たにして、性の重要性を考え直してみましょうね。
その皮切りとして、6月6日(金)の「“夜の”美風ゼミ@大阪」があります。
すでにキャンセル待ちの状態だそうですが、6日のお話の展開が楽しみです。
このゼミには、初めてマクロビオティックのイベントに参加される男性もいらっしゃるようですが、ビックリなさいませんように(笑)
これぞ、生きたマクロビオティックですからね。
「マクロビオティックは実学」を肝に命じましょう。
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賀茂茄子

きのう、京都の「なかがわ」さんでお昼ごはんをいただいた。
名古屋のいちごさんとおデートだ。
カウンターでいちごさんとアレコレお話をしていたら、カウンターの少し離れたところに座っていた女性が、「あの?、もしかしてマクロ美風さんですか?」と声をかけてくださった。
お名前をお聞きしてビックリ!
つい先日も、私のブログにコメントをくださった方なのだ。
そのお返事をまだ私がしていないのだった。
「あー、ごめんなさい」で始まったご挨拶。
いちごさんとその方と3人でお喋りをして、まだ話し足りなくて、ホテルグランヴィア京都のラウンジでティータイムとなりました。
            
思わぬところでお目にかかれたその方とは、13日に東京で開催される「働く女性のハッピーマクロビオティックスタイル」でもう一度お会いできるそうだ。
嬉しいなぁ。
彼女とは、これから何かの繋がりを持てそうな予感がする。
              *    *    *    *
ところで、昨日いただいた「なかがわ」さんのおばんざいには、美味しい賀茂茄子が盛り込まれていた。
この賀茂茄子は、私の好物でもある。
私はしぎ焼きにして、たっぷりの生姜とお醤油でいただくのが好き。
賀茂茄子は長茄子より陽性だ。
丸い形、しっかり詰まった中身。
それでも、マクロビオティックで茄子は陰性だから駄目なんて思っている人はいませんか?
これからは、トマト・茄子・キュウリが美味しい季節です。
上手にこれらの陰性を取り入れたいですね。
ちなみに東京で賀茂茄子のお値段は、1個800円くらい。
昨日、京都駅構内のお土産屋さんにあった賀茂茄子は780円だった。
なかがわさんのブログで、綺麗なお写真を眺めていたら、つい昨日のことを思い出して記事を書いてしまった。
いただいたコメントにお返事を差し上げないまま記事をアップして、ごめんさいね。


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視点を変えると

「メイコの手抜きオーガニック生活」の“メイコ”さんは、バキバキの陽性タイプ。
お酒も強くて、酔った上での数々の逸話が面白い。
力もあって、自転車を塀越しに持ち上げて乗り越えられるほどの腕力(^^;)
そんなメイコさんでも、子育てはちょっと勝手が違う。
家事が思うようにこなせない。
そんな時、ちょっと視点を変えてみたら、見えないものが見えて来た。
そして、かえって心にゆとりが出て来たから不思議だ。
「あせらない よくばらない」
*    *    *    *
今、高松のインターネットカフェからブログを更新しています。
今週は丸々1週間関西と四国にいて、8日までビッシリのスケジュールです。

 

帰ったら恐ろしく溜まった家事が待っているのですが、家事は奴隷にならずに、要領よく楽しくつきあいたいものですね?。
もしかして、家事は義務だと思っている人がいませんか?
それはN Oですよね。
やりたいからやる。
これが一番だと思います。
私は家事が好きです。
整理整頓も大好き。
部屋の模様替えなんか、仕事にしたいくらい好き!
模様替えのプランを考えるだけで、ワクワクして、寝ていられなくなります。
だから、主婦の仕事が好きです。
メイコさんのご家庭は、「やりたい人がやる」ことがごく自然に行われているのです。
ご主人がお子様を扱う手つきや態度は、主婦顔負けです。
本当に子供が好きなんだなぁと感心します。
新しい家庭のあり方を感じました。


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性感帯のお話

いいセックスをしていますか?の記事にいただいた“うりゃこ”さんのコメントにお返事を書いておりましたが、多くの方にも考えていただきたい内容なので、記事にしてみました。

<いただいたコメント>

【 セックスは大切 】
友人とエッチな話をしようものなら、変人扱いされます。
中略
運動指導士の方より、女性の膣の奥にもツボがあり
男性のピストン運動でツボのコリがとれるという
お話を聞いたことがあります。

*    *    *    
<うりゃこさんへ>

セックスは本来とても大切なことですし、凄いエネルギーを生み出すものです。
そのエネルギーが余りにも大きいので、昔から洋の東西を問わず封印したがったのですね。
ですから、性のお話をすることは恥ずかしいことではなく、人間の原動力について語ることにもなるのです。
幸いマクロビオティックでは、それらを真面目に考えることのできるツールがあります。
この際、ぜひ、きちんと向き合ってみましょう。

