近況報告

昨夜10日ぶりに帰宅しました。
玄関に入ると、我が家が懐かしかったです?。
こんなに子供と離れたのは、子供を産んでから始めてです。
(って、もう20年も経っているよ^^;)
夫と離れたのは3週間が最高でした。
息子のアトピーを治すため、母子で北海道に湯治に行った時です。
4月26日に京都入りし、それから連日京都のホテルから「なかがわ」さんに通う毎日が続きました。
本当は4月30日に一度埼玉に帰り、5月2日に再び京都入りする予定だったのですが、「幸せコース」のスタートにどうしても間に合わない物があったりするので、その買い物に追われていました。
ブログの更新はおろか、メールの返信もままならない日々が続いていました。
昨日も、まだ足りないものを買うために、中川さんと一緒に器を買いに行きました。
中川さんは、本当はリニューアルオープンに合わせて、仕事着も新しく変えたかったそうなのですが、選ぶ時間がなかったとのこと。
それで、昨日、ついでにご希望のお店に私も同行しました。
すると、そこでは「幸せコース月曜クラス」の塾生さんが先にお洋服を選んでいらして、歓声があがりました。
そのお店は「うさとの森」
うさとの総代理店って、京都にあったんですね。
知りませんでした。
中川さんはそのお店の人と、何やら京都のお話をして盛り上がっていました。
塾生さんのKさんは、中川さんと記念写真を撮っていらっしゃいました。
昔呉服屋さんだったらしいその建物は、風情のあるお庭があって、とても落ち着く空間でした。
ということで、中川さんはこれから「うさとのパンツ」でお店に立つそうです。
*    *    *    *
さて、今日は早起きして、滞った家事と格闘です。
今週の土曜日にはまた京都に向けて出発なので、許された3日間をフルに使わねば。
こんな日々がこれから1年間続きます。
家族も、私も、そして皆さんも、みんな健康で元気な1年間でありますように。
なお、メールや「第2回 むそう塾 愛クラス」にお申し込みくださった皆様、お返事が遅くなって申し訳ありません。
これから順番にお返事を差し上げますので、今しばらくお待ちくださいね。
申し訳ありません。


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幸せコースがスタートしました

2009年5月3日(日)、やっと「むそう塾 幸せコース」がスタートしました。
4月26日(日)に自宅を出てから、ずっと帰宅出来ず、京都に滞在したままこの日を迎えました。
次から次と準備することや、用意するものがあって、中川さんも私もかろうじて睡眠時間を確保することと、空腹を埋める食事をする程度で、無我夢中の日々でした。
工事を担当してくださった業者さん、職人さん、そして応援してくださった皆様、ずっと待ってくださった塾生さん、そんな多くの方々に支えられて、やっと「むそう塾」が新しいスタイルで産声をあげました。


特に、4月29日の「なかがわ リニューアルオープン 記念パーティー」の前日には、工事の現場監督さんが夜遅くまでお手伝いくださいました。
さらに、現場監督さんは、睡眠不足のままパーティー当日にはご夫婦で朝早くからお手伝いくださいました。
現場監督さんご夫妻に、心から感謝を申し上げます。
この方のお力がなくては、「むそう塾」のスタートはありませんでした。
真の男らしさを私はこの監督さんから学びました。
職人さん達の世界は素晴らしいです。
涙を誘います。


         *   *   *   *


さて、昨日は「むそう塾 幸せコース 第1回目」の日でした。
第1回目のテーマは中川さんの実技が次のとおり。
<切るってこういうことだったのか!>
・切るということを理解しよう(まな板の選び方、包丁の選び方・持ち方・研ぎ方)
・斜め千切りした1本の断面を意識していますか?
・回し切りってこれでいいの?
・かつらむきに挑戦


マクロ美風の話が次のとおり。
・マクロビオティックを忘れよう
・何のために生きるのだろう?


ちょっと中川さんの実技時間が長くなったので、私のお話を短めにしました。
でもね、プログラムどおりに出来ないほど、中川さんの実技指導は素晴らしかったです。
唸るほどの素晴らしさが凝縮されていました。
その一つが中川さんのブログにあるこのお写真です。
包丁さばきが綺麗!
手や体の動かし方に美しさがあるのです。
心から本物だと思いました。


車にしても、道具にしても、本当に良い性能を発揮する物には美しさがあるものです。
人間も仕草がぎこちなかったり、美しくない段階では、まだまだ心も体も整っていません。
そんな意味で、中川さんの姿は美しかったです。


ところで、塾生さんの方はいかがでしょうか?
それは、きょう、これから月曜Aクラスがありますので、それが終わってからまた記事をアップしますね。 


 


