「陰陽ひとり立ち講座」受講生の皆様へ

昨年の12月にひとり立ちに向けて出発した「陰陽ひとり立ち講座」。
火曜クラスの皆さんは、あの日から1ヵ月が経過しました。
土曜クラスの皆さんもご一緒に、「その後」をお知らせください。
メールは投稿フォームからお願いいたします。
私から3ヵ月後のアドバイスをさせていただきます。
フォームへの記載内容は、何でも結構です。
精神面だけでもOKです。
例によって、ブログ上でお返事をさせていただきます。


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食べることの重要性

食べる。
これは誰にも欠かせない行為ですね。
着る。
これも誰にも欠かせないことです。
住む。
これも欠かせないことであるはず。
しかし、最近はこれが怪しくなっている人もいます。
先日京都駅に遅く着いた時にもいました。
寒風吹きすさぶ深夜の京都で、身を縮めながら駅の通路に並ぶ人達が。
炊き出しを待っているようでした。
よく衣食住といいますが、これらをきちんと管理することは、精神衛生上も大いに影響があります。
私は小さいころから、この管理が結構好きでした。
深い理由はありませんが、気持ちがスッキリするのが心地よかったからです。
着ることにも食べることにも同じくらい関心があった高校生の時、東京の女子大学を卒業してすぐ北海道に赴任してきたハイカラ先生が、こんなふうに仰いました。
「お洋服は買い続けることは出来ても、お食事は買い続けることは出来ません。必ず飽きが来ます。だからお料理出来る人になりましょうね。」
なるほどと思いました。
私は99.9%手づくりの家庭で育ったので、手づくりの大切さを意識したことがなかったのです。
それが当たり前と思っていましたから。
でも、同級生の中にはそうでない家庭も結構ありました。
それから年月を重ねても、何かのおりにハイカラ先生の言葉が思い出されました。
一人暮らしの時にも一番出しと二番だしをとり、糠漬けも漬け、お蕎麦も手打ちで、餃子の皮も作り、マヨネーズも手づくりするような生活をしていました。
マクロビオティックは知らなかったけれど、好きな食べ物は結構バランスが良かったなぁと思います。
これは母のお蔭です。
*    *    *    *
今こうして食べることの重要性を発信している私の土台は、もしかすると、あの高校生の時に芽が出来たのかも知れません。
恩師はそんな話をしたことは記憶にないことでしょう。
でも、あの言葉が私の中では一生生き続けています。
そして今なお思います。
食べることはやはり一番重要であると。
恩師の言葉は、45年近く経った今、確実に私の中で私のものとなりました。
お料理が出来る。
このことは普通に考えている以上に、物凄いエネルギー源になることを、むそう塾の皆さんを通じて教わりました。
お料理が出来ることは武器ですね。
それが美味しかったらなおのことです。
さらにそれがマクロビオティックの理論に適っていたら、もっと強力です。
その両方を併せ持ったむそう塾の「幸せコース」は、幸せへまっしぐらです。
その一歩は「愛クラス」「炊こう会」から始まります。
食べることは誰にも欠かせないことです。
その欠かせないことをしっかり押さえると、人生にちょっとゆとりが生まれるような気がしませんか?
戦後の焼け野原からいち早く復興してくるのも、食べ物屋さんです。
京都駅で見かけたホームレスの人達も、お料理が出来たら違った選択が可能だったかも知れません。
改めて食べることとお料理の重要性を感じたことでした。