*    *    *    

>運動指導士の方より、女性の膣の奥にもツボがあり
>男性のピストン運動でツボのコリがとれるという
>お話を聞いたことがあります。

結論から言って、運動指導士さんのお話は正しいと思います。
女性なら、そこには会陰のチャクラがあるわけですし、ボルチオ性感帯もあります。
このボルチオ性感帯は、夢をみているような、雲の上を歩いているような、最高の幸せを女性にプレゼントしてくれます。
よく、「女性は子供を一人産んだくらいが一番感じやすい」というのは、このボルチオ性感帯が柔らかさを含むようになるからだと思います。
陽へ陽へと体の中心部に進んで行くと、そこには柔軟性(陰性)に富んだ場所があって、そこが最高の喜びをくれるところだなんて、感動してしまいます。
(まさにマクロビオティック!)
そんな最高の幸福感を味わって、コリがとれないわけがありません。

それから、ちょっとマニアックになってしまうかも知れませんが、最近は日本でも愛好者が増えてきたアナルセックスについて触れておきます。
このアナルセックスでもオーガズムが得られる場合は、間違いなく膣の奥をも刺激していることになります。
ですから、その運動指導士さんのおっしゃるツボは、私も存在すると思いますよ。

*    *    *    

ところで、このセックスにおける「求め合う」気持ちや形って、ひたすら「陽性」なんですよね?。
男性が女性の奥深くまで挿入することに真剣だったり、女性も愛撫が高じて早く一つになりたがるのは、奥深い所に最高の快感があることを本能的に知っているからだと思うのです。
ちなみに、女性の性感帯は、クリトリスから始まり、Gスポット、ボルチオ性感帯へと奥まって行きます。
セックスの回数や男性のテクニックとともに、奥の方が開発されて来ます。
まさに陽へ陽への流れですね。
そして、愛し合う男女が一つになれた時、最高に満ち足りた安堵感に包まれます。
深い所で繋がっている安心感は、極楽を想像させます。
この安心感が、精神的に数々の穏やかさを生み出す元なのだと、つくづく思います。
こんな穏やかな世界には、良質の陰性が満ち満ちているんですよね?。
だから、いいセックスをしている人は輝いているんです。
魅力的なんです。
よく、「何かあの人、最近綺麗になったな〜」と思っていたら、大抵恋人が出来た時ですよね。
男性だって同じことです。
でも、男性は女性と視点が違うので、別記事で書きますね。
きょうはこの辺で。

 
 

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いいセックスをしていますか?

少し前、男の人が女性を抱く時の気持ちを書こうと思っていました。
そうしたら、不思議なことに、山村慎一郎先生が講座でそのことに触れたのです。
「よく男の人が女の人を抱くっていうでしょ? でも、私は男の人が女の人に抱かれるんだと思います」というのが山村先生の言葉だった。
むふふ。
さすが愛あるマクロビオティック指導者の山村慎一郎先生。
私が言いたい事をズバリと言ってくれましたね?。
私は女の立場からいっても、それを認めます。
つまり、男も女も、相手を抱きたい・抱かれたいのだと。
              *    *    *    *
相手を抱くという行為は、ギュッと内側に囲い込む陽性の力。
でも、その結果、精神的にはリラックスして快感を伴い、心地よくて、ひたすら陰性の世界をさまよいます。
そうこうしているうちに、男は射精の前に勃起力も最高潮に達して、陰嚢もキューっと縮まって陽性の極みに至ります。
女も、快感が頂点に達すると体がキューっと縮まるように、手も足も内側への力が増して、陽性の形が現われます。
膣も痙攣します。
そして、その直後に、男は射精という陰性の現象があり、女は体を突き抜ける快感に襲われます。
この快感は、まるで稲妻が体を駆け抜けるかのようなスピードで、天と繋がったことを実感するものです。
まさに、陰性の世界とスパークした瞬間ですね。
その後に訪れる世界は、ゆったりして開放感があって、けだるくて、まさに陰性の世界です。
               *    *    *    *
男も女も、抱き合う時は、当然のことながらこんなことを考えているわけではないのですが、全体的な流れをみると、限りなく陰性を求めているんだなぁと思います。
だって、陰性って、ゆったり出来て、ホワ?ッとゆるんで、甘美な世界なんですもの。
精神的にキューっと詰まっている時や、つらい時って、何となく抱きたい(抱かれたい)と思いませんか?
セックスには、種の保存としての目的はあるものの、こちらの癒されたい気持ちの方が、日常的には大きいのだと思います。
だから、セックスをすると、より癒されて落ち着いて、精神的に安定するんですね?。
異性を抱き、抱かれることは、とても大事です。
「抱いているつもりでも、抱かれている」この感覚。
まさにエネルギーの交換ですね。
そう、セックスって、エネルギーの交換に他ならないのです。
お互いの波動がスパークする瞬間なのです。
あなたは、いいセックスをしていますか?
いいセックスは、その人を美しくします。
魅力的にします。
自信をくれます。
男女とも、いいセックスをして、素敵な人になりたいですね。
              *    *    *    *
あ、そうそう。
もし、高年齢であったなら、抱き合うだけでも、手を握り合うだけでも、キスをするだけでもいいのです。
つまり、相手の体温を感じられたら、それだけで幸せになることが出来るのです。
セックスについては、とても奥深くて、1回や2回の記事では語り尽くせるものではありません。
何回も登場させますので、角度を変えて考えてみましょうね。


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