復旧しました! そして誕生日!

やれやれ。
やっとOCNのトラブルが解消して、メールの受信が出来るようになりました。
ホッ。
実は、きょうは中川さんのお誕生日なのです。
中川さんはいつもお食事を作る側なので、きょうはお食事でもご馳走しようと思っていました。
ところが、自宅のパソコンがメールの受信が出来なくなってしまい、その対応にすっかり時間がとられてしまいました。
やっと京都に到着したのが20時過ぎ。
もう、お食事会という時間でもなく、中川さんもお米の買い出しに行くとのことだったので、京都駅のお蕎麦屋さんで一人の夕食を済ませました。
中川さん、ゴメン。
気持ちだけ、お誕生日おめでとう!


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受信不能

<私宛にメールをくださった方へ>


ただいまOCNのメールを受信できない状態が続いています。


今朝は普通に通じていたのですが、7時過ぎから送受信ができなくなりました。


そして、今は受信ができなくなりました。
原因は判りません。


私はこれから京都に向かいますので、何も対策が立てられません。


どうか、自然に解決してくれますように。


 


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「出張むそう塾 愛クラス」のご報告

6月2日の深夜に山形から秋田入りし、翌日はMyさんのお宅で「出張むそう塾 愛クラス」でした。
個人のお宅での開催なので、京都の中川さんのお店と同じ条件では出来ません。
それに、今回は大きな目的がありました。
ぢゅんさんが一人で玄米ご飯が炊けるようになること」でした。
これは、リウマチのために指が変形して、思うように力が入らない、持てないぢゅんさんの腕で、圧力鍋のフタが開けられるかどうかの問題から始まります。
事前にぢゅんさんは練習してくださいましたが、一人で圧力鍋のフタを開けることは出来ませんでした。
その情報も事前に中川さんに伝えておきました。
絶対目的が達成できるように、お友達のMyさんにはぢゅんさんのサポートが出来るようになってほしいとお願いしました。
それで、Myさんがお持ちのフィスラーとニューシラルガンで1回ずつ、ぢゅんさんのニューシラルガンで2回炊きました。
エマージェンシーの炊き方は、通常の「愛クラス」では教えないのですが、今回はあらゆる場面を想定して、エマージェンシーな炊き方も伝授しました。
皆さんの頭が混乱しないか、少し心配です。
さて、4回とも中川式で炊きましたが、微妙な違いを全員が感じました。
それは、お米の産地や栽培方法による違いでした。
ぢゅんさんにピッタリ合ったお米は、不耕起米ではないことが判明し、不耕起米から普通の栽培米に変えることになりました。
もちろん、農薬や化学肥料の問題はクリアしたお米です。
実際にぢゅんさんは中川さんの目の前で、火加減の調節をしたり、鍋のフタを開けることに挑戦したり、積極的に学ばれていました。
中川さんもフタが少しでも開けやすくなるようにと、京都では伝えていない方法もお伝えしていました。
その中川さんの想いに、そばで見ていて目頭が熱くなりました。
長い間お母様を看病し続けた中川さんの優しさだな?と思いました。
しかし、残念ながら、ぢゅんさんの力では圧力鍋のフタを開けられませんでした。
*    *    *    *
ところで、ご飯を炊く間をみながら、中川さんがお料理を作ることになっていました。
一つは秋田で今が旬の生のじゅんさいを使ったお料理。
もう一つは、私のイチオシで「圧力鍋で作るふろふき大根」でした。
簡単なお大根料理で、体の中にある動物性の毒消しをして欲しかったからです。
それから、魔法のように早く出来るふろふき大根で、少しでも台所に立つ時間を短縮できればと考えました。
ところがところが、あまりにもMyさんのおうちが居心地が良くて、私はすっかりリラックスしてしまいました。
それで、最後になってお料理をしていないことに気づき、中川さんがあわててお料理を作ってくださいました。
というわけで、予定時刻より1時間オーバーで終了しました。
ま、お料理を忘れていた分、じっくりと写真指導ができて良かったのですが。。。
*    *    *    *
夜はMyさんオススメのお店で懇親会だったのですが、このお店が実に素晴らしかったのです。
入口の看板の脇には「伝承田舎料理」という文字があって、その言葉にピンとくるものがありました。
案の定、お通しに出てきたお料理の品々(何品もお通しが出てくる)は、まぎれもなくマクロビオティックそのものでした。
どこにもマクロビオティック料理とは書いてありませんが、伝承田舎料理はマクロビオティック料理の代名詞となり得るものでした。
実にしっかりとした味付けで、最後の「かき揚げ」は中川さんも褒める腕前でした。
火の通りにくい素材、ほとんど生で食べられる素材、それらが一緒に揚げられることを踏まえての下処理がきちんとなされた結果のお味でした。
お料理を美味しくするには、こんな繊細な感性が必要ですね。
*    *    *    *
さて、昨日の中川さんのブログには、ぢゅんさんの玄米投稿が載っています。
一人でフタを開けられるように練習したのだそうですが、閉めることはできたけれど、開けることがまだ無理だったそうです。
(ただいま、お電話で確認しました。)
でも、感動で涙が流れました。
不自由な体で、懸命に圧力鍋に取り組むぢゅんさんの姿を想像すると、それだけで泣けて泣けて・・・。
私がぢゅんさんを恋人だと言い切る理由。
もうお分かりですよね?
ぢゅんさんは天使そのものなんです。
魂が濁っていないんです。
ぢゅんさんの強い精神力に比べたら、私は赤子同然です。
私はいつも思います。
ぢゅんさんに会いに行くのではなく、ぢゅんさんに惹かれて引き寄せられてしまうというのが、正直な感覚です。
ぢゅんさんの前に出ると、「お前は何をしているのか!」と頭をガーンと殴られたような衝撃が走ります。
それは真剣に必死に生きている人の、凄味の波動でもあると思います。
ぢゅんさんのような密度の濃い日々を、これから私は送ることが出来るでしょうか?
何としても送りたいです。
ぢゅんさん、一緒に歩ませてね。
そして、貴重な一日をご一緒してくださったrobizoさん、お手伝いしてくださってありがとうございました。
最後に中川さん。
私の気持ちを充分にくみ取ってくださって、本当にありがとうございました。
お互いに皆さんの素晴らしい氣に満たされて、素晴らしい時間を過ごせましたね。
皆さんに感謝申し上げます。

