旧暦のこと マクロビオティックのこと

いただいたコメントのお返事もままならないのに、新しく記事をアップするのは気が引けるのですが、暦のことなのでお許しくださいね。
さてさて、今日は1月31日。
旧暦でいうと1月6日です。
ということは、明日は旧暦の七草なんですね?。
先日の旧暦でお正月を祝う会でも、岡部先生のお話にありましたが、この時期になるとおひさまの光が明るくて軽さを感じるんですよね?。
新幹線の窓から、富士山の雪に降り注ぐ光の反射具合をしょっちゅう眺めていますが、やはり、断然眩しくなってきています。
「春は光から」とは、本当にそうだと実感します。
ということで、普段は旧暦を意識しない人でも、明日は七草にちなんで春を意識したお野菜を食卓に並べてみませんか?
体は確実に春のお野菜を求めています。
「春の料理には苦味を盛れ」。
これも冬の間にためこんだ毒素を外に出すために、肝臓がせっせと働く時期になるからなんですね。
これからの時期は、ちょっとした酸味と自然界の苦味が必要です。
*    *    *    *
マクロビオティックを知っていてもいなくても、旧暦を意識してもしなくても、季節はいつもどおりに巡って来ます。
色んな知識でがんじがらめになっている重いコートのボタンを、一つ二つはずしてみると、ふっと氣の流れが変わるものです。
マクロビオティックとは、自然に寄り添って生きることです。
特別なことではありません。
昔の人はみんなそうして来ました。
そうしないと生きられないからです。
でも、今は狂って来ましたね。
ですから、ちょっと自然を意識してみるだけでも、立派なマクロビオティックです。
マクロビオティックはメソッドではありません。
もし、今マクロビオティックで苦しく感じていたら、外に出かけてみましょう。
土手や公園や、ちょっとした隙間にある草花や木々の芽には、しっかりと春が用意されています。
そうなんです。
マクロビオティックのお手本は自然界にあるんです。
そしてまた、人生のお手本も自然界にあるんです。
個々人の差は、それに気づくか無視するかなんでしょうね。
この歳になって、つくづくそのことを感じています。
えっ?
この歳?
はい、私、年女なんです。
48歳の。
いや?、これは4月1日に言うべきだったかしら?
ご想像にお任せします!(大笑)
参考記事
お正月と旧暦の話

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コメント

  1. たま より:

    美風さん、我が家のプランターにはハコベがうれしそうに誇ってきましたよ。
    あわてて庭におり蕗の薹を探しましたら、まだ硬い芽ですが、じっと、それでも春の音を私よりも感じているようでした。
    もう梅の木に小さな花の蕾がたくさんついています。鶯や目白たちが嬉しそうに啄ばんでいました。

    久しぶりに庭に目をやる機会ができました。ありがとうございます。

    先日、美風さんと私の姉との会話を思い出して思わず顔がほころびました。
    女はいくつになても、若く見られたいし、綺麗でいたいのですねぇ。美女二人の褒め愛♪が可愛らしかったです(笑)。暖かくなったら是非、ポニーテールお願い致しますね。本当に似合ってましたよ。

  2. マクロ美風 より:

    たまさん、こんばんは。
    いつもお世話になっております。

    たまさんの文章を拝見していると、あの素敵なお庭の光景が目に浮かびます。
    治療室から眺めるお庭には、目白が良く来ていますよね~。
    本当に癒されます。

    ところで、お姉さまへのお写真メールをお送りしましたよ~。
    何回眺めてもお綺麗です!
    うっとりするほど。

    私がアップにすると痩せこけた顎が露出して・・・。
    ふっくらした顔になりたいものです~。。。

  3. minmin より:

    寒い東北の地でも既に「ばっけ」が芽を出しています。(「ばっけ」はフキノトウで~す。)
    今日は仙台は大雪でしたが湿気を含んだ春の雪でした。
    雲も春っぽい雲が多くなってきたし。(と、うちの「自称・気象予報士」が言っています。)

    冬至を過ぎてもどんどん夜明けは遅くなっていましたが、旧暦のお正月前あたりからようやく夜明けも早くなってきましたね。薄暗い中、ラジオ体操に参加している身としてはありがたいことです。(笑)

    寒いのは苦手ですが、寒い冬があるからこそ春が待ち遠しいなのだと最近しみじみ感じています。

  4. マクロ美風 より:

    minminさん、お久しぶりです。

    >「ばっけ」はフキノトウで~す。

    なるほど~。
    語源が気になります。

    >雲も春っぽい雲が多くなってきたし。

    分かります分かります。
    北海道生まれで北海道育ちの私には、春の雪の光景が目に焼き付いていますよ~。

    >冬至を過ぎてもどんどん夜明けは遅くなっていましたが、旧暦のお正月前あたりからようやく夜明けも早くなってきましたね。

    そそ。
    夜明けに春を感じます。
    玄米ご飯を炊くために早起きをしていると、そのことが実感できますね~。

    >寒いのは苦手ですが、寒い冬があるからこそ春が待ち遠しいなのだと最近しみじみ感じています。

    私は子供のころから春が待ち遠しかったです。
    春を待つ気持ちは、雪国独特のもので、根雪のない関東に住んでいると、遠く懐かしい情景です。
    このことは、苦しい時に私の心の支えになってくれました。
    どんな時にも春の来ない冬はないのですから、じっと我慢することが出来ました。
    マクロビオティックを知った今となっては、陰陽で片づけてしまいがちになりますが、理論的にではなく、感覚としてこの気持は持ち続けたいと思います。

  5. lalalar より:

    マクロビを始めて4年が経とうとしている今日
    ちょうどマクロビについて振り返っていました。

    住むところが東京から 長野県の豪雪地帯へと変わり
    食に対する考え方も変わりました。

    東京にいたころは「体にいいものを食べる」という考えでしたが、今は「大地が与えてくれるものを食べる」というスタイルに変わりました。それは自分の手で米と野菜を作るようになっての変化です。

    何を食べるかにこだわることから
    自然の恵みを最大限に生かして生きる方法に関心が移ったからです。

    自分ではもはやマクロビオティックではないのかな、と思っていたところで、美風さんのブログを読み、「ああ そうか。これもマクロビなんだ」と
    なんだかとても嬉しくなりました。

    カタチを模倣することではなく
    自然と向き合う心 なんですね。

    これからも自分なりにマクロビを続けて行きたいと
    元気な気持ちでいっぱいになりました。

  6. マクロ美風 より:

    lalalarさん、はじめまして。
    コメントをいただきまして、ありがとうございました。

    >何を食べるかにこだわることから
    >自然の恵みを最大限に生かして生きる方法に関心が移ったからです。

    これこそがマクロビオティックですよ!
    マクロビオティックとは、自然に寄り添って生きることです。
    食べ物のこと云々がマクロビオティックではありません。

    どうぞこれから、地に足がついた本物のマクロビオティックを楽しんでください。
    また遊びにいらしてくださいね。

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