「第49回 むそう塾 愛クラス」が終わりました

満開の桜がピークを過ぎ、枝垂れ柳の緑が眩しい京都です。
一日ごとに伸びて来る若芽の躍動感が、新しいエネルギーを感じさせてくれて、私はこの季節が大好きです。
ああ生きてるなぁ、この枝のように成長したいなぁと思うのです。
さて、そんな中「第49回 むそう塾 愛クラス」を昨日開催しました。
急遽用事ができてお一人が欠席されましたが、男性1名を含む9名が定刻前に揃ってくださり、穏やかな雰囲気で始まりました。
毎回愛クラスの時にはそのクラスのカラーを感じるのですが、今回のクラスは和やかな落ち着いた雰囲気が印象的でした。
パスポート取得者が5名いてくださったせいかも知れません。
パスポートを持っている人と持っていない人との差はとても大きいです。
そして、幸せコース修了者も2名いらっしゃって、その人達から発せられる氣がなんとも素晴らしいものでした。
ああ、こんなふうに人は落ち着いて行くんだなぁと教えられた気がしました。
穏やかな氣って、本当にいいですね?。
なお、今回は北海道1名・東京2名・京都1名・岐阜1名・兵庫3名・岡山1名のご参加でした。
遠くからご参加された方もいらして、皆様お疲れさまでした。
早速今日から玄米投稿を頑張ってくださいね。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 12件のコメント

「第2期 むそう塾 幸せコース」の授業が終了しました

昨日「第2期 むそう塾 幸せコース」各クラスの授業が終了しました。
東日本大震災のため3月の講座を欠席された方のための補講が4月30日にありますが、8クラス全部のカリキュラムは消化しましたので、ここで一区切りつけたいと思います。
昨年の5月にスタートしてから12ヵ月間を、万難を排する覚悟でスケジュール調整して京都通いをしてくださった皆さんに、心からお疲れさまとありがとうを申しあげます。
3月に地震が発生して止むなく欠席されたり、途中で出産をされて欠席されたりした以外は、大きく体調を崩すこともなく、むしろ体調が良くなって1年間通ってくださったことがとても嬉しいです。
最後の講座で皆さんの感想をお聴きしていると、「とっても幸せな気持ちになれて、本当に幸せコースなんだと思いました」という言葉を何度もおっしゃってくださって、心から嬉しかったです。
愛クラスという名前も、幸せコースという名前も、嘘ではありません。
愛クラスは、むそう塾側は美味しい玄米ご飯を炊くことに愛を持って誘導し、受講者側は自分やまわりの人の愛に気づき、感謝の気持ちを抱くようになって、やがて自他を愛することが出来るようになる。
そんなことを成し遂げたくてつけた名前です。
また幸せコースは、美味しいお料理を作ることによって自分も満たされ、まわりも満たされ、さらにマクロビオティックの考え方を身につけることによって、陰陽のバランスが生き方にも反映されて、幸せな人生になって下さることを願ってつけた名前です。
この幸せな人生とはいったい何を指すのか?
お金なのか?
物なのか?
精神なのか?
そんなことを哲学的に、楽しく、分かりやすく、分解して皆さんにお伝えして来ました。
普段の生活にそれらを反映し、気づき、実行することによって、人生がますます充実することを感じていただけました。
昨日すべての講座が終わってから、中川さんがポツリとおっしゃいました。
「本当に幸せコースだね」と。
はい、本当です。
魂と魂の触れ合った1年間でした。
時には嬉し泣きをし、時には悔し泣きをされたことでしょう。
でも、それらの涙の数だけ皆さんは成長されました。
その成長が私達ふたりには最高のプレゼントです。
そして皆さんの変化から学ばせていただきました。
ありがとうございます。
来月から3期生がスタートします。
またブログに新しいお顔が登場します。
同じむそう塾生としてエールを送ったり、復習にお役立てください。
むそう塾生としての関係はこれから一生続きます。
どうぞいつでもメールをお寄せください。
近況報告も楽しみにしています。
では皆さん、人生を思いっきり遊んでください!!


