「岡部賢二先生と食べよう会」のお申し込みは、定員に達しましたので締め切らせていただきました。
お申し込みをいただきました皆様、ありがとうございました。
それでは25日に、会場でお待ちしております♪
定員に達しましたので締め切らせていただきました。 (5月22日追記)
岡部賢二先生とのお食事会は、明日(22日)が締め切りです。
あと3名のお席がありますので、ご参加をご希望の方は下記までメールをください。
* * * *
◆イベント名 「岡部賢二先生と食べよう会」
◆目 的 岡部先生との交流会
◆幹 事 マクロ美風
◆開催日 2008年5月25日(日)
◆時 間 18:00?20:00
◆場 所 我や(GAYA)代々木上原店
東京都渋谷区西原3-11-6 杉本ビルB1
(ファミリーマートの隣の階段を地下へ)
TEL: 03-3481-5255
◆交 通 小田急線代々木上原駅 徒歩10秒
地下鉄千代田線代々木上原駅 徒歩10秒
◆参加費 3,500円(当日いただきます)
◆お料理 マクロビオティックコース料理 + 1ドリンク付
◆定 員 先着15名
◆お子様 会場の関係上、お子様はご遠慮くださいませ。
◆締 切 2008年5月22日(木)22:00
◆お申し込み マクロ美風の下記アドレスまで
form@bifu.co.jp (コピーしてお使いください)
●お名前
●連絡先
・メールアドレス
・電話番号
以上を明記のこと
◆お問い合せ先 マクロ美風の下記アドレスまで
form@bifu.co.jp (コピーしてお使いください)
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「これからのマクロビオティック料理」に、“はな”さんから寄せられたコメントが考えさせられるものでした。
(はなさんは、マクロビオティックのカフェで働いていらっしゃいます。)
<はなさんのコメントを抜粋します>
>今日お店で「京都で食べた精進料理はとても美味しかったので、ここのも期待していたのに。こんな味ではリピートしようとは思いません。」とハッキリおっしゃったお客様がいらっしゃいました。(この方は男性で食後に血圧を下げるお薬を出して飲まれていたりしたので、普段の食事とは随分違う内容だったのかも知れません。)
>他の社員の方に伝えた所「そういう食事なんだから味はあまり考えてはいけない。いちいちお客様の言っている事を取り入れていたらやって行けない」との事でした。
* * * *
はなさんが働いていらっしゃるお店が、どのくらいの営業年数で、どのようなお料理をどのような味付けでお出ししているのか分からないまま記事を書くのは無責任になりますが、確実に言えることがあります。
それは、マクロビオティックのお店であってもお料理を提供するお店に変わりはないということです。
ということは、まず最低条件として「美味しさ」は追求しなければならないと思うのです。
なぜなら、他の一般的なお店では、「美味しさ」に凌ぎを削って過当とも思える競争を繰り広げている現実があるからです。
(良し悪しは別として)
その現実がある以上、その中で生き残る覚悟がなければ、安易にお店を出すべきではないと思います。
道楽としてお店を出しているのならいざ知らず、通常はそれで「喰っていくため」に、みんな真剣勝負なのです。
そこに、マクロビオティックのお店だからと言って例外はないと思うのです。
ひとたび飲食店として暖簾を出したからには、経営者の理想は別として、お客様は「美味しい味」・「いい雰囲気」を求めて来るものです。
その時に、お客様の要望に応えられないお店は、容赦なく淘汰されて行くのです。
ですから、「マクロビオティック料理は味を追求するものではない」と割り切ってしまうことに、私は大いに疑問を感じます。
* * * *
よく、マクロビオティック実践者にありがちなのですが、マクロビオティックをしている人とばかり接して、世の中の一部分だけで生きている人がいますね。
あれはハッキリ言ってマクロビオティック音痴、あるいはマクロビオティックオタクだと思います。
やはり人間は、実社会で普通に生きるべきだと、ずーっと思っています。
現実の世の中は、マクロビオティックの目指すものとは程遠くても、現実から離れて同好会的になってしまうことは、大いにマクロビオティック的ではないとも思います。
・普通の社会で、一般の食事をしている人と、同じ土俵で勝負をする。
・そんな日常の中に、自分の付加価値としてマクロビオティックを中心にもっている。
私はそんな姿が理想なのですが、皆さんはいかがお考えでしょうかね?
