男と女 – – その力関係 – –

お子さんが湯船に入らないと悩んでおられたぴのきちさんからコメントがありました。
無事お子さんが湯船に入って遊ぶようになったそうです。
良かった良かった。
そのコメントにご夫婦のことが書かれていましたので、ここで少しご夫婦のことを一緒に考えてみたいと思います。
<ぴのきちさんからのコメント> 抜粋

これまでも夫とは話をしていたつもりでしたが、それはストレスをぶつけていただけでした。
美風さんに助言いただいてからは、自分の思いをそのまま伝えようと意識しています。
そうすると、自分でも気づかなかった思いがふっと出てくるときがあります。
甘えたかったり、守ってほしいと思っていたりする自分に気づきました。
私がなんとかしなくちゃ、私が決めていかなあかんねな、となぜか一人でずっしり背負っていました。
今は小さいことでも夫に聞くようにしています。
二人で決めていけるって、とってもラクでしあわせなことなんですね。
美風さん、そして一緒に考えてくださったみなさん、ありがとうございました。
私は、覚悟とか流れとか気とか恥ずかしいくらい全然わかってないのですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

<マクロ美風より>

しっかり者の女性はとかく自分ひとりで何事も処理しようとするのですが、男性からするとそれは楽である反面寂しくもあるのです。
どんなに頼りなさそうな男性であっても、一応男性です。(世の男性方ごめんなさい)
そこは男性を育てるつもりで甘えてみましょう。
男性は女性に頼られることによって、本来の男性らしさを発揮出来るのです。
陰陽から考えてもお分かりでしょ?
女性が強くなれば男性は強さを弱めます。
奥様がしっかりしていたら、男性はそんなに頑張らなくてもいいのだと思ってしまいます。
ただ、商売をされている場合は、二人とも頑張らなければいけない面があるので、二人ともしっかりする必要がありますけどね。
それでも、やはり力関係としては、ご主人を主に奥様が従にまわった方がうまくいきます。
舟に船頭は二人いらないのと同じですね。
余談ですが、あまりしっかり者の奥様だと、ご主人は案外バカな(これも言葉が悪いですね^^;)女性に興味をもつものです。
そのうえ胸が大きかったら最高!
男性ってこんな一面もあることをお忘れなく。
ぴのきちさんのご主人はいつもお忙しいので、なかなかお時間がとれないでしょうが、ぴのきちさんがお気持ちだけでも甘えることが出来たら、ご主人の態度も変わるはずです。
もしかしたら、今まで家庭内の不満を外で忙しくすることに置き換えていた可能性もあります。
それらを解消するためにも、ぴのきちさんがご主人に甘えるというのは、本来のあるべき夫婦の姿で望ましいと思いますよ。
男性は女性に頼りにされながら男らしく、女性は男性に頼りながら女らしく。
これが真の男女平等です。
男尊女卑でも、媚を売るのでもありません。
これが陰陽に適った生き方なのであり、力関係なのです。
ですから今回、ご主人に小さなことでも相談してみたのはとても良いことですね。
そこから会話も生まれ、心も通い合い、助け合う気持ちも育つのです。
会話の減少は夫婦間を悪い方向に引っ張ることを意識して下さいね。
私は男性に甘え下手で、何でも自分でやってのけてしまうタイプでした。
そして、男性に甘える女性に嫌悪感すら抱いていた若かりし頃があります。
しかしマクロビオティックを知るようになって、本当の生き方の謎を知りました。
マクロビオティックをもっと早く知っていたら、人生が変わっていたと今でも思えます。
生き方のあらゆるヒントがマクロビオティックにはあります。
どうぞもう少しマクロビオティックのことを知って、メールにいただいたような今の関心事から距離を置かれる方が、ぴのきちさんには心穏やかな日々が続きそうな気がします。
ご夫婦できちんとした関係を築けないまま、外で複雑な人間関係を創り出すことは、大いなる摩耗を生み出します。
まずは自分。
そしてご夫婦。
最小単位をきちんと整えることがマクロビオティックの生き方です。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 14件のコメント

今年も頑張った!

