夕べ京都から帰って来ました。
帰宅するやいなや、急ぎのメールを送ってやっと一息。
と思いきや、5日ぶりに帰宅した我が家は、相変わらず主婦不在の惨状に。
夫も子供も、私が外出することに協力はしてくれますが、主婦(夫)はしませんので、私の仕事が待ち構えています。
でも、何日もの不在を許してくれることに感謝。
先程ふっとカレンダーに目をやると、明日で2月が終わりなんだーと気づきました。
早いですね〜。
カレンダーをめくると「桃の節句」が目に入りました。
桃といえば・・・。
面白い話が・・・。
いえね、本に書いてあったことなので、ご存知の方はたくさんいらっしゃると思うのです・・・。
あえて私が書くまでもないのですが 「夜の美風ゼミ」や「ナイトマクロビオティック」に関係した私としては、ちょっと書きたい気分なのです(笑)
* * * *
吉行淳之介という作家がいましたね。
彼の女性好きは有名ですが、彼の本の中に「腿膝三年尻八年」という言葉が出てきます。
どの本だったかは忘れました。
何しろ40年近くも前のことなので。
「腿膝三年尻八年」とはね、こんなことを言います。
よく、酔ったついでにホステスの体を触る殿方がいらっしゃいますが、大抵はホステスに嫌われます。
ま、よっぽどでない限り、商売抜きで「触ってほしい」と思わせるには年季がいります。
そりゃそうでしょうね〜。
女性の体のツボを心得、タッチの強弱と快感度を把握していないと、なかなかタッチだけでウットリさせるのは難しいものです。
しかし、吉行淳之介はそのタッチが見事で、彼がトイレに行くついでにホステスのお尻にサラッと触れただけで、「あ!、今のは?」とホステスが判るのだそうです。
それほど、彼のタッチは女心を知りつくし、テクニックも最上だったのだそうな。
そのテクニックについて、吉行淳之介が本の中に書いてあったこと。
それが「腿膝三年尻八年」というのです。
つまり、そのレベルに達するには、腿(もも)と膝で3年、お尻で8年かかるというわけです。
ふむふむ。
わが身に置き換えて考えてみると、膝→腿→お尻の順にエロいかな?
でも、膝だって、上手な人に触られると、想像以上の快感に襲われるから、私は「腿・膝・お尻8年」にしちゃう(笑)
つまり、体中、どこだって快感に繋がるってことね。
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京都から帰宅したら、生理不順に悩む女性からメールが来ていました。
「男性が挿入してきても痛いので行為をあまりしたくない」というものでした。
質問者は生理不順の影響で痛みが起こると捉えていらっしゃるのでしょうが、その前に男性のテクニックや双方の愛情の問題が気になります。
女性なら、好きな男性とベッドを共にしようと思ったら、体中が性感帯になり、気持だけで局部がしっとりとして準備態勢に入るはずなんですよね。
たとえば、電車の中で好きな男性との一場面を思い出しただけでも、心と体は反応します。
場合によっては、湿ってきます。
「あら、電車の中なのに・・・」と顔を赤らめることもあるでしょう。
それほど、自然に準備されるものなのです。
しかし、その準備が出来ないとなると、私はむしろ愛情問題に疑問を感じます。
もし、愛情に自信があるのなら、女性ホルモンがちょっと不機嫌なのかな〜?
エストロゲンもテストステロンも検査で調べることが出来ますし、膣の痛みが病的なものでないかどうかを病院で診てもらうことも選択肢に入れていいのかも知れません。
マクロビオティックだけに頼ることなく、西洋医学の良い点も取り入れて、安心した上で素敵なセックスを楽しんでほしいと思います。
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「腿膝三年尻八年」を楽しめることは素敵なことです。
研ぎ澄まされた感性と、快感を味わえる健康、そして、快感を共に出来る異性がそばにいるということです。
先日の「むそう塾」でも質問がありましたが、マクロビオティックのお食事や考え方は、セックスに関しても素晴らしいものをプレゼントしてくれます。
春です。
恋するにはピッタリ!
マクロビオティックで体調を整えて、外に出ましょう♪