 

ぢゅんさんに関する過去記事の一部
恋の街札幌
ぢゅんさんのこと
ぢゅんさんのお母様
関連記事
ステージが上がる日(ぢゅんさん)
脱皮(ぢゅんさん)
むそう塾 in 秋田(Myさん)
 ・秋田むそう塾(robizoさん お写真が豊富)
出張むそう塾 秋田編(中川さん)
おつけもの(中川さん)
秋田名物 じゅんさい(中川さん)
光のリビング(中川さん)


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「むそう塾 幸せコース かつらむきの宿題」に寄せて

5月3日に「むそう塾 幸せコース」が始まって1ヵ月以上が経ちました。

 

6月7日(日)には「幸せコース」の6月の講座が始まります。
中川さんから出された「かつらむき」の宿題はいかがですか?
連日中川さんのところには個メールがぞくぞくと届いています。
玄米投稿はブログでお返事しますが、「幸せコース」は個メールでのお返事となりますので、同級生の様子が分かりません。

 

ということは、結構孤独な作業になります。

 

そうなると、個人差が出てきます。

 

寄せられるメールを見ても、その様子がよく分かります。
きょうもこんなメールが届きました。
*    *    *    *
<Nさんのメールより> 抜粋

 

包丁を持つこと、切ること自体が全然わかっていない私は
桂むきなんてとてもとても・・・、という感じで
夏休みの宿題をするように
直前になってようやく重い腰をあげて、桂むきの練習をしていました。
が、もちろんなかなかできず・・・。
「幸せコースのみんなはできるのに、どうしてできないのだろう?」
と落ち込んでしまったり、
「桂むきができなくても、生きていけるはず」
と、開き直ったり、
職場の同僚ににさりげなく
「桂むきしたことある?」
と聞いたところ、
「ない。」
と、即答され、ますます?が深まったりと
密度の濃い毎日です。
きっと桂むきが上手にできた方が、よりよい生き方をできそうで
こだわってしまうんだろうなー、と思います。
そして、繊細に丁寧に切った千切りをいただくと、そんな人生を送れそうで
楽しみに感じます。
そして練習に励むようになってから、
突然早起きが楽にできるようになりました。
家に帰るのも楽しみになりました。
お掃除のお話に、少しづつ、身の回りも片付いてきました。
ひとつ掃除を始めると、あちこち気になって、はずみがついて、
気がつくと、部屋の雰囲気がすっかり変わってきました。

*    *    *    *
<マクロ美風より皆さんへ>

 

 

確かにかつらむきが出来なくても生きて行けます。

 

中川さんはそんなことは百も承知で宿題を出されています。
私はかつらむきに向かう姿勢って、人生の縮図のようだな?と思います。
出来そうもないからと言って、挑戦もしない人。

 

難しかったから、あっさり放り出す人。

 

時間がかかっても出来るまで努力する人。

 

さっと出来てしまう人。

 

