文句なしのパスポート!

ただいま京都から東京に向かっています。
慌ただしい中、きのう中川さんとパスポート対象者の検討をしました。
その結果、驚きの人が入ることになりました。


他の方とのバランスを考えても、どの基準で考えても、パスポートに該当される方がいらっしゃいます。
これから帰宅後、今夜にはパスポートの取得者を発表させていただきますが、お一人だけ先に公表しちゃいます。


6月2日に秋田の「出張むそう塾 愛クラス」を受講してくださったrobizoさんです。
robizoさんは有名なメーカーのお鍋でもありません。
どこかのマクロビオティック料理教室に行かれたわけでもありません。
しかし、文句なしに素晴らしい玄米ご飯を炊かれているのです。


昨夜決定したのですから、「愛クラス」を開催してから1週間のスピード取得になりますね。
しかもこの間、ご実家に帰省されていて玄米ご飯を炊けない日があったにもかかわらずです。
(4回しか炊いていません。)
お見事ですね?。


もの静かで、優しさに溢れたrobizoさんの美しい笑顔が、まだ新鮮に瞼に焼きついています。
robizoさんの最新記事は、主食に対する思いを見事に綴られています。
「心で炊く中川式玄米ご飯」をしっかりと受け止めてくださっている証拠ですね。


中川さんのコメントにもありますが、秋田にお邪魔して本当に良かったです。
ぢゅんさん、Myさんがこれに続いてくださることは間違いありません。
新しい1ページが開きましたね。
おめでとう!


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

人生を改めて考える

きのう3日間の講座が終わって、これから京都を離れるのですが、この3日間で多くのことを塾生の皆さんから教わりました。


まずは「幸せコース」
「かつらむき」です。
「かつらむき」に向かう姿勢は、人生の縮図そのものですね?。
中川さんが「むそう塾は人間塾」として、あえて難しい「かつらむき」を宿題に出された意味が、とても良く分かります。
誰だって最初からかつらむきなんて出来ません。
出来ないからこそ、「幸せコース」に来て下さったのです。


かつらむきの写真指導で、中川さんからまな板や包丁のダメ出しをされるところからスタートした方もいらっしゃいます。
包丁を研いだり、まな板を削ったり、かつらむき以前のことに向き合ったかたもいらっしゃいます。
お料理が苦手と公言されていたかたもいらっしゃいます。
でも、そんな方々がたった1ヵ月で素晴らしい進歩を遂げたのです!
きっとお料理に対する自信がついたのではないでしょうか。


それから、「中川式糠漬け講習会」
こちらも「糠漬けは管理するのが大変」というものです。
「糠漬けを食べるのは好きだけれど、作るのは苦手」という人が圧倒的だと思います。
でもね、こちらも人生の縮図そのものなんですね?。


困難なこと、出来ないことに出会った時、それにどう立ち向かうか。
それが人生ですからね。
色々な事情がおありだと思います。
お仕事が忙しくて、かつらむきや糠床を管理する時間なんてとれないという人もいらっしゃいます。
たかがかつらむき、なんて思われるかたもいらっしゃるでしょう。
糠漬けがなくても困らないという人もいらっしゃるでしょう。


ですから、皆さんご自由です。
かつらむきが出来ないより出来た方がお料理が美味しくなるし、糠漬けを食べないより食べた方が健康に近づく程度の受け止め方でも良いのです。
ただ、それをもっと奥深くまで追求すると、人生の縮図まで到達できるんですよね?。
そこが実に面白いところです。


どんな時にも謙虚に。
努力は惜しまず。
人生にとって、これはとても大事なことだと思っています。


この3日間はそのことを再認識させていただきました。
皆さん、ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。


カテゴリー: 中川式糠漬け, マクロビオティックが楽しい♪ | 7件のコメント

中川式糠漬け講習会

昨日「幸せコース 月曜Aクラス」の受講者さんとお話をしていましたら、「糠漬け講習会はもうやらないんですか?」とのお声が・・・・。
(あ、ついに?・・・)
実は、このご要望がとても多いのです。
そしてまた、きのうは糠漬けをバリバリ食べてほしい体調の人が何人もいらして、う?ん、困っちゃいました。


あ、そうそう。
きのう嬉しいことがあったんですよ。
1年前に初めてお会いした時には、消え入りそうなほど陰性の極みだった人が、中川式玄米ご飯を召し上がっているうちに、体の芯が変わって来ているのが実感出来る発言があったのです。
彼女は「子供がいてもいいかな」と思えるようになって来ました。
腎臓に力がついて来た証拠ですね。
彼女の表情からも、光を感じるようになって来ました。
良かった?!


で、もう一押し。
彼女には糠漬けが必要なのです。
玄米ご飯だけでなく、糠漬けも食べてくれたら、協力なタッグを組んで体調が良くなるんだけどな?・・・。
もう1回糠漬け講習会の開催を!
なんておっしゃいませんよね?。
え?
ラブコール?
あんまり私が京都にいると、家族が・・・・。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