ただ今東京に向かっているところ。
今年最後の新幹線になるのだなぁとふと思う。
昨日は「第4回 モバみそ講座」も終わって、これで今年の講座はおしまい。
なんだかんだと今年もよく頑張ったなぁと、自分で自分を褒めてみる。
私はもう61歳。
決して若くはないのだけれど、いつも歳を忘れて行動できるのは、確実にマクロビオティックのお蔭だなぁと思う。
それから何といっても、中川さんをはじめとするむそう塾の皆さんからの応援がエネルギー源だ。
人はちょっとしたひと言でも元気になれる。
そして反対にちょっとしたひと言でも傷つく。
今年傷つけた人はいなかっただろうか?
誰かを勇気づけることは出来ただろうか?
あの人は元気になってくれただろうか?
その後家族とうまくいっているのだろうか?
今まで相談を受けて来た多くの人達のことが、次から次へと浮かんで来る。
我が師、大森英櫻先生はいつも相談者のことを気にかけていらした。
膨大な人数になっても誰一人として忘れることはない。
スケールもレベルも違うけれど本当にそうだと私も思う。
何度も何度もやり取りを繰り返した内容は全部覚えているものだ。
理由は簡単。
真剣に相談に向き合ったから、決して忘れられないのである。
命がかかった相談、ちょっと笑えるような世間音痴の相談、どれもすべて平等に真剣に接する。
なぜなら相談者は必死だから。
いつもたくさんのメールを読み、真剣に考え、そのとき最善と思えるお返事をして来た。
心を込めて。
これからもこのスタイルは続くだろう。
このような私でも誰かのお役に立てることは、本当に嬉しいものだ。
無事に今年の講座も終了した安堵感からか、夕べはグッスリ眠った。
久しぶりにお腹いっぱい(笑)眠った。
帰宅したら主婦業で大忙しになる。
拡大放課後の受付処理作業もい????っぱい待っている。
つかの間の移動時間は宝物のように思える。
12月31日には改めて1年を振り返った記事を書けたらいいな。
もしかしたら忙しくて1月1日になってしまうかな。
どうかブログで呟く時間がとれますように。
では!


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 8件のコメント

流れに乗る

私はよく「流れに乗る」という表現をします。
その流れは次のような感じです。
流れとは原則として待つのですが、少しは作る面もあります。
じっと待つのではなく、動きながら待つという感じです。
単純にボーッと待つのとは大違いです。

自分の一生は自分で作り出すという想いが必要です。
だからといって攻め一本ではなく、好機がおとずれるまで待つのです。
陰陽を知るとこんなことが面白いように出来ます。
これは仕事にも子育てにも人間関係にも共通することだと思います。
「覚悟をもって生きる」の記事に関連して書きました。

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

名前やアドレスの陰陽

イベントの申込者名簿を作成していると面白いことに気づきます。
たとえば今回は拡大放課後の場合なので、交流を兼ねてTwitterのアカウントも入力していただきました。
メールアドレスと一緒にTwitterのアカウントを見ていると、陰性さ陽性さが出ていて笑えます。
決めるときに悩んだか、思いつきか、まったくそんなことすら気にしていない人も見受けられて、陰陽でみると何となく傾向があって勉強になります。
人の名前もそうですが、あまり凝ったものではなく、覚えやすいのが一番のように思います。
携帯のメールアドレスは赤外線通信機能を使えますが、第三者に覚えてもらう要素があるものは、やはり印象に残りやすくした方がスムーズですね。
口で言っても通じるアドレスなんて最高です。
私の新しいアドレスなんて、ドットをいれても10文字ですから超陽性ですね?^^

名前(本名以外を含む)は文字の画数、発音、波動などすべてを巻き込みますので、出来ることならそれらを整えて氣が通る状態で新年を迎えられたらいいですね。
私はすっかり本名よりハンドルネームで活動することが多くなってしまいました。
大掃除は部屋の中だけではありません。
パソコンや携帯電話が必需品となった今、これらの通信網を整理(掃除)することも大切です。
なぜならこれらは人と繋がるツールだからです。
タンスの中身を整理出来ていない方は、こんなことにもご注意を。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

帰るところ

先日、岡部賢二先生の出版記念ライブ帰りに改めて思ったこと。
「ああ、むそう塾生は愛おしいなぁ」
こんなに色々なことが省力化されていく時代に、わざわざ手間のかかることに真剣に取り組んでくれている。
その気持ちが嬉しい。
そして、人生を真剣に考えている。
悩みがあるということは、真剣に考えたからこそ生まれたものでもある。
怠惰になりがちなところを、これではいけないと自分で気づいた人達である。
そんなふうに思ってむそう塾の扉を押してくださる人達を、私はたまらなく愛おしい。
だから、一緒に彼女や彼達の人生を考えようと思って来た。
生理がないんです → 生理が来ました! → 妊娠しました!
こんな人達のなんと多いことか!
もう今では出産予定日表を作らないと、一人ひとりの予定日を把握出来なくなってしまった(笑)
生まれた赤ちゃんを抱かせてもらうと、本当に自分の孫だと思えるくらい可愛い。
妊娠に至るまでと、妊娠してからのことが頭を駆け巡る。
赤ちゃんの顔を見つめながら、「生まれて来てくれてありがとう、ママとパパをよろしくね」と思う。
共に乗り越える。
これがむそう塾と塾生さんのスタンスだ。
いつもあなたのそばにいるよ。
困った時にはいつでも帰って来てね。
時々中川さんのブログには鴨川の写真が載る。
京都 のカテゴリー
鴨川はむそう塾に来られる方が必ず目にする光景だ。
これは塾生さんたちが困ったとき、帰る所はここだよという気持ちの表れなのだ。
こうして中川さんも私も、塾生さんたちの真の幸せを願っている。
愛おしいから。
きょうはまた京都へ向かう。
今年最後の講座があるから。
モバみそでみんな元気になって欲しいなって心から思う。
さ、きょうも頑張ろう!


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 8件のコメント