1月の幸せコースは
「中川式天ぷら」で大いに湧きました。
普通の天ぷらでもカリッと揚げてサクサク食べるのは難しいもの。
それが玉子を使わないマクロビオティック仕様となると、難易度は相当高くなります。
それを涼しい顔で抜群の美味しさにアレンジしてくれた中川さんの腕に、誰しもが唸ってしまったわけです。
8クラスの写真を写していて、人間って感動したときには手を叩いたり、笑ったり、声を出すことがこんなにも輝きの笑顔で出来るのだなーって、私の方が感動してしまいました。
実習が始まる前は、「私は天ぷらを揚げたことがないんです・・・」と不安顔だったた塾生さんが、揚げ始めたら「楽しくなって来た♪」と言い、揚げ終わったら「もっと揚げたい!」と口にするほどの変化です。
たった十数分でこんなに激変させられる中川さんの実力には、ただただ脱帽するばかりです。
幸せコースのクライマックスかも知れません。
その感動をEさんがメールで知らせてくれました。
とっても学びがあるのでご紹介します。
特に実習後何も口にしないで自宅までその味を持ち帰って比較されたこと。
習ってから一刻でも早く再現されたことが素晴らしいです。
もちろん、遠方から通われている方はこれが難しいのですが、そのお気持ちだけは持っていらっしゃるかたが多いですね。
可能な方はご参考になさってください。
これは愛クラス受講者にも通じる共通の学び方です。
ちなみに私は、リマ・クッキングスクールの初級から師範科を修了するまで、1回もお茶も飲まずに真っ直ぐ帰宅しました。
子供が学校から帰って来るのに間に合いたかったというのが表向きの理由ですが、習ったあと他のことで上書きしてしまうと、記憶が鮮明でないような気がしたのです。
私は不器用な性格なので、よけいそのような気がしたのかも知れませんが。
* * *
<Eさんのメールより> 抜粋
お教室が終わったあと、新幹線に飛び乗って、帰宅して荷物置いたとたんに天ぷらを揚げました。
お教室では「あっという間」の出来事で、どうしてもすぐにトレースしたかったのです。
(今までのクラスの様子をみて、帰ってすぐ復習できるように京都に行く前にあらかじめ準備しておいたんです。最後のクラスだからこそ、ですね)
ここのところ熱をだして具合が悪かった主人も、私が帰宅したらなぜかケロっとしていて、「天ぷらたべる!」とサクサク食べてくれました。
彼は、今日の午後位から急に調子がよくなったそうで、「この天ぷら食べるために元気になったんだね。ん?、うまい」と言ってました。
結婚当初、アブラギトギトの胃にくる天ぷらを作り、以来わが家には登場しない禁断のメニューになっていたのですが、これで返上。
天ぷらは季節のお野菜を美味しくいただける料理法。
それがおうちで気軽にできるなんて。
嬉しすぎます。
私も主人も揚げ物がとても好きなので、本当に嬉しいです。
アレモコレモあげてみたいものがたくさん。
もっともっと復習して揚げ物上手になれるよう、がんばります。
それにしても中川式天ぷらの衝撃。すごかったです。
実は、あまりの衝撃に過呼吸になりそうで、倒れるかと思いました。
いや本当に(笑)
ところで、帰ってすぐ復習したのは、年末に参加した愛クラスで中川さんが「私の理想は愛クラスに参加して帰ってすぐ炊いて、パス品質のご飯を投稿すること」とお話されてたのを聞いて、「なるほど!」と思ったからです。
今回は、たまたまむそう塾で試食してから何も口にしていない状態で復習して出来上がったものを食べたので、プロセスだけでなく味の面でも実習の時との違いが鮮明でした。
(もちろん、お持ち帰りした分との現場検証(?)もシビアになりますしね)。
理解度の認識もはっきりしますし、自分の習熟度みたいなものもわかったような気がします。
そして、翌日に復習した時の定着度が全然違うのにも驚きです。
今までは翌日の朝やお昼に復習してそれで十分だと思っていたのですが、それは間違い。
物理的にすぐ帰れない人もいらっしゃる一方で、私は幸いにも当日に帰ることができるのに今までこうしてこなかったことに反省しきりです。
幸せコースも残りわずかの段階でようやく気がつくなんて・・・・アァ。