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

散らかる理由「家事アドバイス講座13」

Ar(28−4)さん
まず大前提として、多くの家庭にありがちなパターンを書きます。
部屋に中間の高さの収納場所が少ないため、部屋が散らかるという点です。
中間の高さというのは、床から45?100センチ程度の高さをさします。
この程度の高さは人間が最も無意識に手を出しやすい高さなので、無意識に物を置くのです。
このエリアが収納スペースになっていたら、間違いなく部屋が散らかることはありません。
この高さに収納スペースがなかったらどうなるかというと、とりあえず床に置いてしまうのです。
そしてそこから散らかる生活が始まります。
そのような目で見ると、あなたのお宅にもこの中間ゾーンが少ないです。
だだっぴろいリビングに不規則に物が散らばっていて、まるで地震直後のような感じです。
原則として床に物は置かない。
床は家具以外の物を置かないようにしなければ、お掃除をする時に面倒くさくて仕方ありません。
お掃除を始めたら、最後まで物を移動させなくても一気にやり終えられるように配置することが原則であり終着地点です。
こうするとお掃除も早く済むので、気合いを入れなくてもいつも綺麗な状態をキープ出来ます。
ご希望の家具については、リンクを見ましたが収納が物足りないですね。
これも床に紙袋を置くのと同じ発想の家具です。
中間ゾーンの確保と家具の具体的な形については、20日にご説明します。
金魚の置き場所は当然NGです。
あなたの家は高級なハウスメーカーが建てた家です。
ですから、カラーボックス云々なんて言わないこと(笑)
その家にふさわしい家具と人間が同居してはじめて、釣り合いがとれるというものです。
大学生が4年間住むだけの空間ではないことを自覚しましょう。
その視点で見ると、ゴミ箱もティッシュの箱も色気がない。。。。。
こういう小物がお部屋に安っぽさを漂わせてしまうのです。
ティッシュの箱にはカバーをかけましょう。
ゴミ箱はリビングに合った色合いにして、深さで中味が見えないようにするか、置き場所を目立たない所にしましょう。
本来はゴミ箱でない物をゴミ箱として使用するのもいいですよ。
つまり美術的に素敵だなぁと思える物を、インテリアとして飾る感じです。
私はこのようにしています。
FAXは底の部分に滑り止めを貼るといいですよ。
そうすると地震の時に大きな滑りがなくなるので、床に落ちなくて済みます。
カーテンは素敵です。
ハウスメーカーのインテリアコーディネーターが勧めてくれたのかな?
照明もOKです。
ピアノはよくこのように配置されるお宅が多いのですが、これはお奨めではありません。
むしろピアノの位置にお嬢さんの遊びスペースを作って、その後ろのドアを開け閉めするようにする方が大事です。
本来のドアを塞ぐということは、空気の氣の流れを滞らせることでもありますからね。
どうしてもピアノをあの位置から動かせないのなら、パソコンを置いてある位置をお嬢さんに開放するべきですね。
そしてそのパソコン机はダイニング側に持って来る方が機能的です。
焦げ茶のチェストを処分して、その場所にパソコン机と本棚を置きましょう。
新聞入れの袋はリビングの目立つところに置かないように。
ちゃんと定位置で目立たない場所を考えましょう。
リビングは一枚の絵だと思いましょう。
額の中に細々とした物が数多くあると美しくないですよね。
まずはメインになる場所(家具)があって、その他の小物はすべて演出です。
主と従があって初めてバランスがとれるのです。
あ?、それにしても私がこの場所で、エイ、ヤーって片付けたい。。。。
現実的には時間がなくて無理ですが、余りにもスペースを無駄にお使いなので、じれったくなってしまいます(笑)
きょうは時間がなくなったので、この辺で。
あとは20日に少し。
その後はいつになるのか。。。ムニャムニャ。。。
あなた次第です!


