レシピなしで出来上がった料理

きのう嬉しいことがありました。
むそう塾生のさっこさんが、ご実家に帰省中、急遽筑前煮を作ることになったとTwitterでつぶやいていました。
大慌てで私はこの記事をアップして、どうか美味しく出来上がりますようにと手を合わせました。
さっこさんがブログを更新して、この出来事を書いてくれました。
記事を拝見して、中川式筑前煮はもとより、むそう塾がお伝えしたかったこと、そして中川さんがいつも口を酸っぱくして話していることが、一気に集約されたような気がしました。
お料理をする時にはレシピを見てするのではなく、むそう塾での授業風景を思い出してしてほしい。
これがいつも繰り返して話していることです。
塾生さんによっては次のように表現する人もいます。
・中川さんの声を思い出していた
・中川さんがそばにいるような気がした
・中川さんのお鍋を思い出していた
・クラスメイトと一緒に作っているような気になった
どれでもいいのです。
教室での記憶をそのまま再現出来たら。
さっこさんの記事をぜひ読んでみて下さい。
皆さんにこんなふうに受け止めてほしかったのです。
ちなみにさっこさんは、あの大豆蛋白の時雨煮を中川さんのお味に一番近く作れる人です。
日々の努力が実を結んだ結果ですね。
大豆蛋白の時雨煮に関しては子象さんの記事にも登場しています。
こちらにはさっこさんが中川式筑前煮を学んでいる姿があります。
一緒に学んだ方にも懐かしい記事ですね。
クラスメイトの力も借りて美味しく炊き上がったそうです。
嬉しいですね。

さっこさん、おめでとう!


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レシピを捨てれば本気が生まれる

何度もテレビで放映されているので、すでにご存知のかたも多いと思いますが、秋保温泉の「主婦の店 さいち」さんについて感じ入ることがあります。
キーワードは沢山ありますが、下記のようなものが特に共感出来ます。
1 レシピを捨てれば本気が生まれる
2 家庭不和の人が作る海苔巻きは固い
3 社員が幸せになってほしい、さいちがサポートする
4 毎日食べても飽きが来ないこと
5 まずは美味しいものを作ること
1については、むそう塾で中川さんが常々口を酸っぱくしてお伝えしていることです。
つまりむそう塾スタイルですね。
2については、我が意を得たりという思いですね。
毎日の玄米投稿で実証済みですから。
3についてもこれまた同感。
まずは自分自身の幸せを、そのためにむそう塾は全面的にバックアップするべく、フォローに膨大な時間を割いています。
4は当然ですね。むそう塾ではそういうお料理をお伝えしています。
5の美味しいもの、これは奥深いです。
このためにレシピを捨てたわけですから。
これらの中で特筆すべきことは、「レシピがあるとそのとおりに作ればいいやとなって味が落ちる」ことを経験上知った点です。
そこで思い切ってレシピを捨てたら本気にならざるを得ない。
ここに辿り着いたことが見事でした。
中川さんは最初からそれを知っていたからこそ、むそう塾ではレシピなしの講義が続いています。
つまり、本気だったらレシピはいらないのです。
しかし、食べ物だけの視点でこの「さいち」さんを論ずるのは片手落ちです。
社長さんの経営姿勢にも共感できるものがあります。
そのうちの一つ仕入れについてですが、値段交渉はせず信頼関係で取引をしているとのこと。
これですね。
信頼関係。
これは会社であっても個人であっても、失敗しないための大切な要素です。
きっとこの「さいち」さんの従業員さんたちは、信頼され、信頼して楽しくお仕事をされているのでしょう。
だからこそ、真に美味しいと思ってもらえるお料理を作り出せるのだと想像できます。
すでに600社を超える企業が視察に訪れたそうですが、さて、この信頼関係を築ける会社はあるのでしょうか?
ノウハウを求めて来る人達が目を醒ますきっかけになってくれたら良いなと思ったことでした。
さあ、あなたもレシピを捨てて本気になりましょう!


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マクロビオティック相談を始めます

最近はもの凄い勢いでマクロビオティックが広まりつつあります。
しかしその広がり方は決して喜べる形ではなく、場合によっては商業主義の餌食になり、あるいは資格に踊らされ、無惨なマクロビオティックの被害者も少なくありません。
ネットのマクロビオティック情報も、私がマクロビオティックを始めた頃とは隔世の感があります。
この情報過多の中から本当のマクロビオティックに辿り着くのは、とても大変な時代になったことを感じます。
そこでマクロビオティックに関する相談コーナーを開設することにしました。
あなたの疑問や悩み
がこのコーナーで解決出来れば幸いです。

ご相談は下記の相談フォームからお送りください。
責任あるお返事をさせていただきますが、お互いに信頼し合って気持ちの良いやり取りが出来るようにしましょう。
ご相談に対するお返事はこのブログ上で、右上のカテゴリー「マクロビオティック相談」でお答えします。
ブログの記事には下記の項目が記載されます。
・お名前(イニシャルの一文字 例:Aさん)
・居住地(都道府県まで)
・相談内容(要点のみで個人が特定されるような言葉はこちらで割愛する)

<注意事項>
文章だけのご相談になるため、病気のご相談には応じられません。
お医者様は診察をしないでお薬を処方しないのと同じく、マクロビオティックは相手の体調を把握しないで食事指導はしません。
ここで扱う相談内容は、マクロビオティックを実践して行く上での悩みや疑問に限定させていただきます。
なお、相談内容と個人情報は一切漏らしませんのでご安心下さい。
ご相談はこちらから


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感謝!

