後日談あれこれ「家事アドバイス講座29」

先日の愛クラスでのこと。
家事アドバイス講座の受講者(Ha12−10)さんがいらしたので、その後の状況をお尋ねしました。
すると、リフォーム待ちなんだそうです。
ご主人が色々と協力してくださって、いっそのことリフォームしようということになったそうな。
彼女の場合は長い結婚生活と思い出の持ち物も多いので、収納を減らすと果たして持ち物が収まるのかどうかの心配をされていたのですが、「整理したらいらないものが多くて収納を減らしても大丈夫なことが分かったんです」とおっしゃるではありませんか。
そうなんです。
特にお洋服はいらなくなる筆頭ですね。
「いつか」は片付けの時には禁句です。
だいたい気持ちで必要だと思っている物の半分で暮らせるはずです。
先に「物」ありきの暮らし方から、先に「氣」ありきの暮らし方に変えると、凄くシンプルで風通しの良い空間で暮らせます。
Haさん、リフォーム後のお写真を楽しみにしていますよ?。
*   *   *
Haさんがもうお一人。
こちらは(31−7)さんです。
彼女には引越しをアドバイスしたのですが、なかなか決定打の部屋に出会いません。
でも、涙を流しながら私の意見に耳を貸して下さり、気持ちのあり方を変えてくれました。
それまで今一つだった玄米ご飯に改めて向きあってくれました。
毎月むそう塾の氣に接して自分を高めて行きたいと決心され、愛クラスや糠漬け講座も受けられ、今週は東京のふんわり会にも来られます。
4月24日に彼女にアドバイスしてから2ヵ月足らずですが、彼女のアトピーはグンと良くなりました。
目の輝きが違います。
本人は意識しておられないかも知れませんが、傍目にはアトピーの軽減がよく分かります。
そして何より氣が高まりました。
以前より彼女が美人に見えます。
そんなものなのです。
美人かどうかは、部品(失礼)の出来具合にもよりますが、多くは氣の影響で左右されます。
氣が悪いと欠点に目が行き、氣が良いと欠点が目立たなくなるのです。
これです!
そうそう、Twitterで私の過去記事を引用してくださった方がおりました。
宝塚式「美人」養成講座の本の中身は、まさに氣の影響することがほとんどです。
ですから、Haさんが2ヵ月足らずで外見からも変化を感じるのは当然ですね。
*   *   *
他にもベッドを購入した人、パソコンを買い換えた人、カーテンを買い換えた人、テーブルやセンターラグを買い換えた人などなど、家事アドバイスの記事は書かなくても着々と皆さんが実行されています。
そして皆さんの表情が変わって来ています。
一種の達成感や自信が表情に反映されるんですね。
これを私は言いたかったのです。
今は幸せコースの桂剥き投稿月間ですが、ここでの取り組み方が今後の人生を変えると言っても過言ではない側面を持っています。
一時期万難を排して一つことに取り組む姿勢。
これは必ず精神力を鍛えます。
覚悟を持って物事に臨むかどうかが問われる大事なチャンスです。
あらゆるチャンスを味方につけて、幸せにまっしぐらで進みましょう。
25日に東京ふんわり会でお会いできる方々、楽しみにしていますよ?。
これから行きたいという方の受け付けも可能です。
家事アドバイス講座を受けていなくてもOKです。
一緒に有意義な時間を楽しみましょう。


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恋の季節


山形に「さくらんぼ東根駅」がある
新幹線が停車するのに、物静かでのどかな駅だ
ああ、今年もさくらんぼの季節がやって来た
さくらんぼを買ってくれ人にはイチコロで恋してしまう♡


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親の影響

私の母はとても漬け物上手な人で、いつもたくさんの漬け物が食卓に並んでいました。
お酒の好きな父を慕って、毎晩のように飲み仲間が我が家にやって来ては、母の料理や漬け物に舌鼓を打っている姿が目に焼き付いています。
美味しい漬け物が毎食あるのは当たり前で育ったので、私を含めた3人の姉妹は実家を離れてからも漬け物に挑んでいました。
しかし、なかなか母の味にならず苦労したり断念したり。。。
その当時は環境の違いがそれほど影響するなんて知らなかったのです。
でも、今こうして中川菌を育てていると、環境や氣のあり方がよ?く理解出来ます。
私は39歳で初めて出産したのですが、子供が産まれても何をどうしたら良いのか現実には要領を得ません。
つまり、仕事はそれなりに自信を持ってしていたのですが、子育てのことになると全くの素人なのです。
とにかく目の前に転がっている赤子を何とかしなくちゃいけないから、その対応だけで精一杯です。
赤子の爪を切ることだって、怖くて怖くて汗ビッショリでした。
何歳になっても知らないことは知らないのです!(自信を持って!)
そんな私が唯一手がかりにしたのは、野口整体の考えと子育てでした。
そしてふっと気がつくと、母がしてくれたように我が子に接している自分がいました。
そして父も登場してきます。
私は父から実直さと忍耐を学びました。
父の忍耐力は並外れていたので、子供の頃は母の方を上だなんて思っていました。
しかし、私も社会人になって思い通りに行かないことが多くなると、父の忍耐力の凄さを思い知ることとなりました。
親の真の凄さを知ったのは、愚かにも私が30代になってからです。
息子が30代になった時、私は息子にどんなふうに思ってもらえるのだろう?
そんなことを思いながら、今日も一日を大事に生きます。