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神様からのプレゼント~京都へ~

「むそう塾」の舞台になる「なかがわ」さん。
リニューアルも最終段階に入って、昨日はテーブルや椅子が運び込まれたそうです。
座面がうっとりするほど美しい椅子
何人も並んで座れる椅子
この長い椅子は、まさに神様からのプレゼント。
プレゼントはまだあります。
匠の技が奏でる芸術の壁。
本当はね、まだ凄いものがあるんです。
きょうはそれを撫でに行きます。
「なかがわ リニューアルオープン 記念パーティー」に備えて、最後の準備を頑張ります!
では、4月29日に新装「なかがわ」さんでお会いしましょう♪

 


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玄米ご飯の噛みごたえ~五輪真弓さんの場合~

先に「中川式玄米ご飯の威力(2)」~噛む~という記事を書きました。
そこで、「中川式玄米ご飯」は噛むことを意識しなくてもいいと書きました。
でも、私は玄米を噛むことを否定したり、軽く位置づけているのではありません。
もし噛むことが負担になっているのなら、このような炊き方もありますよという意味合いです。
もともと噛むことには多くの良い点があり、体もそれに応えた反応を示してくれるのですから、噛むことに異論はありません。
むしろお勧めします。
私だって玄米ご飯を口に入れて、モグモグとじっくり噛める時には、心からの幸せ感と安心感で落ち着きます。
これが本来の姿なのですが、何らかの理由があって玄米ご飯をよく噛めない人でも受け入れられるご飯が「中川式」ですよ、という位置づけでご紹介しております。
最近は忙しい人が多いです。
体調の悪い人が多いです。
そんな人に、気軽に玄米ご飯を味わっていただくためには、「よく噛む」というハードルをちょっと外してあげると、玄米ご飯に手を出しやすくなりますよね。
「白米のように」から玄米ご飯に入って、「本物の玄米ご飯」の良さを享受できたら、それは玄米ご飯を理解してもらえることに繋がると思いませんか?
そんな視点で「中川式」をご理解いただけたら嬉しいです。
*    *    *    *
魅力的な歌声で精力的な活動をされている歌手の五輪真弓さんが、玄米をお好きだということをご存じでしたか?
もう30年近くも玄米ご飯を召し上がっていらっしゃるようです。
「頭さえるかみごたえ」
五輪さんは「噛む」ことを楽しんでいらっしゃるご様子ですね。
この記事の中の五輪さんの言葉に同感です。
「荒れた胃腸が回復しただけでなく、頭がさえて曲に広がりが出た感じがしました」
・「白米は空気を食べているみたいで、物足りなくなっちゃった。玄米とは、これからもずっと付き合っていくんじゃないかな」。
ただ、この一文が気になります。
「数年前から自宅に精米器を置いている。玄米の状態で食べることは少なくなり、三分づき、五分づき、七分づき――と料理や体調に合わせて加減している。」

これはきっと、玄米ご飯の炊き方に問題があると想像します。
長い間玄米ご飯を食べて来た人に、このような傾向があるからです。
この点については、次の「中川式玄米ご飯の威力(3)」で取り上げます。


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「中川式玄米ご飯の威力(2)」~噛む~

「中川式玄米ご飯の威力(1)」~消化吸収~より続く
「玄米ご飯は良く噛む」。
呪文のように頭にこびりついている言葉「噛む」。
私もマクロビオティックを始めた時には、よく噛むために頑張りました。
1、2、3・・・20・・・48・・・65・・・。
ちょっと話をしようものなら、「?、何回だったっけ?」ってことになりかねません。
そこで、あまり会話をしないことに・・・。
でも、それってお食事の楽しみが半減します。
そこで、ご飯を口に入れたら砂時計をポンとひっくり返して、数える煩わしさから逃れました。
しかしそのうちに、砂時計をひっくり返すことを忘れるようになりました(苦笑)
ま、舌の感触で「今、何回ぐらい噛んだ状態かな?」ということは判るようになっていたので、大体の見当はついていましたが・・・。
ところがよく噛んでいると、ご飯はもちろんお味噌汁も温かいおかずも冷めてしまうのです。
どんなに心を込めて作ったおかずであっても、いつも冷めたおかずばかりじゃ悲しいものです。
そのうちに無意識に噛む回数が減って来るようになりました。
つまり、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べたくなったのです。
これって、お食事の基本ですよね。
家族揃って笑顔で話をしながら、フーフーモグモグ。
この光景が玄米ご飯を食べる時にはなくなってしまうなんて、どう考えてもおかしいんじゃないか?
でも、右を向いてもよく噛む。
左を向いてもよく噛む。
本を読んでもよく噛む。
どの先生もよく噛むと口を揃えます。
ベテランの指導者になればなるほど、よく噛むことを強調されます。
一方、「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で各地を回ると、次のような質問がいっぱい寄せられます。
・子供が玄米をよく噛まないんです。
・夫からよく噛む時間がないからお弁当に玄米を入れないでくれと言われました。
・高齢の家族に玄米は硬いからいやだと言われました。
・忙しいのでついついよく噛まないで食べてしまいます。
などなど、よく噛めない人の悩みがいっぱいです。
一つひとつのご質問にお答えしながらも、何とかこの問題を納得いく形で解決したいな?と思っていました。
でも、皆目見当がつかなかったのです。
ところが、「なかがわ」さんでいただいた玄米ご飯は、誤解を恐れずにいうなら、「よく噛まなくてもいい」のです。
まるで白米か分づき米のように、よく噛むことを意識しなくてもいいのです。
この表現はマクロビオティックの世界において、かなり誤解を招きます。
特にブログだと文字だけが独り歩きして、「マクロ美風が玄米を良く噛まなくてもいいと言った」ということになります。
それでも言いたいです。
「中川式玄米ご飯」は意識して噛まなくても消化吸収できると。
実際に「むそう塾」で「中川式玄米ご飯の炊き方」をマスターされた方々からは、噛むことを意識しなくても大丈夫になったので、家族から食べやすいと喜ばれているとか、今まで玄米を食べてくれなかった子供が食べてくれるようになったと言った声が寄せられています。
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このことは物凄く大事な意味を持っています。
昔から「玄米をよく噛め」と言われ続けたのは、よく噛まなかったら体に負担を与えるような玄米ご飯が多かったからです。
つまり、玄米は白米に比べて消化吸収が悪かったからです。
しかし玄米の栄養成分は白米に比べて圧倒的にいい。
それは摂り入れたい。
それならどうするか。
よく噛むしかなかったのです。
炊き方で消化吸収を良くするレベルまで、完全には到達していなかったからです。

