桂剥き投稿が終わりました

1ヵ月間に及ぶ桂剥き投稿が終わりました。
幸せコース3期生の皆さん、お疲れさまでした。
そして、今日はCクラスの授業があります。
どんな表情が見られるでしょうか?
やり切った感のある人。
やり残した感のある人。
思うとおりに手が動かなかった人。
時間調整がうまくできなくて不本意だった人。
桂剥き投稿の重要性を認識出来なかった人。
桂剥き投稿に対するスタンスは様々ですが、「桂剥きというお料理の一部分の作業で、こんなにも自分の弱点や長所を知ったり、頑張ったり出来ることって、きっとどこにもない」と思います。
その背景には、中川さんのたゆまぬ氣力と強靭な体力に加えて、写真も動画も駆使し、さらにTwitterでタイムリーなアドバイスをしてくださった賜だと思います。
去年もそうでしたが、中川さんの底力を感じる出来事がこの桂剥き投稿期間には溢れるほどありました。
自分で出来ても教えることは下手だったり、まるで出来ない人が沢山いますが、その点中川さんは実に教え上手だと思います。
皆さんがあの三徳包丁であの桂剥きが出来るということは、プロより凄い技術を身につけたことになります。
あの有次さんだって真っ青です。
どうぞ自信をもって桂剥きをなさってください。
一呼吸おいてから、中川さんがbefore & afterを記事にしてくださる予定です。
皆さんの1ヵ月間の頑張りを目に見える形にしてくださいます。
きょうの授業が終わったら、中川さんにもひと休みしてほしいな。
中川さん、皆さん、お疲れさまでした。
頑張り抜いた2011年6月。
一生の思い出になることでしょう。


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シラルガン サーバーボール

昨日の幸せコースで麺を茹でるときに使用していた鍋は、シリット社のシラルガン サーバーボールです。
過去記事にもありますが、このお鍋はとっても使い勝手が良いので、すでに買われた塾生さんは天ぷら用と分けて2個お持ちの方が多いです。
幸せコースでは天ぷらの時にまたお目見えします。
そしてそして、何と言っても冬のお持ち帰り鍋はこれなくして始まらない!
在庫には限りがありますので、もしご購入希望の方がおられましたら、中川さんの方までメールをお送りください。
なお、このお鍋はむそう塾以外でお取り扱いがありませんので、一般の方にも販売いたします。
<注意>
ネットで見かける「シラルガン サーヴァーボウル」は、小さい商品ですのでお間違いなく。
◆参考記事
サーバーボールの販売開始!
揚げ物 麺茹でに最適なサーバボール
お持ち帰り鍋


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糠床と塩味の感じ方

先に糠床の塩加減について書きました。
そのことに関連してちょっと気になったので、老婆心ながらの記事です。
幸せコースで塾生さんを拝見していると、お料理に不慣れな方はお塩の加減が苦手なようです。
というかお塩の変化を意識されていないようにお見受けします。
例えば胡瓜にお塩をかけた場合、すぐ食べようと思うと塩辛さが前面に出て、ものすごく塩辛く感じます。
でも少し置くだけで塩味は薄くなって味の角が取れて来ます。
これは浸透圧にもよるものですが、この現象が糠床でも起きています。
ですから最初は塩辛いかなと思っても、時間と共に塩味は丸みを帯びてきます。
お漬物を漬けたことがない人は、最初は塩の量にビックリするかも知れませんね。
でも、この量をクリアしないと腐敗を招きます。
そこを具体的に漬かる時間で塩加減を示したのが「胡瓜なら5時間」というものです。
ただし、これは夏の今頃の目安ですからご注意くださいね。
糠漬けは塩蔵方法の一つであり、生き物であり、刻々と変化することを思えば当然なのですが、塩足らずの人があまりにも多いので記事にしました。
私も昨夜足し塩をしたのですが、今朝にはもう素敵な変化をしていました。
胡瓜を入れてきましたので、京都から帰るころには乳酸菌たっぷりの美味しい胡瓜になっていることでしょう。
お茄子も底の方でスヤスヤしています。


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さくらんぼ


大森英櫻先生もお好きだったさくらんぼ
毎年さくらんぼを見る度に想い出す恩師の表情
志高く美学のある生き方に惚れた


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ことばの身土不二

言葉にも身土不二があります。
マクロビオティックではお馴染みの身土不二ですが、食べ物だけではなく、言葉や暮らし方にもあることを意識しないと、ちっともマクロビオティックの恩恵に浴することなく日々が過ぎ去ってしまいます。
もう一度暮らしぶりを見直してみましょう。
国の違い、育った土地の違い、住んでいる環境の違いでいくらでも言葉はありますが、どんな言葉も口にして初めて命を宿すものだと思います。
いわゆる母国語はまさにその人の魂の表現語です。
私が横浜に住んでいた頃こんなことがありました。
私と普通に話をしていた知り合いが、ある時その人の友達同士で言い合いの場面になったことがありました。
激しい言い合いの場面で彼女たちは日本語でない言葉を口にしました。
その時初めて私は彼女たちが日本人でないことを知りました。
見かけは普通の日本人とまったく同じだったので、気がつかなかったのです。
このとき、人間は本当に激しい感情を相手に伝えたいときには、意識しない言葉を選ぶのだなぁということを学びました。
言葉を選びながら話すということは、それだけ無意識の会話を楽しんでいないことの裏返しなんですね。
*   *   *
先日東京のふんわり会で、関西出身の塾生さんが肩がこる、首が痛いというので、氣の発散がうまくいっていないなぁと思いました。
案の定野口整体でもそのように言われたそうです。
関西から東京に引っ越して6年余り、彼女は東京で関西弁を使うことを遠慮していたそうな。
なにもそんな遠慮なんてしなくていいのに。
大阪の言葉も、青森の言葉も、沖縄の言葉も、もういっぱいあっての東京です。
もっと自信をもって大阪の言葉を使ってほしいです。
私は各地の言葉が好きです。
人間らしくて、あったかくて、その土地の言葉でないと表現できないギリギリの感情があるからです。
私にも関西弁が操れたらどんなに楽しいだろうって、しょっちゅう思います。
むそう塾には関西にお住まいの人が多いので、その方たちの話す言葉が私の耳には違和感なく入って来ます。
必ず最後に笑って終わる関西弁が私には性格的に合っています。
京都の言葉にも耳が慣れてきました。
そんな毎日が楽しいです。
標準語以外の言葉をしゃべれるなんて、すごく得した気分になりませんか?
会話を文字に託すのは難しいかも知れませんが、今はTwitterで気軽に呟けますので、ぜひ故郷の言葉やお気に入りの言葉で、自在に魂の表現をなさってみてはいかがでしょうか?
会話はストレス発散のために有効な手段です。
自由に好きな言葉で話しましょう♪


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