感謝!
私の頭にはこの言葉しかありません。
むそう塾を通じて私はいっぱい学びました。
塾生さんからたくさんのことを教えられました。
中川さんからも有形無形の教えをいただきました。
家族にも応援してもらいました。
私はなんて幸せ者だろうと思います。
夫と中川さんと二人の男性に支えられて、その上塾生さんにも支えてもらえるのです。
こんなに幸せで良いのだろうかと思うくらい幸せです。
私の両親は共に95歳で他界しましたが、愚直に真面目に休むことなく働き続けました。
その後ろ姿を見て育った私は、ただ両親と同じようなことをしているに過ぎません。
それなのに、このように多くの人達と交わることができて、私の人生は想定外の展開になりました。
これは間違いなくマクロビオティックとネットの力によるものです。
きっかけはブログであっても、私はお一人おひとりと心を込めておつき合いさせていただきたいと思っています。
ずっと、いつまでも。
今年は母を亡くしましたが、すでに忌も明けておりますので、ブログでもおめでとうの言葉を使わせてくださいね。
皆様もお気遣いなさいませんように。
今年1年間、皆様に応援していただいて無事大晦日を迎えることが出来ました。
心から感謝しております。
ありがとうございました。
皆様も良いお年を!


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第69次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します!

今年もあと1日を残すだけとなりました。
毎日毎日途切れることなく送られて来る玄米投稿ですが、実に投稿者の心模様が反映していて唸ってしまいます。
上手に炊けているのに、ご自分でまだだと言い張って旅行に行ってしまった人もいます。
ああ、もったいない。
旅行に行っている間に振り出しに戻ってしまうのに。。。。
コツコツと毎日続けて投稿してくださった方は、やはり順調に上達されています。
どれだけ月日が経っても環境を整えることなく、いつも行き当たりばったりのご飯を炊く人もいました。
これでは上達できるはずもなく、体調の悪化が心配です。
どうか来年こそは環境を整えて、氣を整えて、一気にパスポートまで到達していただきたいと思います。
さて、そのような中にありながら、ご自分のペースでコツコツと投稿を続けて、見事にパスポートに到達された方が登場しました。
では、パスポート取得者を発表させていただきます。
<むそう塾 パスポート取得者>


 

 
1 Haさん(43−3)
2 Isさん(44−1)
3 Okさん(44−2)

<寸評> 中川善博より
Ha 

(43−3)さん

あなたへの指導はまさしく「玄米炊飯」そのものでした。
石のように硬いあなたを白米のように白く優しく柔らかく導く。 
天が私を試しているので

は無いかと思っていました。

本気で、我が子をしごくように指導しました。 
あなたは嫌がらずに、怒らずに、飽きずに

応えてくださった。 
おめでとうございます。

それから、悪いイメージ、ネガティブなイメージは思い描いてはいけません。
そうなってしまうのです。
Is(44−1)さん

 

京都の水で滋賀の米を喰う。 
私と同じ環境での炊飯を学んで頂きました。
絶対ぶれなくなるまで愚直に炊き続けてください。 
四季を感じて米を感じていけば、炊飯の

割合の変化は飯とあなたの腸が教えてくれます。 
おめでとうございます。

Ok(44−2)さん

緻密な思考と練習量だけがふっくら美味い飯を産むのでは無いという事を実感されました。

緻密さと大胆さと優しさのバランスを忘れないように。
一番食べさせたいのは誰かを忘れない

ように炊飯を続けて下さい。 
おめでとうございます。

*   *   *
(1)絶対美味しい玄米ご飯の炊き方をマスターしていただきたい。
(2)その玄米ご飯を炊く行為を通じて、自分を見つめ気づきを得て、幸せに繋げてほしい。
(3)まわりの人と一緒に幸せになろうとする意識を持ってほしい。
これが「むそう塾」の願いなので、この(1)?(3)をおおむね理解され、なおかつ実践出来ていると思われる方に、パスポートを発行させていただきました。
これからは、ご自身と向き合いながら、日々の心の持ち方を大切にして、中川さんに言われたことを思い出しながら、人間性をより高めて幸せな日々をお過ごし下さることを願っております。
パスポートを手にされても気を緩めないように、引き続き真剣に玄米と向き合ってください。
パスポートは出発点であり、到達点ではありません。
従ってこれは、第三者に教える力を認めたものではありません。
「中川式玄米ご飯の炊き方」は、中川善博本人のみが口伝の形でお伝えしております。
なぜなら、「中川式玄米ご飯の炊き方」はオーダーメイドの炊き方だからです。
パスポートを取得されました皆さんは、これで玄米投稿の目的は達成されましたので、お写真を中川さんに送らなくても結構です。
パスポートの発行は、この記事をもって公表するとともに、個人宛へのメールでお知らせいたします。
このメールにはパスポートナンバーが記載されていますので、もし、届かなかった場合はご連絡ください。

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