ですから、はなさんのコメントの後段にある、「いちいちお客様の言っている事を取り入れていたらやって行けない」という姿勢には、私は納得できません。
確かに不特定多数の人を相手にするお店としては、そういう側面があるのは事実です。
しかし、お店は支持してくれるお客様がいて、初めて成り立つものです。
ですから、美味しさはもちろん、お客様の声には真摯に耳を傾けるべきだと私は思います。
* * * *
往々にして、文句を言うお客様は、心のどこかに「残念だなぁ」という思いがあるからキツイことをおっしゃるのです。
本当に「この店は駄目だ」と思ったら、ひと言も言わずに立ち去ります。
ですから、文句を言って下さるお客様のご意見には、きちんと耳を傾ける姿勢やフォローがあってしかるべきだと思うのです。
どんなに精一杯やっても、すべてのお客様に納得していただけるとは限りません。
特に食べ物は、「美味しさ」の感じ方に個人的な好みや体調も手伝って、余計ややこしくなります。
それでも、文句を言ってくれたお客様は、逆に「お得意様にするチャンス」でもあるのですから、しっかりフォローして笑顔でお帰りいただく気持ちが必要ではないでしょうか。
* * * *
とは言っても、中にはどう考えても救いようのない人がいるのも事実です。
(これが結構いるんですよねぇ?泣)
私が飲食店経営に関わっていた頃(昔ですが)、そんな人をいっぱい見ました。
でも、上質のお客様には必ずこちらの営業姿勢はご理解いただけますから、諦めずにコツコツと自分が納得できる経営を続けるべきだと思います。
私はご縁あって、あちこちのマクロビオティック料理のお店にお邪魔する機会があります。
総じて言えることは、長く続いているお店はお味も経営者の姿勢もきちんとしています。
お食事をいただいている途中から癒されます。
そして、いただいた後にホワ?っとした幸せ感に包まれます。
トロンとしたような心地よさです。
そんなお味が出せるようになるには、「氣」の充実が欠かせないので、作り手(and経営者)の「氣のもちかた」も反映していると確信します。
最後に、「氣」のいいお店が増えて、一般の人達からマクロビオティック料理を選択していただけることが、私の究極の夢です。
ですから、つい熱い記事になってしまいました。
ご容赦を。
お申し込みをいただきまして、ありがとうございました。
ただいまを持ちまして、受付を終了いたしました。 (5月20日0時48分追記)
◆イベント名 日本の伝統食文化研究会「美風ゼミ@東京(第8回)」
◆目 的 「マクロビオティックに関する日頃の悩みや不安を解消する」
◆チューター マクロ美風
◆開催日 2008年5月21日(水)
◆時 間 10:30?17:00(お好きな時間帯にご参加ください)
◆場 所 「奈良県代官山 i スタジオ」 2階展示スペース3(階段を上がって左端)
(前回よりお部屋が変わっています)
東京都渋谷区恵比寿西1丁目36番10号
TEL.03-3461-5550
渋谷駅を含む地図
◆交 通 東急東横線「代官山」駅より徒歩1分 (渋谷駅より1つ目)
◆参加費 5,000円
◆定 員 なし
◆締 切 5月19日(月)24:00まで
◆申込み先 こちらのフォームから
(携帯でリンクが出来ない場合は、下記までメールをください)
form@bifu.co.jp (コピーしてお使いください)
◆問合せ先 マクロ美風の下記アドレスまで
form@bifu.co.jp (コピーしてお使いください)
* * * *
●参加条件は一切ありません。
●お子様連れでも、男性でもご参加出来ます。
●会場でお食事をすることが可能です。
お弁当・お飲み物は各自でご用意ください。
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<今後の「美風ゼミ@東京」の開催予定日>
土日は休めない職種のかたもいらして、平日開催のご希望がありました。
平日働いていらっしゃる方のことを考えると、迷うところなのですが、今まで土曜日ばかりでしたので、しばらく平日開催にしてみます。
6月18日(水)
7月16日(水)
8月21日(木)
9月18日(木)
「もどき料理にひと言」の記事に、色々なコメントをお寄せいただきまして、ありがとうございました。