そんな人生の土台がかつらむきには含まれています。

 

あの中川さんだって、初めての時にはなかなか出来なかったそうです。

あなたはかつらむきに対して、どのように接してきたでしょうか?
明後日から1ヵ月の成果が問われる日がスタートします。
緊張しますか?
でも、大丈夫。

 

「幸せコース」は、お料理を通して幸せになるためのコースであって、苦しめるためのコースではありません。
技術の習得には個人差があります。

 

時間がかかっても大丈夫です。

 

それがその人の時計なのですから。
人それぞれ自分の時計を持っています。
まわりのタイムに合わせるのではなく、自分のタイムに合わせた方が楽ですよね。
ただし、経済社会に生きていると、生活費を稼ぐためにまわりのタイムに合わせる必要性は出てきます。
自分にとって苦しくならない程度の合わせ方が出来ると便利ですね。
*    *    *    *
「幸せコース」の違うクラスの受講者同士で、「幸せコース復習会」なるものを開いている人もいるようです。
楽しくて孤独にならない、良い試みですね。
なお、皆さんの文章で気になったことが一つ。

 

大根の千切りを繊維に沿って切るのか、繊維に直角に切るのかが話題になっていました。
これは講座の時に中川さんが口頭で説明していましたが、聞きもらしたのかな?
答えはどちらもアリです。
ただ、「宿題では繊維に沿って」が出されただけです。
繊維に沿って切ることと、繊維に直角に切ることの違いは、火の通り方の早さや煮崩れの仕方に違いが出てきます。
また、生の場合は、しんなりするかパリッとするかの違いにもなります。
要は、目的に応じて切り分ければ良いだけのことです。
切る方向で右往左往しないで、「何のために切るのか」をはっきりさせてください。

 

そうすれば、自ずと答えが解るはずです。
(ヒント:お刺身のケン(横ケン)を作ることが宿題ではありません。)

さて、私は明日から京都です。
一足お先に京都でお待ちしていますね。
皆さんの笑顔を楽しみにしています♪

 


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伝統の素晴らしさ

昨夜遅くに秋田から帰って来ました。
中川さんは最終の新幹線で京都に向かい、24時頃帰宅されたそうです。
帰りの車中、中川さんとお話をすると、お互いに同じことを考えていて安心しました。
やっぱり「むそう塾」のスタンスは間違っていなかった。
これを再認識させてくれる旅でした。
まず6月2日は、山形のある麹屋さんを訪ねました。
そこのお味噌があまりにも美味しかったので、どのような人がどのような環境で作っていらっしゃるのかを確認したかったのです。
しかし、よくあるところの工場見学が目的ではありません。
そのお味噌から醸し出される何とも言えない柔らかさ、高貴な後味。
そんな味を作り出せる作り手の方に、大いなる関心を抱いたのです。
その麹屋さんは、何代も続いた伝統をしっかり守って、機械に頼らない手作業ですべての工程をこなしていました。
古い建物や道具を手入れしながら大事に使っていて、そこに働く人、そこにある物、そこの空気、すべてが見事な「氣」を生み出していました。
そして、働いていらっしゃる方々のすべてが、実にいい表情をされていました。
男性も女性も素晴らしかったです。
一番驚いたのは、相当古いはずの建物や道具のすべてが、実に清掃が行き届いていて気持ちがいいことです。
この清潔さは機械で掃除したり、コンピュータ管理した時の清潔さではなく、「氣の行き届いた清潔さ」なのです。
長い年月をかけて磨き上げられた美しさ、それを磨いた人の氣、歴史、そんなすべてのものが一体となった美しさでした。
               *    *    *    *
当主さんご夫妻には、私達のために丸半日のお時間を頂戴してしまいましたが、それだけの時間をかけてお話をさせていただいた結果、そのお人柄を心の底から尊敬できる素晴らしい方でした。
お二人とも年齢より実にお若いのでびっくりしましたが、これは間違いなく発酵のおかげだと思います。
なにしろ、この空間には、体にいい菌がいっぱい漂っているのですからね。
この空間とこの人達だからこそ、あの柔らかさと品格が生まれたのだな?と納得しました。
こんなに素晴らしい所なのですが、ネット上で皆さんにご紹介することは出来ません。
なぜなら、小規模で手間をかけて生産されているので、大勢の注文に応じきれないからです。
静かで心穏やかに生活していらっしゃる方々の中に、ネットの世界を持ち込んで壊したくないと思いました。
伝統を大切にし、伝統に胡坐(あぐら)をかくことなく、淡々と生きていらっしゃる山形のご夫婦に、「むそう塾」のスタンスを再確認させていただきました。
ありがとうございました。


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