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初体験の旨味

先日糠床のお手入れをしていた時のこと。
小さな大根の切れ端のようなものが出てきた。
柔らかいので大根という確信もなく、ちょっとかじってみた。
それは大根ではあったけれど、お味は今までにないものだった。
糠だらけのままかじったその大根は、糠漬けなんだけれど別世界の味だった。
う?んとしょっぱいことを覚悟で口にしたのに、全然塩辛くなくて、それはそれはトロケそうな美味しさだった。
糠床のお守りを食べるときは、紙のように薄?くそぎ切りにしなければ塩辛いけれど、この小さな大根は、むしろ崇高な旨味を感じるのである。
あまりにも美味しくて、ついつい、少しずつ味見をしながら全部かじってしまった。
後日中川さんにこのことを話したら、それはきっと3年ほど糠床に入っていたものでしょうとのこと。
ある程度のところまで漬かると、野菜と糠床の濃度が飽和状態になって、どっちへの移動もおきなくなるらしい。
その結果、上に書いたような旨味が熟成されるのだとか。
それはもちろん、美味しい糠床だからこそ出てくる味である。
それにしても、あのような旨味は初体験だ。
恍惚とするようなウットリしてしまう美味しさだった。
中川式の糠漬けを知る前の私は、浅漬けタイプが好きだったけれど、中川さんの漬ける糠漬けを色々いただくと、じっくり漬けた糠漬けの美味しさに魅了されてしまった。
瑠璃茄子はもちろんのこと、件の3年ものの大根は、身体を揺さぶられるほどの美味しさを感じる。
発酵の力が生み出す旨味を、恥ずかしながらこの歳まで知り尽くしていなかった。
あの小泉武夫氏が嬉しそうに発酵の話をされるのは、きっと彼は発酵に恋をしているに違いない。
私も遅まきながら発酵にキュンとなった。
あのひとかけらの大根を口にして。


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アトピーと腸の改善のために

アトピーに苦しむ人があとを絶たない。
私も息子もアトピーで苦しんだ。
二人とも温泉で治した。
しかし、長い年月ののちに、またアトピーは復活した。
要因は沢山あるけれど、ストレスと食事が最大の原因だと確信した。
いわゆるアレルゲン探しをして除去する行為は、大いなるストレスを生むので考えものである。
ざっくばらんにアトピーの治し方を言ってしまえば、「血を整える」ことに尽きる。
アトピーにつきものの痒み。
あれは血が汚れているために起きる現象だ。
血をきれいにするためには、まず腸を整えること。
口で言うのは簡単だ。
そしてその腸を整えるための方法もあらゆる商品が出まわって、怪しい方法までゴロゴロしている。
しかし、私たちマクロビオティック実践者は、腸をいかにして整えるかを知っている。
玄米はそのための強力な食材だけれど、玄米を食べ始めるとアトピーが悪化したかのように感じることがある。
それはいわゆる排毒現象で、玄米に含まれる排出力が働いている証拠だ。
その時に猛烈に痒みが出て苦しむ人が多い。
これは、身体の中に溜め込んだものが血液の中に溶け出てきて、それが全身を駆け巡るからだ。
刻々と場所を変えて皮膚が変化していくさまは、ある意味恐ろしくなってしまい、不安におののく人もいる。
しかし、血や尿や汗や便からそれらが排出されると、今度はアトピーが恢復に向かう。
*   *   *
排毒現象と間違えてならないのは、未消化現象である。
未消化とは読んで字のごとく、食べたものの消化が不完全なのである。
良かれと思って食べている玄米ご飯も、炊き方を間違うとこの未消化現象を引き起こす。
この現象は、食べたものが完全に腸から消化吸収できないまま、血液にのって全身をまわることである。
分子の粗い状態だから腸壁を傷つけ、腎臓での濾過も思うようにいかない。
腸内にはガスが溜まり、それが肝臓にも負担をかける。
同じような食事をしても健康な人とアトピーになる人との違い。
それはひとえに腸の強さ、腎臓や肝臓の代謝の差にあると思う。
おうおうにしてアトピーの人は腎臓が弱いことが多い。
血液の質を改善するためには、このような自分の身体の体質を知って、それに対応した暮らし方や食べ方をすれば良いのだけれど、なかなかそれが実行しにくかったりする。
それは精神面も影響するから。
いかに血液をきれいに保つか。
その一つの助っ人が糠漬けであることは間違いない。
発酵食品の代表格である糠漬けを毎日摂って、アトピーの改善に役立ててほしいと心から思う。
むそう塾は塾生さんのために、糠漬けに関する講座と宅配で、皆さんの腸を守りたいと思っている。


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