思っていることが思うように行かない時

「むそう塾」では玄米投稿も「幸せコース」の写真指導も、メールでやり取りをしています。
そうすると、当然近況報告や体調、あるいは心の悩みなどを書いてくださいます。
日々多くのマクロビアンと接したり、メールのやり取りをしていると、次のようなご相談がとても多いです。
・家族が理解してくれない。
・夫がマクロビオティック料理を食べてくれない。
・義母に子供を預かってもらうと、甘いお菓子を食べさせられてしまう。
きのうもSさんからこんなメールが届きました。
            *   *   *   *
<Sさんからのメール>
どんなときでも安定して”仕事(料理を作る)”ができるようになりたいな。
イライラの原因、私自身がぶれていて、家族とうまくいかないからです。
義母に遠慮して・・・は言い訳で、私がもめるのが怖くて、自信がなくて、自分が思う食生活について何も話してきませんでした。
子供を見ていただくときも、預けっぱなし。
手作りのお菓子を持っていくこともできたし、先にきちんと甘いものをあげないでほしいと伝えることもしなかったのに、しなかった私。
でも、どんどん甘いものを次々与えている義母にいらいら。
子供が虫歯になったのを機に、”甘いものをひかえて”とお願いしたら、”私が虫歯を作ったみたいに言って”と主人経由のコメント。
主人も、私の言う食生活は”普通”ではないから、と、間に入るのも迷惑そう。
主人は、俺だけだったら我慢して食べてやるし。勝手にやるのはいいけれど、理解はしていないし、もめてまでするのはやめてくれという感じのスタンスかな。
これまでの私だったら、またここで、へらへらと、”私だけ我慢していれば”とだまって、表面だけの生活を送って、自分の言葉をつぐんでいました。
そして、どこかで自分も、人もへも、大事にしないでずっときてました。
すごく人を大事にしているつもりでも、結局は何も大事にせずにいたような気がしています。
でも、自分を大事にしていないから、平気で人も大事にしなくてもいいと思えているのではないかと。
私が、どんどん幸せそうに、元気になるのを見せられれば・・・と思って取り組もうと思うけれど、日々、話さなければいけないこと、決めなければいけないことがある。
そうしていると、主人と私の一つ一つへの取り組みの思いが違いすぎて、喧嘩をするつもりがなくても、すべて喧嘩になってしまいます。
話すことすべてが、喧嘩になるのです。
私が硬くなすぎるのですかね。
今、冷静に自分のこと、見れていませんよね。
理解してもらいたいって思うのが、エゴなんですかね!?
せめて、主人くらいには、理解してもらえたらなあと、私ががんばりすぎているのかもしれません。
私が、相手のことを尊重したり、大事にできていないのかな。
あ?、また自己嫌悪のループに陥りそう。
すみません。
自分の気持ちを整理したくて、そして、どうしてこんなにいらいら、そして集中できていないのかを考えたくて書いていたら・・・、愚痴メールみたくなりました。
あ、愚痴をこぼすのも嫌で、いつも一人ですべて溜め込んで、爆発。
それだったら、井戸端おばちゃんみたく、軽い愚痴をぶちぶち吐き出している人たちのほうが、いいのかな。
書いていたら、私の意識は、外の人たちに向かいすぎですね。
結局は、自分を大事にといいながら、外の人たちに理解してもらいたいという思いが、重すぎるのですかね。
             *   *   *   *
<マクロ美風から>
よくある例ですが、ひと言でいうならSさんは感謝の気持ちが足りません。
そしてワガママです。
・自分を理解してほしいと思ったら、まず相手を理解すること。
・自分を受け入れてほしいと思ったら、まず相手を受け入れること。
この二つは不可欠です。
自分の要求ばかり相手に押し付けては、絶対にうまく行きません。
これは別にマクロビオティック云々の問題ではなく、人間として当たり前のことです。
単純に考えてみましょう。
Sさんが逆の立場だったらどうでしょう?
きっと面白くないですよね。
自分がされてイヤなことは、相手にもしない。
これは大人はもちろんのこと、子供であっても守るべき人間としての最低のルールです。
Sさんには、申し訳ないけれど、Sさんはこのルールを犯していると思います。
「むそう塾は人間塾」として、ご縁のあった方々には是非素晴らしい人生を送ってもらうべく、このようなメールにも色々な方法でお答えしております。
Sさんの場合は、私からだけではなく、多くの方のご意見もいただいた方が参考になると思いましたので、記事にさせていただきました。
このブログをご覧下さっている多くの読者さんと一緒に、この問題を考えていただければ有り難いです。
そして、どうかSさんが「思ったことが思うように出来る」スパイラルに到達できますように、皆様からも応援していただけますか?
よろしくお願いいたします。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 32件のコメント

「むそう塾 幸せコース」6月の講座がスタート

先月の宿題「かつらむき」の復習から始まった今月の「幸せコース 日曜Aクラス」。
開始20分前には全員がきれいに揃って、気持ちのいいスタートを切りました。
中川さんの指示で、まず「かつらむき」からスタート。
う?ん、実に色々な人がいますね?。
もう一度中川さんからアドバイスをもらって、和え物に使う大根を切ります。
しかし、1ヵ月前には実に「お下手」(中川さんの言葉)だった8名全員の姿が、包丁を持ってまな板の前に立つと全然違います!
まるで別人のよう!
背筋をピンと伸ばしてかつらむきを黙々とされている姿に、それはそれは感動しました。
もちろん、中川さんのようには上手に出来なくても、先月出来なかったことがきょうは出来ているのです。
それだけでも素晴らしいことだと思いませんか?
この調子で色んなことをマスターされながら1年を過ごしたら、凄い変化を期待出来ると思います。
来年の修了式が今から楽しみになって来ました♪
なお、私のお話は、「されどマクロビオティック」と「頭で生きていませんか?」でした。
どうぞ、マクロビオティックの真髄が伝わりますように。
そして、一つでも多くの体験をしてくださいますように。
体験は人間を強くします。
頭で生きている限りは開けない道も開けて来ます。
苦境を幸せに置き換えるためにも、マクロビオティックの奥義を理解しましょう。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | コメントする