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出家とその弟子

今日も京都はきれいな青空が広がっています。
朝の冷え込みも厳しいです。
昨日は一日地震のことを思いながら過ごしていました。
このような災害が起こる度に、私はマクロビオティックとの関係で「あること」を思い出します。
それはこちらの記事に書かれています。
こちらの記事でも想いを綴っています。
マクロビオティックは万能ではないけれど、かなり頼りになります。
何年も前にマクロビオティック指導者の山村慎一郎先生と必然について話し合っていたときのこと。
とってもせつないお顔をされながら、「美風さん、世の中にはどうしようもないことがあるよ〜」と静かに話されたことを想い出します。
私と山村先生は同じ年齢なので、妙に親近感があって、結構深いお話をする機会が多かったのですが、このお話もその一つでした。
歳を重ねると、若いときにはなかった物の見方や考え方も出来るようになります。
そして、年齢を重ねたからこそ出てくる発見もあります。
塾生さんのブログを拝見していたら、「出家とその弟子」について書かれてある記事がありました。
いいですね〜。
私の20代の愛読書でした。
この本から受けた影響は、今も私の細胞に息づいています。
この塾生さんもこれから私と同じように、この本が生涯忘れられない本の1冊になるのだろうなと思うと、何だかほわっと包んであげたい気持ちになりました。
「出家とその弟子」。
古い本ですが、いつも新しい気持ちにさせてくれる名著です。
「歎異抄」も。


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冷たい玄米ご飯

ただいま新幹線の中からです。
きょうは少し車内がすいているかも?
こんな風に毎週2回新幹線に乗るようになって、どれだけの月日が過ぎたのだろう?
暮れに道端でバッタリご近所の奥様とお会いした。
私の姿をあまりにも見かけないので、具合でも悪いのかと思っていたとおっしゃる。
いえいえ、このとおりすこぶる元気です。
夫は夫で、「最近奥様をお見かけしませんが・・・」とご近所の色々な方に話しかけられるそうな。
それに対する夫の返事が笑える。
「あ、家内は京都まで通勤してます」と答えるのだそうだ。
「は? 通勤?」
ということで話が始まるらしいが、夫らしい言い方だなぁと思う。
息子と二人でお留守番をしてくれるからこそ、むそう塾も成り立つわけなので、彼らには本当に感謝している。
きょう出がけに玄米ご飯を炊いていて、いい案が浮かんだ。
この玄米ご飯を、私がいない間も美味しく食べられるように、ジャーを買おう。
今まではいちいち小分けしていたけれど、その小分けしたものを食べるのがいやになったらしい。
つまり、冷たいご飯がいやなんだね。
もちろん、温めてから食べるようにしているけれど、その行為がいやなんだと思う。
今まで炊きたてのご飯に慣れていた彼らは、ご飯を温める作業の中に、愛情の欠乏を感じるのかも知れない。
口に入るときには温かくても、氣の存在が薄らいだご飯は、やはり癒されないのだろう。
男性でもご飯を炊く人がいるけれど、我が家の男性二人はまったく厨房に入らずだ。
電気の力を借りて、私の愛情を少し長持ちするように保温してもらおう。
こんな時に「中川式玄米ご飯」は心強い。
3日間ジャーに入っていても、ちっとも臭くならない。
こんな玄米ご飯は、中川式の炊き方だからこそ出来ることで、一般的な炊き方だと食べられる範囲を超えてしまう。
忙しい人でも玄米ご飯を食べられる可能性が、中川式だと限りなく広がる。
そうそう、白米も中川式で炊くと、桁外れに美味しくなるのよね?。
中川さんにこの方法を教わってからは、一般的な炊き方の白米ご飯が水っぽくて物足りなく感じてしまう。
主婦が台所から離れても、家族の健康と愛情をコントロールする方法を、これから工夫してみたいと思う。
その工夫はきっと働く女性のためにもなるだろうから。
ところで、息子はこんな母親でも好きだと思ってくれているらしい。
新しい車のナンバーは「88」だった。


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「第33回 むそう塾 愛クラス」は満席になりました

「第33回 むそう塾 愛クラス」は満席になりましたので、ただいまをもちまして受付けを終了いたしました。
お申し込みくださった皆様、ありがとうございました。

 

なお、「第34回 むそう塾 愛クラス」の受付けについては、こちらの記事をご覧くださいませ。


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