食養指導で「玄米クリーム」を指示することがあります。
口でいうのは簡単ですが、作るのはとても大変です。
看病する側の愛情なくして出来るものではありません。
でも、助からないように見える人でも、この玄米クリームさえ口に入れば何とか希望がもてるというのが過去の例です。
これは何を意味するかというと、死にそうなほどの体であっても、よく吸収される玄米の成分が体に入れば、体力がついてくるということです。
玄米の栄養分が小腸で吸収される時に、最も吸収されやすい状態になっているのが玄米クリームなわけです。
だから、病人でない人でも、小腸に届く玄米が限りなく玄米クリームに近かったら、どんどん体調が変わってくれることになります。
ところが、小腸に玄米が届く時にも、これとは程遠い形の人が殆どではないでしょうか。
なぜなら、よく噛むことがなかなか実行できないから。
そして、良く噛まなければ消化吸収できないような玄米ご飯しか炊けないから。
ところで、消化吸収の悪い玄米を食べていたらどうなるか。
胃腸の弱い人は当然消化器系に負担をかけますから、胃もたれや不調の原因になります。
玄米を食べるようになって、イマイチ体調が良くない人は、このことが考えられます。
そして、玄米の栄養分を充分に吸収できないまま、玄米のもつ排出力だけが優先されるので痩せて来ます。
特に玄米は体内にある油成分と仲良くなって体外に排出してくれるので、油分を多く摂っていた人は著しく痩せます。
私は油ものを多く摂っていませんでしたが、先の記事にも書いたように、胃腸の弱いタイプだったので10キロ痩せました。
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もうお解りですね。
「中川式玄米ご飯」がなぜ素晴らしいのかを。
私は玄米ご飯を噛まなくてもいいと言っているのではありません。
「中川式」なら噛むことを意識しなくても、白米のような感覚で食べられると言っているのです。
ですから、「中川式」でない玄米ご飯を炊かれていらっしゃる方は、相変わらず「よく噛む」ことが必要です。
ただし、「中川式もどき」はまだ消化の面でイマイチです。
それは「むそう塾」に来られても、パスポートを取得された人の玄米ご飯と、パスポートを取得されていない人の玄米ご飯は、消化吸収の面でいまひとつ違うことを経験しているからです。
このことは、パスポートを取得するために、日夜頑張ってくださった受講生の皆さんなら、多くの人が体験済みだと思います。
そして、中川さんの「玄米投稿」に寄せられるお写真からもそのことが想像できます。
「中川式」をお伝えするのにパスポート制を導入したのは、この大切な部分をきちんとマスターして欲しかったからです。
ですから何かのご縁で「中川式」を学ばれた方は、どうぞ「完全な中川式」をマスターなさってくださいね。
そうでないと、勿体なさすぎますよ。
季節はどんどん変化します。
それに合わせて玄米ご飯の炊き方も微調整が必要です。
なぜなら、人間の体は季節に合わせて生きるように出来ているからです。
それをしない時、初めて病気の芽が生まれるんですね。
マクロビオティックとは、偉大な自然(宇宙)に自分の体や生活を添わせて生きることです。
ですから当然、玄米ご飯の炊き方も季節に合わせて炊くことになりますね。
声高にマクロビオティックって言わなくてもいいんです。
自然を意識して、自然に寄り添って生きている人は、それだけでマクロビオティックなんです。
どうぞ、本物のマクロビオティックと玄米ご飯で、あなたの人生を見違えるものにしてください。
「中川式玄米ご飯」にはその力があります。
「中川式玄米ご飯の威力(3)」~薬のような玄米ご飯~へ続く


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