ちょっと誤解があるといけないので、改めて申し上げますが、私は「もどき料理」のすべてが嫌いなのではありません。
たとえば「ウナギもどき」は、とても美味しいお料理だと思いますよ?。
初めてウナギもどきを習った時には、「ヘェ?」と半信半疑で作りましたが、試食すると「美味しい!」と感動したものです。
それで、一時期「もどき料理」の創作を楽しむこともありました。
そんなことをしているうちに、私は「名前のつけかた」にちょっと疑問をもったのです。
あえて鰻を意識するのではなく、「蓮根の蒲焼」として、蓮根料理の一バリエーションとしての位置づけでも良いのではないかと。
* * * *
私が独身の頃、ヌーヴェル・キュイジーヌの流れが日本にもやって来て、東京で初めてのそのお店に行きました。
当時はその新しい感覚に魅了されたものです。
今ではフランス料理も、キュイジーヌ・モデルヌの流れがあって、時代と共にお料理の世界も変化しています。
ここ日本でも、良し悪しは別としてお料理界にも色々な変化があります。
「創作料理」なる看板も多くなりました。
(怪しげなところもありますが・・・)
そして、マクロビオティック料理も少しずつ認知され始めました。
しかし、その伝わり方には大いに問題があったり、誤解もあるのが事実です。
それはそれとしても、お料理の世界ははっきり言って、「美味しくてなんぼのもん」です。
どんなに体にいいと言われても、まずいものは食べたくないのが普通です。
命がかかっていたって、「まずいものを喰うくらいなら死んだ方がましだ」という人だっています。
だから、マクロビオティック料理だって美味しいことが絶対に必要なのです。
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私は、過去のマクロビオティック料理においては陰陽の理論が優先されて、この「美味しい」ことが第二になってしまったように感じるのです。
一般的な料理と同じ土俵に上がった時、「素直にこちらが美味しい」と感じてマクロビオティック料理を選んでもらえるような味付け(料理名も含めて)が、これからの時代には不可欠だと思うのです。
かつてマクロビオティック料理は、「食養料理」としての時代がありました。
しかし、もうすでにマクロビティック料理は、「健康料理」の時代に入っているように感じます。
ストイックなマクロビオティック料理ではなく、笑顔で色んな人と食べられるマクロビオティック料理がなくては、マクロビオティックの目指す平和な世界は遠のくばかりです。
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よく、「普段はユルユルでやって、病気になった時にはきちんとマクロで治します」と仰る人がいます。
しかし、声を大にして申し上げますが、ひとたび病気になってしまったら、今の人達の体質を考えると、食事だけで治すのは(病気の進行度によっては)相当に大変です。
桜沢如一先生がマクロビオティックを提唱された時代に比べて、今は日本人の体質も環境も大幅に悪く、かつ複雑になっているのです。
そのことを認識しないで、中には「病気になったので、ゆるゆるマクロビオティックで治したい」という危険な人まで登場しています。
改めて申し上げます。
一番大事なことは、「病気にならない」ことなのです。
今の医療制度や医療事情を考えても、病院やお医者さんや民間療法に頼りすぎるのは危険です。
まず、自分の体は自己責任で病気にならないようにする。
そのための一方法として、日々の食事を大切にして理論的に考えたマクロビオティック料理があって、それが美味しい!
あるいは、「美味しい料理があるけれど、それはマクロビオティック料理って言うらしい」でもいいのです。
* * * *
そんなことをつらつら考えると、マクロビオティック料理の名前も、そろそろ新しい視点で考え直したいな?と思うのです。
そして、美味しいお料理が「気がつけばマクロビオティック料理」だったり、穏やかで心地よい生活が「宇宙の秩序(リズム)を意識すること」だったりしたら、最高に嬉しいですね。
そんなことをみんなで共有したくて、つたないブログを綴っています。
きょうも笑顔でイキイキと過ごせそうですか?
楽しくマクロビオティックライフを送れそうですか?
素晴らしい一日でありますように。