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 4件のコメント

まずは楽しく取り組みましょう「家事アドバイス講座12」

Ar(28−4)さん
お写真をありがとうございました。
う?????ん、ハッキリ言って私ならこの家には帰りたくないです。
よくご主人が帰って来てくれるなぁと感心しました。
さすがに大物横綱です。
私の目に間違いなしです(笑)
ですから、あなたから今朝いただいたメールに書かれてある変化も、本当にそのような変化があったのかな?と疑いたくなります。
でも、悪い方に解釈するのは止めて、書かれてあるとおりの変化があったとしても、この変化はまだまだ微々たるものです。
もっともっと変化出来るはずですが、片付けが進んでいないので(ほとんど出来ていない)、効果が最小限しか出ていないのです。
これで片付けができたとおっしゃるなら、以前はどうだったのかと怖い気がします。
本気で変わりたいのなら、死に物狂いで取り組んでください。
嫌いだから逃げるのではなく、楽しさを感じるまで取り組むのです。
楽しさを感じたらしめたものです。
人間って楽しいことはやる気になるからです。
そして、作業を楽しい気持ちでこなさなければ良い空間なんて生まれません。
いいですね、嫌な氣で片付けるのと、楽しい氣で片付けるのとでは、その後の氣が違うことを想像してください。
嫌な氣でご飯を炊いたら、嫌な氣のご飯が炊き上がってしまうのと同じことです。
何事も楽しんでこなすことが人生の鉄則です。
楽しんでこなすと疲れません。
私がいい例です。
かなりスケジュール的にはハードの連続ですが、いつも楽しく取り組めているので疲れません。
最初が肝心です。
一番最初のハードルを乗り越えたら、その後は楽しくなりますから、騙されたと思って歯を食いしばって頑張ってください。
あなたが逆戻りしないために、あなたの感想を掲載しておきましょうね。
あなたが少しでも前に進んでくださったことが正直に嬉しいです。
この想いをもっと大きく、もっと強くして行きましょうね。
具体的なアドバイスは、長くなってしまうので別記事で書きます。
*   *   *
<Arさんのメールより>

片付けてからの変化をいくつか感じています。

その事をお伝えさせて下さい。

 

・毎日、布巾を煮洗いして、キッチンを洗い物を済ませて寝るということが、三日坊主ではなく、続いている事。気持ちがよい事。眠い、ま、いっか?、明日にしようという誘惑が出なくなった事にビックリ!

 

・現在の状態でも、まだまだ細かいところの整頓や無駄な物があり、いまひとつスッキリしない状態ですが、いつもなら、この状態になったとしてもすぐにどこかから崩れて行くのですが、それがなく、維持出来ているのです。

 

・実に家事もやりやすくなり(キッチンは数日中に送付させていただきます)、子供たちがお料理をしたいと言っても今迄は、させてあげる余裕がなかったが、息子に関しては1人で勝手に作っている。娘にもお手伝いを沢山してもらえる。というスムーズな流れに、これこれ!こうしたかったんだ?と1人で感動しております。

 

・精神的にとっても落ちついたように感じます。いつ人が来ても大丈夫。いつ何を出してと言われてもすぐ出せる等そんな場所が出来た事、とっても気持ちもスッキリしてきました。まだまだ改善の余地はあり、まだまだやる事は沢山ありますが、苦痛から楽しみに変わりました。

 

・ともかく、最初の頃は片付けが終わってないから外出は禁止!と自分に言い聞かせていましたが、だんだん、家にいることが気持ちよく、外に出る事を考えなくなっていました。必要最低限。

 子供たちも、落ちついて家にいる事が多くなりました。あ、もちろん息子は友達と遊びに行く日もありますけど。

 家の中にいる時の空気が違うというか。上手に表現できませんが、穏やかな空気になったように感じています。

 

・そしていちばん大切な事。今迄の自分がいかにいい加減、人任せであったかという事。

 今回もう一度ちゃんと図面コピー、採寸、家具や小物を図面に合わせて書き込み&切り取りをしました。

 最初にその作業に取り組んだ時の気持ちが、家事アドバイス講座に出れば何とかなるだろうと思っていたのです。人任せ。

 でも、今回は、この図面を見てアドバイスを頂くのだからちゃんと丁寧に、美風さんに伝わるようにと必死になって作業をしていた自分がいました。それでも、まだまだ至らない事だらけだと承知しております。

 でも、その考え方が色々な事へ繋がっていたんだということも感じました。お料理、片付けってこんなに生き方に繋がっているなんてビックリしました。

 一カ所ずつ、コツコツと片付けることを念頭にひたすらリビングダイニングに集中しました。

 他は目がいっても後にして。今迄、何でもかんでも手や口を出していた私。あ?こういうことかと感じました。じっくり1つの事を考える。じっくり考えて必要な物だけ取り入れる。じっくり考えて物を選ぶ。

 瞬時に判断しなくてはならない事もありますが、常にではないんだという事を知りました。

 

 


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 2件のコメント

空間を利用しましょう「家事アドバイス講座11」

Na(2−1)さん
遅くなってすみません。
まず、お写真を拝見しての感想ですが、収納グッズが多すぎますね。
キッチンまわりにこんなにラック類を置くと、さーっと拭き上げられなくてお掃除がしにくいです。
ご夫婦二人のお食事を作るのに、台所にこんなに余計な物を持ち込む必要はないですね?。
きっと収納に自信がなくて、これがあると便利かも?片付くかも?と思って購入されたのでしょうね。
それがすべて裏目に出ています。
それらがあるから片付かないのです。
では具体的に。
天井までのつっぱりポールで出来たステンレスラックは、棚と棚の間が空き過ぎです。
追加の棚板を購入してもっと間隔をつめましょう。
そうすることによって、キッチン脇の棚はすべて撤去出来るはずです。
たとえばシンク右横の突っ張り棚も。
シンク下はこれこそ棚を設けてもっと空間を利用しましょう。
床面に並べてあるだけで、最ももったいない使い方をしています。
それから、引き出しにお皿を入れると、引き出す度にお皿が接触して欠けることがあります。
お皿の種類を選び、並べ方も工夫しましょう。
引き出しに入っているスプーントレーは、その用途に合った使い方をしていないため、かえってこの引き出しに無駄な隙間が出来ています。
もう少し工夫されたらいいですね。
生ゴミは蓋つきの容器に入れて、浄水器の左奥に置けると思います。
具体的には20日にご説明します。
洗いかごの2段は使い難いです。
そのためにその奥のスペースが死んでいますね。
念のために洗いかごが置かれているスペースの寸法を測って来てください。
流し台の寸法も測るとなお良いです。
それから、シンクは何センチ幅か分かりませんが、洗い桶が不要ですね。
洗い桶は必要と頭で思っていませんか?
これがシンクを狭くして使い難くするんですよ。
キッチンの小物に色々な色を使い過ぎです。
小物といえども色彩を統一しないと、落ち着きのないキッチンになってしまいます。
もし色が合わないけれど使い良い物なら、見えない収納にしておきましょう。
キッチンは物の数が多くなるのですが、必ずスッキリした収納は出来ますので頑張りましょう。
あなたの収納は空間を利用していません。
収納部分の4分の1くらいしか利用していないのではないでしょうか。
そうしたまま、あれこれとグッズを買ってキッチンが散らかっています。
これでは地震が来た時にキッチンはとんでもないことになりますよ。
外に出ている小物類は、すべて棚や扉の中に納まるはずです。
不安定なつっぱりラック(大きい方)も不要になるかもしれません。
それより高さが80?85センチくらいの調理台を一つ置いた方が、どれほど使いやすいか知れません。
この方が安定感もありますしね。
ざっと、このような感じですが、20日にもう少し詰めましょう。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, マクロ美風の家事アドバイス講座 | 4件のコメント